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イタリア旅行記2012~フィレンツェで夕食編~ [欧州の旅(イタリア)]

高台からフィレンツェの景色を一望した後は、お待ちかねの夕食タイムです。
街中に移動するのかと思ったら、どんどん郊外の方に向かう車。
RIMG4567.JPGえ~、どこに行くんだろう。

Vサン、以前フィレンツェで仕事していたことがあって(20年前くらい)
その時によく通ったレストランで、今でもフィレンツェに仕事で来ると立ち寄るらしく、
「観光客が絶対こない地元向けのお店」だそうです。

そんな訳で、車は郊外の郊外みたいなところまでやってきて
RIMG4569.JPGこんな外観のレストラン
お店の名前は覚えていないのですが、「悪い女」みたいな意味のお店だそうです。
日本で「悪女」なんて名前の飲食店があったら絶対入らないと思うのですが、
そういう店名が洒落ていると思うお国柄なのかもしれませんね。

で、屋内の席と外の庭のテーブル席があったので、外のテーブル席に案内してもらうと、
RIMG4571.JPG暗いです(これはビールのメニュー)
RIMG4572.JPG私はプロセッコをいただきました うんまい♪
RIMG4574.JPG外かりかり中ほんわりの熱々パン

注文はVサンにおまかせしたのですが、
RIMG4575.JPGボンゴレ
これは本当に美味しいから!と言って勧めてきました。
RIMG4576.JPG超美味
パスタはもちろんアルデンテだし、あさりの出汁が良く出ていて本当に美味しかった! RIMG4578.JPGで、赤ワインにスイッチしちゃった。(^_^)
RIMG4580.JPGメインはタリアータ
RIMG4581.JPGきれいにロゼ色♪
お肉は赤身で柔らかくて美味しくて、ルッコラとチーズと一緒に食べるとさらに美味しいのですが、
ボンゴレが意外と量が多かったのもあって、タリアータ、半分ちょいでギブアップ。。。
お持ち帰りしたいくらいですが、無理ですもんねぇ。。。 


最近は若い人の間ではファーストフードやブッフェみたいな形態のお店が人気あるそうですが、
(この情報はるるぶ先生から仕入れたので間違っていたらごめんなさい)
Vサンが連れていってくれるお店での食事から感じるのは、イタリアの人って食を大事にしていること。
母国の食文化、母国の食材を大切にしているなあと物凄く感じました。

で、薄暗い中での食事中、↑の話をしたりして、
Vサンの地元の料理で有名なものってナニ?と聞くと、「アニョロッティ」。
ああ、パスタだっけ、と答えるとお肉を詰めた餃子のようなパスタだよ、と説明していました。

で、他には?と聞いたら「バーニャ・カウダ」と答えたので
「ああ、日本でも人気あるよね、でもてっきりスペイン料理だと思ってたよ」と答えると


「ウソー!ナンデー??
 ナンデ ニホン バーニャカウダシッテル??」



怪しい日本語で超アンビリーバブル的に叫んでいたので、
「いや、居酒屋にもあるよ、野菜をアンチョビとニンニクのソースにつけてたべる料理、
日本ではそれがバーニャ・カウダだけど、違うの?」と答えたら、

「うん、それがバーニャ・カウダだけど、なんでピエモント州の料理が日本でそんなに有名なの?」
まだ信じられないようでした。

私も、そうやって聞かれると分からないので、スマホでwikipediaをチェックしたら、
(wikipedia)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%80


ティラミスを紹介した室井さんって方が日本に紹介した、と書いてありますが、
やっぱりこういうのって仕掛け人みたいな人がいるものなんですね。

Vサンの説明だと、ニンニクを一日牛乳に浸し、その翌日にアンチョビなどを混ぜてソースにするので
時間がかかる(手間がかかる)料理なのに、、と理解しきれなかった上に、
私が「バーニャカウダソースとか瓶詰で売ってるよ」と説明したら更に混乱していたようです。

でも、「ニンニクのニオイが凄いから、カップルで片方だけ食べたらキスできないよね。
2人で食べたら2人とも臭いからキスできるけど!」と嬉しそうに言ってました。

こういう感覚は万国共通なんですね。(笑)


というわけで、お肉を残してしまたのだけが心残りでしたが、本当に美味しい夕食で大満足。


で、この後は、ポンテベッキオ観光に向かいます。(^_^)

(つづく)


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