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映画「007サンダーボール作戦」を観る [映画(007)]

一作目からどんどん豪華になっていく007シリーズ、今回は4作目です。
サンダーボール作戦 [Blu-ray]

サンダーボール作戦 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2015/10/07
  • メディア: Blu-ray
作品についてはYahoo!映画さんより。

核を積んだNATO軍の戦闘機が行方不明になった。
事件を操っていた国際的陰謀団スペクターは、米英首脳に対して、
1億ポンドもの身代金を支払うことを要求する。
期間は一週間。
核の所在探索を命じられたボンドは、わずかな手掛かりからバハマへと飛ぶが.....。
シリーズ第4弾。主題歌はトム・ジョーンズ。


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綺麗どころの登場回数が増えた気がする。(笑)

以前記事にした映画「ラストナイト・イン・ソーホー」で
サンディがタイムスリップしたソーホーの映画館で公開中だった映画がこれ。
1965年の作品ですが、ボンドの手当り次第な感じもマシマシで、
きれいなお姉ちゃんがいたから☓☓☓、みたいで前作よりもパワーアップしている
印象でした。(笑)(おおらかな時代だったのだと思うことにしています(^_^.))

今作はボンドカーが登場することが少なくて(冒頭くらい?)、
バハマが舞台ということで海がメインで、当時の最新技術を駆使したかったのか、
水中撮影が盛りだくさん、終盤、ラルゴ(スペクターNo.2)との戦いでも
これでもか、というくらいの勢いで水中(海中)で戦うので、
ウェットスーツを着て水中眼鏡している人だらけ、どれがボンドでどれがラルゴなのか、
途中でボンドが酸素ボンベを捨てて小さい酸素ボンベに切り替えてからは
ボンドは判別できたもののラルゴはどこ?と画面で必死に探し、
最後ボンドがラルゴをやっつけるのかと思ったら、あれ?まさか、そんなことで
ラルゴがやられちゃうの?(以前見たのに記憶なし)という結末のあと、
救出にくるまでボンドとドミノ(ボンドガール)がしっぽり、
という定番のエンディングでになってホッとして見終わりました。

冒頭のフランス人少佐(裏の顔はスペクター幹部)がベールを被った喪服姿の女に
化けたのをボンドが見破ったあと格闘の上やっつけて追手から逃げるときに
背中に背負ったジェットエンジン?で飛ぶシーンを見てロサンゼルスオリンピックの
開会式をふと思い出したり、整形してNATOパイロットになりすます男(核爆弾を奪った
ところで殺されちゃう)が2年かけて整形してなり切る準備をしたという説明に、
土曜サスペンスに登場する明智小五郎(演じているのは天知茂)ならそんな準備に
時間をかけなくてもなりきれるだろうなと、思ったりと、007と違う本筋でないところに
己の連想が及んでしまい、見ながら笑ってしまったのは反省です。(-_-)

と反省している割に、太もものほくろでターゲットの女性を見つけるなんて、
さすが百戦練磨のボンド!と思ったり、ボンドがドミノを誘って注文するのが、
1955年のドンペリニヨンにキャビアで羨ましさが止まらなくなってしまったり、
ラルゴが失態犯した部下を屋敷のプールので泳ぐサメに食べさせるという
怖いはずのシーンなのに、サメがちっちゃくてツッコミ入れたくなったり、
(そのちっちゃいサメの近くを泳ぐボンドは食われない(笑))
略奪した核爆弾の扱いが意外と雑に見えるような気がしたり、
(なにかの拍子にうっかり爆発しそうな気がして見ながらはらはらした私)
電話の横においてある分厚い本に録音機(テープ)が仕込んである!と驚いたり、
いちいち反応してしまう己もおりました。(笑)


前作のゴールドフィンガーに比べると悪役が悪役ぽい、黒いアイパッチをつけて
独眼竜の見た目がかなりハイレベルの悪でボンドを殺そうと極悪ぶりを発揮しますが、
ボンドは不死身なので(最新作除く)結果的には悪役が殺されて一件落着、
ある程度パターンができているのがわかっていみているとハラハラしつつも
ゴージャス感がましていくシリーズ作品として、
トム・ジョーンズ熱唱による主題歌とともに楽しめた
「007サンダーボール作戦」でありました。


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