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映画「キス&キル」を観る [映画(か行)]

考えないで見られそうな作品だと思って借りました。

キス&キル [DVD]

キス&キル [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD

あらすじはamazonさんより。

ジェンは失恋の傷を癒すバカンス中、信じられないほど素敵な男性スペンサーに出逢う。
ひと目で恋に落ちたふたりは、美しいリゾート地でデートを重ね、見事ゴールイン。
優しくてハンサムな夫との夢の新婚生活。
しかし、彼には、平和な日常を一変させる、ある“危険”な秘密があった…。
なんとスペンサーは、元・ CIAの凄腕スパイだったのだ!
彼の命を狙う敵を相手に、ジェンも銃を手にして戦うはめに。
一筋縄ではいかない二人の愛が、今、試される!

ひどい邦題だなあと思ったのですが、原題も“Killers / Kiss & Kill”なんですね。

アシュトン・カッチャーも色々作品に出てるんですが、
コメディとか恋愛ものが多いというか(最近はもちょっと落ち着いた作品もあるけれど)
顔立ちが派手なキャサリン・ハイグルと共演している割に記憶に残らない感じの作品でした。

なんとなくクダラナイスパイ映画かな、と思っていましたが、それとも違うという。(^_^.)

深く考えなくても見られるかな、と思ったのは当たっていましたが、
なんとなく地味というかなんというか、低予算なのかな、って感じがしなくもなかったような。。。

まあ、お金かけてドッカンドッカン派手にやったりCGにすればいいってもんでもないのですが、
雑というかつくりが甘めというか、キャスティングもどうかなあ、って感じで。

アシュトン・カッチャーが切れ者の元スパイ、という設定にすでに無理があったような。(笑)

キャサリン・ハイグルも顔が派手すぎて、これがケイト・ハドソンとかの方がいいのかな、とか。

なんといっても、キャサリン・ハイグルのお父さん役がトム・セレックで。

あら、久しぶりだ、このオッチャン、ずいぶん老けちゃったけど、
なんでこんな濃い人を脇役にするんだろう、ってこの人が実は大事な役割なのかも、
キャスティングのせいで最初から犯人が分かってしまう2時間サスペンスみたいでした。(笑)

だって、最後の最後に、トム・セレックは実は、、みたいな展開になってしまい、
「ああ、そうなの、やっぱりそうくるの、そうかと思っていたけど
 まさかそのまんまそうなるとは思ってなかったよ」 てな気分になりましたねぇ。。

唯一見ていてまあまあ面白かったのが、トム・セレックの奥さん役のキャサリン・オハラ。
アル中で朝からブラディメアリーをピッチャーで呑むという設定が極端だぜ、と思いながら、
こういうキャラクターをなんとなく生かし切れなかった、そんな感じもあったりして、
結局のところは残念賞的な作品に思えてしまった「キス&キル」でありました。

 

アシュトン・カッチャーといえば、今度公開されるスティーブ・ジョブスを描いた映画に期待です!

 

 


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