映画「ヤジと民主主義 劇場拡大版」を観る [映画(や・ら・わ行)]
久しぶりに有楽町の角川シネマに行って観た映画です。
内容は映画.comさんより。
2019年7月15日、安倍元首相の遊説中に政権批判の声を上げた市民を
警察官が取り囲んで移動させた「ヤジ排除問題」を4年間にわたって
追及したドキュメンタリー。
表現の自由と民主主義がおびやかされたとして、
当時メディアで大きく報道されたヤジ排除問題。
北海道放送が2020年に放送したドキュメンタリー番組「ヤジと民主主義」は
ギャラクシー賞や日本ジャーナリスト会議賞など数々の賞を受賞し、
書籍化もされた。
その後、排除された市民2人が原告として警察側を訴え、1審は勝訴したものの
高裁では判断が分かれ、双方が上告し裁判は続いている。
この問題を4年間にわたって追い続ける取材班が、当事者および専門家たちに
追加取材を行い、テレビや書籍では伝えきれなかった問題の深刻さを浮き彫りにする。
作家の落合恵子がナレーションを担当。
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国会議員のヤジはよくて
一般国民のヤジがダメってどういうこと?
ヽ(`Д´)ノプンプンダヨ
北海道テレビが忖度なしにこういうドキュメンタリーを製作したこと、
色々妨害もあったかと思いますが放送から映画化まで進まれたことに感慨深いものが
あったというか、本当の報道の正義ってこういうことじゃないのかなと思いました。
記者会見で(例えばお正月のJALとか)否定や批判ばかりする記者、偏向報道、
持ち上げたかと思うと突き落とす、吊るし上げるばかりの大手メディア、
報道の自由度ランキングも決して高くない日本、SNSやYouTubeなどでは話題に
なっているある分野(権力を持つある人達についての話です)でも、テレビなどでは
一切報じることなく逆にヨイショばかりする(大した内容でもないのに速報扱い)、
現在殆どテレビを観なくなったのはそういう理由もあったりするのですが、
今作で描かれる与党の自由民主党、と、警察の腐れぶりには嫌気しか感じませんでした。
膨大なビデオを北海道テレビが撮影しているのに、全く違うように解釈する警察の見解、
ビデオを重ねてスクリーンに映し出していると、場内から失笑が漏れてくるという、
真顔でこんな見解よく言えるよね、呆れるやら頭にくるやら、ずっとそんな気持ちで
観ておりました。
安倍さんの街頭演説を担当した警察の警備局長が安倍さんの元首席秘書官、
(当日の警備計画の公開請求に対してのり弁で返すのも悪質)
となれば、安倍さんや自民党批判すればつまみ出す、というのが赤らさま、
声を上げただけで安倍さんに危害を加えるようには全く見えないのに、
警察官がよってたかって拘束する様を観て、
「本当に悪い奴は他にいるんだからそいつらを捕まえなさいよ」、
警察の人全部が酷いとは思いませんが、ああいう映像を観ると、
(相談にいっても実際被害がないからと取り合ってくれないし)
なんのための警察なんだよ、とはらわた煮えくりかえりました。
こうやって書いていて思い出して腹が立ってきた。(V)o¥o(V)
ヤジを飛ばした人たちが警察を訴える、
札幌地裁(一審)で警察の否が認められる判決が出た、と言う場面で、
日本も捨てたもんじゃないと思ったのもつかの間、警察側が控訴、
その後の安倍さん銃撃事件、高裁が忖度して一審判決の一部を認め、
一部は覆す、そんな判決ってありなの?と再び腹が立ちました。
国会議員を観ていても国民目線より私利私欲みたいな人がはびこって
裏金問題も中途半端に忖度なのか手打ちになりそうですし、
真面目に働いて真面目に税金納めてこんなに腹立つことばかり、
公務員や国会議員が国民の方を向いていない(権力やお金の方ばかり見る)
国民の意思を反映できるのは選挙だと思いますが無関心な人が多すぎる、
そんな気がしてなりませんでした。
今作のナレーションを担当されていたのが落合恵子さん。
この映画で、国葬の日にデモに参加されていた様子が映し出されていましたが
デモに参加しなくても、関心を持つこと(そして選挙に行くこと)の大切さ、
こんなところからも感じました。
個人的には選挙のやり方もお金をかけないやり方を自ら考えて行動するような
そんな候補者が増えてほしいと思うのですが、
(お金をかけないと当選できない仕組みがおかしいし、
お金があれば能力ない人も当選できてしまうと思ってしまう)
私も選挙の時だけ調子よく国民に訴えて当選したら何も実行できない人は
選ばないようにしないと、と思いながら、特に若い人が関心をもってほしい、
と思った「ヤジと民主主義 劇場拡大版」でありました。
内容は映画.comさんより。
2019年7月15日、安倍元首相の遊説中に政権批判の声を上げた市民を
警察官が取り囲んで移動させた「ヤジ排除問題」を4年間にわたって
追及したドキュメンタリー。
表現の自由と民主主義がおびやかされたとして、
当時メディアで大きく報道されたヤジ排除問題。
北海道放送が2020年に放送したドキュメンタリー番組「ヤジと民主主義」は
ギャラクシー賞や日本ジャーナリスト会議賞など数々の賞を受賞し、
書籍化もされた。
その後、排除された市民2人が原告として警察側を訴え、1審は勝訴したものの
高裁では判断が分かれ、双方が上告し裁判は続いている。
この問題を4年間にわたって追い続ける取材班が、当事者および専門家たちに
追加取材を行い、テレビや書籍では伝えきれなかった問題の深刻さを浮き彫りにする。
作家の落合恵子がナレーションを担当。
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国会議員のヤジはよくて
一般国民のヤジがダメってどういうこと?
ヽ(`Д´)ノプンプンダヨ
北海道テレビが忖度なしにこういうドキュメンタリーを製作したこと、
色々妨害もあったかと思いますが放送から映画化まで進まれたことに感慨深いものが
あったというか、本当の報道の正義ってこういうことじゃないのかなと思いました。
記者会見で(例えばお正月のJALとか)否定や批判ばかりする記者、偏向報道、
持ち上げたかと思うと突き落とす、吊るし上げるばかりの大手メディア、
報道の自由度ランキングも決して高くない日本、SNSやYouTubeなどでは話題に
なっているある分野(権力を持つある人達についての話です)でも、テレビなどでは
一切報じることなく逆にヨイショばかりする(大した内容でもないのに速報扱い)、
現在殆どテレビを観なくなったのはそういう理由もあったりするのですが、
今作で描かれる与党の自由民主党、と、警察の腐れぶりには嫌気しか感じませんでした。
膨大なビデオを北海道テレビが撮影しているのに、全く違うように解釈する警察の見解、
ビデオを重ねてスクリーンに映し出していると、場内から失笑が漏れてくるという、
真顔でこんな見解よく言えるよね、呆れるやら頭にくるやら、ずっとそんな気持ちで
観ておりました。
安倍さんの街頭演説を担当した警察の警備局長が安倍さんの元首席秘書官、
(当日の警備計画の公開請求に対してのり弁で返すのも悪質)
となれば、安倍さんや自民党批判すればつまみ出す、というのが赤らさま、
声を上げただけで安倍さんに危害を加えるようには全く見えないのに、
警察官がよってたかって拘束する様を観て、
「本当に悪い奴は他にいるんだからそいつらを捕まえなさいよ」、
警察の人全部が酷いとは思いませんが、ああいう映像を観ると、
(相談にいっても実際被害がないからと取り合ってくれないし)
なんのための警察なんだよ、とはらわた煮えくりかえりました。
こうやって書いていて思い出して腹が立ってきた。(V)o¥o(V)
ヤジを飛ばした人たちが警察を訴える、
札幌地裁(一審)で警察の否が認められる判決が出た、と言う場面で、
日本も捨てたもんじゃないと思ったのもつかの間、警察側が控訴、
その後の安倍さん銃撃事件、高裁が忖度して一審判決の一部を認め、
一部は覆す、そんな判決ってありなの?と再び腹が立ちました。
国会議員を観ていても国民目線より私利私欲みたいな人がはびこって
裏金問題も中途半端に忖度なのか手打ちになりそうですし、
真面目に働いて真面目に税金納めてこんなに腹立つことばかり、
公務員や国会議員が国民の方を向いていない(権力やお金の方ばかり見る)
国民の意思を反映できるのは選挙だと思いますが無関心な人が多すぎる、
そんな気がしてなりませんでした。
今作のナレーションを担当されていたのが落合恵子さん。
この映画で、国葬の日にデモに参加されていた様子が映し出されていましたが
デモに参加しなくても、関心を持つこと(そして選挙に行くこと)の大切さ、
こんなところからも感じました。
個人的には選挙のやり方もお金をかけないやり方を自ら考えて行動するような
そんな候補者が増えてほしいと思うのですが、
(お金をかけないと当選できない仕組みがおかしいし、
お金があれば能力ない人も当選できてしまうと思ってしまう)
私も選挙の時だけ調子よく国民に訴えて当選したら何も実行できない人は
選ばないようにしないと、と思いながら、特に若い人が関心をもってほしい、
と思った「ヤジと民主主義 劇場拡大版」でありました。