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映画「恋におちて」を観る [映画(か行)]

映画館で観た映画。30年も前のなのか、、と思いながら再び観ました。

恋におちて [DVD]

恋におちて [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ジャパン
  • メディア: DVD



あらすじはYahoo!映画さんより。

クリスマス・イヴのニューヨークの書店で運命的な出会いをしたフランクとモリー。
ふたりは同じ通勤列車に乗り合わせた事をきっかけに急速にお互いを意識し始め、
デートを重ねる度に精神的に魅かれ合って行く。だが、それぞれには申し分のない家庭があり、
いけないと思いながらも互いの感情を抑えられなくなってきた頃、双方の家族に浮気がばれてしまい……。






偶然過ぎる。


おそらく、公開当初に観た時もそう思ったかもしれませんが、
心が汚れまくった中年になってから観るともう面白いくらい偶然が続く。


ハーレクインロマンスかよ。
(若い頃、自宅にいっぱいあったので読んでました、私(笑))
 


ま、そんなに偶然が重なるかなって思いますが、重ならないと展開しないので、
そこは気にしないとして。(^_^.)

30年も前の作品ですからね、携帯もないし、インターネットでメールもできない。
私もその頃ってどうやって友達と連絡とってたのかな、電話くらいだっけ、なんて思い出しましたが、
やっと2人で逢える空間で、フランクが友人の家を借りるのですが、
やはり家族は裏切れないと踏み切れないモリー。

そういう気持ちは分かります、結婚していない私でも。

それでも会いたい気持ちで週に一度、いや二度会えるかも、、、てな感じで約束すると、
駅までフランクを妻と息子たちが迎えにくる。。
そんな光景を見せつけられたら、ああこういう関係はいけないわ、って思いますよね。

切ない気持ち、分かりますって。

フランクは少々身勝手な感じで、どちらかというとモリーの気持に立って見ていました。
家族を守りたいけど、でも、外に好きな男が出来た。。でも両方とは難しいだろうという気持ち。

おまけに自分がフランクに会っているときに父が病院で亡くなっていた、、、
亡くなるそのときを看取れなかった罪悪感のようなものを感じるモリー。

結局そういう気持ちを保ち続けられずに2人は離れ離れになるんですが、
その何年か後に、再び「偶然」が2人を呼び寄せてめでたしめでたし、となります。

別れっぱなしだと映画にならないし(笑)、2人が再び会えるのはよいことですが、
30年前の映画だからこういう展開もアリ、なのかもしれません。

私が普段の通勤で使う駅は味気なくてロマンのかけらもありませんが、
(通勤電車であってギュウギュウだし)
この映画で使われているNYのセントラルステーションは本当に素敵な建物です。
こんなところでばったり出会った人と恋におちたら、、、と
NYを訪れて思った私ですが(時にはロマンチックなんです、私も)
べたな話とはいえ、デニーロ先生も素敵だし、きっとまた観てしまうだろうな、と思った
「恋におちて」でありました。

デイブ・グルーシンの音楽も素敵です!





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