映画「セッションズ」を観る [映画(さ行)]
ヘレン・ハント出演ということで借りたような気がします。
あらすじはYahoo!映画より。
幼少時に発症したポリオが原因となって、
30年以上も首から下が動かない状態にあるマーク(ジョン・ホークス)。
思うように体を動かせないだけでなく、重度の呼吸障害も抱える彼は、
鉄の肺と呼ぶ巨大な呼吸器の中で、一日のほとんどを暮らしている。
38歳になった彼は、美しいヘルパーのアマンダ(アニカ・マークス)に恋をして心身共に
愛する女性と一つになりたいという思いを抱くように。
旧知のブレンダン神父(ウィリアム・H・メイシー)にも背中を押され、
彼はセックスセラピストのもとを訪ねる。
人間は欲求を持った生き物ですが、それって素晴らしいことではないのかな、と思いました。
以前、
幼少時に発症したポリオが原因となって、
30年以上も首から下が動かない状態にあるマーク(ジョン・ホークス)。
思うように体を動かせないだけでなく、重度の呼吸障害も抱える彼は、
鉄の肺と呼ぶ巨大な呼吸器の中で、一日のほとんどを暮らしている。
38歳になった彼は、美しいヘルパーのアマンダ(アニカ・マークス)に恋をして心身共に
愛する女性と一つになりたいという思いを抱くように。
旧知のブレンダン神父(ウィリアム・H・メイシー)にも背中を押され、
彼はセックスセラピストのもとを訪ねる。
人間は欲求を持った生き物ですが、それって素晴らしいことではないのかな、と思いました。
以前、
この本について記事を書いたのですが、
(随分昔の記事ですが)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2007-06-01
体が不自由であっても、欲求というものはやはりあるわけで、
ただ、それを満たしたいと思ったときに不便や不都合がつきものだったりするのですが、
そういうことへ理解を示す人たちの話を読みつつ、
理解しようとする自分と理解しがたい自分とが複雑に混在するような気分のまま読了し、
その後もまだ、この話題については複雑なまま今作を観たわけですが。
やはり複雑。
ただ、今回登場するのは、セラピストという立場で登場するシェリルは
マークの話(小さい頃からの話)を聞き、心理的な部分を理解しながら対していき、
おまけにセラピーの回数は限定的ということを最初に告げるので、
見ながら「ああ、もうすぐセラピー終わっちゃうんだ、この後マークはどうなるんだろう」
そんな気持で見続けていると、セラピーが終了したマークが実に前向きになって、
素敵な恋人を見つけるのを見て。
ホッとしました。
周囲の人物で登場する神父様も頭が固くないというか、きちんとマークの話を聞いて
(といっても最初はビックリしたりするのですが)
マークの気持を理解し励まし応援し、ヘルパーのアマンダもクールな人物ながら
マークの人としての尊厳を尊重するというかで、実に協力的、
演じていたムーン・ブラッドグッドが クールだけどってもいい付添いを演じていて、
(モーテルのレセプション男性(アジア系)との件なんて見ていて微笑ましい感じ)
こういう人との出会いでマークが前に進んでいく姿を見てハッピーな気持になれました。
とはいえ、セラピストといてもそれは家族の理解も必要で、
シェリルの家族も理解をしようとしながらしきれない部分も描かれています。
私自身は以前本を読んだときから気持が少しかもしれませんが前向きにクリアになりました。
そういう場面がそれなりにあるのでR指定をつけざるを得なかったもしれませんが、
マークを応援しようとする気持で見ていると全くいやらしさもなく、
ユーモアと優しさに溢れた一人の38歳の男性を応援したくなるような
勇気を持つと前に進めるんだなと思った「セッションズ」でありました。
(随分昔の記事ですが)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2007-06-01
体が不自由であっても、欲求というものはやはりあるわけで、
ただ、それを満たしたいと思ったときに不便や不都合がつきものだったりするのですが、
そういうことへ理解を示す人たちの話を読みつつ、
理解しようとする自分と理解しがたい自分とが複雑に混在するような気分のまま読了し、
その後もまだ、この話題については複雑なまま今作を観たわけですが。
やはり複雑。
ただ、今回登場するのは、セラピストという立場で登場するシェリルは
マークの話(小さい頃からの話)を聞き、心理的な部分を理解しながら対していき、
おまけにセラピーの回数は限定的ということを最初に告げるので、
見ながら「ああ、もうすぐセラピー終わっちゃうんだ、この後マークはどうなるんだろう」
そんな気持で見続けていると、セラピーが終了したマークが実に前向きになって、
素敵な恋人を見つけるのを見て。
ホッとしました。
周囲の人物で登場する神父様も頭が固くないというか、きちんとマークの話を聞いて
(といっても最初はビックリしたりするのですが)
マークの気持を理解し励まし応援し、ヘルパーのアマンダもクールな人物ながら
マークの人としての尊厳を尊重するというかで、実に協力的、
演じていたムーン・ブラッドグッドが クールだけどってもいい付添いを演じていて、
(モーテルのレセプション男性(アジア系)との件なんて見ていて微笑ましい感じ)
こういう人との出会いでマークが前に進んでいく姿を見てハッピーな気持になれました。
とはいえ、セラピストといてもそれは家族の理解も必要で、
シェリルの家族も理解をしようとしながらしきれない部分も描かれています。
私自身は以前本を読んだときから気持が少しかもしれませんが前向きにクリアになりました。
そういう場面がそれなりにあるのでR指定をつけざるを得なかったもしれませんが、
マークを応援しようとする気持で見ていると全くいやらしさもなく、
ユーモアと優しさに溢れた一人の38歳の男性を応援したくなるような
勇気を持つと前に進めるんだなと思った「セッションズ」でありました。