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NY旅行記2011~出発編⑥~ [北米の旅②]

羽田でぐだぐだしている間で長々と書いてしまい誠に申し訳ございませんが
やっと飛行機に乗れます。

RIMG1431.JPG 朝焼けに光るアメリカン航空
RIMG1432.JPGファーストとビジネス搭乗開始 
RIMG1433.JPG 私も今だけワンワールドエメラルドなので搭乗可
庶民クラスながら失礼します、、、と先に進ませていただきました。

RIMG1434.JPGパナソニック石川遼君のバナーを見ながら下へ

飛行機入口に立っていた日本人CAのオバチャン、
「ボーディングパス、見せてくださぁ~い」と高飛車な態度で一人一人搭乗券を確認しています。
庶民クラスでも現在は上級会員なのでワタシも優先搭乗できるんだぜぇ、と搭乗券を見せると、
「はい、どうぞぉ~、乗ってくださぁ~い」と鼻でフンって感じの日本人CA。


ったく、朝から感じ悪いぜ。(V)o¥o(V)



気を取り直して機内後方(笑)へ進みます。

RIMG1437.JPG これが現実 庶民クラス席

でも、JALに比べるとエコノミーのシートピッチは若干ゆったりしています。
(アメリカ人の体型に配慮しているのかよく分かりませんが(^_^.))

で、ワタシは変更してもらったバルクヘッド席に着席。

RIMG1439.JPG 座席前のポケットが少々くたびれ感。
RIMG1442.JPG ちゃっちいイヤフォン 庶民クラスにピッタリです
RIMG1440.JPG 座席から前方を見るとこんな感じ
右手前方のグレーの出っ張りにはドアがついていて、
CAさんたちが休憩する部屋みたいなところになっています。
UAでも機体後方に設置された休憩エリア(の入口)を見たことがありますが、
こんなに堂々とCA用のスペースを確保しているなんて、さすがAA。(笑)
RIMG1441.JPG で、ここ。
CAさんがコーヒーなどの飲み物を作るミニギャレーになっていました。
こういうつくりも初めて見ましたが、航空会社によって機内のつくりって違うのね。

ちなみに私の座っていた側の飲み物担当CAは大きな白人のオジちゃん。
離陸前、ミニギャレーに置いてある飲み物などの数を確認していた、、、かと思ったら、
1.5リットルだか2リットル入りの水をひっぱりだして栓を開けラッパのみ。

その水、客の分ぢゃね???

さすが、おおらかで自由の国アメリカ。(笑)

こんな光景を見るにつれ「ああ、久しぶりの米系航空会社なのねぇ」としみじみ思います。


で、同じ列のバルクヘッド席には中年外人カップル。
「どうも♪」って感じで挨拶したら、暫くしてCAに「座席が違う」と注意され移動していました。

自由席じゃないし。(笑)




離陸前に、機長のウィル・パワーズさんが挨拶。

便名、行き先、飛行時間などの説明をいろいろしてくれましたが、
日系のように途中で挨拶一回(しない人もいるけど)の機長に比べると
飛ぶ前から挨拶して声を聞かせてくれるとどこか落ち着けるような気がします。。。


で、飛行機は定刻の6:40を過ぎた6:55にドアが閉まり、7:15頃離陸。。。。


NYまでの飛行時間は12時間39分。 結構長いです。。


水平飛行になってから、CAさんたちは意外と機敏に動き、離陸後40分で朝食。

早くお休みになりたいというお客様の為、今後は飲み物とお食事を一緒に出して、、、
なんて調子いい理由でドリンクサービスをなくしてしまった(笑)日系(某J○L)より格段に早い。

凄いぞAA。(一応褒めてみた)


朝食は、チキンかサーモン、だったか(もう記憶無し)、二択だったので、
RIMG1443.JPG サーモンを選択
RIMG1444.JPG 和風なゴハンで結構美味でしたが
ラウンジでかなり食べていたのでご飯は1/3くらいつついて終了。

RIMG1446.JPGパンが2個もついているところが米系
これでお腹いっぱいにしてね、ってことみたいで笑ってしまいました。
(さすがにパンには手を出さず)

RIMG1447.JPG 明太ドレッシングのかかったサラダも美味

飲み物は、さっきラウンジでお酒いただいたし、機内はアルコール1杯US$7だし、なので
RIMG1448.JPGダイエットコーク。(けち)
RIMG1449.JPG ぬるくて薄いアメリカンコーヒー

ドリンク類は何度もお代わりを聞いてくれて非常に好感が持てます。
ちなみに食事トレーの回収ですが、トレー以外はすべてグレーのビニール袋に入れるので
カートに戻す某J◎Lに比べて格段に迅速スピーディ。

環境に配慮していない、といわれてしまうかもしれませんが、
食事の配給から回収まで非常に時間のかかる日系に比べると
こういう方式は庶民クラスのお客さんには有難いです。

抱きたい関係 (ナタリー・ポートマン出演) [DVD]

エンターテイメントは大した作品数はありませんが、
映画を機内で見続ける根性もないので、とりあえず日本語吹き替えがあるやつ、
で、ナタリー・ポートマンだし面白いかな、と思ったのでチャンネルを合わせたら。

超駄作


「ちっ、朝からつまんないもん、見ちゃったよ(V)o¥o(V)」

 

(つづく)


タグ:機内食 AA

NY旅行記2011~出発編⑤~ [北米の旅②]

いい加減はやく飛行機に乗れよ、という声が聞こえてくるような気がするのですが
まだ羽田におります。

しつこいのが取り柄です。(笑)

ラウンジはJALのサクララウンジが4時半から開いているので、
AA便でもワンワールド同士なのでJALラウンジを利用させていただきます。

ラウンジに入って「まずはシャワーでも浴びてさっぱりと」と思ったら
残念ながらシャワーは6時から。その頃はとっくに飛行機に乗ってるので断念。残念。

RIMG1417.JPG なかなかモダンな内装の中
RIMG1418.JPGRIMG1421.JPG奥へ
RIMG1422.JPG 窓側のオットマン付の椅子に座ります
(前回シンガポール旅行の際は満席だったので座れて嬉しい(^_^))

RIMG1423.JPG 素敵な朝酒(時間は朝の5時過ぎ)
和食などの温かい食事はシャワー同様6時からなので、この程度ですがありがたいですね。
RIMG1424.JPG ポテトサラダや野菜などなど
菜の花辛し和えもいただきましたが、超しょっぱくてびっくり!

RIMG1425.JPG メゾンカイザーのパン
オーブントースターで温めたら外さくさくで美味しゅうございました。

RIMG1426.JPG でスパークリングワインだかシャンパンだか 泡泡うめー
と、もう1杯いただいて気分よくなったところで、
RIMG1430.JPG マッサージタイムぶるぶる

そして、再び席に戻って、
RIMG1427.JPG
   RIMG1428.JPG
      RIMG1429.JPG

素敵な朝焼けを眺めて「ああ、空港で夜を明かした甲斐があったのお」と一人ご満悦。

なんて感じで過ごしていたら搭乗時刻(5:55)となりました。

RIMG1431.JPG はい、乗りましょう♪

(つづく)


タグ:JL 羽田

NY旅行記2011~出発編④~ [北米の旅②]

まだ羽田におります。(笑)

スーツケースを預けて展望デッキで飛行機を眺め、
深夜酒を一人楽しんでブログ巡りをしたら襲ってきた眠気。

なんとかこれを追い払おうと、空港内をぶらぶら歩いていたら、

RIMG1404.JPG カスタム君を発見しました♪

以前、門司港に行った時にお会いしたカスタム君
まさか羽田空港にもいらっしゃるとは思いませんで。

DSCF0702.jpg 門司港のカスタム君(ちょっと疲れてます)

場所柄、こういうコーナーがあっても不思議ではありませんが、
早朝に見るもんでもないような気がしつつ(笑)展示コーナーへGO!RIMG1405.JPG 没収された品々
RIMG1406.JPG ハブとマングース?
RIMG1407.JPG クロコダイルジャーキー
(ワシントン条約で禁止されているとか書いてあったような気がする)

RIMG1408.JPG肉製品
検査が必要です、とありますが、わざわざ検査してまで持ち込みたくはないかな。(メンドクサイ)

RIMG1409.JPG ピタヤ?
調べたらドラゴンフルーツのことなんですね。。。


と、少々ゆるい空間を満喫し、預けたスーツケースを受け取り
16:20、AAのチェックインカウンターにまいりました。
RIMG1410.JPG プライオリティ・アクセスが使えるのでビジネスクラスへ
本当はワンワールドエメラルドなのでファーストクラスカウンターでもいいかな、と思いましたが、
座席が庶民クラスのくせに、ファーストクラスのカウンターで、、なんて厚顔野郎かと思って
自粛いたしました。(笑)

RIMG1411.JPG 大韓航空は既にチェックインが始まっていました。

RIMG1412.JPG AAのチェックインカウンターもオープン
(係の人がテレビのリモコンみたいなので電源を入れると点灯してた)

と思ったら、スタッフの方々の朝礼っぽい重要事項連絡みたいなものが長引き
オープンしたのは4:40頃でございました。

ビジネスクラスカウンターは2つ。
ビジネス列の2番目に並んでいたので、すぐチェックインしてもらいました。。。
「出来たらバルクヘッド席にしていただきたいんですが可能でしょうか?」とお願いすると、
少々時間がかかりましたが変更してくださいました。

隣では、AAが到着するNY(JFK空港)から乗り継ぐ便がLGA空港という
違うNYの空港の便になっていることが発覚したオジサンが怒髪天。
予約内容を事前にちゃんと確認しないオジサンも悪いのですが、
間違って発券した航空会社(JLだったみたいです)も悪い。
当日には変更できないと言われ、NYで再調整してもらってください、と言われたオジサンは
怒りまくっていましたが、ワタシは乗り継ぎないし搭乗券もらっちゃったからラウンジへ。


RIMG1413.JPG 念のため、といって渡してくれました
JLのカードがあるので要らないのにな、と思いながらインビを手にし、
保安検査、出国し、、前回一度お世話になったラウンジに向かいます

RIMG1414.JPG 早朝で開いてないブルガリのちょっと先を左折して
RIMG1415.JPG エスカレータで上へ。

(つづく)


タグ:JL 羽田

NY旅行記2011~出発編③~ [北米の旅②]

外の展望エリアで飛行機を眺めていたらすっかり冷えましたので中に戻りませう。

時間は夜中の1時ちょっと前くらいです。

RIMG1386.JPG24時間営業RIMG1366.JPG羽田食堂
他にフレンチのビストロっぽい店(キッシュやクレープなど)とカフェがありましたが、
落ち着いて飲めそうな店がよかろうと入ったのがこちら。

奥のテーブル席に案内され、
RIMG1387.JPG メニューを見て品定め
RIMG1388.JPG 定食というか居酒屋というか
RIMG1389.JPG ま、こういう写真を見たらモチロン注文
RIMG1393.JPG 素敵な深夜酒♪
RIMG1394.JPG ジョッキでないのが残念ですが時間が時間だしね。(^_^.)

RIMG1392.JPG おから140円(良心的)
一人でいただくには多すぎず少なすぎず、でちょうどよく、味もなかなか美味。

RIMG1395.JPG で、30分後にはビールも呑み終わったりしたので
RIMG1396.JPG 生酒タイム♪ 空港でポン酒もようございます。
RIMG1390.JPG 米を食べながらでも呑める人なので

RIMG1397.JPG 追加注文しました
RIMG1398.JPG 握りたてのおむすびは160円
RIMG1399.JPG ほうれんそう胡麻和えは140円
空港とは思えぬ良心的価格に驚きつつ、ちびちび呑んで食べ終わったのが2時半ごろ。

出発まで時間があるし、もうちょっとゆっくりしようかと思ったら、
空いた皿をお店のオネエサンがさっさと提げてしまいました。。(ーー;)

食って呑んだらさっさと店を出ろってことなのかしら。 冷たいのね。 ぐっすん。


お会計をして、トイレで歯磨きして、じゃあ、ベンチで一眠り、、、と思ったら、
ベンチには全て就寝中の方々がいらしたのでどこにも座れませんでした。(泣)

じゃ、座れるところを、、、と
RIMG1400.JPG 10分100円のインターネットで時間つぶし
RIMG1401.JPG 深夜にせっせとお返事を書きました
RIMG1402.JPG 4時ちょっと前

と、ここで凄まじい睡魔が襲ってきました。。。。。

RIMG1403.JPG 江戸小路の固い椅子に座って暫し船を漕ぎ。。。。

15分経過。

このまま寝てしまうと危ない、、と思いながら階下に下りて、空港内を散策することにしました。

 

でも、超眠い。(-。-)y-゜゜゜

 

(つづく) 


タグ:羽田

NY旅行記2011~出発編②~ [北米の旅②]

羽田国際線ターミナルにやってきたのは昨年末のシンガポール旅行以来ですが、
建物自体、まだ新しいニオイがなんとなくします。


で、最初にやることはスーツケースを預けること。

でかいスーツケースを持ったままでは思うように動けませんし。(ーー;)

インフォメーションで荷物を預ける場所を確認し、
チェックインカウンターの向こうにある荷物預け所に行くと。(ロッカーもありました)

「申し訳ないんですが、日付が変わると2日分代金をいただくことになりますから、
 もうちょっとしてから来ていただいてもいいですか?
 23:50くらいでしたら1日分でお預かりできますので。」 と係のオジサン。

まあ、なんて親切な。(^_^)

ぢゃ、それまで待とうと近くのベンチに座り本を読んで待つこと20分。

23:55に再びオジサンのところに行ったら翌日の日付を押した控えをくれました。

こういう心遣いに触れると世の中悪いもんばっかじゃないな、と思います。(単純)

 



身軽になったところで、何をしようかな、と思いエスカレータで上階へ。
国際線ターミナルオープン時、何度もテレビで放送されていた見た江戸小路。
RIMG1361.JPG意外と狭い。テレビだと広く見えるんだね。
RIMG1362.JPG 時節柄五月人形も飾ってありました
RIMG1363.JPG時間が時間だけに開いているお店はごくわずか。
RIMG1365.JPGビストロっぽいお店が一軒開いてました。
RIMG1364.JPGぶらぶらしようと思いつつ、後でいいや、と、
RIMG1367.JPG写真だけ撮って終了。
更に上に上がりRIMG1368.JPG展望エリアへ。

 

うぅ、さぶっ。~>゜)~~~

 

日付が変わった真夜中です、そりゃ寒いよね。



展望エリアには一眼レフを首からぶら下げたオタクっぽい人や熱々かぽーがイッパイ。

私のような一人見学者はあまりいませんでした。(ーー;) 

気にしない気にない。(V)o¥o(V)

 


せっかくなので、飛行機を眺めることにいたしましょう。



RIMG1369.JPG 手前にシンガポール航空
RIMG1371.JPGゲートを離れプッシュバック中のANA
(ぼけぼけですが、皆さんの想像力で飛行機を思い浮かべてください。。。)

RIMG1374.JPG プッシュバック中のJAL便
RIMG1375.JPG向きを変えて前進
RIMG1376.JPGRIMG1377.JPG
RIMG1378.JPG行ってらっしゃ~い
RIMG1383.JPG 到着したばかりのハワイアン航空

定刻を2時間遅れての到着でした。。
既に時間は0時半。 乗客の皆さんはどのように移動されるのでしょう。。。
ちょと心配ですが、こういうとき航空会社はどこまでケアしてくれるんでしょうかね。

で、飛行機を沢山見ましたが、さすがに身も心も冷え冷えになってきたので
RIMG1385.JPG中に戻ることといたします。

中に入ったところに出発便の案内板があったので見たら
6時台早朝出発の国際線は5便あったのですが、
運航予定だったのはAAのNY行きとKEのソウルインチョン行きの2本のみ。
SQシンガポール行き、BAロンドン行き、OZソウルインチョン行きは欠航となっていました。
地震、原発などの影響なんでしょうかね。ちょっと寂しい気持ちになりますねぇ。。

チェックイン開始時刻まであと4時間。


取敢えず座れるところを探すことといたしましょう。

(つづく)


タグ:羽田

NY旅行記2011~出発編①~ [北米の旅②]

呑んだり映画みたり本読んだり落語で笑ったりの記事もあれこれ書いたので
ここで旅行記事を暫くアップしようと思います。。


 

で、本当は今年4月の中国出張記にしようかな、とも思ったのですが、
ミュージカル鑑賞記をトニー賞発表に合わせてアップしてしまったのもあり、
余韻が無くなる前に旅行記もアップすることにいたしました。

やみくもに写真を撮った割にはあまり中身がないような気がしなくもありませんが、
暫くの間、どうぞお付き合いくださいませ。。。


 

なかなか景気のよくならない昨今、ワタシの勤務先もぼちぼちというか
某茄子があまり出なかったのもあって、旅行に出るのもなあ、なんて思っておりました。

でもね、NYは毎年行ってるし(結構長々と)やっぱりここで中断するのも、なんて思ったり
人生色々な気分だったのもあって、旅立つことにいたしました。


で、まずは航空券。


マイルの関係で今回もJALのサイトで検索したのですが。

JAL運航便は高い!



一方、JALの便名はついているけど運航はアメリカン航空、、を選ぶと5万円くらい安い。


米系航空会社というと、某ユナ○テッド航空(○の意味なし)に長年乗っていて


「よく言えばフレンドリーで
 不公平感の無い大雑把なサービス」
というイメージ。


あ、これはね、あくまでも良く言った場合の話です。(笑)

CAさんがベタベタだったり、エコノミーだからと見下した感じだったりと
バラつきのある日系もそんなに好きじゃないんですけど、全然違うんですよね、米系。


ま、どっちでもよかったのですが、予算があまりないので安いほうで即決購入。


久しぶりの米系航空会社。 

これでやっとベアトラック兄さんと気持ちを分かち合えます。(笑)





で、アメリカン航空の安いフライトにしたので、往路は羽田早朝出発でございます。(ーー;)


当初は空港の近くで一泊して早朝移動、、なんてことも考えたのですが、


「ホテル代、モッターイナーイ!


と思った途端、空港での夜明かしを決断した私、
出発前日、会社から一旦家に帰ってシャワー浴びて身支度、
22時に自宅を出て、スーツケースをゴロゴロ転がし電車移動で羽田へ。。。。


自分が仕事終わってから飲んで帰るときには全く気がつかないのですが
平日夜の電車の中って、

タバコ中年のニオイでいっぱいです。



普段は「酒と中年」のカテゴリーではそっちの世界にいるはずなのに、
今回はシャワーを浴びてさっぱりしている私、


「ニオイがウツル、あぁ、ニオイがウツル(;O;)」


そんな気分でドヨヨンと電車で移動。。。


そして、途中で乗り換えてエスカレータで、、、と思ったら。

 

「節電中」の張り紙。

 

張り紙と一緒にロープが張られていて停まっている上りエスカレータ。(ーー;)

 

仕方ないし、、とスーツケース&機内用コロコロキャリーを両手に持ちながら
鼻息荒く「ふんっ!うぉーっ!」と気合を入れて運んでいたら、
イマドキのケバイオネエチャンが「お手伝いしましょうか?」と声をかけてくれました。

見た目で判断しちゃいけないのね、オネエチャン、ごめんなさい。。。

「あ、すみません。じゃ、この小さいカバンを運んでいただいてもいいですか?」と
コロコロキャリーをお願いし、自分はスーツケースを両手で持ってホームへ。。


「まさかエスカレータが停まっていると思わなかったのでとても助かりました。
 本当に有難うございます。」 とオネエサンにお礼を言うと、


「いいんです、困ったときはお互い様ですから。」とオネエサン。

 

なんてエエ子や。。(涙)

 

人の優しさに触れてほろっとした後は、
再び酒とタバコと中年のニオイが充満する電車に揺られ、モノレールに乗って空港へ。

 

RIMG1355.JPG着いた。

 

現在RIMG1358.JPG23時半過ぎでございます。

チェックイン開始時刻まで5時間。 なんとか空港で過ごします!

 

(つづく)


タグ:羽田

映画「SUPER8」を観る [映画(さ行)]

久しぶりにハリウッド大作でも観ようかな、と思い立ち、深く考えずに見られそうな作品、、、
と「SUPER8」を観ました。

super8.jpg J.J.エイブラムズ監督 S・スピルバーグ製作
映画のサイト→ http://www.super8-movie.jp/




あらすじは公式サイトから手抜き転載にて。(^_^.)

1979年夏。
保安官の父と暮らす14歳の少年ジョーは、突然の事故で母親を亡くし、
心に深い悲しみを抱えていた。
ある夜、親友チャールズの8ミリ映画を手伝うために、夜中にこっそり家を抜け出して
仲間たちの所へ向かうジョー。仲間の中には密かに想いを寄せるアリスの姿もあった。
アリスが親に内緒で運転してきた車に乗り込み、駅に到着した6人の少年たち。
列車の通過に合わせて撮影を始めると、突然、車が突っ込み大事故が発生してしまう。
あたり一面が炎に包まれ、轟音が鳴り響く中、取り残された8ミリカメラが写したものは
貨物コンテナの中から強大な力で外へと出ようとする“何か”だった。
ほどなくして事故現場に到着した軍の回収部隊は、落ちていた8ミリフィルムの空箱を発見し、
極秘情報が何者かに目撃されたと知り、大捜索を開始する。
現場から逃げ帰った少年たちは、絶対誰にも言わないことを約束するが、
彼らの周りでは不可解な事件が起きはじめる。突然の停電、町中の犬が姿を消し、
車のエンジンだけが消え、9人が行方不明。平穏な町の姿が変わり始めた。
一体何が起こっているのか?
事故現場から持ち帰った白い謎のキューブが不思議な動きを始め、
全てを目撃した少年たちは、真実を探しに行くことを決断。
そこには永遠に忘れられない未知との出逢いが待っていた。

 




「スタンド・バイ・ミー」+「E.T.」のような作品で今世紀最高傑作、という前評判なのですが、
実のところ、私うつぼ、

スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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これは見たことあるんですが(結構好きな作品)

E.T. The Extra-Terrestrial 20周年アニバーサリー特別版 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
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これは見たことなくて(チッチャイ頃のドリュー・バリモアを知らないという事実(-_-;))
足すといったいどんな感じ?とか思ったのですが、


10代半ばの少年たちが出てくる(←スタンド・バイ・ミー)、SF(←E.T.)作品ってことみたい。


ま、子供たちが夜中に家を抜け出してせっせと映画製作しているところはなかなか微笑ましく
それが原因で、見てはいけないものを見てしまい大変な思いをする訳ですが、
上に書いたあらすじの“何か”っていうのがイマイチピンときませんでした。

普段SF作品とか見ないからなのかどうか、よくわからないのですが、
昔昔の学生時代、友人に誘われていったコワイ映画で、

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  • 出版社/メーカー: Warner Studios
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地下室に潜むコワイ物体がナンなのか??とドキドキして見ていたら、
最後の最後に出てきた物体が「え、これ狼じゃん!」みたいなガッカリ感満載の生き物で
それまでドキドキしてた分を返してくれよ、と言いたくなったのを思い出しました。


今作でも“何か”が時折部分的に登場するのがドキドキしたのですが、
いざ全貌が分かると「ふぅーーーん、こんな感じなんだ」と思ってしまったのは、
私にファンタジー要素が足りないからなのかナンなのか、ですが、
ワタクシ的にはイマイチ感というか消化不良な感じの物体でございました。。。

おまけに、人間(というかアメリカ空軍)が原因で、人間に敵対心を持つようになった“何か”が、
主人公ジョーの言葉で我に返るというか改心するというか、人間に敵対心を持っちゃいかんと
思い直すというか、、、という場面がちょっと軽すぎるような気も。(意外とあっさりな感じで)
更に、改心した“何か”が、その直後、怒涛の勢いで宇宙船を組み立ててそれに乗り込み
シャーッと(多分)故郷の星に帰っていってしまう、、、ちょっと無理矢理な感じもしたというか。


ま、“何か”がジョーの言葉を聴いても心打たれることなく敵対心むき出しのまま
町中を破壊しまくる、というよりは救いのある終わり方だからこれはこれでよいと思いますが。




でも、最近ハリウッド大作というかこういう作品を見ないからなんでしょうか、


CGスゲー!CGスゲー!



そんな感じは全編通して感じました。 あぁ、今のCG技術って本当に凄いのね、、って。



と、「E.T.」の要素が漂う部分には物足りなさを感じたのですが、
「スタンド・バイ・ミー」といわれる部分は結構面白く鑑賞できました。

登場する少年少女たちは、不慮の事故で母親を亡くした主人公とか、
ダンナがだらしなくて母親が出ていってしまった女の子とか、
いくじなしでここぞという時にダメなヤツ、ちょっとしたパニック状態ですぐ吐く男子、
火薬マニアな男子などなど、色々設定があったりして、
それぞれの人物が物語の展開でうまく作用していくので、
このあたりは飽きずにわくわくしながら見ることが出来ました。


特に気に入ったのは脇役で火薬マニアの男子なのですが、
可愛くないし(笑)、落ち着きないし、歯の矯正してるし(アメリカにありがちな設定)で、
非常にインパクトのある役柄でした。火薬好きが後半で奏功するのも面白く。。

 

あとは、1979年の設定だからか、少年たちがノリノリに歌っていたのが、


 

ベスト・オブ・ザ・ナック

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1996/12/04
  • メディア: CD

マ・マ・マ・マイー・シャローナー♪でした。 思わず笑ってしまった私。



あとは、

ベリー・ベスト・オブ・ELO

ベリー・ベスト・オブ・ELO

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2005/07/20
  • メディア: CD


以前も言ったことがございますが
エロぢゃなくてELO(Electric Light Orchestra)の♪Don't Bring Me Down♪も流れて
世代的にはツボにはまる選曲でございましたね。

 




人それぞれ好みもあるので私の感想を一般的なものとしてとられちゃうとどーかなー、ですが、
私には今世紀最高傑作?と疑問符のつく作品でございました。

ただ、少年たちの生き生きとした姿、“何か”と対峙する勇気、などは見ていて
清清しい気分になれましたので、これだけでも見る価値はあるかな。

ちなみに、少年たちが撮影した映画はエンドロールで流れます。
劇中でも撮影シーンが出てくるので、それがどうやって作品になるのか楽しみでしたが、
これがなかなか面白く、場内爆笑爆笑でございました。

見に行かれる方は、エンドロールも座って鑑賞してくださいね。(^_^)



なんだそれ [東日本大震災]

って、kotobukimaruさんからご希望もあったので素直に拡散しちゃいます。

 






 




丸写し。(^_^.)


この人、与党になって天狗になってるんでしょうかね。

ほんとうに大事なことが分かってればこんなアホなこと言うわけないんだけど、
知事に対して態度が悪いとかいえる立場でないでしょうし、
国会議員って自分の地元のことしか考えないとしたら本当にバカだな、、、なんて。

野党になった自民党も足引っ張るだけで情けない限りなのですが、
こうやって民主党のアホな人を見ていると、九州で投票した人はなんなの?と思ったり。


ま、千葉県知事がモリケンなのであまり強くはいえないけどね。(笑)
(私はモリケンに入れてないけどね!!!!!(キッパリ))


とにかく、こんなアホなこと言ってる場合じゃないし、
これを自民党が突っ込みいれて揚げ足取るのもどうかと思う。


本当にナニをすべきか分かっていたら与党も野党もこんな茶番は出来ないはずなのに。


こんなくだらないことやってるなら私たちの納めた税金返せよ、といいたくなる。

マスコミの突っ込みも相変わらず幼稚だとは思うものの、
こんなことやっていて被災地の復興も進むわけないし、日本の経済の復興も進むわけがない。


税金もらって国のために、、なのであれば、なおさらのこと、

こんなくっだらないことやってんじゃなくて

地に足つけて国の復興のためにちゃんと働けっつの。

 

 

(V)o¥o(V)キーッツ


(2011.7.5追記)

 あっさり辞任しましたね。→ 
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011070500360

 でも、ノーサイドってことはないでしょう。→ http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011070500282

 あんたみたいな人はレッドカードで一発退場だろ、と思いましたが、
 この期に及んで辞任理由を「個人の都合」とか言うあたり、人としての小ささを感じます。 

 ま、宮城県の村井知事のコメントが大人でほっといたしました。→ http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011070500357


お江戸日本橋亭で「白鳥倶楽部」② [落語・お笑い]

長くなってしまったので続きです。

前座のしん歩さん、白鳥さんの時間調整トーク、玉々丈さんのニワトリネタに続いて
「白鳥の湖」の出囃子と共に白鳥さん登場。

白鳥サン.jpgいつか高座でこの格好の白鳥さんが見たい

そうそう、昨日の記事で書き忘れたのを思い出しました。

しん歩さんの後に時間稼ぎで登場した白鳥さんが、地元での仕事について話したのですが
「わが町妙高一番」というローカル番組に出ている白鳥さん、ギャラが交通費込みで◎万円、
(さすがに数字は伏せときます)
往復の新幹線代でギャラがなくなるとテレビ局に申し出たところ、「高速バスを使ってください」と
言われてしまったとか。(本当に言われたか不明ですしネタかもしれないですけど(^_^.))

また、新潟で「朝日さわやか寄席」が開催されるということで呼ばれた白鳥さん、
他の出演者を見ると、三遊亭円楽と三遊亭好楽という笑点メンバー。
もしかして自分が呼ばれたのは予算上の理由?なんて思った、という話もあったりして、
(笑点の二人はギャラが高いから、もう一人はギャラの安い白鳥さん、という意味)
ネタをやらなくても充分笑えました。。。





白鳥さんの「苦手なもの」 は鳥だそうで、
中学生の通学路で黒いニワトリに襲われそうになってからというもの鳥が大の苦手になったとか。
円丈師匠に入門して前座名が「三遊亭新潟」という新潟県出身だからという理由で名づけられ
(本当は「なまはげ」とつけられそうになったのは、なまはげ=秋田だからと拒んだとか)
二つ目に昇進するとき、「歌舞伎っぽい名前をつけよう」と「時次郎」という名前が浮かんだものの
「時次郎、いや、新潟は朱鷺だから朱鷺次郎にしよう(確かそんなこと行ってたような)
 いや、白朝だ(このとき白鳥さんは円朝へまっしぐら、だと思ったらしい)、
 いや、やっぱり新潟には白鳥が飛来するからお前は三遊亭白鳥だ!」と二転三転、
鳥が苦手なので抵抗したものの師匠の言うことには逆らえず、今の名前で落ち着いたそうです。

で、苦手なもの、、、をマクラに話した後、
「皆さんも苦手なもの、あるでしょう、例えばゴキブリとか・・・」と入った噺が「台所の隅で」。


ゴキブリの親分は、奥さんを人間に殺されてしまい、その通夜の席での話。
(奥さんが丸めた週間文春で人間に何度も叩かれて亡くなる、、、という表現に(笑))

通夜に参列したのは、手をスリスリしながらのハエ、ピョンピョン飛びながらのノミ、
(白鳥さんが一生懸命ジェスチャーするけどよくわからなかった)カミキリムシ、テントウムシ、
そして、番場のチュウ太郎(ねずみ)親分。

通夜のお清めの席で、ゴキブリ親分の住処としている家の娘のコンタクトレンズを大盃に
酒を飲むチュウ太郎親分。(笑) そして酔いが回ると愚痴をこぼし始める。。。
チュウ太郎親分が「ねずみってのは皆嫌われ者かと思ったらモルモットは違うんだよ、
人間に可愛がられて、ちくしょー」と言い始めると、なぜか話は噺家に。。。。

20年前、寄席から出てくる花禄さん(小さんの孫)は、出待ちの若い女性に沢山囲まれて
差し入れを沢山もらっている、というのに、おなじ噺家の白鳥さんといえば、
鶴瓶みたいなオッサンに「火星に行こう!」と銀の灰皿二枚重ねたような円盤を手渡されて。。
(実話みたいです、笑)

と、お清めの席に見えたのが大きな団子。
食べてしまったらそれがホウ酸団子だということが分かって。。。。


という噺。やはり結構短めでした。(^_^.)
ゴキブリをネタにするのも白鳥さんならではだなあ、と爆笑爆笑でした。。




やっとここで仲入り。  



古典を聞き続けるのと違って新作(創作)落語をひたすら聴き続けるのって
結構体力が要るかもしれないなー(笑)と思います。。。



仲入り後は、白鳥さん。

後半の噺は長くて、大体40分から3時間くらいですね、
3時間くらいやってるときは途中で記憶が飛んでいたりするんですけど、、、、
なんて感じで笑いを取った後は毎度お馴染みの「高田」ネタ。
高田は豪雪地帯で冬というと一面雪、全国どこでも積雪5メートルなら文句は言わないけれど
雪も降らない温暖な地域でぼけーっと育ったような人を見るとイラつきます、
例えば静岡で育って50歳にもなって独身の昇太兄貴とか。(場内大爆笑)

私も中学生の頃から自宅の雪下ろしをやらされたんですけど、
夜の8時9時まで雪下ろしして、離れの自分の部屋はもういいや、って寝ちゃうと
夜中に「ミシッ」って音がするんですよ。
それって自分の寝ている部屋が雪でつぶされそうになるかもしれないから慌てて起きて
深夜にせっせと自分の部屋の外の雪を下ろすんです。
と、同じことやってる同級生が何人か見えたりして、声かけあったりして、
じゃあ、って同級生の家にいって、中学生なんで「ジュース」って琥珀色のジュース(笑)を呑むと
次の日は頭が痛くてなかなか起きられなくて寝坊して、、、学校に遅刻する!!!!と
慌てて高さ2メートルの新雪の上を自転車で走って学校に行く、という技が身につくんです。

これが、山奥に住んでる同級生だと朝ごはんも食べてないんで、
新雪の上で自転車漕ぎながら片手にパン、片手に牛乳持って食べたり出来るんですよ。。

そんな技術が身についても大人になったら何の役にも立たないんですけどね。。。。

と、豪雪地帯「高田」で笑いをとった後に始めたネタが「隣の街は戦場だった」。

高田のとある高校の問題児、ヨシダタケシは先生に言い含められて自衛隊に入る。
とPKOで中東の危険な地帯に送られたヨシダタケシ、とあることがきっかけで
現地の男性と知り合うが、そこで、高田時代の経験を生かすことになるのだが。。。。。

という噺。

高田で培った経験を中東の暑い地で生かす、、、あり得ないじゃん、と思ってしまいそうですが
それがうまくつながるので場内大爆笑でした。

特に面白かったのが、高田で祖父と2人でチームを作っていた暴走族時代に
ホンダのスーパーカブ(笑)で高く積もった新雪の上を旗を振りながら走っていた経験が
現地で死に瀕した少女を病院に連れて行くときに生かされるという場面。
倉庫で錆付いていたスーパーカブを出してきたヨシダが、
このスーパーカブには本田宗一郎さんの魂が宿っている!といってエンジンをかけると
ブルルルンブルルルンとスーパーカブが動く場面がもうおかしくて。。。。

あとは、高田の高校時代に習った「ミナミアカマダラオオサソリ」に刺されたときの解毒術とか。

高田で学んだり経験したことが生かせるわけがない、と思っていたヨシダが
遠い中東の地でその経験を次々と生かしまくる、、という、白鳥さんの早口が
どんどんテンポよくつながっていくのが聞いていて心地よい噺でした。

今回の収録は、いずれワザオギさんからCDで発売されるので購入しようと思いますが
笑いっぱなしの2時間で元気も出た白鳥倶楽部でありました。

 RIMG1894.JPG 終演後に貼ってあった今回のネタ


 


 


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お江戸日本橋亭で「白鳥倶楽部」① [落語・お笑い]

お久しぶりの落語記事です。


 

落語というと最近浅草演芸ホールや末広亭などの定席寄席から遠ざかっておりますが、
6月中旬にお江戸日本橋亭へ三遊亭白鳥さんの落語会を聞きに行きました。

白鳥サン.jpg 新春談笑ショー以来の御目文字

が、5年ぶりくらいのお江戸日本橋亭、コレド室町とかも出来てたりして風景が異なり
しばし迷い、近くの店の人に道を聞いたりして辿り着いたのが開演10分前。
目茶苦茶混んでいて一番後ろに追加で置いてもらった折りたたみ椅子に着席。

まさか、こんなに混んでいるとは思わなかったと吃驚していると18時ぴったりに開演。

 




最初に登場したのは前座の林家しん歩

黒いセルロイドのメガネをかけていたのですが、
師匠のしん平に「おまえの顔は市◎◎也に似ているからめがねをかけろ」といわれたから
メガネをかけてます、といって笑いをとっていたのですが、確かに似ています。(^_^.)
今年の秋に二つ目に昇進しますが、落語協会からは取り消しもあるといわれています、、、と
再び笑いをとってから始めたのが「最後のデート」。

今日は結婚記念日、というオジイサンとオバアサンが、初めてのデートで行った寿遊園地へ。
初めてのデートで新しかった遊園地も、今では古めかしい遊園地と化していた。
最初に行ったコーヒーカップでは若いカップルに負けじとオバアサンがハンドルをぐるぐる回し
オジイサンが目を回してしまい、続くメリーゴーラウンドではオジイサンを抜かそうと、
オバアサンがジョッキーばりの格好で馬にのり。。。。
次のジェットコースターで、眼下に見えるお化け屋敷に入りましょうね、と言うや急降下、
ワーーーーーーーーーッと揺れていたらお化け屋敷に入る前にオジイサンがお化けになってました、
というオチ。


前座から創作落語というのが初めてなので驚きました。

話自体が面白いって感じではないのですが、
ジェットコースターで揺れる老夫婦を演じるしん歩さんがなかなか良うございました。

なんだかまだ初々しいというか、オチきれない感じのオチに若干苦笑してしまったものの
今後もめげずに創作落語で頑張ってほしいな、と温かく応援したい気持ちになりました。

 




続いて、出てきたのが白鳥さん。


いつものようなジャージ模様でも白鳥の家紋の着物でもなく、普通にグレーの地味目な着物。
え、なんでこんな地味な着物?おまけに出てくるのが早いんじゃないの?と思ったら、
仲入り前の噺が15分で終わっちゃうので、時間調整で出てきました、とのこと。(笑)

おまけに、
前座から新作落語ですから今日は江戸前の噺は一切出ません!と言い切ってました。(笑)


白鳥さんは、三遊亭円丈師匠の二番弟子、
来週、お江戸日本橋亭で開かれる一門会で「古典」をやれと師匠に言われてしまい、
実家の高田に帰って友人の岸田君(この人の名前は必ずマクラで登場します)の車の中で
小三治師匠、志ん朝、談志バージョン(だったかな)の「唐茄子屋政談」を聞いた後、
師匠に「チラシに載せるから演目を決めなさい」といわれ、岸田君のCDを思い出し
思わず「唐茄子屋政談をやります」と答えてしまった、、、、そうです。

白鳥さんの古典の改作、結構すごいのですが、今回は改作しないでそのまま話すらしく
ある意味聞いてみたいのですが、コワイ、、、という気持ちもあったりして、
現在参戦するかまだ思案中のワタクシです。。。

円丈バザール.jpeg円丈大バザール

と、ひとしきり、一門会の宣伝をして袖に引いていった白鳥さんに代わり登場したのが
三遊亭玉々丈さん。 円丈さんの8番弟子です。


前に出た白鳥さんも話していた7/10の円丈大バザールで
師匠に「神楽をやれ」と言われて現在練習中、とのことでしたが、
噺家さんがかっぽれ踊ったりするのは見たことがあるものの、神楽をやるなんて初耳。
今は弟子が8人、来年には10人に増えるということで、さん喬一門に負けてはいけないと
今回一門会を開くって師匠が言うんですけどねぇ、、という玉々丈さんの演目タイトルは

「たまたま太神楽」


たまたまだいかぐら。(笑)   

これだけでも観にいく価値があったりして、とか思う私です。。(^_^)

で、肝心の噺、鶴の恩返しを現代に置き換えたら、、、と話し始めたのが「ニワトリ」。

本日開店という張り紙の焼鳥屋に入った男、
店主の手つきが覚束ないので訊ねると、昨日まで縁日でカラーヒヨコを売っていたという。
オススメは?ときけば「白」。 
売れ残りのカラーヒヨコ(が育ったやつ)を捌いて焼こうとしているらしい。
それを知った男は「白」が不憫になり3万円で引き取って自宅に連れて帰ると、
助けてくれた御礼に、、、とニワトリは(なぜか)トイレにこもって暫し中で何やら声をあげ。。。。
出てきたニワトリが持っていたのは玉子サンド、に続いて親子丼。
喜んで食べる男だったが、次々と隠れてこもって料理を出すニワトリに、
もしや自分の身を削いで料理を作ってくれていると思った男がニワトリに訊ねると。。。。

という噺。

凝りすぎてイマイチ、って感じがしなくもないというか、
ワタクシ、実は記事を書こうと思ったら既にオチを覚えていないという事態。(ーー;)


多分、頭のよい方なんだと思いますが、頭良すぎるのかな。
それともイマイチのネタに当ってしまったのでしょうか。。。
ほのぼのと聞けたのですが、もうちょっとブラックさがほしかったというか、で、ちょと残念。


というわけで、白鳥さんのネタにたどり着く前に長くなってしまったので、続きは②で♪


タグ:しん歩