映画「レ・ミゼラブル」を観る [映画(や・ら・わ行)]
劇場で見たのですが、なぜか記事にしなかったので、DVDを借りて改めて観ました。
あらすじはAmazonさんより。
ジャン・バルジャンは、パンを盗んだ罪で19年間服役した後、仮出獄するが、
生活に行き詰まり、再び盗みを働いてしまう。
その罪を見逃し赦してくれた司教の真心に触れた彼は、身も心も生まれ変わろうと決意し、
過去を捨て、市長となるまでの人物になった。
そんな折、不思議な運命の糸で結ばれた女性ファンテーヌと出会い、
彼女から愛娘コゼットの未来を託されたバルジャンは、ジャベールの追跡をかわしてパリに逃亡。
彼女に限りない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげる。
しかし、パリの下町で革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発。
誰もが激動の波に呑まれていく…
もうねぇ、、素晴らしくてすっかりツボにハマってました。全編。
20代からNYに通いミュージカルを見ていた私ですが、
なぜかこれは観たことなかったんですよね。(オペラ座の怪人、CATSは見てるのに)
なんとなく暗そうだし、難しそうな話だし、、そんな感じで敬遠していた訳ですが、
もっと早くみていればよかったなあ、なんて思いました。
検索するとまだまだ出てきますが、これだけ映像化されている作品もなかなかないでしょうね。
ジャン・ギャバンとか、ジョン・マルコヴィッチもこの作品に出ていたなんて、、、ビックリ。
よくミュージカルは台詞からいきなり歌になってしまうから抵抗感がある、、みたいに思う方、
いらっしゃいますけど、今作は台詞さえほとんどないというか、ほぼ全部歌というのが驚きました。
私はもともとミュージカルは好きなので違和感ないのですが、
台詞なく殆ど歌、それでもやっぱりダメな人はダメなんでしょうね。
そういう点では意見は二手に分かれそうな作品です。
元々好きな俳優さんなので、
ヒュー・ジャックマン祭り♪
という精神状態で見ていましたが(かなり萌え萌え~♪)
アン・ハサウェイがあんなに歌がうまいのにもビックリしたり、
こういうキャラクターを演じるにはぴったりのヘレナ・ボナム・カーターとか、サーシャ・バロン・コーエン、
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 特別版 (2枚組)
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2011/12/07
- メディア: DVD
2人とも、この作品にもアクの強いキャラクターで出てましたよね。
ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 (完全ノーカット版) [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
この作品の方がインパクト強かったけどね。(笑)
まあ、当時のパリ、というと、
鹿島茂先生の昔の本が見つからなったのですが、当時のパリって物凄かったんですよね。
それを踏まえて今作を観ると、ジャン・バルジャンがマリウスをかついで下水道を通って助ける、、、
このシーンのインパクトが何百倍にもなると思います。
しばらくニオイ、とれなかっただろうな。。。。 そんなこと考えたのはナイショ。(^_^.)
それから、本筋に全然関係ないんですが。
ラッセル・クロウ。
そんなに歌が下手でもないのですが、なぜか出てくる度にブフッと笑っている自分がおりました。
この現象は、bluebird姐さんも体験されていたようです。(笑)
なぜそうなるかは見ればきっとわかるはず。。。。。
という訳で、相変わらず本筋と関係ないところで邪念混じりで見てしまったのですが、
それでも十分楽しめます。
素晴らしい楽曲と歌唱力、運命に翻弄される人々、、、すべてに魅せられましたし、
これは今後も観ていきたい「レ・ミゼラブル」でありました。