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映画「奇人たちの晩餐会」を観る [映画(か行)]

気味が悪そうで逆に興味を引かれたというかで借りた作品。

奇人たちの晩餐会 リマスター版 [DVD]

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あらすじはYahoo!映画さんより。

出版業を営むブロシャンには密かな楽しみがあった。
それはバカな人間を招待しては仲間で笑い物にするという晩餐会だ。
今回はマッチ棒の工作が趣味という税務局勤めのピニョンという小男を見つけたのだが、
当日ギックリ腰になり動けなくなったブロシャンはピニョンと二人きりになってしまうのだった……。






可笑しすぎる!



80分くらいの映画なのに、もういちいちピニョンのやることなすことおバカなことが
ツボにはまって笑いっぱなしでした。

別に狙ったわけでもなく、一生懸命やるのに抜けていて、それが(笑)を誘う。

ピニョンは、絵に描いたような「禿デブチビバカ」です。
容姿については好きでそうなったわけでもないのですが、
画面に繰り出されるバカぶりはもうそれは筋金入り。


最初はそんなピニョンのバカぶりを軽蔑して笑っている金持ちのブロシャンですが、
そのうちピニョンが原因で本人には災難が降りかかるという展開で、
ブロシャンが本当に鼻持ちならない嫌な奴なので、
ピニョンのバカでどんどん劣勢になっていく様子は見ていて痛快です。


で、ピニョンがずっとバカなままで終わるわけないし、、、と思っていたら、
バカはずっとバカなのですが(笑)、ピニョンのマッチ棒細工に凝る理由が明かされて
ちょっとほろっとします。


でも最後の最後にはやっぱり笑いが自分の中に渦巻いて終わるという。

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この人、金持ちの愛人役で出てましたが、
今作でもあまり感じのいいキャラクターではなかったかな。
ちょっとヒステリーな感じで。( 一一)



この作品、

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ハリウッド版でリメイクされていますが、きっとうさん臭そうなんで見ないだろうな。



というわけで、期待せずにみたのですが、笑いにブラックもうまくブレンドされ、
小気味よい展開で大爆笑しながらあっという間に見終わって大満足の
「奇人たちの晩餐会」でありました。


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