ぐるうつぼ(壱)~深川江戸資料館編②~ [ぐるうつぼ]
川のそばには「相模屋」と「升田屋」という二軒の船宿が並んでいたのですが、
こちらの升田屋は堅実で
もう一軒の相模屋は派手な船宿、、という設定だったらしく、中には
酒樽と 徳利など(ボケボケ過ぎ)
火の見櫓 3丈2尺(10m.)
火の見櫓にしては大きいな、と思って、近くにいた説明担当のオジちゃんに聞いたら
10町に1町くらいはこのくらいの大きい櫓が立っていたそうです。
鐘の叩き方(1回ずつ、とか、2回ずつ、とか)で、火事の現場が近くなのか遠くなのかを
住民に知らせていたとか。
江戸時代というと、基本的には火事が起きたら破壊して火を消す、ということなので
鐘の音で住民を現場から遠ざける、というのが大事な役目だったみたいですね。
櫓の下では犬が立ちシ◎ン
蕎麦の屋台(二八蕎麦)
天麩羅の屋台
水茶屋(昔の喫茶店)
木場で働く木挽職人の家(長屋)
神棚もあるところが江戸っ子らしいです
船宿升田屋の船頭の家
投網や手甲脚絆も飾られていました。徳利もね。(笑)
井戸もありました
他には春米屋の職人や、棒手振(アサリや蜆を天秤棒で担いで売り歩く人)の家など、
一軒ずつ色々な設定をしてあるのが面白い展示でした。
三味線の師匠の家
なんて感じで江戸時代の深川の町並みをぶらぶらと歩いた後、
古池や かわず飛び込む 云々の碑
古池の説 いろいろあるんですね
私はてっきり長野県の小布施にある岩松院が「古池や・・・」だと思っていたのですが
諸説あるみたいですね。
時折動く猫に挨拶して資料館を後にしました。。
日陰はまだ涼しい日でしたが
ちょっと日の当たるところに出るとチリチリ。。。
資料館の近くの霊巖寺
れいがんじ、と読むのですが、私の中ではすっかり「レーガン」寺。(^_^.)
それだけの理由で「中に入りましょうよ!」と他の2人を引き連れて寺の中へ。
銅造地蔵菩薩坐像
江戸六地蔵の5番目 とにかく巨大でした。
で、大震災の影響がここでも多く観られたのですが
古いお墓は軒並みこんな感じ
本堂
奥に進むと松平定信公の墓
かなり大きくてどれが定信さんのお墓か分かりませんでしたが、
門には鍵がかかっていて中には入れませんでした。
なので、門の隙間からカメラを入れて撮影したのが以下の写真。
結構倒壊してました。。
で、お寺を後にして
清澄庭園に向かいます
どらえもん?
いつか訴えられるのではと思いました。(笑)
この看板を見ながら左折すると、清澄庭園です。
(つづく)