フランス旅行記08~ジャンヌ・ダルクのルーアン編②~ [欧州の旅(フランス)]
ジャンヌ・ダルクを訪ねて、、、の、ルーアン編その②です。
モネ画伯も描かれたノートルダム大聖堂を後にして
お花屋さんで色とりどりのバラを見ながら歩を進めます
一本針の大時計
14世紀に出来たルネッサンス様式
門は16世紀に作られたとか、で、
この周りにはお土産屋や飲食店、ブティックなどお店が並び、観光地だなあ、と思います。
また、この通りには、
木骨組みの家が沢山ございました
所々傾いでいたりしてかなり年季が入ってます
途中でみつけたマカロンのワゴン
マカロン、、、かなり甘いのであまり得意ではありませんが、
こういうマカロンピラミッドを見ると「おフランス・・・」と思います。。
他でも見かける移動遊園地を観たところで
(乗りたいなあと思いましたがガマンガマン(^_^.))
ジャンヌ・ダルク教会に到着
角度を変えるとこんな感じ スレート葺きの屋根です
15世紀、英仏百年戦争のさなかに現れた救国の少女ジャンヌ・ダルクが
敗色濃いフランスを奇跡的な勝利に導いたにも関わらず魔女として断罪され
ここルーアンで1431年5月30日、火刑に処せられたのですが、
この教会はジャンヌ・ダルクが処刑された旧市場広場に建てられたもので、
それが偲ばれる(と思しき)石版あり。
折角なので教会の中に入ろうとしたら、
さきほどのノートルダム大聖堂と同様に、
入口でお布施を要求するようなフリをしてお金をセビル男性が立っていました。
勿論無視しましたが、ところ変われどもこういう人がいるのはちょっと困りますね。
で、中の様子ですが、
木の色が柔らかく温かい雰囲気
上にはパイプオルガンもあります
ノートルダム大聖堂と異なり窓から光が沢山差し込んでくるので、
ステンドグラスが非常に鮮やか
しばし見とれてました
うっと~り。。。。
暫し和んだ後、教会を後にしようとしていたら、
教会入口にフランスの地図が。
見づらいのですが、上の方に記されている線は
ジャンヌ・ダルクが生まれた土地を離れて戦いながら進んだ道のりです。
それだけ勇敢に戦ったにも関わらず
魔女(というか異端者)と決め付けて処刑してしまうなんて、、、と
遠い国の昔の話しながらナンだか切ない気持ちになりまして。。。。。
だから、教会の外に
土産屋の看板があって微妙な気持ちに。。。
と、ここで時間切れ。
この他にも、ジャンヌ・ダルクの生涯を再現した蝋人形館や美術館などがありますが、
立ち寄らずルーアンを後にいたしました。。。。
駆け足で見てまわりながら、、
これ(未見)、先に観ておけばよかったかな。と反省。。
とか反省しておきながら、 ソフトクリーム。(^。^)
シャーベット風でサッパリしていましたが、3ユーロ近いお値段にビックリ。(@_@)
と、短い滞在時間ではありましたが、
歴史ある大聖堂にジャンヌ・ダルク縁の地としての趣に浸ったルーアンでありました。
(もう少しつづく)
[おまけ]
遠藤先生の著作はフランス留学時代の話も含めて結構読んでいたはずなのですが、
この本は存じませんで。。。今度読んでみようかと思います。。
傾いたおうち大丈夫なのかな(@_@)フランスは地震がないんでしょうか。
こちらのステンドグラスも素晴らしいですね。見に行ってみたいです。
by satokot (2008-09-13 11:05)
時計台の大時計、いいですね。欧州にきたーっという気持ちになります。
ところで、うつぼさん、パーマかけられて随分時間が経ちましたが、落ち着きましたか? 私も一ヶ月前くらいにかけたのですが、この湿気でだらしなくはねてしまい、大失敗でした。時期を選ばなくてはいけませんね。
by bonheur (2008-09-13 18:57)
ジャンヌ・ダルクは最終的に相当ヒドイ扱いを受けているのですが、えてして偉人伝にありがちな輝かしい時だけ美しく書いてある話が多いのが、残念です。
ステンドグラスのあるこの教会はとても綺麗だなぁと思いますが、魔女と認定して火あぶりにしたのも聖職者たちなので、何だか複雑ですね…。
by kou (2008-09-13 21:35)
satokotさん、こんにちは。
多分地震がないからなんでしょうね。本当に傾いていましたから。(笑)
日本のお寺も気持ちが落ち着いていいのですが、ステンドグラスのような鮮やかな色彩が楽しめるのはヨーロッパですね。(^^)
by うつぼ (2008-09-14 12:19)
bonheurさん、こんにちは。
確かに、こういう時計、ヨーロッパらしいですよね。
パーマは先週カットに行ったので、チリチリもかなり控えめになったような。
今後は汗かき多湿の時期にはパーマは控えておこう、、と思いました。(笑)
by うつぼ (2008-09-14 12:21)
kouさん、こんにちは。
ジャンヌ・ダルクは火刑で亡くなった後、名誉回復というか異端者でないことが証明されましたが、殺されるときの様子はかなり屈辱的だったようで、当時の世相にしてもひどいことしたんだなあと思いました。
仰る通り、彼女に対する非情な行為も教会の聖職者によるものですが、二度とこういうことを起こしてほしくないものですね。
by うつぼ (2008-09-14 12:26)