NYで「SISTER ACT」を観る [舞台・ミュージカル]
NY滞在2日目、2本目に鑑賞したのが、“SISTER ACT”。
場所はBroadway Theatre。
この劇場、
昨年のゴールデンウィークに、この↑ミュージカルを見た劇場です。
一年経つと演目が変わる、厳しい世界でございますね。
劇場は兎に角派手に飾られていて、
尼さんのロック!
観る前からワクワクします
ドアにも尼さんのイラスト
座席は前から2列目の左端
いわゆる「かぶりつき」「つばかぶり」席ですが、見上げるので首が痛くなるのが難点。。
開演前には必ず録音録画禁止などの注意事項のアナウンスがあるのですが、
最近は演目の内容に沿った演出でアナウンスすることも多く、
今回もまるで教会で牧師さんの話を聞いているかのような、で、
「Recording is sin.(録音は罪)」みたいな感じでアナウンスされて場内大爆笑。
いつもこうやって注意事項を言ってくれると作品をより一層楽しめるような気がしますね。
で、ミュージカルの内容は、
この映画のミュージカル化で、内容は同じです。
なので、今回もamazon先生より、映画版のあらすじを転載させていただくとして。
『ゴースト』でアカデミー賞をとったウーピー・ゴールドバーグが、今度はコメディーに挑戦した。
92年、全米で6か月を超えるロングランを記録した大ヒット作である。
殺人現場を目撃してしまったクラブ歌手のデロリスは、ギャングに命をねらわれるはめになる。
デロリスが身を隠した場所は、お堅い修道院。最初はおとなしく隠れていたが、
聖歌隊のリーダーになって本領を発揮。
ヘタクソなコーラスがソウルやロックのリズミカルな賛美歌に変わり、街中で評判になって
テレビ中継までされてしまった。だが、それにギャングが気づかないわけがない。
デロリスの無事は…。
敬けんなシスターたちが、デロリスの指揮にのせられてノリノリでゴスペルを歌う姿は、
まさにアメリカ発のゴスペルの奥の深さを実感できるシーンだ。
最後はちょっとほろりとするヒューマンコメディーでもある。
(毎度手抜きですみませぬ(^_^.))
作品全体の雰囲気はこちらでご覧になってくださいまし。(Youtubeって便利)
また、作品中で特に印象的だった曲はこちら。
ヒジョウに楽しい作品でした!!
これぞミュージカルの醍醐味というか、見た後のスカッとした気持ちが堪りません!!
映画でデロリスを演じていたウーピー・ゴールドバーグがミュージカル版で製作に参加し
映画版での楽しさがうまく引き出されている作品です。
主役のデロリスを演じるパティナ・ミラーは、
ブロードウェイにやってくる前のロンドン公演から出演しているせいか
役にしっくりはまっていて、とにかく芸達者。
ウーピーと顔が全然似ていないのに、似ていると思えてしまいます。。
トニー賞にも主演女優賞でノミネートされたのも納得。(^_^)
他にも、昨年“Dreamgirls”の日本公演に出演していたChester Gregoryが
デロリスの同級生「汗かきエディ(笑)」として熱演していたり、
脇を固める方々も以前他の作品で見たことのあるような方が多くて
「あぁ、贅沢ねぇ。。。」なんて思ってしまいました。
音楽は映画版と全く異なり、
アラン・メンケン(ディズニー作品で曲を提供していることが多い)を起用しているせいか
どれも非常に耳に残る素敵な曲ばかりでした。
サントラも即買い。(^^♪
オリジナルの映画が大好きなので、
映画版の良さを損なわずにミュージカル化されているのが本当に嬉しい限り。
またブロードウェイでも見たいのですが、来日公演も期待したいな、と思った
“SISTER ACT”でありました。
(ミュージカル編、つづく)