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映画「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」4往復目鑑賞 [映画(た行)]

本日2つめの記事投稿です。
ほぼリアルタイムで昨日の話。(そんなこともたまにある当ブログ)
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最近YouTubeに紺野美沙子さんも参戦することでひそかに全国区になっているのでは?
そんな気持ちで嬉しくなっているのが銚子電鉄ですが、
コロナ禍で長引く観光客減、応援するにはネットでぬれ煎餅を買ったり、
電車に乗りにいったり(青春18きっぷで今年2回いったのですがそれは後日記事にします)
あとは映画を観ることしかないので、今回4往復目の鑑賞となりました。
なん十回と往復している方もいらっしゃるのでまだ4往復目か、って思うのですが、
私も出来る限りは(DVD販売はまだ先みたいだし(笑))映画館で鑑賞したいと思っています。
電車を止めるな.png

(1往復目は池袋のシネマロサで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2020-12-29
(2往復目は竹橋のKKR東京で貸切)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-01-18
(3往復目は千葉の京成ローザで舞台挨拶も)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-03-02

今回は田端のChupkiさんで鑑賞です。
(Chupkiさんのホームページ)https://chupki.jpn.org/

5年前くらいにオープンしたミニシアター、障害を持つ方も楽しめるように
バリアフリーを目指した小さい映画館です。
私自身は、
シンプル・シモン [レンタル落ち]

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  • 出版社/メーカー:
  • メディア: DVD
この作品が観たくて上映館を探していて初めて知った映画館、
それから回数券を購入して大規模映画館では見られないような作品を
楽しませていただいています。
IMG_5082.JPG入口もこじんまり
今回、5月初旬に予約していたのですが緊急事態宣言で休館となってしまい、
予約キャンセルになってしまったのですが、
4月下旬にChupkiさんで映画を観たときに「電車を止めるな」を予約したこと、
Chupkiさんで上映してくれてうれしいことを支配人の平塚さんに伝えると、
緊急事態宣言で休館になっても営業再開したときに上映期間をずらして必ず
上映しますから絶対見に来てくださいね!と言われていたので、
5/13から座席間引きで営業再開したと知り急いで予約しました。
無言で鑑賞する映画館がなぜ休業対象になるのか未だに理解できないというか、
映画館に行く人の流れを止めたいのかもしれませんが、
今回の緊急事態宣言も博物館や美術館がダメで演劇は人数制限でOKという、
どういう基準なのか、と思ってしまいます。( 一一)
IMG_5084.JPG今回は一番前の列に着席
いつもだと予約順に入れるのですが、今回はシアターに来た順で
好きな席を指定してそこに座る方式でした。
一番前の真ん中にはまずい棒のTシャツを着たおじさんが座っていて
反対側には盲導犬と一緒に来館されていた中年のご夫婦。
IMG_5085.JPG隣の席にはムーミン
ソーシャルディスタンスです。

(映画公式サイト) https://www.dentome.net/
(銚子電鉄サイト) https://www.choshi-dentetsu.jp/



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ストーリー展開もわかっているので安心しながらの鑑賞となりました。(すっかり慣れ)

一番ツボは自称アイドルのめむたん(演じているのは末永百合恵さん)ですが、
3往復目で舞台挨拶で至近距離で観ることができたコウガシノブさん、
(コウガシノブさんが出演されている「電車を止めるな」朗読劇もなかなかよいです
  https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSea0V7j5axXPt3XMvA00ix-pQcVHlQaBzT93jvCoXpyNFa1DA/viewform
アップで映るとその顔の造作の凄さに驚いてしまう道井良樹さん、
ヒョウ柄おばちゃんと普段のご本人のギャップに驚いた池上恵さん、
どのキャラクターも俳優さんも観れば観るほど親近感が湧いていくというか、
前回の鑑賞後に俳優さんたちのTwitterもフォローして
親近感を一方的に感じているのでキャラクター1人1人に魅力を感じながら見られました。
また、青春18きっぷで銚子に行ったとき犬吠駅の売店近くに置いてあるガタガタ、
(ガタガタについて)
 ガチャガチャは登録商標なので、銚電オリジナルシールが出てくるのを、
 銚子電鉄の経営状況になぞらえてガタガタと呼んでいます。(笑)
袖山さん(車掌)のシールが当たりますように、と、お金を入れたら詰まってしまい、
隣でガタガタのチューニングをしていた柏木さんに「お金が詰まってしまいました」と
話しかけてお金を返してもらったのが今年3月。
スクリーンに映る柏木さん(終盤までは駅員の斉藤さん、その後は柏木常務本人役で登場)
にも異常なまでの親近感を感じてしまいました。(笑)

と、全くあらすじ以外のことで妙にテンションが上がってしまったのですが、
Chupkiさんのバリアフリー対応を今回初めて実感したのが字幕でした。
音の説明もカッコ書きでスクリーン右端などに縦書きで表示されるのですが、
登場人物が複数で会話するときは(名前)セリフ、という表示になるので、
これまで映画に出てくるんだけど名前が分からなかった人の名前がやっとわかりました。

銚子電鉄にこんな社員いるわけないだろう、と思っていた、
長い黒髪でミニスカスーツにパンプス姿の女性が「音無」さんという役名だったこと、
めむたんが犬吠観光ホテルの露天風呂で遭遇する若干セリフ棒読みのお姉さんが
「みちゅみん」という役名だったこと、
あまり目だたない男性駅員が「野々山」さんという役名だったこと、
蓑毛よだつのライバル的存在のお姉さんが「志月」さんという役名だったこと、
字幕のお陰で今回初めて知りました。 字幕に感謝です。(笑)

また、今回の反省点はオーディオガイドを使わなかったこと。
同じく昨日鑑賞した(多分お隣の方かな)方がTwitterでTweetしていらっしゃったのですが、
エンドロールに投影される昔の銚子電鉄の写真の説明なども聞けたらしく、
次回(土日は混んでいるんですがもう1回分なんとか予約できました)は
このオーディオガイドも聞きながら鑑賞しようと思います。

今回、隣に座っていた中年男性、おそらくなん十回と鑑賞されているのでしょう、
序盤からセリフ一つ一つに頷きながら見ているのが視界の端に見えたのですが、
蔵本社長の息子、丑雄のエピソードのあたりで両手を胸ところで合わせながら、
途中、私もうるうるじわってきた後半で隣の男性、嗚咽を漏らしながら泣いていました。
私自身はじわった程度ですが、この男性の泣いてしまう気持ちも分かる気がします。
映画が終わったところで男性が拍手をすると場内拍手に包まれるという、
非常に温かい雰囲気の中で終演しました。
チケット代を支払った時に銚子電鉄の一日乗車券をいただいたのですが、
いつものように竹本社長のお手紙(写)とおとうさんのぼうしが入った封筒は
ないのかな、と思っていたらシアターを出るときにいただきました。
IMG_5083.JPG物販(笑)
もちろん購入しました。
この後、実家に帰ったので京成上野駅まで歩こうかと一瞬思ったのですが、
歩くと1時間かかるみたいなので早々に諦め、田端駅から山手線で移動。
IMG_5086.JPGかしやまさん
ここの天玉そば、好きなのですがお腹が空いていなかったのでパス。
IMG_5088.JPG代わりに野菜スムージー
改札内のジュースバーでいただきましたが、
前日の呑みすぎもこれで相殺された心持です。
IMG_5090.JPG実家にて
婆1号と半分ずつ分けましたが、婆1号、鯖カレー(鯖威張るカレー)が
結構気に入っています。
IMG_5091.JPG竹本社長、達筆です
IMG_5092.JPG
おとうさんのぼうし、メロン味のクリームが美味しいお菓子です♪

小さいシアターで至近距離のスクリーンで愛すべきキャラクターを観ながら
(序盤に本物竹本社長も登場するので拝む気持ちで)
他の観客の皆さんとどこか一体感を感じながら楽しめた
「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」でありました。


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ワクチン接種券 [いろいろ②]

私がもらった、という話ではありません。
私も五十路でごく普通の国民なので社会的圧力をかけられるような力も皆無、
(隣県の町長さん、四十代なのに接種して突っ込まれていましたよね。
 首長だから先に接種してもいいと思いますが言い訳ぽい感じがよろしくなかった。)
素直に順番待ちって感じでおります。年内に接種できるかな。(笑)

というわけで、今回の話の中心は婆1号です。
(皆さんのご想像の通りだと思います)

婆1号が4月半下旬にワクチン接種券が届いたと電話してきました。
よかったね、でも、接種の予約しないといけないんでしょ、というと、
接種場所の一覧を観たら定期的に通う近所の開業医が入っていたので
定期的な診察で病院に行ったときに予約をお願いします!とお願いしたら
(こういう行動に出るお年寄り、沢山いると思う)
予約は市が一括で受けていること、予約開始は5/9から、なので、
封筒に入っている案内に書いてある市の予約電話用の番号に電話してくださいね、
って言われちゃった、と、やっちまった恥ずかしい的な様子でした。
自分は他の爺婆より分別があると思うことでボケないようにしているとつもりの本人が、
届いた説明の文字の細かさで理解しきれなかったようですが、
昨年の10万円を申請するときも申請書が細かくて、自治体ももうちょっと簡単に
書けるようにしてくれればいいのにな、と思いました。
自治体によって異なる予約方法に困惑しながら自分でやろうとしていたわけですが、
予約開始が5/9、なぜか日曜日からだったのですが、手伝おうか?というと、

自分でできるから大丈夫!

イラっとしながら頑なに拒否。(笑)

予約開始初日なんて電話してもきっとつながらないから、
3回くらいかけてダメなら次の日、それでもダメならその次の日に電話する、
私は他の爺婆と違って我先になんて思っていないから、
まだ医療従事者の皆さんにだって接種進んでないんでしょ?
それなのに年寄りにも接種するなんておかしいと思うのよ、って。

まあ自分の親が割り込みも辞さないくらいの傲慢婆でなくてよかったのですが、
国としては、ワクチン確保が思ったように進んでいない中で、
医療従事者にもまだ接種中でも批判をかわすために高齢者の接種も並行して
進めようとしているのかな、なんて穿った見方をしてしまいました。

とりあえず拒否されたのですが、ネット予約とかできることはあるから
どうしても困ったら手伝わせてねとしつこく伝えて迎えた予約開始当日。

自分でなんとかするからと言われていたので実家に帰らず本人から連絡が
あるだろうと待っていると、予約開始から2時間経ったころに、
「予約できました」」というメール。

あれ?もう予約できちゃったの?

想定外の連絡内容に驚きながら電話してみたら、
朝9時に電話したもののつながらず結局3回かけて諦めた婆1号。
暫く予約は出来ないだろうと思っていたら、近所のおばちゃんが
「うちの娘2人がネットで私の分を予約してくれたんだけど、
 まだ予約できていないなら手伝おうか?」
と電話で声かけしてくれたらしく、それならお願いします、と
おばちゃんの家まで行っておばちゃんの娘が一生懸命ネットで
2回分予約してくれたのよ、と嬉しそうに話していました。

私が手伝おうかといっても拒否反応だった婆1号ですが、
ご近所の未亡人コミュニティで仲良くしてくれているおばちゃん、
私も娘2人とは小学校の登下校で一緒だったのと、
うちの父とおばちゃんのご主人が同じ病気(脳疾患)だったことで
婆1号とおばちゃん、辛い境遇を共有するようになってから、
何かあればお互い助け合い、みたいな関係になっているので、
今回の申し出もありがたいありがたいと素直にお願いしたらしいです。

身内に言われると素直になれなくて他人様に言われると素直になるって。
私自身は複雑な気持ちでしたが、とりあえず6月中に2回接種できると聞いて
(2回目はおばちゃんと同じ日、同じ会場なので娘さんが送迎してくれることに)
高齢の母を1人暮らしさせていることに後ろめたさを感じている私自身も一安心。

アメリカが国主導でワクチン開発を推進した後、
今ではドラッグストアなどでも予約なしで接種できる、という話を聞くと、
日本政府の動き方(太郎ちゃんは頑張っているんだろうけれど)には
首相含めてリーダーシップを発揮して多少強引でも進めてほしいものですね。
緊急事態宣言(千葉県在住ですが住んでいる市はマンボー対象)一つとっても
今が正念場、とか、何度言ってるんだろうってデジャブ感ばかりで、
モヤモヤしている政府(与党)と、そんな与党に下品に突っ込むだけの野党。
国会議員数を半分にして、その半分をリモート参加させて国会開催させるとか、
自分たちだけ特別みたいな密も気にせず国会に集まっている姿を観ると、
これじゃ、民間企業にリモートワーク進めるようにと指示したり、
リモートワークの割合を開示しろとか上から言っても、そんなこと言うなら、
国会もリモートでやれよ、と説得力を感じられないですね。

ま、批判するのは簡単なんだけどね。(笑)

取敢えずワクチン接種して一旦気持ちを落ち着かせたいという心持ちながら、
婆1号でこんな感じなので、私の接種の時も予約なんてとれないんだろうな、
でも年内に接種できればいいなと思った今回のワクチン接種券(と予約)でありました。



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