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映画「ガザ 素顔の日常」を観る [映画(か行)]

今年初めて田端のチュプキさんで観た映画です。
ガザ.jpg
内容は映画.comより。

パレスチナ、ガザ地区の知られざる日常を捉えたドキュメンタリー。
一般的に戦争のイメージが強いガザ地区だが、
穏やかな地中海に面する同地区の気候は温暖で、花やイチゴの名産地でもある。
美しいビーチには老若男女が訪れ、若者たちはサーフィンに興じる。
その一方で、東京23区の6割ほどの広さしかない場所に
約200万人のパレスチナ人が
暮らしており、その多くが貧困にあえいでいる。
イスラエルはガザ地区を壁で囲むだけではなく、
2007年以降は物資や人の移動も
制限しており、
同地区は「天井のない監獄」とも呼ばれる。

現実逃避するためにチェロを演奏する19歳のカルマは、
国際法や政治学を学ぶため
海外留学したいと考えている。
14歳のアフマドの夢は、大きな漁船の船長になって兄弟たちと一緒に漁をすることだ。
平和と普通の生活を夢見ながら、日常を強く生きようとする人々の姿を映し出す。
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長らくイスラエルによって徹底的に封鎖されたガザ地区、
ここで暮らす人々にもそれぞれの人生があるのに。

そんなどこか悲しい気持ちで観終わりました。

この映画は2019年公開、その時でもイスラエルに封鎖されていたガザ地区ですが、
昨年10月にハマスがイスラエルを攻撃し、ガザ地区は水や薬などの医療品等の供給を
止められ、ライフラインを断たれています。
ニュースでも病人やけが人が運ばれてきても手の施しようがない様子を見て、
この映画に登場する子供たちやタクシー運転手、床屋さん、学生たち、
厳しい環境の中でも明るく社交的、鬱々せずに明るく生きようとしている姿が
映し出されていましたが、彼らは今、更に辛い環境でどうされているのか、
私が思ったところで直接手を差し伸べることもできないもどかしさを感じながら
映画を見続けました。

ガザ地区といえば、
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歌手になるという夢をかなえるために偽造パスポートでエジプトに渡った少年の
映画を観て封鎖されている中、命の危険を感じても夢に向かって突き進む姿に
平和ボケな自分を感じたり、(ちなみに実話の映画化です)
ガザの美容室 [DVD]

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ガザの美容室に集まる女性による群像劇的な映画を観たのですが、
昨年からまだ続いている紛争以前でも常に爆撃を受ける危険に晒されながら
暮らさなければいけないパレスチナの人たちの姿を観る機会がありました。

日本も最近犯罪が増えていたりして安全ともいえないように思うことがありますが、
自分の住むところが攻撃されるという心配はないわけで、
https://www.arabnews.jp/article/opinion/article_69626/
上にリンクを貼った記事を読むと、イスラエルがガザ地区の人たちに対して
非人道的な対応を徹底して行うことに疑問しかありません。
地上げ屋のような(いやそれよりずっと酷い)嫌がらせを続けることで、
パレスチナ人を土地から追い出したいのか、全部ユダヤ人が占拠したいのか、
ナチスから残虐な扱いを受けたユダヤ人が、アラブ人に対して非人道的な態度を
とるのは何故なんだろうと思ってしまいます。
https://jp.reuters.com/world/security/4A736TJEFVJBFECPQSAXZM3BGI-2023-10-13/
あのプーチンさんがパレスチナがの独立国家の創設を主張しているという記事を見て
アメリカを後ろ盾に持つイスラエル政府がパレスチナ人に対してやりたい放題にも
見えてしまい、今作で観たように封鎖された地域にも日々生きている人達がいるという
ことを考えるとプーチンさんの主張の通り独立国家を創設することが人道的にも平和な
解決方法にはならないのだろうか、と思いました。

今回、田端のチュプキさんでやっと観られましたが(土日満席続きで違う日に)、
映画終了後、ユナイテッドピープル(日本の配給先)の関根代表による動画が
投影されました。
学生時代に旅でガザを訪れた関根さんにとってもガザ地区は思い出深い場所、
今作を見てガザについて知る機会を持った人は声をあげてほしい、と
仰っていたのですが、私もこうやってブログ記事を書く事によって、
日本から離れた場所で厳しい環境の中暮らしている人たちがいることを
何人かでも知っていただくことが出来ればと思っています。

輝く目でカメラに向かって話していた子供たち、彼らのために自分が出来ることは
ないだろうか、と思いつつ、パレスチナ、特にガザ地区を支援できるような方法が
あれば少しでも支援したい気持ちになった「ガザ 素顔の日常」でありました。























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