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映画「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」を観る [映画(や・ら・わ行)]

ウディ・アレン監督の新作、予告編も楽しそうだったので、映画館へ観に行きました。

レイニーデイ.jpg


あらすじはYahoo!映画さんより。

学校の課題として著名な映画監督ローランド・ポラード(リーヴ・シュレイバー)の
インタビューをマンハッタンですることになった大学生のアシュレー(エル・ファニング)。
彼女と恋人のギャツビー(ティモシー・シャラメ)は、
それを機に週末をマンハッタンで楽しむことに。ニューヨーカーのギャツビーは、
アリゾナ生まれのアシュレーに街を案内しようと張り切るが、
ポラードに新作の試写に誘われた彼女が約束をキャンセルするなど、
次々と予想もしていなかった出来事が起きる。




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ウディ・アレンらしくセリフが多いです。(笑)

癖のあるキャラクターが山盛りにたくさんのセリフ、
思わぬ方向にどんどん進んていく展開、舞台はNY、それってウディ・アレン。

面白いかと言われれば、ウディ・アレン作品でどっぷり楽しむというのは
シンプルな作りな私にはなかなかないのですが(笑)、今回はまあ面白いです。
キャスティングや展開次第というのもありますが、
基本的にはなんとなくいつも最後にはOK的なイメージなので、
今回も普通に面白く見られました。

中年俳優、リーヴ・シュライバーとジュード・ロウは、
ウディ・アレンにすぽんとはまった演じぶりで、
これはキャスティングの妙かなと本当に思えました。(笑)

20代半ばから訪れていた(もう6年くらい前に訪れたのが最後だけれどね)NY,
その雰囲気が見られるので楽しかったりするのですが、
日本よりも広いアメリカ、NYにきた地方出身のお姉さん(エル・ファニング)が
自分にとってプラスになると思ってどんどんそこに埋没していく様子に
NYの景色もプラスされていくのが楽しく見られました。

って、あらすじは楽しいのかどうか分からなかったのですが。(^^;

若い子が会えないと思っていた有名人に出会うチャンスを得たら、
チャンスを逃すのはもったいない!と、こうやってずるずると進んでいくんだろうな、
というのは分かるのですが、予定通りに行動せず途中行方不明状態になる彼女に
疑問を持つ彼氏ギャツビー(ティモシー・シャラメ)がいらついて、
そこから派生していくドラマ、それも見ていてイライラしたのですが、
最後にギャツビーの母親の告白。
これで結果オーライな作品かなと思いました。
逆にこの告白がなかったら作品が引き締まらず面白くなかったと思います。

キャスティングといえば、セリーナ・ゴメスがギャツビーの幼馴染で登場するのですが、
Dead don't die.jpg
最近見たゾンビ映画のようなことにならずにホッとしました。(笑)

ちょっとしたエピソード(ギャツビーの兄の婚約者の笑い声のエピソードとか)を
あれこれとNYの舞台にちりばめたセリフいっぱいのウディ・アレン作品としては
尺もそんなに長くないので飽きない感じでしたが、
ティモシー・シャラメにはあまりいい印象を持てない役柄だったものの、
これから中年になっていくにつれいい俳優さんになるのではと期待しつつ、
ウディ・アレン健在だなと思った「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」でありました。




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