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映画「大統領の料理人」を観る [映画(た行)]

以前、lovin姐さんが記事にされていて、ふーん、どうなんだろ、こういう人、って思いながら、
私もついつい借りてしまいました。

(lovin姐さんの記事)→ http://lovin-tiger1.blog.so-net.ne.jp/2014-09-21-3

大統領の料理人 [DVD]

大統領の料理人 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD



あらすじはYahoo!映画さんより。

ある日、
フランスの田舎でこじんまりとしたレストランを経営するオルタンス(カトリーヌ・フロ)のもとに
フランス政府の公用車がやって来る。
彼女はパリ中心部にあるエリゼ宮殿と呼ばれる大統領官邸へと招かれ、
フランソワ・ミッテラン大統領のプライベートシェフに任命されたのだ。
だが、これまで女性料理人がいなかった男社会の厨房ではオルタンスはよそ者でしかなく……。



lovin姐さんが書いていた通り、人として好きになれないかも、、なんて思いながら観終わりました。

もうねぇ、、、画面に映し出される料理の数々は本当に美味しそうなんですよ。
最初に出てくるサーモンのファルシーなんて、ちりめんキャベツと何層にも重ねられた
その断面を見るともう。。。。。

白ワイン、シルブプレ。


なんて気分になります。(笑)


大統領以外の官邸料理を作る大勢の男性シェフも(特に古参のオッサン)
結構性格悪くて陰湿そうなので、多勢に無勢的な感じで女性のオルタンスも気の毒ですが、
真っ向から戦うのではなくて、うまく周りを味方につけながら自分の存在を納得させる、
そういうやり方が出来なかったのかな、なんて思いました。
ま、男女平等、私は間違ってない!って感じで
まっすぐ進む人もいるので否定はしませんが。(^_^.)

ミッテランが懐かしい気持で食べられる料理を作るオルタンスは、
まさに「胃袋」でミッテランの心をひきつけますが、
予算オーバーや、栄養士には材料や料理方法を指摘され、
自分のやりたいとおりに出来ないことに対してストレスを感じまくって、結局は去っていく。。。。 

という筋書きに、自分が絶対間違っていなくて、周りと妥協ができない人なのかな、
そんなことを見ながら思いました。

個人のレストランならそれでもいいけれど、場所が変わったらある程度は妥協点を見つけないと
そりゃ孤立するし、居づらくなるよね、なんて、会社勤めが長いとそう思ってしまいますね。

結局たくさんのストレスで大変だったわ、私、って感じで、南極観測隊の料理人に変身し、
2年勤めてお金をためて新たな人生をスタートさせるってところで映画は終わりますが、
料理の数々に実際食べたくなったりはしたものの、オルタンスの性格には殆ど共感できぬまま
観終わってしまった「大統領の料理人」でありました。





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