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映画「ハウス・オブ・グッチ」を観る [映画(は行)]

YouTubeの広告で頻繁に予告編が流れていて、完全に刷り込まれた状態で
映画館で鑑賞しました。
(The Blondieの”Heart of Glass”とEurythmicsの”Sweet Dreams”が
 今でも頭の中をぐるぐるしています(笑))
House of Gucci.jpg
あらすじはYahoo!映画さんより。

貧しい家庭出身の野心的なパトリツィア・レッジャーニ(レディー・ガガ)は、
とあるパーティーで世界的ファッションブランド「グッチ」創業者の孫である
マウリツィオ・グッチ(アダム・ドライヴァー)と出会う。
互いに惹(ひ)かれ合うようになった二人は、周囲の反対を押し切って結婚。
やがて、セレブとしての暮らしを満喫する彼女は一族間の確執をあおり、
グッチ家での自分の地位を高めブランドを支配しようとする。
そんなパトリツィアに嫌気が差したマウリツィオが離婚を決意したことで、
危機感を抱いた彼女はある計画を立てる。
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お金持ちって大変。(´Д`)

イタリア人同士の会話がイタリア語訛りの英語というのは仕方ないとして。(笑)
実際のパトリツィアがインタビューで話す英語とガガちゃんの演技が
シンクロする感じで凄いなと思ったのですが、キャストにイタリア語を
話させるのもなあ、と思うと英語なんででしょうね。
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この作品でもちょっとだけフランス語、あとは全部英語、というのも
ウィレム・デフォーが演じていたからだと思ったのと同じ感じ。
と、いきなり全編英語というひっかかりについて書いてしまいましたが、
2時間40分という長尺の割には後半若干間延びした感じもありつつ、
さほど時間の長さを感じさせない作品でした。

冒頭で、史実にインスパイアされて作られた作品と表示されるので、
実際と違う部分も多いんだろうなと思いながら見た後、ググってみたら
細かいところでは違う部分もあるようです。
(とはいえ、それが作品の出来を左右するとは思いませんが)

映画では、最初は純愛でマウリツィオがグッチ家を捨ててでもパトリツィアと
一緒になりたいという場面が印象的でしたが、
マウリツィオの父には認められなかったものの、伯父アルドに気に入られ
グッチという大きな名前(富)を手に入れたいという野望がどんどん大きく
なっていったのかと思います。

(詳しいことはこの記事で)https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/vismoglie/2022/01/post-33.php

マウリツィオをグッチの社長につかせるために、伯父アルド、息子で従弟のパオロを
陥れる、その後はマウリツィオとの溝が深まっていくばかりという、
映画ではそのあたりの描き方がいまいち物足りない感じもしたのですが、
マウリツィオに三行半を突き付けられて離婚、養育費も約束より減額されて、
マウリツィオは離婚前から付き合っていた女性と再婚、更に、マウリツィオの戦略で
会社は経営が傾いていき、もっていた株式(全体の50%)をアラブの投資家に売却し、
グッチ夫人でなくなった上に元夫がグッチの名前はあるものの会社とは無関係になる、
精神的におかしくなっていって殺害を依頼するわけですが、その中で唯一信頼している
占い師のピーニャ(サルマハエックそっくりさんだと思ったら本人でビックリ)に
占ってもらい(というか終盤は相談みたいな感じになっていた)彼女の言うことを
信じて行動するようになる、占い大好きなところは乙女っぽいのですが、
ピーニャの知り合いを雇ってマウリツィオを殺害して2年後逮捕され、有罪で服役、
現在は出所して70代になったパトリツィアはイタリアで暮らしているそうですが、
なんともまあ激しい人生だな、と映画でのガガちゃんも実際もエリザベス・テイラーに
似ている風貌で気の強さ(成り上がり感全開)を感じました。

今回、キャストが豪華で、存在感たっぷりのガガちゃん(パトリツィア)、
作品ごとに印象が変わるアダム・ドライバー(マウリツィオ)、
一瞬だれだかわからなかったジャレッド・レト(従弟のパオロ)、の他に、
グッチ2代目社長を演じたアル・パチーノが弟でマウリツィオ父の
ロドルフォに会うときに「コンニチワー!」と思いきり日本語で挨拶する場面、
何かと思ったらその後NYの店舗にやってくる日本人たちに同じように挨拶し、
ああ、この時代ってドルが変動相場制に移行して、高度経済成長期にあった日本人が、
海外に渡航してブランド品を買い漁るようになった頃なんだなあと思いつつ、
この描き方が日本人としては見ていて複雑な気持ちになりました。
とはいえ、おじいちゃんの風貌のアル・パチーノ、ある意味貫禄が出ていて、
なりきり感があってよかったです。

あとは、グッチの執事というかマウリツィオの右腕ドメニコを演じていた
ジャック・ヒューストン、結果的にはマウリツィオを会社から追い出す、
非常に頭のいい役柄なのですが(マウリツィオを追い出した後株式公開し、
社長に就任して会社を立て直す人なので悪い人ではないと思う(笑))
マウリツィオに従順に仕えてパトリツィアに冷淡な態度をとることもありつつ、
会社の行く末を考えて(同族経営では破綻すると思ったんでしょうね)
行動する役を地味ながら好演されていました。

予告編に流れていたBloindieやEurythmicsが印象的だったのですが、
本作の中でも冒頭からドナサマー、中盤でのボウイ様(Ashes to Ashes)、
リアルタイムに聴いていた世代にはこのあたりもツボポイントかもしれません。

冒頭でマウリツィオがカフェでエスプレッソをのんでから自転車で会社に向かう姿が
映し出され、それと同じものが終盤にも映し出されて、え??という展開になる、
リドリー・スコット監督の演出で一番印象的だったのですが、
俳優のみなさんが楽しんで演じられている雰囲気を感じながら楽しめた
「ハウス・オブ・グッチ」でありました。


(エンドロールのこの曲も印象的でした)
オペラ(グッチ)とフォーク(パトリツィア)の組合せも暗示しているのかな、
と思いましたが、オリジナルでなくパヴォロッティとの共演を選曲したのも
監督の意向なのかな。




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日本橋「まえ田」でアオリイカ [呑んだり食べたり(割烹)]

今年も2月というのにまだ昨年の話を書いております。
(昨年の旅記事も今後アップしていく予定ですー)
今回は11月下旬のまえ田さん訪問時の呑みです。
カウンター満席という繁盛ぶりの中、カウンターのなかほどに着席し、
IMG_1281.JPG黒板メニューを見ながら
IMG_1282.JPG生ビールで乾杯♪
IMG_1284.JPG柿と生ハムの白和え
黒板メニューにあったのですが、これはこれで美味しいのですが、
白和えにしなくても柿と生ハムだけでもよさそうな気が。(^-^;
(ただ、白和えで大豆が摂れるのはいいと思います)
IMG_1286.JPGこの日のおススメは鍋島の特別本醸造
IMG_1288.JPGうまいわぁ~
IMG_1289.JPGアオリイカ
グランドメニューにも、イカの肝バター炒めがあるのでたまーに注文しますが、
今回は黒板メニューから。
アオリイカときのこのバター焼き。
同じ材料でフライにも出来ると書いてあったのですが、フライだとどんな感じなのか、
いまいち想像できずバター焼きを注文しました。
身が厚いので食べ応えのあるアオリイカ、キノコとバター醤油、美味。(^-^)
IMG_1291.JPGかつお
先にイカを食べてからだったので(順番違うような気がしますが)
ものすごくさっぱりしているような気がしたのですが、
かつお、ねっとりした食感と濃ゆい味が日本酒によく合います。
IMG_1292.JPGしめさば
半分は炙ってあったのですが、そのままでも炙った香ばしさも鯖の脂と
お酢の味わいがうまく合っていてこれまた日本酒が進んじゃいます。
IMG_1294.JPG軽快に六十餘洲をいただいて、
IMG_1295.JPG牡蠣フライ
大ぶりの牡蠣、衣サクサク、中の牡蠣はぷるっぷる、
自家製のタルタルソースと一緒に食べるとめちゃうまです。
IMG_1298.JPG自家製ぬか漬けで〆
IMG_1299.JPGぬか漬けが美味しくてついお代わり(笑)
宣言明けの10月から夜の営業を再開されていますが、訪問すると
いつもカウンターの席が埋まっている繁盛ぶりでホッとしていますが、
毎回美味しいお酒にお料理を楽しめるのでもうちょっと豆に通いたいな、
と思った、まえ田さんでありました。


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映画「こんにちは、私のお母さん」を観る [映画(か行)]

予告編など一切観ず、予習無しで臨んだ作品です。
こんにちは.png
あらすじはYahoo!映画さんより。

高校生のジア・シャオリン(ジア・リン)と、母のリ・ホワンイン(チャン・シャオフェイ)は、
ジアの大学合格パーティに出席する。
ジアは母を喜ばせたい一心で一流大学の合格通知を偽造し、そのことがバレて
パーティーは散々な結果に終わる。
自転車で家に帰る途中、二人は交通事故に遭い、病院で意識のない母に付き添っていた
ジアが目を覚ますと、1981年にタイムスリップしていた。



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親孝行したいときに親はなし。

好きでなかった父(既に他界)に対して私は親孝行できたのか、
未だに考える時がありますが、80代半ばでまだ頑張っている母(婆1号)に対して
もっと親孝行できないか、一昨日記事をアップした映画(スズさん)でも思いましたが、
親孝行(自分だけ思っていて親はそう思わないこともあるかもしれませんが)は
やってやり過ぎることはないのではないか、いつまでも後悔することがないように
出来ることはやっておくべきではないのか、そんな気持ちで観終わりました。
(年齢のせいか、最近こういうことをよく考えるようになりました。(;_:))

ジアがタイムスリップするのが1980年代、田舎の工場で働く人たちや
工場の風景を見ると1980年代後半に観光で訪れた中国(桂林とか深圳)の
風景とちょっと重なるところがありました。
(当時は外国人は専用ホテルに泊まらなければいけなかったことと、
 紙幣も兌換券、人民券の2種類あったりしていたころ)

ジアを演じているジア・リンはこの映画の監督でもあり、自身の経験をもとに
この作品を作ったそうですが、高校生の設定がちょっと無理がありつつ
(ご本人、アラフォーらしいので)
それでもタイムスリップして若い頃の母親のために奮闘する姿、
いきなり現れた(不思議な格好の)若い女性が従妹と名乗っても否定せず
優しく受け入れて心を開いていく母の姿、なんだか自分でもよく分からないうちに
自分と婆1号と重ね合わせてウルウルしながら見ておりました。

タイムスリップする前(現在)の姿とタイムスリップした後で観る昔の母、と
母の友人知人たち、みんなが活き活きとしている様子を見ると、年月の流れで
様々な人生を歩んでいくうちに諦めや不満、妬みみたいなものが渦を巻くのは
ある程度仕方ないものの、若いときは夢や希望があるもんだなあ、と己の若い頃も
重ねてみたりもしました。(五十代ともなると心も汚れがち)

工場の同僚だった女性(性格悪い)が工場長の息子と結婚して娘をアメリカに留学させる、
リッチな生活を送っているのをみたジアが自分の母親を工場長の息子と結婚させれば
母がその後貧しい生活で苦労することもないだろう、と思ってジアが一生懸命、
工場長の息子(演じている俳優さんが有村崑にそっくりでなんか笑ってしまった)と
結びつけようとするものの、それがうまくいかない、うまくいけばジアはこの世に
生まれてこないと分かっていてもお母さんのためにと必死になる姿を見ていると、
応援したい気持ちと、いや、うまくいったらあなたの存在は!という引き留めたい気持ち、
フィクションなのにドキドキしながら笑って泣いて見終わりました。

後半、ちょっとしたネタ晴らしがあるのですが、それを知ると更に泣けます。
監督自身の思い(後悔もあったのではないかな)を作品にすることで整理しているようにも
見えたのですが、私自身も婆1号に出来ることはやりたいし後悔がないように接したい、
そう思った「こんにちは、私のお母さん」でありました。


(直接映画と関係ない話)
2つ席を空けて若い男性2人がポップコーンを終始食べて2人でおしゃべりしながら
(エンドロールになると更におしゃべり量が増加)映画鑑賞していました。(V)o¥o(V)
最近、シネコンは「これ以降は飲食できます」みたいに表示されるのですが、
それが出る前から(座った途端)食べていたのですが、映画の場面で?となると
もう一方に質問、それに答えての繰り返し。
先日記事をアップした「香川一区」で隣にいた老夫婦もひどかったのですが、
結構若い人でもこういう人っているんだなあと思いました。
近くに座っていたカップルはマスクをはずしてポップコーンを食べたらマスクを戻し、
上映中も会話せず観ていたので、この男性たちには「ここは自宅じゃないんだから」と
心中ドツイテしまう心の狭い私でございました。(V)o¥o(V)

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神谷町「シディークパレス」でベリーダンス [呑んだり食べたり(その他)]

以前、四谷(というか麹町)のシディークというパキスタン料理のお店で
ベリーダンスを見たのですが、同じ系列のお店が東京タワー内にオープンして、
特別イベントがあるから、と誘ってもらい久しぶりに東京タワーに行きました。
(訪問したのは昨年11月下旬です)

IMG_1242.JPGIMG_1244.JPG
東京タワー、足元から見上げるとやっぱりきれいだなあ、と思いながら、
クリスマス仕様なのか光のアーチみたいになっているところをくぐって
東京タワー内の商業施設の2階にあるお店に到着。
IMG_1274.JPGシディークパレス東京タワー店 
(食べログは赤羽橋駅近くのお店で紹介されています)https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131401/13265075/

東京タワー内の商業施設にきたのはおそらく30年ぶりくらい。
蝋人形館に入った記憶だけが残っております。(笑)

で、当日のイベント、チケット完売とのことでギュウギュウな感じですが、
参加者のみなさん(女性が9割くらい)、マスク着用でお行儀よく一安心。
今回はお料理にワンドリンクとショーチャージで5000円というイベント、
ワンドリンクなので結局追加しますが、それでもお得感たっぷりでした。
IMG_1246.JPG最初は生ビールで乾杯し
IMG_1247.JPGサラダ
この系統のお店に行くとサウザンアイランドみたいなドレッシングが
かかっている確率が高いような気がしますが、スパイシーな料理が多いので
こういう甘めのドレッシングが人気あるのかな。(謎)
IMG_1248.JPGステージはまあまあ近く
前回麹町で観たときに舞台で踊っていたダンサーのお姉さん2人が
今回隣のテーブルに座っていて(当日は観客として参加)
ご無沙汰しています!とご挨拶したのですが、衣装でなくてもお綺麗で
醸し出す雰囲気が同性から見てもフェロモン多めな感じ(褒めています)で
どうやったらこうなれるのか、羨ましくなりました。
IMG_1249.JPGタンドリーチキン
手前はソーセージみたいなお肉料理、結構ボリュームあります。
このあたりでビールも呑み終わり、友人たちとワインをボトルで注文、
ちびちび呑みながらステージ前のお食事タイムは続きます。
IMG_1250.JPGカレー2種
左の緑色がサグパニール(チーズ)、右がマトンカレー、
ビリヤニも添えられていて(ナンも大きいし)、このあたりで、
すっかり満腹太郎になっておりました。
食事タイムが予定より延びてしまったのですが、
ステージ前にオーナーのシディークさんからご挨拶、
日本にきてもう数十年らしいのですが、こういう時期に新店をオープン、
というのは経営者としても凄い人だなあ、と思っていたら、
ステージが始まりました。
IMG_1255.JPGIMG_1256.JPG
何組かのダンサーの方々が入れ替わり登場して踊ってくれるのですが、
妖艶なお姿、踊りに加えて、ステージに向かう途中近くを通ると、
いい香り♪
普段香水が苦手な私でもなんだかうっとりするような香りが漂うのが、
もう異空間。
IMG_1260.JPG途中で運ばれてきたA4和牛
A4和牛と聞いて期待していたのですが、既にお腹いっぱいだったのと、
かなりサシが入っていて脂が強く(写真は5人分)参加メンバーで
モリモリ食べていたのは一番若い(30代後半くらいかな)のお兄さんのみ。
他の50代はちょっとつまんで、美味しいけれどもう食べられない(;_:)状態でした。
IMG_1263.JPGIMG_1265.JPG美しい踊りを堪能
IMG_1268.JPGIMG_1271.JPGしまくりました
(私のスマホ写真が殆どぶれぶれだったので掲載できるのはこの程度)
東京タワー内の商業施設は21時閉店のルールがあるらしく、
ステージ開始が遅れたため21時ちょっと前の状態で、
IMG_1272.JPGマンゴープリンを急いで食べて終了。
タンドリーチキンはもちろんカレーやナン、どれもが美味しくて
(和牛だけが思いきり食べられなくて残念)
すっかり満腹太郎になりました。(^-^)
普段はベリーダンスのステージを行っていないとのことですが、
いずれステージを見ながら食事ができるようになればいいな、
と思ったシディークパレスさんでした。

IMG_1280.JPGやっぱりこちらの方が好き~




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映画「スズさん~昭和の家事と家族の物語~ 」を観る [映画(さ行)]

今年初めて田端のChupkiさんで観た映画です。
スズさん.jpg
あらすじはYahoo!映画さんより。

東京郊外の一角に、終戦後に建てられた小さな民家。
この家で主婦として家族の暮らしを支え続けた小泉スズさんは、
1910年に横浜で生まれ、関東大震災で母を亡くした後、1932年に結婚する。
育児や家事に奮闘する一方で、建物疎開など戦争の影響は小泉家にも及び、
1945年5月29日に横浜大空襲に遭う。
戦禍を生き延びた一家は横浜から東京・大田区に移り、スズさんの夫が設計した
住宅で暮らし始める。



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懐かしい昭和の風景に思わずじわり。(:_;)

スズさんの人生を紹介(長女の和子さんが語るのがまた味わいあり)し、
後半は、スズさんの昭和の家事を和子さんが協力者と共にフィルムにおさめた様子を
一部ですが紹介しています。

横浜生まれのスズさん、20歳で徳川慶喜の甥の家に奉公に行き
(こういう奉公は、箔づけと花嫁修業が目的だったそうですが、
 スズさんは、この方をお殿様と呼んでいたそうです)
お針子として勤めた後、お見合い結婚、子供を産み育て、関東大震災、横浜大空襲、
その後、昭和26年、下丸子に建てられた文化住宅で暮らす
(どちらも当時の光景が映し出されますが、あまりに酷くて衝撃でした)
和子さんが「昭和の専業主婦」と呼ぶスズさん、朝早く起きて朝ごはんを作り、
日中は大量の洗濯(手洗いしてから干す)、掃除が一段落したら、
着物の繕いなどの針仕事、夕方に買い物にいって家族の夕食を作り、食後片づけたら
編み物や翌日の準備、これを毎日繰り返すスズさん。
同じ時代の専業主婦はこういう人が多かったのだと思いますが
家電が普及する前は特に労力が大きい作業を休みなく行う、スズさん自身はそれに
ついて愚痴や文句を言うことがなかったと和子さんが映画の中で語っていますが、
スズさんは家族のために家を守り、そのことで家族が幸せに思う、さらにスズさんも
幸せに思えたのではないかな、と映画を見ながら思いました。

私の母(婆1号)は和子さんと同じくらいの年齢なので、私のおばあちゃんが
こういう暮らしの中で家事を行っていたのかなと想像しました。
(父方の祖母は私が生まれる前に亡くなっていますが)

私の実家は(父方の祖父母が早逝したので)私が小さい頃から核家族状態、
父母、兄、私の4人で東京郊外に造成された団地に建てた家で暮らしましたが、
母の作る朝ごはん、夕飯、お弁当、小さい頃に縫ってくれた洋服や和服、
(不器用な私と違って母はとても器用な人です)
あたりまえに思っていたというか改めて感謝、みたいなことがなかったのですが、
この年になってから老いた母(こういうとき婆1号と呼びづらい)を観ると、
感謝の念が足りない己に気づいたのですが、今作のスズさんを見ていると、
その気持ちがもっと強くなってしまい、観ながら母の姿が浮かんでしまい、
途中からウルウルしながら見ておりました。(;_:)

和子さんが3年かけて撮影したスズさんの家事の一部として紹介されたのが、
洗濯、着物の洗い替え、こしあんづくりなどですが、どれも手のかかることを
丁寧に(でも効率よく)行う姿に、自分が生まれたころも(昭和40年代)
まだこういう家事が行われていたのかな、と、生まれた時に住んでいた
新宿の木造家屋(庭に柿の木とか井戸があった)で行われていた様子を
想像しました。

上映終了後、この日は特別イベントとして、スズさんが住んでいた家、
現在は、「昭和のくらし博物館」として公開されているところを
水口マネージャーがオンライン中継してくれました。

(博物館ホームページ)http://www.showanokurashi.com/
(イベントの様子) https://twitter.com/cinemachupki/status/1480098413379489801?s=20


水口マネージャー、私もChupkiさんで知ったのですが、
あまちゃんの頃からのんを応援している男性で、彼女の出演作品を紹介するイラストを
描いていらっしゃる方で、あまちゃんのマネージャーの役柄名からこの名前で
活動されているそうです。
私も以前、この作品上映時に水口マネージャーの描いたはがきをいただきましたが、
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今回、水口マネージャーが登場したのは、
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この映画で主役の声を担当されたのんさんが訪れた博物館、
というか、この映画もすずさん、で、下丸子のスズさんの人生(家事)を
参考に描かれているそうで、のんさんも博物館やスズさんの映像で
役作りされたそうです。未見なのでこれは観ねば。

私が生まれた時代よりも前のこととはいえ、私にも多少記憶のある昭和、
(新宿区に住んでいたころは練炭ごたつだったのは今でも覚えてる)
今の時代は技術の進歩で便利で効率よく家事を行えますが、
昭和のどこか温かい空気(ご近所さんなども含めた人間関係も)が
薄れてしまったようにも思えたりして、よくも悪くも、なのかなと思いつつ、
スズさんの映像によって昭和という時代が記憶(記録)として繋がっていけば
いいなと思った「スズさん~昭和の家事と家族の物語~」でありました。


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神楽坂「NODO」でタリアータ [呑んだり食べたり(欧州料理)]

昨年後半(というか11月下旬)、けーすけ兄が上京された時に
snorita姐と3人で食事しました。
IMG_1190.JPG飯田橋駅からだらだら10分弱歩いて到着
(食べログ)https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13220640/
IMG_1191.JPG北東イタリア フリウリ州の郷土料理
初めて聞いた名前なので(というか州というとピエモンテくらいしか知らない)
調べてみましたが、白ワインの聖地らしいです。
あたたかい雰囲気の店内、今回は2階のテーブルに案内されました。
IMG_1192.JPGテーブルには芸術的なドライフラワー
IMG_1193.JPG泡好きのsnorita姐が1本目をチョイス
IMG_1194.JPGお料理は黒板メニューから選びます
お店の方がその日のメニューの説明をしてくれるので、そこから選んで注文します。
IMG_1195.JPGはい、かんぱい♪
IMG_1196.JPGIMG_1201.JPG木の器で冷やしてくれます
IMG_1199.JPG最初にパンが運ばれて来ました
白金台のパン屋さん(名前失念、snorita姐によればいつも行列のお店らしいです)に
特注しているパンだそうですが、ネットで調べてみたら神楽坂のお店かもしれません。
(己の耳や記憶のいい加減さを今更ながら実感)
パンにのせて食べたもの(グラスに入っている何か)は確かナッツとかが入っていた、
そんな記憶です。
IMG_1202.JPG前菜で選んだのは
IMG_1203.JPGブッラータ
石川能登「高農園」のサラダと一緒にいただきました。
モッツアレラのようなフレッシュチーズ、ナイフで切り分けると
何層にもなっていて(味は淡泊)野菜やドレッシングと一緒に食べると美味。
その後、けーすけ兄にKALDIで冷凍状態で買えると聞き近所のKALDIに行ったら
売ってなくて(;_:)日比谷のKALDIでやっと見つけて購入できましたが、
野菜や柿のようなフルーツと一緒でも非常に美味しいです。
(けーすけ兄は黒コショウやクミンを掛けると美味いと言ってました)
IMG_1205.JPGIMG_1206.JPG2本目は白で
フリウリ州の有名なワイナリーのワインという説明は覚えていますが、
ワイン好きなsnorita姐にお任せしっぱなしだったので記憶曖昧です。
すっきり、というよりはすこしまったりした感じ(味しっかり)の味だった、
と思います。
IMG_1209.JPG2品目
IMG_1208.JPGかんぱちとズッキーニのタルタル
下にしいてあるのがポレンタを固めて揚げたもの。
ポレンタのサクサクふわっとした食感がかんぱちとズッキーニに合うというか、
そのままタルタルを食べるよりも味も食感も広がる感じで美味でした。
IMG_1212.JPGムール貝
シンプルなワイン蒸しですがぷっくりした身、噛むと濃い旨味、
白ワインにぴったり、至福です。(^-^)
IMG_1214.JPGパスタ
プリュカンチイという自家製手捻りのショートパスタで、
万願寺唐辛子と若鶏のラグーソースと和えてありますが、
もちもちっとした食感(うどんとも違う)にラグーソースが美味しい一品。
IMG_1216.JPG3本目
IMG_1215.JPGフリウリ州のダミアンさん
この方がつくったワインですがしっかりした味わいです。
IMG_1217.JPGと、ナイフが運ばれてきて
IMG_1218.JPGお肉~
IMG_1219.JPGタリアータ
お肉の焼き加減も素敵なロゼ色のお肉にマッシュポテトとトリュフ、
それにダミアンさんのワインで感激♪
IMG_1223.JPGデザートも黒板メニューから選びます
IMG_1225.JPGエスプレッソに
IMG_1226.JPGイタリアの有名なチョコだったかな
ビターで甘さ控えめ、カカオの香りが豊かなチョコでした。
IMG_1227.JPGモンブラン
普段デザートは食べないのですが、栗の濃い味が美味しいモンブランでした。

snorita姐が通うお店に連れていってもらいましたが、
大人の隠れ家的な雰囲気のお店で今まで知らなかったフリウリ州の
お料理とワインを思いきり楽しめて大満足のNODOさんでありました。

(その後、勢いがついて)
IMG_1228.JPGIMG_1231.JPGIMG_1232.JPG
3人で百恵ちゃんやらビージーズ(写真はメロディフェア)やら、
懐かしい歌を1時間歌いまくりました。
普段カラオケを避ける私ですが、気の置けない人とのカラオケは楽しい!



タグ:神楽坂
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映画「ラストナイト・イン・ソーホー」を観る [映画(や・ら・わ行)]

YouTubeを見ていたらこの予告編がたくさん流れていて
気になって観に行きました。(配給会社の策略にちゃんとはまりました(笑))
ラストナイトインソーホー.jpg
あらすじはYahoo!映画さんより。
ファッションデザイナー志望のエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、
ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学するが、
寮生活に向かず一人暮らしをすることに。
新しいアパートで暮らし始めた彼女は、1960年代のソーホーにいる夢を見る。
エロイーズは夢の中で、歌手を夢見るサンディ(アニャ・テイラー=ジョイ)と出会い、
肉体的にも感覚的にも彼女と次第にシンクロしていく。


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もー、ハラハラしっぱなし。

怖い映画が苦手で自らは観に行かないことは何度か書いておりますが、
この映画もホラーというにはマイルドなんだと思いつつ(サスペンス?)
かなり残虐(妄想というか幽霊というか現実ではないんですが)な場面が
中盤以降は畳みかけてくるのでゾワゾワしながら見ておりました。(;_:)

60年代の流行(音楽やファッション)が好きなエロイーズがタイムスリップして
60年代のソーホーを疑似体験するという流れ、映画館に掲げられている看板が
サンダーボール作戦 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2015/10/07
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この007作品なので公開された1965年ごろのソーホーというのを観客に印象付けて
物語が展開していきます。
コーンウォール(イングランドの南西端にあるのどかな場所)からロンドンで
ファッションの勉強が出来ると前向きな気持ちでやってきたエロイーズが
学校の寮で同室になったジョカスタと合わず(というかイマドキの若者はみんな
こんな感じなのかと驚いたのは私だけでしょうか)下宿先を見つけて引っ越して、
部屋で観た幻覚(というか妄想というか)の中で出会ったのが1960年代に生きる
サンディ、そのファッションと行動力に魅入られて彼女とそっくりになろうと
髪を染めたりサンディのドレスを実際作ろうとしたり、楽しい様子が見ていて
ほほえましいと思って見続けて、いや、でもこんな楽しい時が続いてばかりじゃ
映画として成り立たないだろうと(起承転結がないと、ですし)見ていると、
サンディの夢が無残に打ち砕かれていく様子がこれでもと描かれていく、
プロミシング・ヤング・ウーマン ブルーレイ+DVD [Blu-ray]

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  • 発売日: 2022/01/07
  • メディア: Blu-ray
この映画は現代ですが、今も昔も男の身勝手な女に対する考え方、
それによって悲しい思いをする女性、の姿と重なって見えました。
今作はそれに加えて夢を打ち砕かれたサンディが搾取されていく、
芸能界の闇の構造みたいなものも描かれて(胴元の男がクズ過ぎる)
いたように思えましたが、劇中のサンディの立場がどんどんつらくなっていくと
それを時代を超えてみているエロイーズの精神状態もおかしくなっていく、
コーンウォールからはるばる電車でロンドンにやってきたときの
希望に満ちたエロイーズの表情がどんどん病んでいく様子を見るのは見ていて
切なく悲しく、早くこの状況が一転してほしいと思いながら見ておりました。

終盤の種明かし、バーに出入りする謎の老人と大家さんの正体ですが、
老人はテレンス・スタンプが演じているのでそれなりに意味深いキャラクターだろう、
サンディと接点があるあの男性かな?と目星をつけていたとおり、
大家さんもおそらくそうだろうな、と思っていたとおりの正体だったので
個人的にはそのあたりの予想外れた的なドキドキ感はなかったのですが、
(サンディがつらい思いをする場面がとにかく私にはショック)
大家のおばあさんを演じていたのが、
007/女王陛下の007 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2021/09/29
  • メディア: Blu-ray
ジョージ・レーゼンビーがボンドを演じた時のボンドガールだったダイアナ・リグ、
ボンドが結婚する相手を演じた方ですが、鑑賞後に当時の彼女の写真を見て、
監督が彼女を大家(コリンズさん)にキャスティングしたかったのか、納得。
(ちなみに、今作が彼女の遺作となったそうです)

監督のエドガー・ライト作品といえば、
ホットファズ -俺たちスーパーポリスメン!- [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • 発売日: 2012/06/20
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田舎に左遷されたお巡りさんの話とか、
ショーン・オブ・ザ・デッド [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2015/06/24
  • メディア: Blu-ray
町中ゾンビだらけになってパブに駆け込むおっさんの話とか、
どちらもサイモン・ペッグ、ニック・フロストの大好きなコンビ、
この作品のイメージが強すぎたので(ベイビードライバー未見というのも理由かも)
今作が全く毛色の違う話で驚いたのですが、監督の振れ幅の広さみたいなものを
感じました。

冒頭で新聞紙で作ったドレスを聞きながら踊るエロイーズ、
鏡越しにサンディとエロイーズが映し出される場面、効果的に60年代の音楽が
流れますが、今作で知ったのが、
The Hit Singles, 1963-1971

The Hit Singles, 1963-1971

  • アーティスト: Cilla Black
  • 出版社/メーカー: Verse Sarabande
  • 発売日: 2015/10/30
  • メディア: CD
実はこれまで知らなかったCilla Black。
1960年代後半生まれの私ですが、当時の音楽、意外と知らないので
これを機に聞いてみたくなりました。(^-^)

エロイーズの彼氏役がいまいち冴えない感じだったのと、
(主人公が男子の場合、彼女は大体綺麗なお姉さんなのに、
 今回は女子が主人公で彼氏がイケメンでないのはなぜだ、と疑問に)
イマドキの若者の乱れ振り(あんなに酒浸りだったりドラッグやるの?)には
共感できないまま見終わりましたが、サンディとエロイーズが時代を超えて
シンクロする姿(CGでなく意外とアナログに撮影したそうですね)や
60年代ファッションや音楽に観ている私もワクワクしながら、
怖かったり驚いたり、後味はそんなにいい終わり方ではないものの、
新しい感覚で観ることが出来た「ラストナイト・イン・ソーホー」でありました。

(サンディを演じたアニャ・テイラー=ジョイのこの歌、ゾクゾクします)

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北千住「魚鮮水産」でハイボール [呑んだり食べたり(チェーン店)]

年に1回か2回程度北千住で呑むおじさんたち(同じ会社に勤めてる)と、
緊急事態宣言が解除されたから、、と超久しぶりに集まりました。(昨年12月初旬)
ちなみに、おじさんの1人は先日記事にした健康診断の胃カメラ検査で遭遇した方です。
場所は新規開拓も面倒なので、という理由で魚鮮水産(チムニー系)を予約しました。
3階のパーテーションで区切られた4人掛けテーブルに案内され、
おじさんたちが来るまでメニューを見ていたのですが、
IMG_1128.JPG近大のぶりひら
近大というとマグロの養殖のイメージが強いのですが(銀座にお店があるはず)
研究が進んで今度はぶりとヒラマサを掛け合わせて養殖とは初めて知りました。
食料自給率を上げていくなかでも貢献する研究なんでしょうね。
(私は興味あったのですが他のおじさんたちは興味なく今回注文できず( 一一))
IMG_1130.JPG広島レモン 有名ですね
(って興味を持ったはずが今回注文せず( 一一))
IMG_1133.JPGIMG_1136.JPG魚に馬肉
IMG_1138.JPGIMG_1139.JPG餃子に酢もつ
IMG_1140.JPGIMG_1141.JPG目移りした割に
今回揚げ物好きのおじさんが参加できず、違うおじさん(さっぱり系好き)が
参加したのもあって、あまりお料理も注文せず、呑みメインとなりました。
IMG_1145.JPGはい、かんぱい♪
お通しは鯛のお刺身が2切れ。
仕入れ過ぎたのかな、なんて思ったのですが、普通に美味でした。
IMG_1147.JPG九州のお醤油も置いてあります
IMG_1146.JPGなすの1本漬け
さっぱり系好きのおじさんが真っ先に注文したのがこれ。
私は〆の頃に注文するおつまみだと思っていましたが、
注文の好みやタイミングは人それぞれだなあとしみじみ思いました。
IMG_1148.JPG姫海老のから揚げ
これはいつも参加するおじさんが絶対食べたいと注文するのですが、
外のサクサク感がビールにぴったりです。
IMG_1149.JPGさつま揚げにきびなご
九州料理がメインなだけあってどちらも美味。
IMG_1151.JPG串焼き盛合せ
こういうのはチェーン店だと無難ですね。(^-^;
IMG_1152.JPGハイボール
以前来たときチャレンジした「チンチロリンハイボール」はまだありますか、
とスタッフのお兄さんに聞いたら、いえ、いまはやっていないんです、とのお答え。
ジョッキにサイコロを入れて出た目が偶数か奇数でジョッキの大きさが変わるのですが、
残念、と思いながら結局ハイボールを注文している自分がおりました。
IMG_1155.JPG明太子入り玉子焼き
焼きたて状態で運ばれてくるので、温かくて湯気の出ている玉子焼きを
はふはふ食べると中から明太子が出てきてハイボールにぴったり。
と、今回は終盤でのから揚げ注文もなく、穏やかにさっぱり食べて呑んで終了。。。

在宅勤務中、(仕事での接点がそれほどないので)本当に久しぶりに話すお二人、
おじさんの所属する部門の上長が代わって面倒なことが増えたお話などを聞くと
自分の部署は上長も同僚も変わらないので面倒なこともそれほどなく、
おじさん大変そうだな、と同情しつつ、在宅勤務も電車通勤なしでラクチンながら、
こういう人とのコミュニケーションに飢えていた自分を感じました。

今度は今回参加できなかった揚げ物好きおじさんも一緒に春ごろに集まりしょう、
と約束して各々帰宅の途につきましたが、外呑みの解放感を感じつつ、
出社していたころの楽しさも懐かしく思えた魚鮮水産さんでありました。




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