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銀座「ヴィラモウラ」でカタプラーナ [呑んだり食べたり(欧州料理)]

緊急事態宣言解除後のヴィラモウラさん訪問です。

今回、ネット予約(食べログ)したのですが、
いわしのオーブン焼きを注文される場合は注文人数を記入してください、
という質問が予約内容の記入欄にありました。

(食べログ) https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13025034/


営業再開時、食べログ予約時に記載したメールアドレスに営業再開しましたので
ぜひお越しください、というメールもいただいて気になっていたのですが、
おそらく来客数が通常よりも少ないので、足の早い鰯の仕入れも事前に注文を
把握して廃棄を最小限に抑えようという取り組みなのかな、と思いました。

で、当日。(訪問したのは6月下旬です)

18時30分過ぎに到着すると口開け客でした。(^^;
2時間弱の滞在で私を含め3組だったので厳しいようですね。。。


IMG_6898.JPGでも、久しぶりにで嬉しい(^-^)
IMG_6899.JPG最初は生ビールでかんぱい♪
IMG_6900.JPGお通しはレバー
トマトソースで味付けした鶏のレバーですが、ビールにぴったり。
IMG_6901.JPG前菜盛合わせ
好きな前菜を3つ選んで盛合わせにできます。
いつも魚介のエスカベッシュを入れているのですが、
(注文すると8割くらいの確率でキビナゴ)
今回は芝海老というので注文せず生ハムを選びました。
その他は、タコのマリネ(さっぱり)と干し鱈とひよこ豆のサラダ。
相変わらず美味しいです。
IMG_6904.jpgそして白ワインにスイッチ
以前もいただいたポルトガルのカメレオンという名前のワイン。
ワインクーラーで冷やしているとラベルのカメレオンの色が変化するのが
観ていて面白いです。
IMG_6906.JPGいわしのオーブン焼き
IMG_6907.JPG今回は大きいです
今回は注文時コリアンダーのことを何も聞かれなかったのですが、
いわしが運ばれてきたときに、あれ、コリアンダーってついてませんでしたっけ?
と聞いたら、ご希望でしたらお持ちしますよって。
いつも別盛でお願いしていたので(私は食べられないけれど(笑))、と
持ってきてもらいましたが、私みたいに苦手な人が多くて言われなければ
提供しなくなっちゃったのかな。
ま、私はあってもなくても、ない方がいいけれど。(^^;

IMG_6917.JPG 別盛

IMG_6908.JPGエスぺダータ
シュラスコの原型といわれるポルトガルの肉料理。
やはり仕入れの関係なのか牛肉しかありませんと言われて(メニューもそうなってました)
個人的には豚肉が好きなので残念です、、、と言ったら、
フロアスタッフの方が厨房に聞いてきてくれて今日はラムもありますがどうされますか?
って聞かれたら注文しますよね。(笑)
ラム、カリカリに焼かれて中はジュ―シ―で美味しゅうございました。

IMG_6911.JPGカタプラーナ♪
IMG_6913.JPG少し色が濃くなったカメレオン
IMG_6915.JPGポンデケージョ 熱々もっちもち
アロシュ(雑炊)の前に食べたくなり注文しましたが、
注文を受けてから焼いてくれるので焼き立て、更に美味。
IMG_6916.JPGアロシュ
鍋の後の雑炊は本当に美味しいですねぇ。。。。

カタプラーナをシェフが運んでくれたのでお話させていただいたのですが、
現在はテイクアウト対応も行っているそうで、休業後の営業再開、
まだまだ大変なご様子でした。

お店が地下で換気とかどうなんだろうと気になっていたものの、
これだけお客さんが少ないと違う意味で心配になるのですが、
ポルトガル料理が食べられる貴重なお店なので
季節ごとには(季節料理ではないんですが)訪れたいと思った
ヴィラモウラさんでありました。



タグ:銀座
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映画「バルーン 奇蹟の脱出飛行」を観る [映画(は行)]

予告編を見て気になっていた映画です。

baloon.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

1979年、東ドイツ。テューリンゲン州に暮らす電気技師のペーターは、
妻と2人の息子と共に手作りの熱気球に乗り込み西ドイツへ亡命しようとするが、
国境まで数百メートルの地点で不時着してしまう。
ペーターは、2年もの時間を費やして準備した計画が失敗したことに落胆するが、
家族に励まされて再び東ドイツからの脱出を目指す。
親友ギュンターの家族も計画に加わるが、6週間後に彼が兵役に就くことになったため
急ピッチで気球作りに没頭する。




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最初から最後までドキドキしっぱなし。(笑)


実話に基づく映画なので無事西ドイツに気球が到着して亡命できました、
ということが分かっているにも関わらずドキドキしっぱなし。

だって、見た目完全素人な一般市民のファミリーが本気で亡命しようとして
その姿は当然観ていて応援したくなるのですが、インターネットもなく、
情報や資材を入手するのも大変な1970年代、しかも社会主義の東ドイツ。

ドキドキした理由の大きな部分がシュタージ(秘密警察)の存在で、
ペーターの向かいの家の父親がシュタージということもあって、
不審な(気球製作)行動がばれないようにと気を付けようとする場面、
実際その父親は気球で飛び立つ直前に、まさかうちの近所が、というほど
気づいていなかった(実際そうだったのか演出なのかは不明ですが)ので、
ペーターとギュンターは気球を運んで飛び立つことがでいるわけですが、
子どもたちが話しまうのではないか、というドキドキとか、
そんなに大量の布を買おうとしたらシュタージにばれてしまうのではないか、
いろいろな場面でドキドキが止まらない私でした。

東ドイツといえば、1990年の春、大学生の頃、バックパックを背負って
イギリスの友人にあった後、船でドーバー海峡を渡り、
ベルギーの港町からはユーレイルパスを使って
ドイツ、オーストリアを電車旅した時に立ち寄った思い出があります。
ベルリンも観てみたかったので西ベルリンに泊まって
(そのときの宿の名前がHOTEL CALIFORNIA(笑))
西ベルリンのZoo駅からSバーンという電車で東ベルリンのFriedrich駅に到着。
1日VISAで5マルク支払い、入国審査は意外とすんなり通り、、
(25マルクの強制両替があると聞いていたのに実際なかった)、
税関のようなところで若い女性職員に手招きされて質問。
東ドイツマルクをもっているか、と聞かれたので持っていないと答えると、
今度は小部屋に連れていかれて荷物を全部出せ、と言われたので、
全部出したものの、だらだらと私の持ち物をチェックしていたので、
「あなたはこうやって来た人全員の荷物をチェックするの?」と聞いたらノーという答え。
やる気なさそうに答えるので、普段ならさっさとやれよ、と言うところを、
ここは社会主義の国、下手に反抗したら怖いからとおとなしくしていたら、
「荷物はこれだけ?_ほかにないの?上着も脱ぎなさい」って言われて。(怖)
ポケットの中からコンタクトレンズのケースを出したら不思議そうな顔をされ、
説明したもののよく分からなかったらしく、結局「GO」と言われて終了。
頭に来たけれど、西ドイツのお金を少し渡せばすぐ放免されるのに、
そんなことは微塵も頭にないし(知っていても渡さないけれど)若かった私。(笑)

その後、町中に出ると、意外に開けていて、でも風景はとても地味、
社会主義っぽい制服を着た人に教えてもらった通りにってブランデンブルグ門を
観たのは今でも覚えています。
前年に東ドイツからも西ドイツに行けるようになったので、いわゆるベルリンの壁が
がりがりと削られ始めていたころ。西側はいたずら書きでいっぱいでしたが、東側は
いたずら書きのない真っ白な壁だったのが印象的でした。

帰りは、車が通る検問所、チェックポイントチャーリーを通って西ドイツに戻ろうとすると、
電車で東に入ったら帰りも電車ででないといけないからここは通れないと言われ、
結局帰りも電車に乗って西ドイツに戻りました。
その時の東ドイツの入国の思い出も壁崩壊寸前とはいえ社会主義っぽい感じ悪さで、
こういう国に住んでいたら自由もなく常に恐怖をいただきながら暮らしていかないと
いけないんだろうな、そんなことを思いながら映画を観ていたので更にドキドキ。

実際亡命したギュンターさんのインタビュー記事を読んだのですが、
気球は3回作り、1回目は適当に作って失敗、その後ちゃんと調べて作ったものの、
2回は強度の問題で失敗、そして3回目で成功、だったそうです。

亡命というと、ベルリンの壁に向かって走っていって、兵士に銃殺される、
そんな実際の映像を何度も見て自由を求めることの大変さを感じていましたが、
先日記事にした「ハリエット」と形は違いますが、Libertyを求める家族の姿には
最後に西ドイツにたどり着けたときなど、私、思わず涙。(;_:)

エンドロールで実際の家族の様子が投影されるのですが、
亡命して10年でベルリンの壁が崩壊し、東西ドイツが一つになり、今に至る、
そして、コロナ禍でメルケル首相が演説した内容は、自由を苦労して勝ち取った
東ドイツのことを知るからこそ訴えることができたのだと思いました。

日本に生まれ住んで半世紀も過ぎた私ですが、勝ち取らずに自由を享受できる
日本にいることでこういう苦労を実感しづらいものの、自由でいられることに
日々のことで文句ばかり言わず自分にできることを行いながら過ごしていかないと、
という気持ちになった「バルーン 奇蹟の脱出飛行」でありました。


(1982年にディズニーが先に映画化しているみたいなのでこれも観てみたいですね)↓








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日本橋「まえ田」で万願寺豚バラ巻 [呑んだり食べたり(割烹)]

緊急事態宣言解除後、初めて訪れたときのまえ田さん記事です。
(訪問したのは6月下旬)
お店から近い丸の内エリアも在宅勤務継続中の企業が多いみたいで
お店が混んでいるかどうかちょっと気になっていたのですが、
カウンター席は2組。満席ではありませんでしたが、1組帰った後に
もう1組やってきたのでお客さんの入りはまあまあ、という印象でした。


IMG_6857.JPGエビスビールでカンパイ♪
やっぱり好きなお店で呑む生ビールは美味しいです。
IMG_6858.JPG茶豆
注文してから茹でてくれるのですが、豆の香りがものすごくて
ぽくぽく食べると豆の味も濃くて超美味。

IMG_6859.JPGこの日のおすすめ酒は鶴齢
新潟のお酒は相変わらず自ら近づかないのですがこの鶴齢は好きなお酒。
山田錦で作った純米吟醸を1年寝かしたものらしいです。
IMG_6860.JPGすっきりした中にしっかりした味わい 美味
IMG_6861.JPG万願寺豚バラ巻
九条ネギを豚バラで巻いたものも好きですが、
今回初めて食べた万願寺唐辛子を巻いたものの方が好みです。
外はかりッと焼かれていて中はみずみずしい野菜、日本酒にぴったり。(^-^)
IMG_6863.JPGIMG_6865.JPG続いて九頭龍
黒龍の蔵で作っているお酒だそうです。
軽やかな香りがするのに味はしっかりしていてこれまた美味。
IMG_6866.JPGあじのなめろう
私の理由(笑)でシソ抜き。海苔で巻いて食べるのがまえ田さん流かな。
あっさりした味付け(薄め)で日本酒の香りを損ねないのがいい感じ。
IMG_6867.JPG脂のノリのよい鰯
IMG_6871.JPG焼きなす
こうやってきれいに皮をむいていただくだけでありがたいのですが、
夏って感じがしますね。
IMG_6872.JPG いつもの六十餘州で〆。
あまり混んでいると密になるし、と心配でしたが、店内もそこそこのゆったり感、
(2階席は席の間隔を空けて座席すうも減らしているそうです)
久しぶりにいただく美味しいお魚や一品料理、そして飲みごたえのあるお酒のラインナップ、
(といっても毎回〆には六十餘州に流れ着く私ですが[とっくり(おちょこ付き)]
満足満腹のまえ田さんでありました。





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映画「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」を観る [映画(や・ら・わ行)]

ウディ・アレン監督の新作、予告編も楽しそうだったので、映画館へ観に行きました。

レイニーデイ.jpg


あらすじはYahoo!映画さんより。

学校の課題として著名な映画監督ローランド・ポラード(リーヴ・シュレイバー)の
インタビューをマンハッタンですることになった大学生のアシュレー(エル・ファニング)。
彼女と恋人のギャツビー(ティモシー・シャラメ)は、
それを機に週末をマンハッタンで楽しむことに。ニューヨーカーのギャツビーは、
アリゾナ生まれのアシュレーに街を案内しようと張り切るが、
ポラードに新作の試写に誘われた彼女が約束をキャンセルするなど、
次々と予想もしていなかった出来事が起きる。




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ウディ・アレンらしくセリフが多いです。(笑)

癖のあるキャラクターが山盛りにたくさんのセリフ、
思わぬ方向にどんどん進んていく展開、舞台はNY、それってウディ・アレン。

面白いかと言われれば、ウディ・アレン作品でどっぷり楽しむというのは
シンプルな作りな私にはなかなかないのですが(笑)、今回はまあ面白いです。
キャスティングや展開次第というのもありますが、
基本的にはなんとなくいつも最後にはOK的なイメージなので、
今回も普通に面白く見られました。

中年俳優、リーヴ・シュライバーとジュード・ロウは、
ウディ・アレンにすぽんとはまった演じぶりで、
これはキャスティングの妙かなと本当に思えました。(笑)

20代半ばから訪れていた(もう6年くらい前に訪れたのが最後だけれどね)NY,
その雰囲気が見られるので楽しかったりするのですが、
日本よりも広いアメリカ、NYにきた地方出身のお姉さん(エル・ファニング)が
自分にとってプラスになると思ってどんどんそこに埋没していく様子に
NYの景色もプラスされていくのが楽しく見られました。

って、あらすじは楽しいのかどうか分からなかったのですが。(^^;

若い子が会えないと思っていた有名人に出会うチャンスを得たら、
チャンスを逃すのはもったいない!と、こうやってずるずると進んでいくんだろうな、
というのは分かるのですが、予定通りに行動せず途中行方不明状態になる彼女に
疑問を持つ彼氏ギャツビー(ティモシー・シャラメ)がいらついて、
そこから派生していくドラマ、それも見ていてイライラしたのですが、
最後にギャツビーの母親の告白。
これで結果オーライな作品かなと思いました。
逆にこの告白がなかったら作品が引き締まらず面白くなかったと思います。

キャスティングといえば、セリーナ・ゴメスがギャツビーの幼馴染で登場するのですが、
Dead don't die.jpg
最近見たゾンビ映画のようなことにならずにホッとしました。(笑)

ちょっとしたエピソード(ギャツビーの兄の婚約者の笑い声のエピソードとか)を
あれこれとNYの舞台にちりばめたセリフいっぱいのウディ・アレン作品としては
尺もそんなに長くないので飽きない感じでしたが、
ティモシー・シャラメにはあまりいい印象を持てない役柄だったものの、
これから中年になっていくにつれいい俳優さんになるのではと期待しつつ、
ウディ・アレン健在だなと思った「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」でありました。




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曙橋「焼肉ヒロミヤ3号店」で肉祭り [呑んだり食べたり(お肉系)]

一昨年、一度記事にしたお店です。
チーム大統領のKちゃんが1年以上前に予約した日程で開催しようと思ったものの
コロナ禍でどうしようか、と迷ったらしいのですが、最低6人からでも可、と
お店の方が言ってくれたので(前回18名でギュウギュウだったのに1/3でOKの今回)
じゃあ、6人で開催しましょうと私も誘っていただきました。
(お店に伺ったのは6月半ばです)

IMG_6814.JPG 2階の貸切席は建物裏手から入ります

(食べログ) https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13201547/

IMG_6816.JPG ここを6人で使えるので広々
2階は飲み物もセルフで飲み放題で、

IMG_6817.JPGでかボトルがいっぱい
IMG_6819.JPGホッピーもあります
IMG_6815.JPG冷蔵庫に入りきらない分
ビールやハイボールはサーバーから注ぎ放題という夢空間です。
s.JPG当然ですよねー。 
IMG_6822.JPGお値段は税込6500円
前回はお肉に飲み放題がついて6000円でしたが500円アップでも
新鮮で美味しいお肉300グラムにお酒が飲めるので良心的ですね。
IMG_6821.JPGまずは生ビールでかんぱい♪
IMG_6823.JPG熱々の炭で焼き焼きします
IMG_6820.JPGナムル、キムチに海苔
今回もKちゃんがサンチュやレモン、野菜などを調達してくれたのですが、
キムチも美味しいお店(上野だったかな)のものを別途買ってきてくれました。
(持ちこみする場合はお店に一筆入れるルールみたいです)
IMG_6825.JPG最初は牛タン
相変わらずの厚切りですが食べやすくなるように包丁が入っています。
IMG_6829.JPG柔らかくてうんまいわぁ IMG_6826.JPGレバー[ハート]
新鮮ですから角がピシッとしています。
これは焼き方も軽めにしていただきましたが超美味。
IMG_6831.JPGカルビとハラミ
これで6人前ですが、とにかく盛りがいいです。(^-^)
カルビの脂とハラミの旨味、どちらも美味しい♪
IMG_6835.JPGホッピーにスイッチして
IMG_6837.JPG
ミノ、鴨、ハツモトだったかな。
ミノのコリコリプリっとした食感と、ハツモトの歯ごたえに感激。
IMG_6845.JPG炙りロースと赤身ステーキ
赤身はお皿の端っこに盛られていて見えにくいのですが、
にんにくと一緒にいただくとモリモリ力がみなぎる感じ。
IMG_6848.JPG持ち込み食材
にんにくホイル焼きとアスパラでさらにモリモリ。
IMG_6849.JPGみそだれ
げたカルビとなんだったけ。(すでに失念)
これは生卵につけてごはんにのせると更に美味しいのですが、
この時点でかなり満腹太郎になっていてごはんはほんの一口のみ。残念。
IMG_6851.JPG〆に冷麺

はぁ~満腹太郎です。(^-^)


今回間隔を空けて座って取り箸、トングは個々のものを使うのなど、
それなりに気を付けながらいただきました。
若干1名、酒が入って大声になりそのたびに注意されるおじさんがいたのですが
私はそのおじさんとは一番離れていたのでまあよかったとはいえ、
こういう時期にもう少し自覚してほしいな、と思ったりもしました。

と、一部(V)o¥o(V)にもなりましたが、
お肉は前回同様どれも美味しく、ボリューム満点、お酒も飲めて
大満足の焼肉ヒロミヤ3号店さんでありました。




タグ:曙橋
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映画「ハニーランド」を観る [映画(は行)]

明らかに単館上映系の映画なのに松竹系のシネコン(MOVIX)で上映されていたので
観に行きました。

ハニーランド.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。


北マケドニアの首都スコピエから20キロほどの距離にある谷で、
自然養蜂家の女性が暮らしている。
目の見えない老いた母親の世話をしながら生活する彼女は、
「半分は自分に、半分は蜂に」という信条を貫いてきた。
ある日、面識のない家族がトレーラーで突然やって来る。





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見てよかったと心から思えた映画でした。(^-^)

主人公はハティツェ・ムラトヴァさん。
ヨーロッパの最後の自然養蜂家と言われている方だそうです。
リューボ・ステファノフ監督とタマラ・コテフスカ監督は
環境団体から依頼を受けて撮影を始めたそうですが、バッテリーの理由で撮影は4日間。
3年間に亘って撮影された作品です。


ハティツェは北マケドニアの山岳地帯で目の悪いお母さんと2人で暮らしているのですが、
(初めて知りましたが北マケドニアは旧ユーゴなんですね)
石を積んだ崩れそうな家、緑が少なく電気も水道もない中で昔ながらの生活を送るハティツェ。
自然と共生する、といえば聞こえはよいのですが、こんな不便な中で暮らすのは大変だろう、
とみているだけで心配になってしまいますが、足腰が不自由な親がいるから仕方がない、
そんな気持ちで生活しているのかと想像してしまいました。
ハティツェの養蜂の様子を見ると、テレビなどでよくみる養蜂場とは全くことなり、
ハチの巣を育てる場所が石塀の中や、木の中、高い崖を上ったところだったりします。
丁寧にその場所を開け、乾かした牛糞を粉末にして噴霧しながら蜂密たっぷりの巣を
取り出すものの(独特の節回しで歌う姿がまたよいのです)、半分は蜂のために、と
巣を全部とることなく半分は残すことで、その後また蜂とよい関係を築いていく、
そんな様子が丁寧に描かれます。

丁寧にとった蜂蜜、不純物もなく非常に質が高いという自信をもって、
電車にのって都市部に行き、市場で販売するとき、決して言い負かされない姿、
そして販売して手に入ったお金で白髪染めをうれしそうに選ぶ姿を見ていると、
年が近い(彼女は1964年生まれ)だけにどこか親近感を感じました。

自然と共生しながら生活するハティツェの前に、移動放牧を行う一家がやってきて
(ハティツェの言葉だとトルコからこういう人たちが頻繁にくるみたいですね)
彼女の生活が一変します。

耳の遠い母との二人暮らしから、小さい子供たちと触れ合える時間がもてて
ハティツェの表情が明るくなっていってよかったと思っていたのもつかの間、
養蜂を子供たちに教えるハティツェを見て一家の父親も巣箱を大量に購入して
養蜂を始めるのですが、大量注文に応じるために、巣すべてをとってしまい、
それ以降は蜂蜜がとれなくなってしまう事態になると、
子供たちにハティツェの育てる巣の場所を聞き出し、それさえもすべてとって
売りつけてしまいます。

半分は蜂のために、といハティツェは父親に言ったはずなのにそれを無視、
ドキュメンタリーでこの展開って台本もないのに何?どうして?と
画面を見ながら驚き怒った私です。

映画関連記事をネットで調べていたら、監督たちは父親を止めても、
撮影隊の不在時には元通りになると傍観者に徹したそうですが、
自然と共生するより、生活のために生態系を壊してでも稼ごうとする、
自分も同じ立場ならそうしてしまうかもしれないなと怒る一方で、
この一家だけがそうではないし、便利な生活に慣れてしまった人間たちには
何かのきっかけでこういう行動をとってしまうのはあり得るのかと思いました。
(結局この一家は途中で引っ越していなくなります)

ハティツェはお母さんを亡くされた後、養蜂の指導をされているそうですが、
彼女の指導で商業主義一辺倒ではない養蜂が増えていくことを願っています。

自然との共生、生物多様性の尊重あってこそ、人間がこの地球で暮らせるのであって、
消費も目的でこれらを尊重しないと人間が自然から報いを受けるのだろうな、
そんな気持ちになってこの映画を観られたことに感謝の「ハニーランド」でありました。









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高円寺「ハコバー」でズッキーニ春巻き [呑んだり食べたり(居酒屋)]

白酒さんの落語で大爆笑した後は、落語会の席亭(聖子さん)がオーナーで、
酒友Yちゃんが店長さんのハコバーへ。
場所は高円寺に隣接しているガード下(アーケード内)です。


IMG_6880.JPG久しぶり♪




15時オープンなのでお出かけついでにプラッと立ち寄ってサクっと飲むのに
いい感じのお店です。(スツールもありますが基本立ち飲み)

IMG_6881.JPGカウンターの除菌ジェルで手をキレイにしたら
IMG_6882.JPGビールでかんぱい♪
Yちゃんが丁寧に入れてくれる生ビールはきめ細かい泡が美味しいです。IMG_6883.JPG夏野菜の揚げびたし
おつまみは300円くらいから高くても500円くらいかな、
黒板メニューで毎日変わるようですが、これで300円とリーズナブル。
味のしみた野菜たち、美味です。
IMG_6890.JPGで、今回の日本酒はこんな感じ
このメニューのお酒のボトルが空くと、未開封の一升瓶、どれか一本を開ける、
そういうシステムのお店ですが、お酒の管理がしっかりしていて安心して飲めます。

IMG_6885.JPG最初は武勇さん
涼し気なボトルの夏酒ですが、しっかりとした味が好み。(^-^)
IMG_6887.JPGシューマイ
注文してから包んで蒸してくれます。
1人前3個ですが、2人で行ったので4個で作ってくれました。
こういう臨機応変な対応も嬉しいですね。
シューマイはコーンも入っていて優しい味。

IMG_6889.JPG続いて山形の楯野川(たてにゃん)
IMG_6891.JPG長野の水尾もいただいて
IMG_6892.JPG切干大根
カレー味でピーマンとゴマがいい感じ。
切干大根のシャキっとした食感もよく、ビールに合う一品。
IMG_6893.JPGズッキーニの春巻
1本200円。
注文してから春巻の皮に具を包んで揚げてくれるので、
揚げたて熱々サクサクの状態で食べられます。(わたくし、猫舌ですが(笑))
ズッキーニにチーズがとろけた状態で黒胡椒も効いていて超美味。(^-^)
IMG_6895.JPGいやあ、まじうまだった。

Yちゃんの手作りのお料理が毎回楽しみなお店ですが、
日本酒のラインアップ(Yちゃんチョイス)が毎回これまた楽しみ、
お酒も好みの呑み応えのあるものばかりで楽しめます。
高円寺がちょっと遠いのでなかなかいけませんが、
近所にあったら週2-3回は通いたいお店です。

また、落語のあと日本酒と美味しい料理を楽しみたい♪と思った、ハコバーさんでありました。



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坐・高円寺2で白酒の「お化け長屋」 [落語・お笑い]

コロナウィルスが猛威を振るい、緊急事態宣言が発令された後、
寄席が閉鎖、落語会も軒並み中止、となりました。

私自身は2月下席の昼の主任だった寿輔師匠を観に行きましたが、
神田伯山襲名、真打昇進披露が夜の部で立ち席まで出るほどの満席、
大丈夫なのかと心配な時期でしたが、昼の部は入替ということもあり、
すかすかでしたので(笑)そんなに心配せずに見られましたが、
披露興行も新宿末廣亭、浅草演芸ホール、の後、池袋演芸場までは
なんとか続いて、その後の国立演芸場は中止となりました。
ま、国立ですからそうだろうな、って思っていましたが、
ネットオークションで高値でチケット買った人は泣いたでしょうね。

その後、落語会が中止になって仕事がないとぼやく一之輔さんが
YouTubeで落語配信をライブで行って、
私の在宅勤務期間中(まだ在宅勤務続いてますけど)の楽しみが出来ました。
たった20日間。というか、20日間も生で落語が聞ける楽しさに感謝しました。

で、前置きが長くなったのですが、緊急事態宣言解除後はじめての落語会。
酒友Yちゃんが店長として働く高円寺のHACOバーを経営するオーナーの聖子さんが
ノラや、ノラや寄席などいろいろ運営されていて、高円寺のホールでの落語会も
主催されているのですが、その落語会によかったらきませんかと声をかけて
くださったので喜んで参戦です。


高円寺.jfif昼の部の参加

同じく酒友のFちゃんと坐・高円寺2で待ち合わせて
ホール内に入ると、一人置きに、
IMG_6878.JPG 段ボールの人型が(笑)
前から見ると、ひとりずつ顏とかが違っていて、
なかにはウロコだらけの人もいて(笑)、演者さんが舞台から見ると
かなりシュールな光景だったようです。。
200名くらいの会場、一人置きに座って満席状態でした。(^-^)
(入場時の検温とマスク着用が条件での参加でした)

14時開演、開口一番は前座の神田松麻呂さん。(写真なし)
神田松鯉さんのお弟子さんというので伯山さんの弟弟子ってことですね。
講談のネタは「井伊直人」。

寛永御前試合というネタの一部だそうですが、
それが単独でもかけられるようになったとか。

(このサイトで丁寧に説明されていました) 
http://koudanfan.web.fc2.com/arasuji/03-14_onihuuhu.htm


奥さんのお貞の持参金まで賭け碁で使い尽くし、
自分に負けたら修行に出てくださいというお貞に負けた井伊直人が
修行して戻ってきて負けて再び修行、という展開に笑ってしまいましたが、
講談らしく、「この続きは明日」という美味しいところは言わないのー?的な
終わり方で寄席みたいだな、って思いました。

続いて登場したのが、

吉坊.jpg桂吉坊さん
(お写真は上方落語協会ホームページよりお借りしました)

プロ野球が始まったものの阪神が弱くて、、と嘆きながら、
無観客試合を少しでも自宅で楽しめるようにと、
甲子園セットなるものが販売されているという話から
(売店のおつまみなどがセットされているのだったかな、確か)
ネタの「馬の田楽」へ。

(味噌樽をつけた馬が逃げてしまう噺)http://www.tacto.jp/rakugo/kaisetsu/umano-dengaku.htm


初めて聞いた噺ですが、子供たちがいたずらをする割に大人に質問されると
言葉遣いが丁寧でそれがずる賢さの裏返しなのかなんなのか、
おそらくどうでもよいポイントが気になってしまったところで終了。


そして桃月庵白酒さん
(お写真は落語協会さんのホームページよりお借りしました)

古典落語なのにどこか毒気があってその毒で笑える大好きな噺家さん。
同じ古典でも演者さんによって面白さの振れ幅があるのですが、
面白さの感じ方は聞く側の面白基準にもよりますので、
私は面白くて大好きだと思う白酒さんも人によっては、、かもしれません。
古典はきちんと圓生のように、と仰る方には白酒さんは、どうなんだろう。(^-^;
落語もこう話すべきってことはないと思っているのですが、
過去の名人たちのように話さないと認めない、みたいな人って未だにいますよね。
(うちの親戚のおじさんにもそんな人います)

最初に、落語会が再開したことをうれしく思っていると話し始めたのですが、
このホールは杉並区が100名で開催可能と許可して今回の落語会ができたけれど
自治体によっては厳しいところがあって、たとえばB京区のSビックホールなどは
1000名入るホールで100名しかダメとかいうんですよ。(真偽は不明です)
そんな東京に吉坊さんは大阪からよく来たなと思っています。(笑)

そして、客席に置かれた段ボール人形を不気味とバッサリ斬った後、
都知事はスカイツリーや東京タワーを赤く染めようとして断られてレインボーブリッジを
赤く染めたのかもしれませんが、私は寄席を赤く染めてやります!と、
寄席を赤く染めるってどういうことなんだろうと思いましたが、
寄席再開も喜んでいらっしゃいました。
ただ、寄席も再開直後は観客が真剣に聞いていたのが、1週間もたつと、
居眠りしている人が増えて、いつも通りになったなと思ったそうです。(笑)

と、なんだかいろいろマクラで話した後のネタは「お化け長屋」。

(wikiがなかったのでこちらであらすじ見てね) http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/obakenagaya.html

空き家を物置がわりにつかっていた長屋の住民たちが大家さんに文句を言われ、
いつ使えなくなるか分からないから、借り手がつかないようにすればいいと、
借りたいという人がくる度、大家が遠方にいるので、私が、と杢兵衛さんが話をし、
怪談話をして(空き家が訳あり物件と説明)怖がらせていたものの、
やってきた男が怪談話を一向に怖がらず、
じゃあ、荷物もって引っ越してきますというので
長屋の住民で空き家にやってきた男をお化け屋敷のごとく怖がらせる、という噺。

まったく怖がらない男をなんとか怖がらせようとする杢兵衛さんが、
怖い話をするときに中尾彬の口調で話をするのがおかしくておかしくて、
すっかりツボにはまって50分の噺、爆笑で聞けました。

ここで仲入り。

の後は、再び白酒さん。
あんなに長くやったから2席目は短いだろうな(笑)と思っていたら
お化け長屋なんてそんなに長くやるネタじゃないんだけど、
2席目は短いです、このあとの吉坊さんがなんとかしてくれます、と
話し始めたのが「粗忽長屋」。

(うっかりな熊さんと八っつぁん) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%97%E5%BF%BD%E9%95%B7%E5%B1%8B

本当に短くて(笑)20分弱で終了。

行き倒れをイキダオーレ!と言い、それはなんだ、江戸前のフラメンコかと聞くやり取りが
個人的にはツボでしたが、やはり白酒さんの古典は楽しいです。(^-^)

続いて主任で吉坊さんが出てきて「口入屋」をやってくれたのですが、
白酒さんでエネルギーを使い尽くしてしまい(笑)寝てしまいました。。。。

今回期せずして落語会のお声かけをいただいて高円寺までまいりましたが、
やはりライブの落語はいいですね。
YouTubeでもたくさん落語を聴きましたが、やはりホールや寄席で聞く落語、
臨場感と演者との一体感を感じられることを改めて感じました。

というわけで、
久しぶりに聞く白酒さんの落語に大爆笑の高円寺特選演芸会でありました。




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福岡旅行記2019~ラーメン食べたら帰る編~ [日本の旅(九州&沖縄)]

道真公のジオラマ記事が長引いてしまいましたが、
大宰府から福岡空港まではちょっと距離があるので余裕をもって移動します。

と書いたのですが、天神駅のビル(地下街?)でお昼にしようかとちょっとぐるぐる。


IMG_3240.JPGやりうどんで呑み放題
あ、でも夕方からだった。。。残念。
IMG_3241.JPG店頭で無料の出汁、いただきました。
IMG_3250.JPG豚もいいなあ
IMG_3255.JPGお魚もいいなあ
と思ったのですが、なんとなくこれって感じのお店がなく、
(これ、というかピンとくるお店がなかったかな)
結局地下鉄で空港にそのまま移動して。

IMG_3257.JPG空港、きりになっていました。
IMG_3258.JPGラウンジの位置を確認したら
IMG_3259.JPGラーメン滑走路へ

(ホームページ)https://shop.fukuoka-airport.jp/store/ramen/


福岡の有名店だけでなく全国の有名店が集まっているというので、
博多ラーメンをもう一度食べようと思ってお店を観たのですが、
IMG_3260.JPGIMG_3264.JPGどこがいいのか分からず
行列店は並ぶ気がしないので、すぐ入れそうなお店でもいいかな、と、
IMG_3267.JPG凪もいいかなあ
でも、このお店、東京メインで何店舗も展開しているのでここでなくてもいいか、と
その隣の「まんかい」とういうお店に入ったのですが、
あとで調べてみたら大阪のお店だそうです。全然博多ラーメンじゃないし。(笑)
入口で食券を買ってカウンターに案内されて着席。
IMG_3268.JPG食券買った後に観るメニュー
IMG_3269.JPGとんこつラーメンです
とんこつ、魚介とんこつ、と、
IMG_3270.JPGトマトとんこつ
あまりラーメンで変化球には手を出さないので、普通のとんこつラーメンにしました。
IMG_3271.JPGこれもよかったかな。
隣のおじさんがこれを注文して呑んでいたので羨ましかった。。。

IMG_3272.JPG薬味色々
IMG_3274.JPG私はニンニク、いただきました♪
IMG_3277.JPG純とん
見た目よりさっぱりしています。
といってもほどよくコクもあって空港で780円ならお手頃かな。
細切りのきくらげが美味しかったのでトッピングしてもよかったかも。

IMG_3281.JPGこの後はラウンジに
IMG_3283.JPGお邪魔します
IMG_3287.JPGHK Exressかな
羽田だとみられない航空会社の機材が見られるのも楽しいですね。
IMG_3288.JPGはい、いただきます。
IMG_3292.JPGエバー高校鵜に
IMG_3293.JPGチェジュ航空?IMG_3295.JPGJ-AIR♪
と、暫し飛行機を眺めて楽しんだ後は羽田行に搭乗します。
IMG_3299.JPG搭乗率6-7割程度でゆったり
隣の席も空いていたし、CAさんも淡々と普通に対応されていたので珍事なく、
IMG_3302.JPG コーヒーを呑んだら爆睡してました。。。

羽田には定刻通りに到着し、幹線なのでゲートから到着口までもすいすいで、
無事帰宅の途につきました。。

お土産は梅が枝餅。

IMG_3236.JPG 食べきれない分は冷凍しました
IMG_3234.JPG参道のかのやさんで購入
IMG_3238.JPG 独自のとか、秘密とか、
いろいろ書いてあるのですが、私にはあまり味の違いが分からず(^^;
いっそ次回は梅が枝餅食べ比べなんていうのも(とはいえせいぜい3個かな)
楽しいかもしれないなと思いました。

今回、天然とらふぐという誘いにつられてホイホイでかけた福岡ですが、
夕焼けの見える小さなお店、丁寧なおもてなしで美味しいふぐをいただける幸せ、
一生に一度であろう、素晴らしい思い出が出来ました。

その他にも太宰府天満宮に博多ラーメンに美術館にたくさん楽しめて、
一年に一度くらいは訪れたいな、と思った福岡の旅でありました。



(福岡旅行記2019 これにて終わり)



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福岡旅行記2019~太宰府天満宮編③~ [日本の旅(九州&沖縄)]

ジオラマで学ぶ道真公の生涯、昨日までは順風満帆なところまでですが、
この後、辛い経験をされるんだなあと思いながら先に進みます。

(八)恩寵の御衣

IMG_3187.JPG
IMG_3188.JPG道真公56歳
56歳の時、宮中の̪̪̪̪̪̪̪詩会で「秋思」という優れた詩を作られて
醍醐天皇も感心されてご褒美に御衣を脱いで賜られました。

ここまで見ていると、この人にはどこか抜けたところはないのかな、
と一般庶民レベルらしい疑問が湧いてしまいます。

(九)流され人
IMG_3189.JPG
IMG_3190.JPG道真公57歳
道真公な右大臣として学問や政治に大きな功績がありましたが、
藤原時平の讒言にあい、57歳で太宰権師として大宰府に流されることになりました。

藤原時平のように才能や成功を妬んで人を陥れるような存在って
いつの時代にもいるのかもしれませんが
才能に恵まれて世のため人のために尽力されていたのが一転ですね。


(十)タイトル失念
IMG_3192.JPG
大宰府へ流されることになった道真公と、
IMG_3193.JPG家族の別れ(涙)
(十一)これまたタイトル失念
IMG_3195.JPG
罪なくして都を追われ遠い大宰府に流される道真公のお心持を察し、
道すじの都びとは深く同情して涙ながらに見送るのでありました。

(十二)道明寺の別れ
IMG_3198.JPG
伯母の尼僧がいる大阪の道明寺では尽きぬ名残に一晩を語り明かされ、
早くも鳴く一番どりの声は、急いで出発をされるといったありさまでした。
IMG_3199.JPG大宰府まではまだ遠いですね

(十三)これまたタイトル失念(おまけに説明メモ忘れ)
弟子の味酒安行(うまさけのやすゆき)と共に博多に到着した場面らしいです。
IMG_3201.JPG無実の罪なのに流されるなんて
IMG_3202.JPGこの人が弟子かな

(十四)去年の今夜
IMG_3203.JPG
左遷された大宰府で空にかかる月を見ながら

去年の今夜、清涼殿で「秋思」を吟じ、いただいた恩寵の御衣は今ここにある、
毎日捧げもって残り香を拝している、という詩文を詠んだ場面。

IMG_3204.JPG醍醐天皇からの御衣

(十五)天拝山の祈り
IMG_3205.JPG
道真公は、苦しみに満ちた御所での生活のなかで、ある日、天拝山に登られ、
激しい雷鳴風雨もいとわず国家の安泰と皇室の繁栄を一心に祈ったという場面。
IMG_3206.JPG気迫を感じますね。
無実の罪で流されてもなお国の安泰を
祈る姿は素晴らしいのですが、その後、都戻る願いも叶わず逝去されます。

(十六)安楽寺
IMG_3208.JPG
配所の御生活3年、59歳でお亡くなりになり、御遺骸は安楽寺に葬られ、
その上にお社が建てられ、太宰府天満宮としてあがめられるようになりました。
IMG_3210.JPG牛が止まった場所が太宰府天満宮
このジオラマ、博多人形という豪華な展示ですが、改めて学ぶことができました。

他には道真公の人形の数々が多く展示されています。
IMG_3212.JPGIMG_3213.JPGIMG_3215.JPG
IMG_3217.JPG曲水の宴
IMG_3218.JPG優雅ですね
IMG_3220.JPG太宰府天満宮にきたら
IMG_3221.JPGぜひ菅公歴史館へ
IMG_3222.JPGで、せっかくなので
IMG_3223.JPGおみくじ 小吉
IMG_3224.JPGおとなしくしています(^^;
十分楽しめましたのであとは帰るだけ。
天神経由で空港に向かいます。

IMG_3228.JPG太宰府駅近く
見づらいのですが、一蘭があって、その奥に
IMG_3229.JPG稲庭流?(笑)

楽しい時間はあっという間ですが、空港へ急ぎます!


(つづく)




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