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古墳を訪ねて九州の旅~吉野ヶ里編④~ [日本の旅(九州&沖縄)]

引っ張るつもりはないのですが、
一人で回っていてチョット寂しかったのと、空いているので写真撮り放題状態だったのとで
写真の枚数が嵩んでしまい、こうやってダラダラと分割して書いております。。。
吉野ヶ里編、あと2回くらいで〆たい思っております。。。。

皆さん、どうぞ頑張って読んでくださいませ。<m(__)m>


赤米のお茶をいただいてからは、
DSCF0041.jpgDSCF0042.jpg
DSCF0043.jpg 南内郭を遠くに見ながら左手の「倉と市」へ。
説明書きには、
「南内郭の西側にあるこの地域は吉野ヶ里の「国」の倉と市があったと考えられています。
 市は幾重に壕と柵で区画され、重要な物資を収める倉、税を納める倉、市に関わる倉などがあります。
 市は南や西の広場で開かれ各地から沢山の人が集まります。
 中央には市を管理する建物もあり、その二階では太鼓で市の開催を知らせます。」

とありました。

お役所と市場があったエリアってことですね。

DSCF0045.jpg でも殆どが工場中で。

復元工事中とやらでかなりの部分が覆われていて「見えませぬ(;O;)」。

DSCF0046.jpg
という訳で、今年の3月中には完成するようです。。。 残念でございました。

とはいえ、多少は見学できました。
DSCF0047.jpg 市の倉
市で交換するために吉野ヶ里で製作された道具類をおさめているそうで
DSCF0049.jpg こんな外観で
DSCF0050.jpg中には棚がございました 

DSCF0052.jpg 他には市楼とか市長(いちおさ)の住居
DSCF0055.jpg ちょっと大きめな住居で
DSCF0053.jpg 中も広々しています
DSCF0054.jpg 天井

と軽く、「倉と市」を見学した後は、

DSCF0058.jpg 南内郭へ。

DSCF0059.jpg この中が南内郭
王様や支配者層が住んでいた場所なので、周りは逆茂木で囲まれています。

DSCF0061.jpg 見張り用の櫓
DSCF0060.jpg 折角なので登ってみたら
DSCF0069.jpg 高いところからの景色は
DSCF0070.jpg 広々としていて
DSCF0071.jpg 見下ろす気分も
DSCF0073.jpg なかなかようございますな(^^)
と高みの見物を楽しんだ後に下に降りて、

DSCF0063.jpg 大人(たいじん)の家
てっきり「おとな」かと思った。(笑)

所謂、大臣の意味の「たいじん」なのでしょうか、外交や裁定を取り仕切る人達の家で、
DSCF0062.jpg 外観は同じで
DSCF0064.jpg 中も結構広いです。。

DSCF0066.jpg 王や大人が集まり儀式や話し合いをする場所
集会、と聞くとヤンキーを思い出してしまいますが(同級生に沢山いました。。)
DSCF0065.jpg ちょっとオープンな雰囲気ですな

DSCF0074.jpg これは煮炊き屋
ここで作られた食事が王や大人の家に運ばれたそうです。

DSCF0078.jpg 王の妻の家

DSCF0080.jpg 王の娘夫婦の家
DSCF0084.jpg 屋根が派手な王の家
DSCF0081.jpg 家族と一緒とはいえ、妻の家が別にあるのはナゼ?
DSCF0082.jpg ここだけは豪華に人形付き(^_^;)
DSCF0083.jpg チョッと高いところに寝台
と残り少ない時間に焦りながら早足で移動し、、、
DSCF0086.jpg 北内郭へ。。。
DSCF0087.jpg 王の宮殿でまつりごとを司る最重要地域
DSCF0089.jpg 柵で厳重に囲まれています 
DSCF0090.jpg 主祭殿 高さ16.5メートル
指導者が重要なことを話し合ったり、最高司祭者が祖先の霊に祈りを捧げる儀式を行なったり、
というまつりごとを行なう最重要施設だったそうです。
DSCF0092.jpg でも、ここも工事中で
DSCF0093.jpg 中には入れないので通過のみ。。
発掘現場は何かあったのか、当時は「公開中止」の看板があって見られず残念。。。。

折角全部見ようと思っていた私のテンションが下がり気味でしたが、
残すところ1時間弱となったところで焦り始め、
「見終わったら絶対にビールだ!」と心中「ビール![ビール]ビール![ビール]」と叫びながら
早足で古墳に向かいます。。。

DSCF0094.jpg そして北墳丘墓を発見
お待ちかねの古墳が見えてきてコーフンです♪

(つづく)


タグ:古墳 佐賀
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cocoa051

写真で建物をじっと見ていると、外見はともかく、いまとそんなに変わりないのかも。そんなこと思いました。生活って、基本はおなじなんだなぁと。

by cocoa051 (2009-02-07 19:26) 

Krause

興味ある場所、そして寂寥の風景、一度是非行ってみようと思います。
by Krause (2009-02-07 21:20) 

Bonheur

「古墳をみてコーフン」、にちょっとウケマシタ。
吉野ヶ里だからコーフンされるんですよね。。故郷群馬にもいくつかこんもりした古墳があり、小学校の頃遠足に行きましたが、あのレベルだとコーフンしないよなあ、とちょっと思ったり。(群馬は日経の「読者が選ぶ好きな県ランキング」で最下位だったこともあり、「群馬のセールスポイント」を最近考えている私です・・・)
やはり、何においても、ネームバリューって大事ですね。
by Bonheur (2009-02-08 00:00) 

うつぼ

cocoa051さん、こんにちは。
集落の構成というか、確かに今と変わりませんね。
住宅地とか官公庁エリアとか基本的なところは同じなんだなあ、と
cocoa051さんのコメントで改めて思いました。(^^)

by うつぼ (2009-02-08 13:05) 

うつぼ

Krauseさん、こんにちは。
寂寥、、、確かにそんな感じでしたね。 
冬に行くよりは、ポカポカした心地よい気候の春に行くと楽しそうです。 
(夏はさえぎるものもなく暑そうですが)

by うつぼ (2009-02-08 13:07) 

うつぼ

Bonheurさん、こんにちは。
>「古墳をみてコーフン」
何も考えずに書いたのですが駄洒落でしたね。。(^_^;)
確かにこのくらいの大きい規模の古墳はなかなかないでしょうし、吉野ヶ里だから、というのもありますが、私の場合は、飛行機と電車にのって遥遥やってきた、、、というのも加味されているような。
群馬だとダルマ弁当が真先に浮かびました。(^^)
by うつぼ (2009-02-08 13:13) 

bluebird

久しぶりのブログめぐり♪
古墳記事、全部読んできました(笑)
すごいな、日帰り古墳を訪ねる旅!
目的がシンプルでちょっと不思議(笑)で、素敵。

実家の近所にね、地味で小さい古墳群と、
それとまた別に、神社の境内に、ちいさな前方後円墳があるんです。
なんだか好きで、自転車でよく遊びに行ってた。

by bluebird (2009-02-08 23:17) 

satokot

けっこういろんな建物が復元されているんですね。
しかも復元工事はまだ続いているみたいですし。工事中ばっかりだとちょっとがっかりしちゃいますね(^_^;)
by satokot (2009-02-09 10:56) 

うたに

物見櫓って登れるんですね。
でも、写真では階段とかが見当たらないので、どこから登るのかな。。

櫓から見ても、村人(観光客)が見当たらないのは・・・カナリ寂しい。
吉野ヶ里遺跡、この先大丈夫ですかね。。何だか心配になって来ました(-_-;)
by うたに (2009-02-09 12:52) 

うつぼ

bluebird姐さん、お久しぶりでこんばんは♪
古墳記事、一気に読むの大変だったでしょう。(笑)
日帰りにする必要などなかったのに、、焦って回って疲れました。(^_^;)
姐さんのご近所にも古墳群ですか。。やっぱり襲撃しないといけないかなー。

by うつぼ (2009-02-09 21:13) 

うつぼ

satokotさん、こんばんは。
復元されたら見栄えがするんでしょうが、工事中に出くわした私としては少々損した気分にもなってしまいました。。
って、事前にそんなことも調べないで行った私が悪いわけで。(^_^;)
by うつぼ (2009-02-09 21:15) 

うつぼ

うたにさん、こんばんは。
物見櫓、、、写真に映っているのは登れなくて、違う櫓に登りました。
(4つくらいある内の一番高い櫓です) 紛らわしくてすみませぬ。。
歩いていると時たま観光客とすれ違うのですが、沢山というほどでもないし、で、やはり寂しいものがございました。。。
国営ですから何とか維持していくのでしょうがやはり心配ですね。(^_^;)
by うつぼ (2009-02-09 21:29) 

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