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映画「アニー・ホール」を観る [映画(あ行)]

ウディアレン先生の作品ですが未見です。

あらすじはYAHOO!映画さんより。

NYを舞台に、都会に生きる男女の恋と別れをペーソスと笑いで綴ったラブ・ストーリー。
うだつの上がらないスタンダップ・コメディアン、アルビーは、
知り合った美女アニーと意気投合して同棲生活を始めるが、うまくいくのは最初だけ。
次第に相手のイヤなところが気になり出した二人の間には見えない溝ができ上がっていた。
そしてアニーの前に現れた人気歌手のカリフォルニアへの誘いが二人の仲にピリオドを打つ
決定的なものとなった……。

アニー・ホール [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD



 



ウディ・アレンの出世作といわれる作品なのですが、
時代が違うとはいえ、そういうことに関係なく。

こういう男の人は全然萌えないなあ。

ま、ウディ・アレンの外見が既にダメなのですが、
もし身近にあってもどこまで分かりあえるのか、、、謎です。

実際、会うことないんだけどさ。(笑)

ウディアレンって画面に向かって話しかけるの多いんですが、
まあ、それってあくまでも男の立場から語りかけてくるわけですよね。

果たして、男がこれを観てどこまでウディ・アレン演じるアルビーに共感できるのか。
そんなことも気になるなーと邪念たっぷりで観終わりました。

ウディ・アレンの作品が結構男と女の考え方の違い、、みたいな作品が多いような気がします。


(彼の作品をamazonで拾おうとしたけれど面倒なんで割愛(笑))


おそらく、この作品も発表したころは話題作だったかもしれませんが、
ダイアンキートンもオシャレだったし、今となっては、しかも私が五十路に近い年頃では、
あんまり共感できないまま観終わった感じです。

要は男と女の脳ミソの違いを描いているんですよね。
体を求め合うものの、普段の生活では考えの違いで揉めてばっかりの2人。
ウディアレン演じるアルビーは、グジュグジュしてるんですよ。
もっと大きく構えてどんといけ、と見ていて思ったりしますが、全然そうならない。
一方、ダイアンキートン演じるアニーは常にポジティブで新しいことも恐れず進むタイプ。

そんな2人なので、アニーが新しいところに進もうとするところで別れるわけですが、
ま、そうなっちゃうよね、って感じ。

いくら体の付き合いができても心で近づこうという気持ちがお互いあったかというと、
2人の行動はあまりそう見えなかったようにも思えましたし、
本当にそう思えば、どこかで心が繋がりあえるところがあったかもしれませんが、
そういう歩み寄りも2人にはなかったように見えましたので、結末はごくごく想定内だったような。。。

かといって悲しい結末って感じもなく、さらっと終わってしまった感じでもあり、
ま、人生それぞれだ、って思ったりするにはいいかもしれない。。。

古い作品で、あれ??ってな部分があるのは差し引いても比較的淡々とした作品で、
大人の関係がどろどろせずになんだかさらっとして終わってしまうということに
いらつかずに観られるのであればオススメかなという「アニー・ホール」でありました。


ダイアン・キートンのファッションは今見てもオシャレです♪



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