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映画「キンキー・ブーツ」を観る [映画(か行)]

大好きなミュージカルの映像を映画館で観られると知り、
丸の内ピカデリーまで観に行きました。

KInky Boots.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

イギリスの田舎町で靴工場を営む父親が急死したことで、
工場を引き継ぐことになったチャーリー(キリアン・ドネリー)は、
経営状況が破産寸前であることを知る。
従業員の解雇を避けようと頭を悩ませる彼は、
ふとしたことからドラァグクイーンのローラ(マット・ヘンリー)とその仲間たちに出会う。
彼らの悩みにヒントを得たチャーリーは、
ドラァグクイーンのためのセクシーなブーツ「キンキーブーツ」を作ることを思い立つ。


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楽しい!!

昔からこのブログを読んでくださっている方はご存じかと思いますが、
以前は毎年NYに飛んでアパートメントタイプのホテルで自炊しながら滞在して
ブロードウェイの劇場でミュージカルを観る、そんな生活を約20年続けていましたが、
転職~ぷーたろー~転職と自分の環境が変わっていったのと、NYのホテル代が暴騰して
1週間とか滞在するような懐具合ではなくなってしまいすっかり遠ざかっておりました。
昨年から劇場はずっとクローズの状態で、演者の皆さんも不安とご苦労の多い日々、
今でもNYに行ってミュージカル鑑賞を続けていらっしゃるメガネヒヨコさんも
渡航できない寂しさがあると思いますが、私もこの作品を見てかつての劇場通いを思い出し、
ムショウにNYに行きたくなりました。

キンキーブーツ [DVD]

キンキーブーツ [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント
  • 発売日: 2021/06/23
  • メディア: DVD
元々この映画が大好きだったのでミュージカル化された時もブロードウェイで!
と思って高騰したチケット代(しかも定価)でなんとか見られたのが2013年。

(トニー賞を受賞したBilly Porterが見られて感激)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2014-03-23-31

その後、ツアーの来日公演があると知り、渋谷に観に行ったのが2016年。

(三浦春馬さんの着た衣装が見られて感激)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2016-10-09

誰もが幸せな気分になれる作品(Cyndl Lauperの曲が更にそうさせてくれる)で、
今回、見やすい席で、と2階席最前列を選んだら、そこだけ満席。(笑)

松竹の歌舞伎映像と同じで鑑賞代は3000円と一般の映画より高いのですが、
舞台を見るのを考えたら(15000円くらいするもんね)安く舞台を見られるような
そんな気分になりました。

字幕は文字数制限があるので色々ご苦労があったと思いますが、
一部ちょっと物足りない感じのところもあったりと(字幕見るからいけないんだけど)
気になる点もありましたが、ローラ役を演じたMatt Henryが本当に素晴らしくて、
後半、自分の父親に向かって歌う歌(Hold me in your arms)からダダ泣きして、
最後の明るい”Raise you up”では明るい気持ちになりながら感極まって泣いておりました。
応援上映のように拍手できれば更によかったのに、と思ったのですが、
周囲の皆さんも同じ気持ちだったのではないかと思います。

あとは、エンジェルスの皆さん、相変わらずマッチョでセクシー、素敵です。
(エンジェルス=ローラの仲間のドラアグクイーンの皆さん)

おそらくこの後DVD化されると期待していますが、実際の舞台よりも大きい映像、
至近距離で舞台を見ているような気持ちになれて本当に見てよかったです。

ありのままの自分を受け入れること(他人がどう見ようと自分は自分)、
こういう時期で舞台をライブを観る機会も激減している中、
映像とはいえ舞台を見る機会があって本当によかったと思えた
「キンキー・ブーツ」でありました。

最高!!


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