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青春18きっぷの旅2021夏①~直江津で朝そば編〜 [日本の旅(甲信越静)]

~~~ヾ(^∇^)オハヨウゴザイマス

呑んで爆睡はいつものことですが、そういう時は夜中に目が覚めてそこからうとうと、
テレビで落語と皇室アルバムを見て二度寝したら今度はぐっすりで7時過ぎに起床し、
だらだら支度してから9時過ぎにホテルを出ました。
IMG_6986.JPG曇天です
IMG_6987.JPGベアトラック兄さんのお店に挨拶して
IMG_6989.JPGまた、鳥新さんで美味しい串焼きが食べたい!
IMG_6990.JPG開店していた駅前薬局で
IMG_6991.JPGIMG_6994.JPGご挨拶
IMG_6993.JPG元気でね(=^・^=)
IMG_6996.JPGこの日は直江津に向かいます
IMG_6997.JPGブルボン自販機
IMG_6998.JPGチップスター、ではなくブルボン(笑)
さすがブルボン帝国の新潟県です。
IMG_6999.JPG便利なパスもあるんですね
といっても、この日は直江津に行ってデゴイチを見て新幹線で帰ります。
本当は、往復とも青春18きっぷを使う予定だったのですが、
前日の在来線一部運休で新幹線にお目こぼしで乗らせてもらったことを考えると
この日も同様、、時間をかけて帰るなら、直江津で鉄分補給して新幹線で帰るのも
いいのかな、というか、帰りも珍事というのを受けいれられるほどの根性なく、
帰りは楽して帰っちゃおう、というだけのことです。(笑)
IMG_7001.JPGこれを見たら心が折れました
と思ったら、直江津で過ごせる時間も長くなるという、気持ちの切り替えで
楽しくなってまいりました。(^-^)

IMG_7002.JPGこれ、やってみたいけれど未体験
手にしたら手元に置いて、仕事中もピンポンピンポン押しっぱなしの自分が
想像できるのでガチャガチャするまでに至っておりません。(笑)
IMG_7003.JPG国鉄形といえば
いすみ鉄道でも急行券を買えば乗れるので乗ったことがありますが、
ボックスシートとか網棚の雰囲気が小さい頃に乗った電車だなあ、と
懐かしく思ったのを覚えています。
IMG_7004.JPGレルヒさん!
以前、ベアトラック兄さんに、レルヒさんの銅像まで連れていってもらいましたが、
おそらく、ベアトラック兄さん、bluebird姐さんと知り合わなかったら
高田にくることもなく、レルヒさんの存在を知ることもなかったと思います。
IMG_7008.JPGIMG_7009.JPG
IMG_7011.JPGIMG_7013.JPG乗車してIMG_7014.JPGあっという間に直江津駅
IMG_7016.JPG曇天ですが雨は降っていないので一安心
IMG_7017.JPGもうちょっとお魚食べたかった。。
IMG_7018.JPGというわけで、朝食会場に到着しました
(食べログ)https://tabelog.com/niigata/A1503/A150301/15008772/
IMG_7019.JPGもずくも直江津名物なんですね
IMG_7020.JPGどれにしようか迷います
IMG_7021.JPGIMG_7024.JPG
IMG_7025.JPGと、迷った挙句
IMG_7027.JPG天玉
せっかく直江津名物と書いてあるのですから名物食えよ自分、と思いながら
結局天玉で頭がいっぱいになって券売機で天ぷらそばと生卵のボタンを押していました。
朝10時近くだったので貸切状態の店内、おばちゃんがにこにこしながら、
はい、おまちどうさま(^-^)と作ってくれた天玉は、濃いめの出汁に平たい天ぷら、
これこそ駅の立ち食いそばって感じの好みの味でした。
といいながら、めぎす天も食べればよかったのになあ。と今頃反省。

完食して(さすがにお汁は残す年ごろです)ごちそうさま、とおばちゃんに言って
外に出たら直江津D51 レールパークを目指します!


(つづく)
 



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映画「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」11往復目鑑賞 [映画(た行)]

10往復目から時間が空いてしまい、皆さんの記憶からも消えつつあるかもしれない、
と不安になっておりますが(笑)、忘れきる前にアップできたと思い一安心、の
「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」11往復目、今回は上越高田の高田世界館で
鑑賞しました。
電車を止めるな.png今回11往復目
(映画公式サイト) https://www.dentome.net/
(銚子電鉄サイト) https://www.choshi-dentetsu.jp/

(1往復目は池袋のシネマロサで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2020-12-29
(2往復目は竹橋のKKR東京で貸切)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-01-18
(3往復目は千葉の京成ローザで舞台挨拶も)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-03-02
(4往復目は田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-16
(5往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-05-29
(6往復目も田端のChupkiさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-08
(7往復目も田端のChupkiさんで、トークショー付)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-09
(8往復目も田端のChupkiさんで、上映最終日に)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-06-18-5
(9往復目は銚子の圓福寺さんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-07-24-4
(10往復目は池袋HUMAXさんで)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2021-08-05
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久しぶりの高田世界館、何回きたことがあるのかブログ記事を遡ってみると、
三遊亭白鳥さんの落語会で4回きておりましたが最後に来たのが2013年
(最初はモロ師岡、2回めは林家ペー、3回目は白酒さん、4回目は天どんさん)
IMG_6919.JPG超ひさしぶり
今年で築110年の日本最古の映画館
最初に来たときから古めかしい雰囲気(というか実際古い)なので
久しぶりにきても見た目は変わっていませんでした。(笑)
IMG_6920.JPGIMG_6921.JPG色々な映画を上映中
IMG_6924.JPGこういう雰囲気も楽しいですね
IMG_6922.JPGIMG_6923.JPG大量のまずい棒!
IMG_6925.JPGこちらで入場料をお支払い
IMG_6927.JPGいつもの封筒をいただきます
(竹本社長のお手紙と一日乗車券、と映画にも出てくるお菓子)
IMG_6926.JPG一部見える建物
外観は手入れをしていると思いますがやはり古い雰囲気がいいですね。
IMG_6928.JPG館内
IMG_6929.JPG一番左
トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンがブロードウェイで公演した様子を
映画にしたものですが、これ、関東でも上演館が少なくて観られなかった作品。
bluebird姐さんは高田世界館で観られたそうで羨ましいです。
トークショーがあるので最前列に荷物をおいて一旦外に出て、
物販コーナーで池上恵さん(広瀬じゅず役)の色紙を購入して、
IMG_6932.JPG記念撮影
1週間前の池袋HUMAXでのトークショーでは和服姿だった池上さん、
今回は鉄道アイドル?というのかな、とてもかわいらしい雰囲気でした。


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映画はもうすっかり頭に入っているので流れを確認しながら鑑賞しました。
ただ、10往復目のトークショーで聞いた「映っているべきでないものが映っている」
というのを一生懸命探したつもりなのですが結局見つからず残念。(´・ω・`)
IMG_6937.JPG鑑賞後に天井を見上げていると
IMG_6939.JPGMC役の柏木常務が登場IMG_6946.JPG
銚子電気鉄道の竹本社長とえちごトキめき鉄道の鳥塚社長のトークショースタート。
2人が登場し並んでおいてあった椅子を観た途端、ソーシャルディスタンスで、
と言いながら、竹本社長がご自身の椅子を舞台端に移動させて上の写真のような
状態になりました。初っ端から笑わせてくれる竹本社長です。(^_^)
IMG_6947.JPG本当にお疲れ様です、の、竹本社長
竹本社長、話が止まらないタイプですが、鳥塚社長も同じタイプで(笑)
以前、鳥塚社長がいすみ鉄道の社長だった頃にローカル鉄道の会合に出席した後、
竹本社長と2人でJR佐倉駅前の居酒屋で色々話したエピソードを披露してくれました。
といっても鉄オタの2人、呑みながら東海道線の駅をひたすら言い合うとか、
そういうエピソードです。(笑)
竹本社長は木更津にお住まいで銚子まで通勤されていらっしゃいますが、
鳥塚社長も幼稚園児の頃、2年くらい木更津市の巌根というところ、
竹本社長のお住まいから数百メートルしか離れていないところに住んでいたなど、
2人の共通点(というのかな)について話した後、線路の石誕生秘話や
映画の話など(竹本社長が電車が走っている様子を醸し出すため揺らしていた)を
話した後、翌日のイベントについてのご説明。
翌日で開通135年のえちごトキめき鉄道と銚子電鉄の姉妹鉄道締結すること、
日本海側を走るえちごトキめき鉄道と太平洋側を走る銚子電鉄が姉妹鉄道で締結する意味、
鳥塚社長、本当にお話うまいなあー、と思いながら聞いておりました。
IMG_6952.JPGそして池上さん登場♪
IMG_6705.JPG1週間前、池袋HUMAXでの池上さん
撮影秘話などをお話してくれましたが、朝5時まで撮影し、3時間休憩して、
再び撮影、とかなり大変な撮影環境だったという話をしていると、
実際疲れた役者さんの表情も観てくださいねと柏木常務が突っ込んでいました。(笑)

あっという間にトークショーが終了し、次の作品上映があるので退散します。
IMG_6960.JPGIMG_6961.JPG
IMG_6962.JPG2階にも上がって映画館の雰囲気を楽しんだ後、
外に鳥塚社長がいらっしゃったのでJR佐倉駅前の居酒屋エピソードがツボでした、
と実家のことを話すと、鳥塚社長のご自宅も私が知っているエリアでびっくり。
前前職を考えれば確かにそうだよね、っていうエリアなのですが、
これまでYou Tubeなどでしか観たことのなかった鳥塚社長のフレンドリーな対応に感激。
と、やっぱり高田世界館にきて観られてよかったと思った
「電車を止めるな!のろいの6.4キロ」11往復目でありました。

(現在の上映館はこちらでチェック!)https://www.dentome.net/

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この後、私の冷蔵庫(Lソン)で燃料を買ってホテルのお部屋に戻って晩酌タイム。
IMG_6963.JPGもも太郎というアイスが気になりました
(気になった割に買ってません)
IMG_6964.JPG部屋から見えるベアトラック兄さんのお店
IMG_6965.JPGホテルではビアガーデン開催中でした
(当日は雨だったので宴会場で開催されていたようです)
IMG_6967.JPG将軍いただきます!
(将軍とかくとどうしても北の将軍というフレーズがまだ真っ先に浮かぶ私(笑))IMG_6968.JPGさけめし
IMG_6969.JPGと、鱈めし
IMG_6972.JPGどちらも優勝経験あり
IMG_6974.JPGすでにいい感じです(^_^)IMG_6975.JPG豪華ですIMG_6976.JPG鱈めし
干鱈を煮たものとタラコなどが入っています。
干鱈、これは確実に日本酒が合います。
IMG_6977.JPGさけめし
焼き鮭にいくら、焼き鮭がめちゃウマでした。
IMG_6982.JPGごはんに入っている昆布も美味
IMG_6983.JPGお酒が進む〜。
コロナ禍でなければ、ベアトラック兄さんたちとグビグビしたいところですが、
やはりこういうときはおとなしくていないといけませんしね。
というわけで部屋呑みですが、豪華なお弁当で美味しくグビグビできました♪


(つづく)






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青春18きっぷの旅2021夏①~久しぶりの高田編〜 [日本の旅(甲信越静)]

放浪記の碑を観たら
IMG_6855.JPG直江津駅まであとちょっと。
IMG_6856.JPG誰の作品だろう
といつもなら投げっぱなしで記事を書くのですが
もうちょっと真面目になろうと思って(笑)調べました。
地元上越市出身の岡本銕二さんの「潮騒」という作品です。
IMG_6857.JPG翌日行く予定のレールパーク
IMG_6859.JPG直江津駅周辺マップを観ると
IMG_6860.JPG多七さん
IMG_6863.JPGSLを観るのが楽しみですIMG_6864.JPG
やっぱり船の形だったんですね。
海の近くだからわかりますが、維持するのが大変そうかな。
ちなみに船の名前はあすか、
IMG_6866.JPG駅の反対側に向かう自由通路はあすか通り
IMG_6867.JPGなぜかペンギンのイラスト(笑)
IMG_6869.JPGIMG_6871.JPG
夕日、この日は絶対みられませんし。(笑)
むかーし、新潟の瀬波温泉に仲良しKさんともうひとりの先輩と
きれいな夕日がみられるからと泊まりにいったものの、大雨で観られず、
なのに、ツアーを予約したJR東日本ツアーズだったかな、そこから、
きれいな夕日はみられましたか?という御礼はがきが後日送られてきて、
送る前にその日の天気調べてから送ってこい!と夕日が観られなかった悔しさを
御礼はがきにぶつけたことを思い出しました。もう20年くらい前の話です。
IMG_6874.JPGミニ水族館
IMG_6875.JPGあれ、海老?
IMG_6876.JPGニモ?
てっきり地魚がいるのかと思ったら違いました。(笑)
IMG_6881.JPGお茶の器をリサイクル〜
なんだか色々ツボポイントが多い直江津駅、そろそろホームに向かいます。
IMG_6885.JPG車両がきれい。
最近、銚子電鉄のぼろぼろぶりが自分の中で基準になってしまい、
ローカル線を観ると、車両きれいじゃないの、とか、
古い車両を銚子電鉄に譲ってあげてください、とか、そんな目線で
考えてしまう精神状態になってしまったのですが、
ワンマンの二両編成(ぴかぴかステンレス)を観て羨ましくなりました。
IMG_6883.JPG隣に雪月花が停まっていましたIMG_6887.JPG一度は乗ってみたいですね
IMG_6888.JPG㈱ミタカ
地元の企業でしょうか、こういうラッピング車両で広告収入というのも
アイデアですね。
って、銚子電鉄だとステンレスではないしサビだらけなので難しそう。
電車が出発して2駅で、
IMG_6891.JPG高田駅
これまで何度か着ている高田ですが、いつも高速バスだったので、
電車できたのは今回初めて。
と思っていたのですが自分のブログを読み返してみたら
4回目(2013年)の高田詣でのときは新幹線を使って直江津経由
高田に来ていました。ほんと、自分の記憶のいい加減さを改めて実感。
IMG_6894.JPG蓮がきれいなんですよね
って自分で観たことはありません。
ベアトラック兄さんやbluebird姐さんのSNS投稿や過去のブログ記事で
観ただけなので本当はみたい気持ちはありましたが時間の余裕なく残念。
IMG_6896.JPGお城っぽい駅舎
と、久しぶりの高田駅から、まずはベアトラック兄さんのお店に向かいます。
IMG_6897.JPG見覚えのある薬局
IMG_6898.JPG見覚えのある看板(笑)
IMG_6899.JPG猫ちゃん♪
IMG_6900.JPG久しぶり
8年前にもお会いしている毛がふわふわでおとなしい猫ちゃん。
サバトラの猫ちゃんはその時いなかったのですが、
このクリーム色の猫ちゃんにまた会えて嬉しい。(^_^)
IMG_6901.JPGまたね(ΦωΦ)
IMG_6904.JPG高速バス乗り場を通過して
IMG_6907.JPGやきとりが美味しい鳥新さん
IMG_6908.JPGここを左折して
IMG_6910.JPG到着〜
ベアトラック兄さんに1階にお店が移ってから来たの、はじめてです、と
言ってしまったのですが、8年前にはすでに1階にもお店がありました。
(自分の記憶なんて本当にいい加減だと実感)
お久しぶりです、とご挨拶してお店の中に入って、
IMG_6911.JPGIMG_6912.JPGIMG_6913.JPG
IMG_6914.JPG店内を写メ
(お店ホームページ)https://www.e-beartrack.com/
BASEでも販売しているそうですよ。(^_^)

ブログを始めて数年くらいの頃、ベアトラック兄さんとbluebird姐さんと知り合い、
その後、三遊亭白鳥さんの落語会が高田世界館であるときにお邪魔していましたが、
白鳥さんが落語会を開催しなくなってから遠ざかっておりました。
とはいえ、ベアトラック兄さんとは東京での展示会に本当にたまにですがうかがって
ご挨拶させていただいたりしていましたが、bluebirdさんとは超ひさしぶり。
かつて、お二人にくっついていたお子さんも現在遠くに住んで学業に専念していますが、
成人式の写真を見せてもらって時の流れを感じてしまいました。
すでに曽根風呂を卒業されたbluebird姐さんですが
(ベアトラック兄さんはお店の宣伝も兼ねてブログを継続されています)
snorita姐を通じて知り合った姐さんたち(lovin姐、かうぞう姐、lucksun姐、
bluebird姐)とはブログがなければ知り合うこともなかった同年代の方々、
こうやって時間が経ってもコミュニケーションがとれるというのは嬉しいものです。
主に高田世界館で上映されている映画などの話題で盛り上がり30分くらい、
映画の時間も近づいてきたので、またお会いできる日を楽しみに〜とお店を後に、
その向かいにあるホテルにチェックインしました。
アートホテル上越

アートホテル上越

  • 場所: 新潟県上越市本町5丁目1-11
  • 特色: 市内最大客室198室■全室無料LAN接続・シモンズベッド・静音電子冷蔵庫導入■禁煙ルーム141室■
駅にも高田世界館にも行きやすい場所にあるので選びました。
IMG_6915.JPGお部屋は地味にこんな感じ
この後は、高田世界館に向かいます。
IMG_6917.JPG
穏やかな雰囲気の通りを進んで、

IMG_6918.JPG見えてきました!
久しぶりの高田世界館!しかも銚子電鉄の映画!楽しみです!

(つづく)

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青春18きっぷの旅2021夏①~直江津で昼酒編〜 [日本の旅(甲信越静)]

直江津までたどり着けた安堵感の中、お待ちかねの昼酒タイムです。(^_^)
ホテルハイマート2階の多七さんに入ると小上がり席で窓側に配置されたカウンター席に
案内されました。
(食べログ)https://tabelog.com/niigata/A1503/A150301/15000321/
ランチタイムで混雑しているのでお料理をお出しするまでに少々お時間いただきますが
よろしいでしょうか?と言われたので次の電車まで1時間以上あるので問題ありません、
と答えましたがとても丁寧な対応に感心しながら着席。
IMG_6835.JPG楽しみです
IMG_6823.JPGお酒はすぐ運ばれてきました(^_^)
瓶ビールはキリンかアサヒから選べますがキリン一番搾りで。うまい♪
定食を注文したからなのか、お通しは要りませんよね?と聞かれたので
お通しは要りませんと答えましたが、良心的な対応だなあと感心しました。
IMG_6819.JPGランチメニュー
IMG_6820.JPGボリューム満点
IMG_6821.JPG久しぶりのする天 単品で注文しました
IMG_6822.JPGIMG_6828.JPG
目移りするくらいたくさんのメニューがありましたが、
ビールの後に日本酒を呑む気満々でしたので刺身定食を注文しました。IMG_6830.JPG運ばれてきました
お時間かかります、と言われましたが、10分くらいで運ばれてきたので
まだビールを呑んでいるタイミングでした。IMG_6832.JPG
普段、甘海老やサーモンが入っているので居酒屋などで刺し盛りは
自分から積極的に注文しないのですが、多七さんは新鮮な魚がいっぱい、
かんぱち(多分)、鯵、鮪に海老、たこ、鯛、鮭も新潟ですから当然美味。
これで日本酒が呑めます。(^o^)
IMG_6833.JPGする天
bluebird姐さんを訪ねて高田に行ったときに知った郷土料理ですが、
一夜干しのイカを天ぷらにしているので歯ごたえもありつつ柔らかい、
とても美味しいお料理です。
IMG_6824.JPGIMG_6827.JPG地酒いっぱい
IMG_6826.JPG男らしく(笑)普通種で
IMG_6837.JPGお魚とする天の脂を流しました(吉田類風)
丁寧な対応でお料理も美味しく、お値段もお手頃。
食べきれないする天もお願いしたらお持ち帰りで包んでいただきお会計。
地元の方で混んでいるのも納得のお店でした。

美味しいお魚とお酒で満足した後は、電車の時間まで駅周辺をぶらぶら。
IMG_6840.JPG昔からありそうな旅館や
IMG_6841.JPG酒道楽 私も仲間に入れてほしい
IMG_6842.JPGアカスリがドレミ♪って。(笑)
IMG_6843.JPG渋いのれん
こういうところで昼酒もいいなあ。
IMG_6844.JPG
食材と味付けの組み合わせみたいな感じですが、トッピング表記せずに
全部メニューとして載せているのが良心的な、でも見づらいような。
って、それよりメニューの横にあったサンプルの年季の入り具合がツボ。
IMG_6847.JPGさっき食べてきました!
IMG_6848.JPG新潟のベニス
IMG_6851.JPG船のような形の駅IMG_6854.JPG放浪記2000回上演記念の碑
林芙美子が日々の生活に疲れ、傷心を癒やす旅に選んだのが直江津だそうで、
放浪記では、林芙美子が直江津でみたもの、人々が描かれていることから
記念に建てられた碑だそうです。
上にのっている2人は林芙美子と森光子、とのこと。
間近で観ましたが、どちらが森光子なのか判別できず。(-.-)
碑には「女のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき」とありますが、
時代が変わって苦しいことばかりではなくなった今と異なり、林芙美子が若い頃、
女性というだけで辛い思いをすることが多かったんだろうなと思いました。

とぶらぶらしていたらそろそろ電車の時間となりました。

あと少しで高田です!


(つづく)


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青春18きっぷの旅2021夏①~直江津に向かう編②〜 [日本の旅(甲信越静)]

事前に調べていた通りに移動できなかったものの、青春18きっぷ利用者の分際で
JR東日本様の温情をいただき新幹線に追加料金無しで乗車し、乗り換えて、
IMG_6777.JPGやっと宮内駅
宮内.jpg
自宅最寄り駅を出てから5時間でここまでこれたのも新幹線のお陰です。(笑)
ここから直江津駅までは1時間20分くらいですが、乗り換えの電車まで45分。
IMG_6779.JPG駅の周辺でコーヒーのめるかな
と思って雨の中、改札を出て駅前ロータリーに行ってみると、
IMG_6781.JPGなんかテンション上がる〜
IMG_6783.JPG青島食堂さん(開店前)
今回の珍事をうつぼ兄(鉄道弘済会の時刻表が愛読書の鉄男)にLINEしながら
宮内駅のまわりをぐるぐるしていると伝えると、ここの食堂で食べたことがあると
返信がありました。新潟の生姜醤油系ラーメンで有名なお店のようですね。
私と違い、年4回、青春18きっぷ旅を満喫しすぎるほど電車に乗っている人なので
通り道の美味しいB級グルメにも結構詳しいのだなと鉄も50年以上極めていれば
こうなるのだなと兄を尊敬しました。(いつもは全然そんなことないんですが)
この青島食堂さん、お店の入口に外で待つ場合のルールなどが書いてあったので、
開店前から大勢の人が並ぶような繁盛店なのだろうなと思いながら、
駅周辺を歩いたもののお茶できそうな場所が見つからず駅まで戻ることにしました。
IMG_6787.JPG伊達政宗&フラガールの競演
こうやって並んでいるのを観ると東北ってすごいところなんだなと思います。(笑)
IMG_6788.JPGIMG_6790.JPG
Shu*Kuraというのは曜日限定で運行されている企画電車ですが、
車内で新潟の地酒を楽しめるというのをうつぼ兄から聞いていて
乗ってみたいな、と思いましたが、予約いっぱいで予約できず、
(しかもこの日は大雨で運行キャンセル)
いずれ乗ってみたい電車です。
IMG_6792.JPG直江津行きがやってきました
二両編成で結構混んでいて、ボックス席で高校生のお嬢さんと斜め向かいで着席。
眠いはずなのになんだか眠れずぼーっと悪天候の車外を観ていると、
途中の塚山駅のホームが滝雨で洪水のようでした。
今日、高田駅まで着けても明日はちゃんと帰れるかな、なんて心配に。(-.-;)
直江津駅まであとちょっと、というところの柏崎駅で特急しろゆきと待ち合わせ、

柏崎というと原発、というイメージしかないのですが、大きな駅だけに
ここから乗ってくる人も結構多く、お昼どきに近い時間帯だったからか、
このあたりから車内が駅弁の臭いに包まれました。(*_*)
(自分が食べていないと意外と気になるものですね)
IMG_6796.JPG海が見えてきました
IMG_6801.JPG青海川駅
ここでしばらく停車したのですが、普段ならShu*Kuraと行き違うためみたいですね。
と、青海川駅の写真をうつぼ兄にLINEすると、俺が行った時は天気よかったぞ、と
次々と写真を送ってきました。
IMG_6805.JPGIMG_6804.JPG
IMG_6807.JPGIMG_6806.JPGIMG_6809.JPG
同じ場所とは思えませんが同じ場所です。
天気がいいときはこんなに海もきれいなんだなと思いながら、
IMG_6810.JPG駅名が面白いと思って写メ
IMG_6811.JPGアートな電車も写メ
IMG_6812.JPGやっと到着しました
IMG_6813.JPG直江津!
銚子電鉄野はここからえちごトキめき鉄道で2駅ですが、
ちょうどお昼時ですので昼酒します。^_^
IMG_6814.JPGうみまちアート開催中でした
あちこちにアートを展示して歩いてみて回るようなイベントだと思いますが
この大雨でそんなに歩く気力もないのでこれは軽くスルーしてしまいました。
IMG_6815.JPG駅前のホテルハイマート
IMG_6816.JPGレルヒさん♪
(日本にスキーを紹介した方です)https://www.niigata-snow.jp/lerch/
ゆるキャラのレルヒさんは結構凶暴だと以前bluebird姐さんに聞いたのですが(笑)
レルヒさんに会えるというのも新潟だからなのだなと実感。
IMG_6817.JPG
うつぼ兄にハイマートの鮭弁当か鱈弁当を必ず食うべし、と言われ
売り場に行ってみたら、店のおじちゃんが勧めてきたのは期間限定の蟹弁当か
新製品の鰊弁当、えー、そんなに食べられないしーと思っていたら、
鮭と鱈、両方食べられるお弁当があったので迷わず購入しました。
IMG_6818.JPG
将軍が2人も入ってるお弁当なんて贅沢過ぎるるるる〜(^_^)
と、このお弁当は夕食なので、ホテル2階のレストランに行って昼酒♪


(つづく)



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青春18きっぷの旅2021夏①~直江津に向かう編①〜 [日本の旅(甲信越静)]

自分のブログでこれほど連日映画記事を書いていたことはなかったので(笑)
あれ、このブログって映画ブログだったっけ?みたいな、
なんだか不思議な心持ちなのですが、そろそろ旅記事をアップしようと思います。

今年春に青春18きっぷで鉄旅した記事を書きましたが、
特に考えることもなく夏も青春18きっぷを買ってしまい、
銚子に行こうと思ったら利用期間より早くて使えず(笑)
じゃあ、どこに行こうか考えていたときに見つけたのが、
ベアトラック兄さんとbluebird姐さんが住んでいらっしゃる上越の高田、
ここの高田世界館で銚子電鉄製作「電車を止めるな!」の上映があるのを知り、
せっかくだから青春18きっぷで行ってみようと思いました。

不要不急の外出を控えるように連日言われていたころ(8月中旬)なので
行こうかどうしようか、行っていいものかどうか、迷いましたが、
黙電(黙って電車の乗る)、黙食(外でも黙って食べる)、
気をつけながら高田に行こう、いや、行きたい、という気持ちで出発しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

IMG_6735.JPG今回のスタートは上野駅
最終目的地は高田駅ですが、まずはその手前の直江津駅を目指します。
高崎経由で検索したら、南浦和、浦和経由が早いと出たのですが
乗り換えが少ないほうがいいかと思い、上野から高崎線で向かうことにしました。
籠原で切り離される車両にうっかり乗らなければ終点までのんびりできますし。
IMG_6736.JPG先手間近くに着席(これだけで安心)
まだ長野新幹線(いまは北陸新幹線ですね)がなかった大学生の頃、
長野県内の婆1号の親戚の家を訪ねる時以来の高崎行きで終点まで。
もう30年以上も前の話です。(懐かしいことを思い出す年頃になりました)

今回、始発の上野では殆ど人が乗っていませんでしたが、浦和で結構乗ってきて、
大宮で更にたくさん乗ってきて、隣に座ったおっさんが香水臭くて。(V)o¥o(V)
マスク越しでも容赦なく臭うくらいのレベルでした。(-.-;)
おまけにポカリスエットのペットボトルを激しくシェイクしてごくごく飲んで、
二日酔いなのかと思ったのですが、飲む度にペットボトルをシャカシャカ振る姿に
そのシャカシャカに何か意味があるんですか?心の中でおっさんをどつきました。
上尾、桶川を通過してもおっさんは激臭を放ちながら時折シャカシャカやっていましたが、
北本でやっと降りてくれました。朝から軽い珍事です。(笑)
IMG_6737.PNG今回の旅のお供はマドンナ(80年代洋楽)
IMG_6739.PNGEW&Fなどの懐かしい音楽で
IMG_6738.JPG途中の駅で観た新幹線デザインのエスカレータ
秋田新幹線(E6系)に見えるのですが、私が乗っている路線は高崎線なので
北陸新幹線の車両(E7系)にすればよいような気もしつつ、
かものはしみたいな形のE6系のほうがエスカレータの曲線に合っているのかも。
電車には籠原あたりから高校生がたくさん乗ってきて、
IMG_6741.JPG無事到着
IMG_6743.JPGお世話になりました
IMG_6742.JPG案内板 番線しか書いてありません
高崎からは上越線で水上駅まで行ってから乗り換えて六日町、
北越急行ほくほく線に乗り換えて犀潟駅まで行って、信越本線に乗り換えて直江津駅、
と移動するつもりだったのですが、路線検索し直すと途中で[危険・警告]マークがついているので
調べてみると水上から浦佐までの間が大雨で終日運休。(@_@;)
じゃあ、高崎から別料金で新幹線に乗るのがいいのかなと思って改札で駅員さんに聞くと、
バスの代行運送もないので、高崎から浦佐まで新幹線で行ってくださいと言われたので、
別料金ですよね、と聞くと、いえいえ、青春18きっぷで
特急料金無しで乗れます、
次の新幹線の時間10分前に振替切符をお配りするので新幹線改札にきてください、
と丁寧に説明していただきました。
これはJR東日本だからなのかもしれない、JR東海なら特急料金払ってくださいって
言われるかもしれない、と思いながらとりあえず前進できることがわかったので、
振替切符配布の時間まで構内をぶらぶらしました。
IMG_6744.JPG立ち食いそば
今、首都圏の駅はホームから立ち食いそばのお店がなくなりつつあり
個人的寂しいのですが(我孫子の弥生軒だけは例外)
こうやって見かけると嬉しいですね。
って、自宅で朝ごはん食べてきたのでさすがに食べられませんでした。残念。
IMG_6745.JPG時節柄大手を振って呑みづらい(呑んでません)
IMG_6746.JPG高崎でも買える峠の釜めし
横川駅で駅弁売りのおじさんから買ったのはもうウン十年も昔の話、
今は時折近所の駅の催事でも買えるようになりましたね。

IMG_6747.JPGたかさきふらわーぱあく
高崎駅の中にあるフラワーパークって意味なんでしょうか、
手作り感のある雰囲気がいい感じ。(お花が何かはわかりませんでした(-.-;))
と、振替切符配布の時間が近づいてきたので新幹線改札口に向かうと、
IMG_6748.JPG八起家
群馬=だるま=八起ってことなんでしょうか。
メニューは首都圏でもよく見かけるいろり庵きらくと同じメニューでした。
IMG_6749.JPG新幹線便宜乗車って言うんですね
青春18きっぷ利用者と思しき中年がかなりわらわら集まっていました。(笑)
あとは、YouTuberなのか、小さいカメラで振替乗車の説明書きやらを
やたらと撮影しているおじさんが一人。
IMG_6750.JPG改札の向こうにはぐんまちゃん&だるま
駅員さんにどこまで乗るか申告して乗車券をいただきましたが、
不要不急の方はお控えください、と言われてしまいました。
IMG_6751.JPG申し訳ありません。でも、ありがとうございます。
IMG_6752.JPG並びます
自由席車両の位置には同じ境遇と思しき人が結構いました。
半分くらいは青春18きっぷ利用者だったかもしれませんね。
IMG_6753.JPGIMG_6754.JPG着席
IMG_6755.JPGこんな感じの天気でした
途中の越後湯沢駅でかなり多くの人が下車していきましたが、
申告した浦佐駅まで行かずに越後湯沢駅で降りて北越急行に乗ろうかと思っていたら
これも運休のアナウンス。あっぶねー、降りなくてよかったよー。
と、ヒヤッとしていた頃、ブログ友の獏さん(すでに曽根風呂ご卒業)も、
実家の広島から飛行機で帰って来る予定を新幹線に切り替えたまではよかったけれど
途中の新大阪で豪雨でずっと停車しているとFBに書いているのを観て
大雨の影響があちこちに出ているのを感じました。
IMG_6761.JPG無事浦佐駅に到着しました
新幹線改札口から在来線ホームに向かうと、
IMG_6765.JPG駅標がなく鳩フンだらけのホーム(T_T)
ベンチもなく、ものすごく寂しい雰囲気を醸し出していました。
IMG_6764.JPG長岡行きに乗車します
IMG_6767.JPGホームから見えたのが
IMG_6766.JPGパラマウント
寝心地よさそうだなと思いながら電車に乗り込みます。
IMG_6770.JPG最後尾、先手間近くのポールポジションに着席
車内は明らかに地元客ではない鉄男さんだらけでした。。。
IMG_6771.JPG企画電車
海沿いを走るので車窓からきれいな景色を観る電車が運行されているんですね。
(といってもこの日は悪天候で運休)
水上駅から浦佐駅まで終日運休なので、本日は浦佐駅始発ですとアナウンス。
4両編成ですがいつもは2両らしいので今日は2倍の輸送能力。
コロナ感染拡大防止のアナウンスが頻繁に行われていて、
おまけに英語でもアナウンスあってビックリしました。
電車は定刻に無事出発、
IMG_6774.JPG小雨になってきました
IMG_6775.PNGブロードウェイミュージカルを聴きながら
IMG_6777.JPG40分くらいで宮内駅到着
ここで40分くらい時間を潰して再び乗り換えます。


(つづく)


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映画「空白」を観る [映画(か行)]

映画館で予告編を観て怖そうなのに(怖いの苦手)
公開初日に観に行ってしまった作品です。
(ちなみに昨日アップしたクーリエの10分後から鑑賞しました)
空白.png
あらすじはYahoo!映画さんより。

スーパーの化粧品売り場で万引きしようとした女子中学生は、
現場を店長の青柳直人(松坂桃李)に見られたため思わず逃げ出し、
そのまま国道に飛び出してトラックと乗用車にひかれて死亡してしまう。
しかし、娘の父親(古田新太)はわが子の無実を信じて疑わなかった。
娘の死に納得できず不信感を募らせた父親は、事故の関係者たちを次第に追い詰めていく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

重くて苦しい。(-.-;)

近年稀に見る重くて苦しい映画でした。
かといって最後まで苦しいかというと父親の充(古田新太)と一緒に漁師として働く野木の
存在が時折クスッとさせてくれる(映画の後半ですが)、充自身も野木の存在のお陰で
制御不能状態から破綻することなく暴走した気持ちを鎮めていけたのかと思いました。

正しいってどういうことなんだろう?

正しいこととはなにか、善悪とはなにか、娘花音が万引きしていないと思いたい父充、
自分の対応は間違っていないと思いたいスーパーの店長、
花音を轢いてしまったことを謝ろうとしても充にとりあってもらえない女性、
店長は正しいことをしたとサポートしようとするパートの草加部(寺島しのぶ)、
感情のままに暴走していく充、思っていることを表に向かって言えない店長、
正しいことをすべきだと自分の価値基準を押し付けるばかりの草加部。

観始めて、花音の死を受け入れられず関係者を追い詰めていく充を観て、
いやいや、あなただって娘の話を聞かず娘の悩みも気持ちも理解していなかった、
(元妻に花音の話をされると逆ギレするだけ)
それで他者を追い詰めていく、花音を轢いてしまった女性の謝罪も無視する態度に
気持ちが暴走してモンスター化してしまうと何をいっても聞く耳を持たないとはいえ、
身勝手ではないかという気持ちで観ていました。

登場人物それぞれの立場があって、誰が悪くて誰が良いとも言い難い中、
花音を轢いた女性が充がいつまでも謝罪を受け入れてくれなかったことで自ら命を絶ち、
その通夜にやってきた充に女性の母(片岡礼子)が充に向かって言う言葉、
充に帰れというと想像していた私には、なぜそこまで言えるのだろう、と、
己の心の狭さに気づくような言葉だったのですが、その言葉を受けた充が
少しずつ変わって行く様子、花音のことを理解しようと努力する姿、
そして、最後に花音が描いた絵を観て充が感じたこと、
店長がスーパーを閉めて働いているところで出会った青年に言われた言葉と
同じく、明るい気持ちになれるような余韻で終わる作品でホッとしました。

主役の2人以外にも共感できたのが花音の担任。
行動のスピードが遅い花音にきつく当たっていたことを反省しつつ、
いじめがあったか問い詰める充に対して隠蔽したがる校長や部活顧問と違って
できる限りのことをやって花音や生徒のことを理解しようとする、
教師とはなにか、花音の死をきっかけに自分が何をすべきなのか真剣に考えて
行動し、最後には充の気持ちに少しだけでも応えられるようなことができて
学校の先生もこの担任のような心持ちで生徒と向き合ってほしいと思いました。

と、ここまでは良かったと思った点ですが、
観ていて不快だったのが警察とマスコミと匿名で誹謗中傷する一般人たち。
警察は、花音を轢いた女性、二回目に轢いたトラック運転手に
執拗に問い詰める様子、自白強要させようとする姿が不快でした。
また、マスコミの偏向報道は今に始まったことではありませんが、
執拗に自宅や店舗まで追いかける、言った言葉を恣意的に切り貼りして
電波で流し、印象操作を行う、公共の電波を使って公平な報道を行わず
センセーショナルに報じようとするクズぶりがひどくて本当に不快でしたが、
その報道を信じ込んで家や店舗にいたずら書きをしたり張り紙をする人たち、
本人は正義感なのだと思いますが当事者でない上に真実も知らずに行う愚行、
さらにSNSで誹謗中傷を匿名で繰り広げる人たち。
彼らは皆、自分が安全なところから高みの見物気分でいるわけで、
自分がされる側にいたらどう思うかという思考はないのだろうな、と思いました。
(花音の墓参が終わったあと、元妻、野木と食事する充が、
 食堂のテレビで違う話題をセンセーショナルに報じているのを観て、
 自分のあの報道をふと思い出す姿が切なかった)

映画のタイトルの空白、登場人物たちの心の空白、という意味と、
最後に出てくる花音(と充の描いた絵)にあるものなのかな、と思って
観終わりましたが、充の態度もよくないとはいえ(後半で証拠隠滅するのも)
誰もが加害者にも被害者にもなりうるのではないかという気持ちと、
身近にいる人を大切にして後悔のないように接していきたいと思った
「空白」でありました。


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映画「クーリエ:最高機密の運び屋」を観る [映画(か行)]

YouTubeでこの映画の予告編を頻繁に観てしまい、
刷り込まれたように映画館へ観に行きました。
ちなみに、昨日アップした純烈ジャーの3時間後に観ました。(笑)
クーリエ.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

1962年10月。
ソ連がキューバに核ミサイル基地を建設していることが明るみになり、
対立状態にあったアメリカとソ連は衝突寸前に陥る。
このキューバ危機を回避するために、アメリカ中央情報局CIAとイギリス情報局秘密情報部
MI6はスパイの経験など皆無だったイギリス人セールスマンのグレヴィル・ウィンに
ある諜報(ちょうほう)活動を依頼する。
それはモスクワに飛びソ連軍参謀本部情報総局GRUの高官と接触を重ね、
彼から得た機密情報を西側に持ち帰るというものだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ベネディト・カンバーバッチの演技に思わず涙。(;_;)

あまり好きな役者さんではなかったのですが、
彼の演技だったからこそ入り込めたと思います。

予告編はよくできていますね。そのイメージで行ったので後半驚きました。
史実に基づく話で、キューバ危機を救った一人のイギリス人セールスマン。
リスクがないと言われて始めたクーリエ、リスクがないと言われても
当時のソ連に行ってビジネスという名目とはいえGRU幹部と接触する、
1回だけならリスクは少ないかもしれませんが、何回も、しかも頻繁に、
となれば、リスクはどんどん大きくなっていくわけで、最初にリスクなしと
いったCIAのヘレン、母国(米国)を守るための使命感もあったと思いますが
素人を巻き込むのって傲慢ではないかと思ってしまいました。
カンバーバッチ演じるグレヴィルの活躍でCIAにソ連の情報が集まるようになり
ヘレン(CIAではエミリーと名乗るのでグレヴィルには偽名を伝えていた?)は
自らの評価が上がって行くのを嬉しく思っていたと思いますが、
グレヴィルにもうクーリエはしなくてよいといった時点でグラヴィル自身は
やめられない精神状態になっていた、そこまでヘレンは推測できなかったのかと、
彼女自身の傲慢さでグレヴィルが辛い境遇に置かれたのでは、と思いました。
結果的にはキューバ危機を救ったとはいえ、市井の人をヘレンが軽く考えていた、
自分の考えに自信があったとはいえ今作の中で彼女の判断や行動については
最後まで傲慢さしか感じられず終始観ていて苛ついてしまいました。
(自分がソ連でつかっても外交特権で助かるという発言などまさに自己中心的)

という苛つきポイントはありましたが(かなり大きかったけれど)
グレヴィルと彼に情報を渡すソ連のペンコウスキーのやり取りを観ていると
互いへの信頼が生まれていく様子、互いの家族を紹介する場面、
そこから生まれる友情、捕まって刑務所に入れられた2人が再会する場面、
そこでグレヴィルから自分の行動が無ではなかったこと、世界を変えることができた、
と知って喜ぶペンコウスキーの表情を観て、思わずダダ泣きしてしまいました。

ソ連の当時の書記長(フルシチョフ)の演説を聴いて疑問に思って、
ペンコウスキーが危険を覚悟の上で行動したことからグレヴィルと出会い、
西側へ情報を渡すことによって危機的状況を回避した史実ですが、
クーリエ役のグレヴィルが軍人でも諜報部員でもなく
ただの普通の人だったというのがよかったのかもしれませんね。
(それでもCIAのヘレン自身には怒りしかないのですが)

獄中生活の様子が中盤から後半にかけてずっと続きますが、
劣悪な環境の中でやせ衰えていくグレヴィル、それでも精神的に破綻せずに
無事母国に帰れた姿(エンドロールで実際のグラヴィルの様子も映ります)に
カンバーバッチの役に対する真摯な姿勢を感じました。

ペンコウスキーのことを心配しながらイギリスの家に帰るという気持ちだけで
生き抜くグラヴィルの精神力にはただただ感服、頻繁なソ連行き、しかも筋トレばかり
している夫に浮気を疑っていた妻(大好きなジェシーバックリーが演じていた)も
夫を疑っていたことをわびて夫婦の絆が強くなる場面にもジワリ。

描かれている時代、まだ生まれていませんが、私が小さい頃でも米ソ対立が
まだ激しかった記憶、それより前にもっと危機的状況にあった両国の関係を
変えた背景にこの実話があったことを知ることができてよかったと思えた、
「クーリエ:最高機密の運び屋」でありました。
この2人のおかげで米ソの冷戦

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映画「スーパー戦闘 純烈ジャー」を観る [映画(さ行)]

深く考えないで楽しめそうだと思って鑑賞した映画です。
純烈ジャー.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

NHK紅白歌合戦に3年連続で出場したムード歌謡コーラスグループ「純烈」は、
スーパー銭湯のアイドルとして人気を集める裏で、温泉施設の平和を守る
ヒーロー“純烈ジャー”として戦っていた。
あるとき、全国の温泉でイケメンが相次いで失踪するが、事件性は見当たらず
警察の捜査は見送られてしまう。人々の憩いの場である温泉の危機を察した
純烈のメンバーは、独自に捜査に乗り出す。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


幸子より綾子!

久しぶりに戦隊モノ(一応カテゴリーそこかと思った)を観ましたが、
素直に楽しめる映画でした。

今回W小林(幸子と綾子)が出演していますが、幸子についてはポスターでも
いかにもラスボス感漂う雰囲気を醸し出しているので予想通りでしたが、
ポスターにそっと載っている綾子については登場時の地味なキャラクターが
まさかそんな、という意外性を持っていたので久しぶりに観た綾子(おしん)の
演技を心から楽しめました。

予想通りだった幸子については、若い男のエキスをのんで生きながらえているという
キャラクター設定もホラーにならず笑えてしまう、紅白の衣装で刷り込まれた幸子の
イメージそのままなので安心して観られました。

他にもやる気なさそうなスーパー銭湯の店長を演じていた前川清、実は、、、みたいな
設定でしたが、できれば東京砂漠を劇中で歌ってほしかった。(笑)

純烈というとリリコの旦那がいるグループ、とか、以前、女性問題でメンバーが脱退した、
とか、大江戸温泉物語、とか、
俺の家の話 Blu-ray BOX

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潤 沢 とか。その程度のイメージでしたが、戦隊モノ経験者(後上さん以外)らしい
中年になってもそれなりにヒーローぽい雰囲気を醸し出していたのが面白く、
単なる企画ものというより、出演者がみんな楽しんで演じているのが伝わるような
純烈以外の出演者や登場する兵器のようなもの(個人的には銭湯機のつくりがツボでした)、
意外と派手な爆破シーンに幸子のど派手な紅白ばりの衣装、どれもが真剣に作った感があって
面白くてたくさん笑えてちょっとほろっとするような、そんな気持ちで観終わりました。

敢えてツッコミを入れると、15年前になくしたアレ、そんなに簡単に見つからんだろう、
(何がどうしたかは書きませんが綾子絡みのエピソード)
見つからないと話が進まないので仕方ないかー、と思いながら観ていましたが、
細かいツッコミどころを気にしないでみれば素直に楽しめます。(笑)

純烈ファンの方はもちろん楽しめると思いますが、私のようなファンではない人にも
戦隊モノに馴染みのある人であれば楽しめる、ちょっとオトクな拾いものをしたような
気分の映画「スーパー戦闘 純烈ジャー」でありました。










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映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」を観る [映画(007)]

公開が度重なる延期、となっていた作品、やっと公開で観られました!
公開初日の昨日の鑑賞、後手にならぬうちに記事をアップします。(^_^)
notimetodie.jpg
あらすじは映画.comさんより。

現役を退きジャマイカで穏やかな生活を送っていたボンドのもとに、
CIA出身の旧友フィネアスリックス・ライターが助けを求めにやってきたことから、
平穏な日常は終わりを告げる。
誘拐された科学者を救出するという任務に就いたボンドは、
その過酷なミッションの中で、世界に脅威をもたらす最新技術を有した黒幕を
追うことになるが……。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ダニエル・クレイグの花道!

序盤から危機一髪の連続、時折しっとり、そして悪と戦う終盤、
おばさん(私)3時間近い作品、ずっと目頭熱く観ておりました。
そして、最後にダダ泣き。(;_;)

007/スペクター [Blu-ray]

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今作の予習として前作のスペクターを観てから鑑賞したのですが、
観ていないよりは観ていたほうがより作品に入り込めると思います。
今作の冒頭、幼い頃のマドレーヌに起きた事件、それがきっかけで
マドレーヌが銃をボンドから渡されても自衛のために持とうとしない、
そんな場面がスペクターの中で出てくるので
(2人が列車の食堂車で語るベレッタの話)
ああ、そういうことだったのか、幼い頃の経験がそうさせたのか、
と冒頭から納得できました。その話を今作の中でボンドにするのかどうか、
気にしながら観ていましたが結局話さなかった(話せなかった)
過去の記憶を冒頭で消そうとしながらできなかった、マドレーヌの心の葛藤、
そういうものも垣間見えた今作です。

これまでの007というとガンバレルに続いてオープニングですが、
今作はガンバレル(というか悪を倒す)の後、マドレーヌとの別れ、
そこからビリー・アイリッシュの主題歌とともにオープニング、
つかみはオッケー的に私は製作側の演出に素直に丸め込められました。(笑)

ただ、序盤で、
女王陛下の007(デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

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この主題歌がインストゥルメンタルで流れるのでなぜ昔の作品の主題歌?と
思いながら観ていたのですがああそういう展開でその演出ーと思って涙。
(エンドロールではルイ・アームストロングの歌が流れました)
このあたりはネタバレになるので書きませんが、ダニエル・クレイグの
最後の出演作品としての演出なのかと思いました。
また、前作スペクターからの流れとしては、「家族」がキーワードになって
いると思いますが、このテーマも女王陛下の007にもつながるのではないかと
思います。このあたりはちょっと意外でしたが、個人的にはツボでした。

60年近く続くシリーズ、時代背景も大きく変わり(米ソの冷戦は昔の話)、
メディア王、麻薬王、みたいな国家ではない巨大組織が出てきたりして
いましたが、ダニエル・クレイグのボンドになってからは
悪の組織スペクターと対峙するボンド、出演した5作品がつながっていく、
そんな楽しさも感じられました。

ボンドの後任の007が女性だったりするのもダイバーシティと言われる昨今に
配慮した演出かと思いましたが、ボンドと2人で悪の組織に向かう姿は
なかなか面白く観られました。

前半で登場するCIAのエージェント、パロマを演じていたアナ・デ・アルマス、
ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 [DVD]

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この作品でダニエル・クレイグと共演していた看護師役のお姉さんですが、
今作でのロングドレスを身にまといながらアクション満載で戦う姿が
そうそう、007ってこうでなくちゃ!という場面でしたが、20分くらいで
敵をやっつけて出番終了、というのがちょっと残念でした。
これまでの007であれば、この後も一緒に行動してOh,James〜となりそうですが
前作、今作とボンドのお相手役、メインのボンドガールはレア・セドゥ演じる
マドレーヌなので、残念ながらカラッと明るい演出のみとなったのですが、
彼女は次回作でも登場してくれると盛り上がりそうな、そんな気がしました。

本筋と全然関係ないところで軽くツボに入ったのが、
CIAのフェリックス・ライターが引退したボンドと再会したときに
一緒にいたCIAのアッシュという若めの男性、ボンドが今のCIAってああなの?
とアッシュを指してライターに聞くのですが、実際ボンドがアッシュのことを
`Book of Mormon`と呼んでいて、ただ若いというだけでなく、
世界中いろいろなところで布教活動を行うモルモン教のエルダーの意味で
ブロードウェイ・ミュージカルのヒット作品のタイトルで皮肉に言っていたところ。
おそらく、若いというだけでなくちょっと風変わり、CIAのイメージに見えずに
そうやって聞いたのかと思ったのですが、
字幕(戸田奈津子と冒頭に出てがっかり、字幕監修という人もいましたが)が
日本では通じないと判断したのか凡庸な感じの和訳になっていたのが個人的には
とても残念でした。(このミュージカル、大好きなだけに)

って、戸田奈津子、もう字幕やらなくていいような気がする。(-.-;)

字幕残念の他に、海外映画で観る不思議日本みたいなところがあったのも
少々気になりました。ラミ・マレック演じる悪のサフィンが細菌兵器をつくる基地、
ここに石庭の砂紋、とか、畳敷きの大きな部屋とか、そこに飾られているのが盆栽、とか
サフィンが着ているのが柔道着の生地で作ったような作務衣みたいなものとか、
(畳なのでボンドが正座してサフィンに謝る場面でもボンドがそんなこと!とびっくり)
まあ、亀が忍者になっているわけではないので目くじら立てることもありませんが、
どうせやるなら、
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このくらい弾けてくれれば違和感よりも笑えたのですが。
(って007でそんな笑いは許されないんだろうな)

これまでのボンド作品を色々回収しながら、世界のいろいろなところで悪と戦い、
(サフィンの基地が北方領土にあるっぽい設定)
ソニーピクチャー時代にVAIOやOMEGAをこれみよがしに映し出していたのと違い、
アストンマーチンから繰り広げられる仕掛け、万能な腕時計(今回何度も活躍)、
2人乗りグライダーなど、007はこうでなくっちゃ!(2回目)なQ作品も
観ていて楽しく、いつも以上に弾薬使ってる感じも花道を飾る大盛りな仕掛け?
と思いながら観ましたが、もうこれでダニエル・クレイグの新作ボンドは
観られないのだなあと思うと、15年間で刻まれた皺さえも愛おしくて、
予想していなかった展開と合わせて結局泣いて観終わりました。

エンドロールで、ボンドは戻ってくるって書いてあったけれど、
それはダニエル・クレイグではないのだなあって思うと。(;_;)

と時間の長さを感じずに没入しながら楽しく観終わりましたが、
歴代の007の中で一番人間臭く、泥臭く、静かに、でも熱く、真の愛をもった男、
そんなボンドを演じたダニエル・クレイグの最後の出演作品として
監督が温かく送り出しているようにも思えた
「007 ノー・タイム・トゥー・ダイ」でありました。
(あと2回は観ます!)





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