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上海出張記~二次会編~ [アジアの旅(中国)]

取引先と二次会と称して、カラオケというかクラブに2回行きました。                                                                                                                                              

一軒目は、日本語・ハングル語表記のクラブの看板が並ぶ通りにある                                                                            「ノーチップ制クラブ」と書いてあるお店。                                                                                             現地の中国人スタッフによると、こうやって書いてある店では絶対ボッタクリされないとか。

日本人11人でフロアの半分くらいを使って着席。客2~3人くらいに1人の割合で、

ロング丈のチャイナドレスを着た小姐が座ってくれます。

私の前に座ったのはハルピン出身の小姐。                                                                                                                                         オヤジの前に座るよりは女の私の前に座る方が楽なのかニコヤカ丁寧に対応してくれます。                                                                                                                   小姐に年齢を聞くと「やだ~、わたしの年齢、オバちゃんだから~」と嫌がりつつも                                                                                                                                                                                                                                      「私、29歳だから、すごくオバちゃんなの~」と教えてくれたので、                                                                                       「29歳がオバちゃんなら、私なんか大オバちゃんでしょう」と答える私に、                                                                                           「あはは~、うつぼさんって面白~い」と笑って反応してくれたのですが、                                                                                                     もしかして私の答えってオヤジっぽかったんでしょうか。無理に笑ってくれたとか。

でも、私がウィスキーが苦手(念の為、日本酒は得意と言いました)と伝えると、                                                             オヤジ達には濃い目の水割りを作りながらも(ボトルは早く空けないとね)、                                                                                                     私には非常に薄い水割りにしてくれました。 

お店では、日本以外での放映権が無いことを理由にホテルでは映ることのない                                                                                                          NHK-BSチャンネルのワールドカップの試合の様子がキレイに映っていていました。                                                                                                                                                                                 (衛星?ケーブル?理由は分かりませんがちゃんと映ってました) 

うちのオジサン達はチャイナドレスの小姐達に鼻の下を伸ばしっぱなしで                                                                                                                                                            さほど歌わなかったのですが、隣のグループのオジサンの一人が、                                                                              ←「怪傑ハリマオ」や                                                                                               「済州エアポート」など、かなりレアな選曲で歌いまくり、ちょっと引き気味の私でありました。

因みに、「怪傑ハリマオ」の画面は、当時の白黒映像のダイジェスト版という感じで、                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    若かりし頃の岡田真澄に似た人も出ていて、「あれは本人?」と気になったのですが、                                                                                                                                                                                            岡田真澄が出ていたのは確か江木俊夫主演の 「マグマ大使」だったような。                                                                            見間違いだったかもしれません。

という訳で、イヤらしい空気も薄く、小姐と和気藹々とお話できるクラブでありました。

 

一方、違う日に行ったもう一軒の店では、かなりの荒れ模様となりました。

白酒でグデングデン状態の日本人オヤジ達4人、さほど酔っていない中国人中年3人と                                                                                                                                                                                                                                               私の8名で町の中心に近いビルの最上階のクラブの個室に入ると、                                                                                                                                                                                                                                   

  こんな感じのぼんやり夜景が見える薄暗い個室

チーママさんと思しき女性が沢山の小姐(15人くらい)を連れてきて、                                                                                                                  「どーぞー、好きな子選んでくださーい」と言った途端、                                                                                                  日本人オヤジ達は嬉しそうに好みの小姐を選んでいました。

小姐は皆ミニ丈のチャイナドレスを着用。セクシーです。

私が選んでもしょーがないよなー、と思っていると、                                                                                                           チーママさんが「女性ではなく素敵な男性を連れてきますねー」と言って                                              部屋の外に出て連れてきたのはメガネを掛けた中国人の中年男性。

「ハジメマシテー、わたしー、フロアマネージャーのリーですー、ヨロシクー」

うーん。。。。。                                                                                                                                                               別に頼んでいないのに、無理に連れてきちゃったのがオジサンか。                                                                        お引取りくださいともいえないので、隣に座ってもらいカンパイ。                                                                                                   水割りがダメだと言ってジントニックを持ってきてもらったが、温くて薄いので飲み進まず。              

おまけに、リーさん、私との会話もなく、ひたすら無線でスタッフに指示を出し続けている。                                                                                                                                                                                              「リーさん、随分お忙しそうですから、どうぞお仕事に戻ってください」と声をかけると、                                                                                                                                                                                 リーさんはあっさりと「あ、そーですか、どもどもすみませんねー」と退席。                                                          そんなにあっさりしているなら最初から座らなきゃいいのに。

と思ったものの、隣にオジサンがいなくなってすっきりしたので、                                                             デロデロン状態で小姐と一緒にカラオケで楽しそうに歌う同僚の姿を見ながら、                                                                                                                                                                                      同行の中国人とミニスカチャイナの小姐(全員、日本人タレントの芸名が源氏名)と                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      色々お話して過ごしていたのですが、泥酔した同僚が、                                                                                                                                         「うつぼー、チークダンス!チークダンスしよーよー!」と近づいてきたので、                                                                                                                                                                           こいつ、私にまでチークダンスなんて言ってくるなんて、こりゃもー帰り時だなー、と思って、                                                                                                                                                                                                    「明日も朝から仕事ですから帰ります」と宣言し、賛同した同行の中国人3人と一緒に                                                                                                                                                                                                           同僚含む日本人オヤジ達を置いて失礼いたしました。 その後どうなったことやら。

日本では会社近くのオバサンしかいないスナックか、                                                                              歌舞伎町のニューハーフパブしか行ったことがない私にとって、                                                         今回訪れた二次会はそれなりに貴重な体験だったとはいえ、                                                                                                                           オヤジ達の生態を間近に見て「やだねー、まったくもー」と実感する上海の夜となりました。 

                                          (続く)                                                                                    


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Kayoko

改めてお疲れ様な出張でしたね。
夜もこんなに働いて…
デレデレすることを「鼻の下を伸ばす」っていうのはどうしてでしょうね?
感じが出てると言えば出てますが。
チークダンス君は翌日どんな目にあったのでしょうか…(笑)
by Kayoko (2006-06-29 20:00) 

うつぼ

Mimikoさん、
チークダンス同期は翌日朝から展示会に出勤し昼過ぎに帰国しました。
何事もなかったような態度で笑えましたよ。
オヤジ達のデレデレは国境・境界線なしのようです。まあ、私としてはこれで当分本人たちを揺さぶれるメリットはあるのでよいのですが。(笑)
by うつぼ (2006-06-30 00:12) 

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