映画「ミッドナイト・イン・パリ」を観る [映画(ま行)]
何故借りた作品の中に入っていたかよく分からない作品。
多分ウディ・アレンだからなのかな、と記事を書きながら思い出し。
あらすじはYahoo!映画さんより。
ギル(オーウェン・ウィルソン)は婚約者(レイチェル・マクアダムス)と共に、
彼女の両親の出張に便乗してパリを訪れる。
彼はハリウッドで売れっ子脚本家として成功していたが、作家への夢も捨て切れずにいた。
ロマンチストのギルは、あこがれの作家ヘミングウェイや画家のピカソらが暮らした
1920年代の黄金期のパリに郷愁を抱いており……。
これ、、ウディアレンが自分で演じたかったんだろうなあって思いながら観ました。
婚約しているのにイマイチかみ合わない時点でこりゃ違うところにいくかな、って
思いながら観ていましたが、まあ、その通りの展開で。(笑)
アメリカ人ながらパリの雰囲気になじみたいと思うギルがタイムスリップ、、
話は非常に面白いですよね。
今と違う時の流れとどこか退廃的な夜の雰囲気。
とはいえ。
英語なんですけどね。(笑)
キャシー・ベイツが出てきたときに、「あれ、これってミザリー。。」
私の中でキャシー・ベイツといえばこれなので。(笑)
パリでヘミングウェイに信頼された人物として登場しますが、
英語で話すんだもん。 ここは完全に興ざめ。
他の人物も、みな英語を話す。。 ちょっと違和感でした。
とはいえ、昔にタイムスリップして感激しつつ、自分の生まれた時代もいいんだな、と再認識する、
そういうところで話が終わってほっとしました。。
文学青年でパリに憧れて、、、で、そこから話が展開していくわけですが、
最後のハッピーエンドには私もほっとしました。
(あのヤンキー娘とそのまま結婚しなくてよかった、という意)
主役オーウェン・ウィルソンを見ているといつもあの曲がった鼻ばかり気になるのですが、
そこが途中から気にならずに観られたのもウディ・アレンマジックだったのかもしれません。
話としてはそんなに厚い感じはなく、パリの雰囲気、景色でもっていた部分はありますが、
話のアイデアは面白いし、ファンタジー的な作品を観たい人にはオススメの
「ミッドナイト・イン・パリ」でありました。
あれから4年 [東日本大震災]
あれから4年経ちました。
テレビでは関連した番組があれこれと放送されていて、
ああそうだ、4年経つんだな、って思ったりしたのですが。
もう4年なのか。
まだ4年なのか。
自分でも分かりませんが、自分自身は相変わらず日々地震があってどきどきしますが、
穏やかな日々が戻ってきています。
いまでもあの時の揺れは思い出しますが。。
(翌日に記事書いてるんですよね、わたし)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2011-03-12
震災後、自分自身が長年勤めた会社を辞めて、それから漂いまくり、今なんとか落ち着きかけて
そんな状況でありますが。
原発の問題もまだグダグダだし、復興もまだまだ道半ばのように見えたりします。
最近、復興予算が余っている、って新聞記事を読みましたが、
適切な使われ方がしていないって事例もあるでしょうし、そんな中で余っている、って
本当に必要なところに使われているのか、って思うこともあります。
震災直後に私も自分で感じたことを記事に書き続けたのですが、
私自身、近くの人が被災され、そのことがずっと気になっていました。
以前記事にしたかもしれませんが、私は千葉育ちではありますが新宿区生まれで、
当時住んでいたときのご近所さんが、ご実家の福島に帰られた後、
うちの母がずっとご近所さん(お母さん)と年賀状だけですがやりとりをしていました。
40年以上の間ずっとです。
年賀状なので、お互い元気であれば、って感じでしたが、
震災時、住所は知っていても電話番号は知らないので連絡もとれず気になっていました。
で、その暮れの年賀状、2012年の年賀状ですが、
向こうからはいつも届く年賀状がこなかったのでどうしたのか、、と思っていたら、
暖かくなってきた3月ごろにはがきが届いたんですよね。
地震、津波、原発で放射能、、ご近所さんだったそのお家の方々は
軽自動車でガソリンがある限りは遠くにいかなければ、と栃木まで移動して、
その後ずっと避難所生活を送っていたそうです。
ご自宅の住所から避難所まで、うつぼ母の年賀状が転送されたのが3月、
それで自分の無事を伝えないと、とお葉書を送ってくださったそうですが。
日本の郵政事情の凄さにも驚きましたが、
40年前とはいえ、ご近所だった方がそんなに大変な思いをされていたということに
震災の大きさを感じました。
その後、電話やはがきでやりとりをするようになりましたが、
昨年後半、ご自宅には戻れないので息子さんと違う土地に居を構え、
新たに生活を再開されたとのこと。
うつぼ母と同じ年代なので(70代後半)、そんな年でとにかく遠くに逃げねばと車を走らせたこと、
長年暮らした土地にもどれないという不安、戻ることをあきらめざるを得ないこと
そんなことを知ったことで、震災の影響の根の深さというか復興の大変さを私なりに感じました。
一方で嬉しかったのはkotobukimaruさんのお声かけもあって少しだけ参加した、
表浜の復興。
(こちらね)→ http://omotehama.com/
本当に少しだけですが応援させていただいたら、昨年暮れに玉手箱が届けられました。
(lovin姐さんの記事です)→ http://lovin-tiger1.blog.so-net.ne.jp/2014-12-27-1
応援した以上に還ってきた感じで恐縮だったのですが、
少しでも応援した分が、皆さんの生活を普通に戻すことに役だっていったのであれば、
嬉しいかなって思いました。
こうやって書いていると、まだ4年なんですよね。
まだまだこれからということも沢山あると思います。
私は計画停電もなく普通の生活に戻っていますが、
まだまだ復興の道に進まなければならない土地が多いことも忘れてはいけませんね。
自分自身がそう思うことの大切さを実感しつつ、久しぶりにこのカテゴリーで記事にしました。
オリンピックで国が騒いでいるのは分かりますが、
まだまだ復興にかけるエネルギーは必要ですし、
私たちも忘れてはいけませんし、自分にできることはしなければ、ですね。
蕎麦打ち体験 [呑んだり食べたり(日本そば)]
人生初めてのそば打ち体験。
寿輔師匠の後援会の方からお誘いいただき初参加です。
お蕎麦って上手い人が打ったものを有難くいただくものかと思っていたのですが
(おまけに蕎麦打ちってちょっと敷居が高そうに見えていた)
エプロンだけもってくれば大丈夫と言われて参加してみました。
で、行った日の参加者は15人。
蕎麦打ち初めて、という人は私も含めて6人。 多くてちょっと安心です。(^_^)
最初に上手な人がお手本を見せてくれた後、
初級者が上手な人に指導してもらうという流れでスタート。
で、最初は見ているだけなので、写真を撮らせていただきました。
粉をふるって (そば粉8に小麦粉2)
まぜてまぜて
お水を少しずつ入れて
粉に水を含ませて
まとめた後は
のばします
丸く伸ばした後
これでくるくるして伸ばして
四角になるのはなぜだろう
もう一人、お上手な方の出来上が来
これを切って
出来上がり。
この後、私も作りましたが、丁寧に教えてもらい、、生地が殆ど割れずに切れたので
きれいにできて、、これは自宅へお持ち帰り。
その後は、上手な方の打ったそばを食べながら呑み会です。(^_^)
乾杯♪
!!
上手な方が打ったそばを美味く茹でているので、これがツルツルっとしたのど越しで
お酒のみながらモリモリ食べました。
で、差し入れのワインとかいただきながら
宴会は2時間ちょい続いてお開き。
あとは、自分の打ったお蕎麦を実家の婆1号といただきます。(^_^)
意外にきれいにきれてるでしょ。
大きな包丁で切るのが難儀でしたが、コツをつかめるとノロノロでもきれてきます。
今回600グラムの粉を打ちましたので、出来上がりは6~7人分くらい。
婆1号の天ぷら
私は、いかげそと玉ねぎのかき揚げが好きなので所望したのですが、
なんだか色々と揚げてくれました。(^_^)
自分で打ったそば、、つるつるとしたのど越しで思っていた以上に美味でした。
自分でお蕎麦なんて打てるのかな、って思いながらの参加でしたが、
手伝ってもらいながら打ったお蕎麦、、これがねぇ、、本当に美味しくて、
はまりそうです。(^_^)
というわけで、きっかけをいただいて今回感謝感謝で、
次回参加して、もっときわめて、、友人にも食べさせたいな、と思った
蕎麦打ち体験でありました。
映画「恋におちて」を観る [映画(か行)]
映画館で観た映画。30年も前のなのか、、と思いながら再び観ました。
あらすじはYahoo!映画さんより。
クリスマス・イヴのニューヨークの書店で運命的な出会いをしたフランクとモリー。
ふたりは同じ通勤列車に乗り合わせた事をきっかけに急速にお互いを意識し始め、
デートを重ねる度に精神的に魅かれ合って行く。だが、それぞれには申し分のない家庭があり、
いけないと思いながらも互いの感情を抑えられなくなってきた頃、双方の家族に浮気がばれてしまい……。
偶然過ぎる。
おそらく、公開当初に観た時もそう思ったかもしれませんが、
心が汚れまくった中年になってから観るともう面白いくらい偶然が続く。
ハーレクインロマンスかよ。
(若い頃、自宅にいっぱいあったので読んでました、私(笑))
ま、そんなに偶然が重なるかなって思いますが、重ならないと展開しないので、
そこは気にしないとして。(^_^.)
30年も前の作品ですからね、携帯もないし、インターネットでメールもできない。
私もその頃ってどうやって友達と連絡とってたのかな、電話くらいだっけ、なんて思い出しましたが、
やっと2人で逢える空間で、フランクが友人の家を借りるのですが、
やはり家族は裏切れないと踏み切れないモリー。
そういう気持ちは分かります、結婚していない私でも。
それでも会いたい気持ちで週に一度、いや二度会えるかも、、、てな感じで約束すると、
駅までフランクを妻と息子たちが迎えにくる。。
そんな光景を見せつけられたら、ああこういう関係はいけないわ、って思いますよね。
切ない気持ち、分かりますって。
フランクは少々身勝手な感じで、どちらかというとモリーの気持に立って見ていました。
家族を守りたいけど、でも、外に好きな男が出来た。。でも両方とは難しいだろうという気持ち。
おまけに自分がフランクに会っているときに父が病院で亡くなっていた、、、
亡くなるそのときを看取れなかった罪悪感のようなものを感じるモリー。
結局そういう気持ちを保ち続けられずに2人は離れ離れになるんですが、
その何年か後に、再び「偶然」が2人を呼び寄せてめでたしめでたし、となります。
別れっぱなしだと映画にならないし(笑)、2人が再び会えるのはよいことですが、
30年前の映画だからこういう展開もアリ、なのかもしれません。
私が普段の通勤で使う駅は味気なくてロマンのかけらもありませんが、
(通勤電車であってギュウギュウだし)
この映画で使われているNYのセントラルステーションは本当に素敵な建物です。
こんなところでばったり出会った人と恋におちたら、、、と
NYを訪れて思った私ですが(時にはロマンチックなんです、私も)
べたな話とはいえ、デニーロ先生も素敵だし、きっとまた観てしまうだろうな、と思った
「恋におちて」でありました。
デイブ・グルーシンの音楽も素敵です!
品川「響」で陸奥八仙 [呑んだり食べたり(チェーン店)]
軽く食べて呑むのに最近重宝している響さんに行きました。
最初はグラスワインです。 さっぱり辛口
お通し
柏のビタミン大根
ビタミン豊富らしいです。 ちょっと辛味があってシャキシャキ美味でした。
好物の豆鯵
豆、、、とつく割に、
でか。(笑)
小ぶりなものが仕入れられなかったのでしょうか、
いつもより妙に歯応えのある味でした。。。
目鯛
伊豆から直送のお魚が何種類かお刺身メニューで本日のオススメに入っているのですが、
この日一番のオススメと言われ、迷わず注文。
ぷりぷりこりこり アジも濃くて美味
で、伯楽星呑んでたら
違うのもいかがですか? オススメされたのが陸奥八仙
う・ま・い♪
軽やかで、でも味がしっかりしていて好み。
牛タン
カウンターに座っていたので目の前で焼いているのが見えたのですが、
焼き終わってお皿にのせて運ばれるのを待っている状態、、が長く、
「あれ、私の注文じゃないのかなー」ってずっと思っていたら、
その後はこばれてきたという。(-.-)
美味しかったけれど。。。
熱々で食べたかったなあ。
〆に漬物でさっぱり。
いつも混んでいるので多少のことは仕方ないかな、と思うことにしているのですが、
自分の見えるところに出来上がった料理がずっと見えていて、
それが自分のところに運ばれちゃったりすると、、、テンションちょっと下がりますな。(-.-)
とはいえ、まあいつもは美味しく呑んで食べているので
また今後も立ち寄って食べて呑みたい響さんでありました。
映画「娚の一生」を観る [映画(あ行)]
snorita姐と一緒に観に行ってきました。 観たのは土曜日の朝一の回。
あらすじはYahoo!映画さんより。
キャリアウーマンとして仕事に忙殺されながら、
心が締め付けられるような恋愛をしていた堂薗つぐみ(榮倉奈々)は、
祖母が亡くなった後に東京から田舎の一軒家に引っ越してくる。
そこへ彼女の祖母を慕っていたという大学教授・海江田醇(豊川悦司)が現れ、
強引につぐみの家に住み込むようになる。
当初は親子ほども年の離れた海江田のアプローチに困惑するつぐみだったが、
少しずつ距離が近くなっていく。
土曜の朝から
オバチャン2人で
トヨエツ。(笑)
娚の一生 コミック 全4巻 完結セット (フラワーコミックス)
- 作者: 西 炯子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/10/01
- メディア: コミック
この原作、買ったんですが、読むと変な先入観も入るかなと読まずに映画版を観ました。
原作を読んでいるsnorita姐は、つぐみはこんな感じじゃない、ってことでしたが、
原作を読んでいない私にも、つぐみがどうして心に悲しみを抱え込んでしまったのか、
ただ暗いオネエチャンに見えなくもないって感じがしたのが残念ポイントでした。
たぶん、、キャスティングもあったかもね。 演じていた榮倉さん、足長いのはいいけれど。
ま、そんなことはさておき。 もうねぇ、、トヨエツですよ、トヨエツ。
このあたりでトヨエツに萌えた私ですが、それから時間も経ち、
オッサンになったトヨエツがどんなもんかと思いましたが。
もうねぇ、
枯れ具合
が堪らない感じでした。 トヨエツ、素敵に枯れているのが2人とも萌えました。
で、話は上でかいつまんで書いてある通りですが、
長い間変わらないであろう田舎の風景の中で繰り広げられるので、
観ていてハラハラもせず、どこか安心して見ていられるような、、作品でした。
つぐみ、がちょっと暗いのが気になったとはいえ、
突然やってきたオッサン(トヨエツ)に戸惑いながらも心を開いていく様子とか、
突然現れた子供を絡めてのエピソードなどは見ていてほっとする展開でしたし。
つぐみの母親役の根岸季衣もいい味出していましたし。
出番が少ない役ながらインパクトのある演技に観ながら微笑ましい気持ちにもなったり。
で、宣伝も取り上げられていた足チュー場面ですが、意外に長くてビックリ。
まあ、そういう萌え場面で私がお腹グーグーなりまくり、
snorita姐が映画に集中できなくなってしまったのが申し訳なかったのですが。(笑)
snorita姐、本当にごめんなさい。。m(__)m
ハッピーエンドで観終わった後、温かい気持ちになりつつ、
エンドロールで流れるJUJUの歌があまりにやかましすぎて、
「もっとさらっと流してくれるような音楽ならいいのに」なんて思いましたが(ここもかなり残念)
トヨエツの枯れ具合とか、オッサンと若いオネエチャンの恋愛を理解できるという人にはオススメ。
それ以外の人には面白くもなんともない映画だと思いますので、
トヨエツが好きな方にはどうぞ、という「娚の一生」でありました。
全然本編と関係ないんだけどね、
この2日前に書いた深夜食堂といい、この娚の一生といい、
出ていた向井理、存在感が全然感じられなかったんだけど、、、、大丈夫かしら。
仕事選んだほうがいいと思うってか、こういう役柄、、、受けたのなんで?
白山「満津美寿司」で帆立焼き [呑んだり食べたり(満津美寿司(2019年閉店))]
今年初めての満津美さんです。(今頃アップするという。。。)
1月初旬に行ったのですが、、、もう禁断症状というかなんというか。(笑)
あけましておめでとうございます!とお店の方々に挨拶してカウンターに着席。
で、今回先に友人が到着してさっさと呑んで食っていたので、
いかげそ、食べかけ。。
お通し
筍の煮物と大好きな塩辛♪
塩辛で早く日本酒呑みたかったのもあったりして、
ビールは小瓶で。 かんぱい♪
おつくり
右手前のソイがこりこりした白身で美味。 鯖も相変わらず美味しいわぁ。。。
はい、元酒です♪
ほわほわ穴子
中盤にねぎとろ巻
ファイアーな帆立焼き
で、赤貝の肝をつまんで至福
ぴかぴかのいわし
で、お腹いっぱいになってきたので〆ます。
こはだ うに
なっとぅ巻
しじみのお椀。。
あ~、おなかいっぱい♪
暮れにもお邪魔した満津美さんですが、
いかないと禁断症状が出るというかなんというか、
ああ、満津美さんのイカゲソにアナゴになっとぅ巻が食べたいって思います。
それ以外に美味しくてきれいな盛り付けのおつくりとか、とかとか、あ、元酒もね。
なんて感じで、新春早々から楽しめた満津美さんでありました。
映画「深夜食堂」を観る [映画(さ行)]
友人と休みの日に出かけて、ふと入ってみた作品です。
映画館で邦画、久しぶり。
あらすじはYahoo!映画さんより。
ネオンの光がまばゆい繁華街。その路地裏でマスター(小林薫)が営む小さな食堂「めしや」に、
誰かが骨つぼを置き忘れていく。
さまざまな憶測が飛び交う中、
新しいパトロンを探している最中に隣り合わせになった年下の男に惹(ひ)かれるたまこ、
毎晩のように店に現れては常連客のあけみに会いたいと騒ぐ謙三、
無銭飲食したのが縁となって住み込みで働くことになったみちるなど、
クセありワケありの者たちがマスターの作る素朴な料理に舌鼓を打ちながら涙と笑いに満ちた
ドラマを繰り広げていく。
久々の田中裕子。
実に淡々としている映画だったのですが、
最後の最後に田中裕子がおいしいところを持って行った感あり、でした。(^_^)
原作は漫画で、
全然知らずに観たので先入観がなかったのもよかったかもしれません。
めしやの店主、小林薫の渋く枯れた(ギラギラ感なし)感じがしっくりするというか、
そこに深夜集まる訳アリ風な客などなど。
とん汁定食しかメニューがない店なのに、その日の仕入れなどでいろんなものを出してくれる、
そんな素敵なお店。
強面風のおっさん(松重豊)の「いつもの」という注文に出てきたの赤いタコさんウィンナーとか、
鉄板にのった熱々のナポリタンとか、出てくるものすべてが美味しそうに見える。
グルメ、ではなく、どこか懐かしい料理の数々と、古臭い佇まいの店内の様子とが、
観ていて「ああ、こんな店、近所にあったらいいのになあ」ってずっと思っていました。
なんとなく、2時間ドラマっぽい感じもしなくはないのですが、
製作費などの問題で作り込むのも予算に限度があるからなのかな、と思ったりしましたが、
店内で起きる様々な小さい出来事をすべて店主が見守って温かくまとめていく、
そんな感じにも見えました。
小林薫の他に、交番のおまわりさん(オダギリジョー)、目立たない客(向井理)、
他にも色々と有名な俳優さんが出ていたような気がしますが(余貴美子も出てた)
それを最後に大波立てて現れるのが田中裕子なわけで、
もうこの天然というかどっかの星からきたんでないか、というイメージが強いのですが、
もうこれって30年以上も前なのね。 私も歳をとるはずです。(笑)
で、今作の田中裕子、当然老けておばさんになっているのですが、
まあその存在感はすごいですね、不思議な世界に観ている人を引きずり込む感じで
それまで淡々としていた雰囲気で一瞬寝そうになっていた私も(つまらない訳じゃないんだけど)
目が覚めてくすくすと笑いながら観終わりました。
映画館でどうしても観た方がいいですよって感じの作品ではありませんが、
私と同年代の人にはどこか心にほんわかと沁みる部分も多いかな。
自宅でDVDで観ながらちびちび飲むのも楽しそうかな、と思った「深夜食堂」でありました。
築地「築地青空三代目」で海鮮しゃぶしゃぶ [呑んだり食べたり(寿司)]
久しぶりに築地へ飲みに行きました。といってもだいぶ前の話です。。
(お店ホームページ)→ http://www.aozora3.jp/index.html
今回は海鮮しゃぶしゃぶの入ったコース料理をいただきました。
こういうアラカルトもあって魅力的なのですが。。
次回はアラカルトでもいいなあなんて思いながら最初はビールで乾杯したはずなのですが、
ナゼか写真なし。(^_^.)
前菜
左から、なんだっけ(魚の)煮凝り、自家製いくら醤油漬け、自家製アン肝、ばい貝、鰆
メモも取らずに説明聞いて、はいはい返事しているだけなので、
記事を書こうと思うとすっかり忘れていること多々です。。。メモとればいいのにねぇ。。。
ちょこちょこっと5種類盛ってあってどれも美味でしたが、
特にアン肝はネットリしながらくどくないというか。。。
やっぱり日本酒♪
あまり見ない長野の横笛
無濾過で生原酒と聞けば呑みたくなるのが酒呑み。(^_^)
こってりしすぎず、な感じのお酒でグビグビ。
♪
大トロ、白子、たこ、鰆(だったかな)、鰤、の他に海草を練り込んだ麺と水菜。
ぷるぷる♪
とろけてクリーミーな味わいでございました。
で、こんなに美味しい白子を食べていたらものすごいスピードでお酒が消えていくわけで。
で、2つ目は貴 新酒です
すっきり目の辛口。 これもうまうま。
鯛兜煮
この顎のところがうまかった
作
以前、銀座小十さんでここのプロトタイプを飲んだことがありますが、
明らかにガンダム好きでしょ、この酒蔵。
(プロトタイプ)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2014-09-20-1
これはすっきりしたお酒でした。
で、コースは〆のお寿司へ。。
さより いかウニ
シソが苦手と伝えてあったので私の分はシソ抜き。
でも色合いを観るとシソが入っていた方がきれいね。(^_^.)
ぶり?だっけ、
かわはぎ 肝が滅茶うま
超辛口の〆(けじめ) 本当に辛口だった
ねぎとろ巻
ご飯より割合の多い中落ちがとろける美味さ。
穴子と大トロ
穴子はどうしても満津美さんと比べちゃうので申し訳ないのですが、
大トロはうまいね。
とはいえ、年に一度でいいかも大トロ。。。
赤身が好きなのでこういう口解けする高級大トロはごくごくたまにで十分幸せです。(^_^)
塩かっぱ
これは見た目重視だったせいか、板さんも忘れてしまったらしく、
シソが思い切り入っていたので、箸でちょいちょいつまみ出して食べいたら、
お店の方が「あ、すみません、シソお嫌いでしたね」って謝ってきたのですが、
こちらこそ日本人のクセにシソ嫌いですみません。。。。
大きな蛤のお吸い物をいただいて
自家製ガトーショコラ で 〆
呑兵衛なのでデザートは特になくてもいいかな、と思いますが
(ただオッサンが若いオネエチャン連れてくるときはデザート大事(笑))
酒に合う前菜から新鮮な魚介のしゃぶしゃぶ(ポン酢も美味しかった)、
たまらん酒のラインアップに〆の寿司まで、大満足でした。。。 さすが築地です。。
夜の築地場外、、、飲食店がぽつぽつ、、って感じですが、
ここはいつ来ても混んでいます。
ちょっとお高めなのでそうそう来られませんが、年に一度は来たいかな、
と次回はアラカルトで色々食べたいと思った築地青空三代目さんでありました。
広島旅行記2015~あとはカエル編②~ [日本の旅(中四国)]
空港で少々イラつくことがございましたが、飛行機に乗ったらあとは羽田に向かうのみ。
帰りは普通席の一番前
B767の時は15列目を選ぶと普通席の一番前で足元ゆったりです。(^_^)
飛行機は定刻にドアしまり、スムーズにプッシュバック。
あっという間でした。。
お手ふりに振り返し。。
富士ドリームエアライン
ANAのコードシェアで成田に行く飛行機。
成田行きって乗り継ぎ程度の需要しかないから機材もちっちゃいのかな。
離陸直後に見えたゴルフ場
飛行機は揺れもなく順調に飛び続け
瀬戸内海かな
ぴゅーん
コーヒーをいただいて
あ、観えてきた
往路ほど近くには見られませんでしたが、(海沿いを飛ぶから?)
往復で富士山を拝めてラッキーな気持ちになりました。
また会えますよう
飛行機は、追い風のお陰もあったらしく、定刻より10分くらい早く羽田着。。。
ただいま♪
早く着いてよかったわぁ、、と思ったのですが、その後乗ったバスは渋滞で遅れ、
結果的には早くなった分遅れて予定通りな感じで帰宅。。。
そんなこともございますよね。(^_^.)
で、その日は買ってきたお土産で晩酌。
冷凍かき
簡単に加熱できました
いただきまーす
ぷりっぷり♪
レンジで簡単に温められて値段も4個で1000円と手ごろなのでお土産にはよいかも。
他にがんす、広島菜、タコ入りの練り物で美味しくグビグビいたしました。(^_^)
今回、久しぶりに訪れた広島でしたが、
改装中とはいえこれまでの展示が観られた平和記念資料館、2つの美術館、
落ち着いて散策できた縮景園、そしてお酒を楽しめたちょびひげMサンとの宴会!と
盛りだくさんな旅となりました。
ちょびひげMサン、有難うございました!
というわけで、年に一度はぶらぶらグビグビしたいと思った今回の広島旅行でありました。
(これにて広島旅行記2015 おわり)