映画「の・ようなもの」を観る [映画(な行)]
先に続編を観たのですが、一応こちらも見ておこうと借りました。
(友人がエキストラ出演したので見た続編)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2016-01-21
あらすじはAmazonさんより。
古典落語の修業に励む二ツ目の落語家、志ん魚は23歳の誕生日、
初めてソープランドに行く。
そこで出会ったソープ嬢エリザベスと惹かれあい、デートを重ねるようになる。
そんなある日、志ん魚は女子高の落研からコーチの依頼を受けた。
そして部員の一人、由美とのデートにこぎつけたが、
由美の父親の前で一席噺をしたところ、ちっとも面白くないと言われ、
大いに傷ついてしまう。
その頃、先輩の落語家志ん米の真打ち昇進が決まる。
先輩の昇進を喜ぶと同時に取り残されたような気持ちの志ん魚は、
その夜仲間と将来の夢を語り合うのであった・・・
公開当時に見たらどうだったのか、、ですが、
続編からのオリジナルへの流れ、、、に入れませんでした。
伊藤克信が続編で箸のもち方が下手なのに、それより昔に上手い訳がなく、
蕎麦屋の場面でも、あーもー下手くそ、とか思いながら鑑賞。
伊藤克信演じる主人公が、落語家のようなもの、エリザベス(秋吉久美子)との
付き合いも恋愛のようなもの、いろんなものが、のようなもの、なのかと思いつつ
記事にするから最後まで、、、とギブアップしそうな自分を鼓舞しながら鑑賞終了。
そういう時代なのか、のどかにエロネタ、下ネタも織り込まれて、
伊藤克信の下手なセリフまわしで面白い映画、とは思えませんでしたねぇ。。。
ただ、内海桂子師匠(エロネタをつい口にしてしまう団地妻)、
懐かしい内海好江師匠、全然見た目が変わらない鷲尾真知子、
ハンダースに最初いてやめちゃった小林まさひろ、そして女子高生役のエドはるみ。
懐かしい人を探せ、的な見方をするのは面白かったかな。
多分、当時はこのくらい緩い感じが普通で、
今の世の中がスピード早すぎて世知辛いのか、と思ったりしましたが、
伊藤克信に共感できないとこの作品はダメなのかな、なんて思ってしまった
「の・ようなもの」でありました。
食レポとかでも、箸の持ち方がおかしいと、ぜんぜんおいしそうに見えないですよね。まして、落語家役はちょっと・・・。
それにしても、こんなに昔の映画だとは思わなかったですー。
by ぺこりん (2016-03-25 12:29)
ぺこりんさん、こんばんは。
食レポで箸、、、というと中尾彬とこぶ平ですね。
偉そうに食を語る前に箸の持ち方習いなおしなさいよ、って
思っていたのですが、、この映画も本当にそこが気になって。。。
by うつぼ (2016-03-25 20:41)