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京都旅行記2021~高山寺編~ [日本の旅(京都)]

~~~ヾ(^∇^)おはようございます。

二日酔いもなく起きた京都滞在2日目の朝。
ホテルの朝ごはんはブッフェお休み中でフロントでお弁当を受け取る方式、
でしたので、チェックインの時にいただいた500円の金券をもって1階へ。
1階で金券と引き換えでいただいたお弁当は、

IMG_3345.JPG結構豪華です
昨年9月は和食か洋食の二択で選んで予約しないといけなくて、
その後の11月は2階のレストランでお弁当を食べるか、
持ち帰り用のお弁当を受け取って部屋で食べるか、の二択、で、
レストランで食べるとおかずの種類が少ないかな、って感じだったのが、
今回一択にしたらこんな感じで結構豪華でした。
各階のエレベータ近くに電子レンジも置いてあるので温められますし、
お味噌汁もいただいたので部屋の電気ケトルでお湯を湧かせばOKなので、
納豆が食べられない物足りなさはあるとはいえ、
意外とサクサク感が良い牡蠣フライをいただいて大満足の朝ごはんでした。(^-^)
(無料でここまで朝食提供いただいてホテルには感謝)

で、この日ですが、関西圏に住む友人が(←ブログ読んでる)がネタ作りのために
一日付き合ってくれました。
「うつぼ、京都でも行ってないところ、まだたくさんあるでしょ?」という友人が
薦めてくれたのが、たかお。

たかお? 高尾? 隆夫(山田)? たかお(来生)? じゃない、高雄。
まっぷるの京都版でも最後の最後の方に郊外おススメでちょっぴり載っている高雄。
高雄って私にとって台北、台中、台南、高雄、みたいなイメージというか、
台湾の地名だと思っていたのですが、京都にもあるんですね。
って、京都の高雄から台湾の高雄の地名も出来たのですよね。(ごめんなさい)

というわけで高雄をぷらっと巡ります。

友人に言われてから5年前のまっぷるを急いでみたのですが
(私の行く場所は5年前のまっぷるで十分情報がとれるという認識)
たったの1ページ、「平安時代からの紅葉名所」って書いてありました。
紅葉の名所って、今回は春。どうすればいいんでしょう。(笑)

ま、紅葉のシーズンを完全に外しているのでゆったり見学できるのは
よさそうです。(^-^;

高雄というと、まっぷる先生によれば、高山寺、西明寺、神護寺が
おススメらしいのですが、今回は高山寺、神護寺を訪問しました。
IMG_3346.JPG最初は高山寺 
IMG_3347.JPG奈良時代創建の古刹
IMG_3348.JPG鳥獣戯画!
日本史の授業が苦手だった私でさえ知っている鳥獣戯画。
国宝の石水院で動物を擬人化した「鳥獣人物戯画」の模写を展示している、
とまっぷる先生に書いてあったので鳥獣人物?と思ったら鳥獣の他に
人物も描いている巻物なんですね。
オリジナルは現在東京(上野)と京都の国立博物館で所蔵していますが、
それを上野の国立博物館で展示するというポスターを見て
ゴールデンウィーク中になんとか予約できた私ですが、
緊急事態宣言発出で休館になってしまい、その後延長になってから
博物館はOKとなったので再度予約する気満々だったのが、
百合子さんが横やりを入れて都内の博物館は休館継続になってしまい、
結局この展示って最初の2週間くらいで終了、私も見られず、という
残念な結果となりました。
博物館に行く人の流れを止めたいのかもしれないけれど、
東京(関東)で見られる機会が今後いつになるのかと思うと、
博物館OKの政府判断に突っ込み入れた百合子には(V)o¥o(V)です。

※6/4追記
 緊急事態宣言が6月20日まで延長されたものの博物館はOKとなり、
 国立博物館側が会期延長の措置をとってくれたおかげで、
 私も6/6鑑賞の予約がとれました!(^O^)/
 5/30の朝10時から予約開始と知り必死にPCとスマホで攻めたのですが
 予約出来たのは4時間後。(笑)
 かつて黒電話で必死に何度も電話してつながったら売切れ、
 (洋楽アーティストの来日コンサートの話です)
 若い頃に何度も経験している私にはネットで予約できること、
 隔世の感ありですが、予約できて一安心です。

IMG_3349.JPGIMG_3353.JPG
と、記事を書きながらイラついている私ですが、訪問したころは、
曇天の中とはいえ、人もまばらな中で郊外の古いお寺に来られたことに
有難い気持ちになって中へ。
IMG_3354.JPGIMG_3355.JPG
日本最古の茶園とあるのですが、まっぷる先生にも書いてなかったことを
調べてみたら、和歌山からやってきた明恵上人によるものなのですね。IMG_3357.JPG茶園
(お寺のホームページ)https://kosanji.com/chaen/
お寺のURLにも「chaen(茶園)」となっているのが面白い。
栄西禅師が宋から持ち帰った茶の実を明恵上人につたえて育てたところ、
修行の妨げになる眠りを覚ます効果があったので衆僧に伝えたと書いてありましたが、
お茶のカフェインがよかったということなんでしょうね。
元々ここにあった神護寺の子院が荒廃した後に、明恵上人が建てたのが栂尾山高山寺。
ご本尊は釈迦如来。
IMG_3358.JPGこのお花はなんでしょう
(相変わらずお花の名前が分からないのに写真をアップする私に誰か教えて)
この後、国宝の石水院に行ったのですが、
入ったところに撮影禁止とあって、それが入口の売店エリアなのか、
石水院全体なのか分からず(その後やってきた外人はバシバシ写真撮ってた)
一枚も写真を撮っていないのですが、切り立ったところに建てられた石水院、
360°とはいえないまでもほぼぐるっと一周、四季折々の花木を楽しめる、
おそらく紅葉の季節には素晴らしい景色を眼前に見られるんだろうな、と
思うような建物でした。
(冬はメチャクチャ寒そうで修行も大変だったのではないでしょうか)
IMG_3362.JPGこんな感じ
(雰囲気はこちらから見てくださいね)https://kosanji.com/guide/
複製の鳥獣戯画というか鳥獣人物戯画を見たのですが、鳥獣の巻と人物の巻があって
どこかクスっと笑ってしまうような構図の巻物になっているのを一部(複製)を
見ることができました。
石水院の入口には鳥獣人物戯画の複製(縮小したもの)やクリアファイルなどなどの
グッズ販売がかなり積極的に展開されていましたが、鳥獣人物戯画のオリジナルは
京都と上野の国立博物館で2巻ずつ所蔵していることなどをスタッフの方から
おうかがいしたりと人も少ない中でのんびりと過ごすことができました。
と、帰り際、お昼過ぎのガイドツアーより1時間半くらい早いタイミングで
やってきてしまったけれど今からダメですか?という中年夫婦がやってきて
ガイドツアーもやっているんだなと思う一方で、1時間半も早くきて今からダメ?と
聞いてしまうマインドにも驚いてしまいました。(V)o¥o(V)
おそらく空いている頃だったからか、ちょっと待ってくださいね、ガイドしますから、
とお寺の方も柔軟な対応をされていましたが良識の範囲内って人によって違うのかな
そんな気持ちで石水院をあとにして、敷地内をもうちょっと散策しました。
IMG_3359.JPG静かな場所でした
IMG_3360.JPG開山堂
明恵上人が晩年を過ごし入寂された神堂院の跡地にたつ開山堂には
明恵上人の坐像が安置されているそうです。
歩くか馬?で移動するような時代、和歌山から京都までやってくるというのは
並々ならぬ気持ちだったのだと思いますが
(煩悩だらけの自分と比べるだけで失礼千万ですね)
このような山奥で修業し、茶園をつくって育ててくれたおかげで
私もお茶を飲めるのかな(と言っても緑茶がのめるようになったのは三十路過ぎです)
と思いました。
IMG_3363.JPG苔ラブ[ハート]
高雄、まっぷる先生で観ただけでは全くどんなところかわかりませんでしたが、
趣深い場所だなと思いながら次の場所に向かいます。


(つづく)



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