青森旅行記2023~羽田に戻って珍事編~ [日本の旅(東北)]
タイトルに「珍事」と書きましたが、この言い方が適切なのかそうでないのか
自分でもよく分からず、かといって「事件」ではないので(うつぼ家内の出来事なので)
「珍事」としました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
着陸後、お多福さんが「オープンスポットに駐機します」とアナウンス。
後方に座るお客さんが「うまい言い方だよなあ」というのが聞こえましたが、
要は帰りも沖どめです。(笑)
確かにオープンスポット
青森と違って羽田は晴れていてホッとしました。
シートベルトサインが消えても隣のお兄さんが立ち上がらずずっと座っていたので、
すみません、とお兄さんの長い足をまたいで通路に出て頭上の棚から荷物をおろし、
階段を下りてターミナルまでのバスに乗って発車、、、したところで、
予想していないことが起きました。
バスに乗っている時、兄から電話がありました。
いつもならLINEでメッセージを送ってくるかLINE電話してくるか(年に一度くらい)、
普通に電話してくることがないのに(通話代が高いので)なぜ電話?と思いながら、
バスに乗っていてとることができず、旅行から戻ってきてバスに乗っていたから
電話に出られずごめんね、とLINEでメッセージを送ると、すぐ返事がありました。
婆1号が心臓が苦しいと救急車で近所の大きな病院に運ばれたという内容でした。
近所のおばちゃん(とても親切)がついていってくれたけれど、
俺もこれから病院に行くからお前も出来れば来い、という内容で、
実家に帰らずホイホイ旅に出たら、その間に婆1号の具合が悪くなっていたこと、
私の行いのせいかもしれない、なんというか罪悪感にかられるというか、
婆1号の様子が気になって急に不安になりました。
( ノД`) お母さんごめんなさい。。。
バスを降りてターミナル内を早足で歩いて高速バス乗り場に向かっている途中、
救急車に乗って婆1号に付き添ってくれている近所のおばちゃんから電話が。
「あ、うつぼちゃん?
お兄ちゃんから聞いてると思うけど、
いま、お母さんと一緒に○○病院に来ているのよ。
救急車の中でも会話が出来たから大丈夫よ、心配しないようにね。
うつぼちゃんは旅行に行ってるんだよね、もう帰ってきたの?
もし、こっちに来られるなら来てくれたらお母さんも安心すると
思うから来てちょうだいね。」
ちょうどかえってきて羽田空港にいること、兄がこれから病院に行くこと、
私は一旦帰宅して実家に泊まる支度をしてから向かうことを伝え、
いつも気遣ってくれてありがとうございます、と伝えました。
このおばちゃん、同じ団地内でもそんなに家が近いわけではないのですが、
(子供同士が同じ学校に通っていたものの同級生ではなく)
うつぼ父が脳疾患にかかった後、このおばちゃんのダンナさんも同じ病気で
それがきっかけで互いに相談しあうようになってから親しくさせていただいて、
父とおばちゃんのダンナが亡くなった後も未亡人コミュニティというかで
気遣ってもらっているとても親切な方です。
以前、何度電話しても(固定電話、携帯)婆1号が出ないと不安そうな兄に代わり
おばちゃんに家まで見に行ってもらえないでしょうか、とお願いして以来、
(携帯は電池切れ、固定電話は受話器があがっていて電話に出なかった)
「なんでもおばちゃんに相談しなさいね」と言ってくれて頼りにさせていただいています。
コロナワクチン(1回目と2回目)の接種予約の時も、
手伝おうかという私に「自分でやるから大丈夫」と頑なな態度だった婆1号が
ネットで予約(byおばちゃんの娘さん)しようか?とおばちゃんが声かけしたら
素直に予約してもらった、そのくらいの信頼関係を持っているので、
今回も心臓が苦しくて横になっても治らないからと、婆1号がおばちゃんに電話し、
かかりつけの病院に行ってこようと思うと伝えたところ、
「大きな病院に行った方がいいから救急車を呼ぼう」と呼んでくれたとのこと。
おばちゃん、ありがとう。。。。(;_:)
自宅に戻って実家に泊まって在宅勤務ができるようにPCを背負って向かっていると、
「病院にきておばちゃんに会ってから、お医者さんの説明を聞いて
これから会計だから、病院にこないでそのまま実家に帰ってこい」
兄からLINEで連絡がありました。
最寄り駅から実家に歩いている途中で軽自動車に乗った兄と婆1号に会ったので
そのまま乗って近所のスーパーに行って、夕食とおばちゃんへのお礼にと上寿司を買って
おばちゃん家に寄ってお寿司を渡し(青森土産のリンゴジュースもどうぞと渡した)
帰宅して3人で夕食(婆1号が無事だったので私たちもスーパーのお寿司)。
病院でCTなどの検査をしたものの、病気ということはなく、結局「年齢」が理由。
婆1号は年のせいにされたと怒ることなく病気でなくてよかったと思ったみたいです。
80代後半で1人暮らしさせているのも子供としてどうなんだろうと思うのですが、
本人が施設に入るほどよぼよぼではないし、長年住んだ実家、知り合いがいるのが
いいというのでそのままにしていますが、私や兄がいない時にぽっくり家で死ぬ、
そんな旅立ち方がいいのかな、と本人は思っているようです。
(自宅で亡くなると発見した私が警察の聴取を受けるのも仕方ないと言っている)
どうしても一人で動けなくなったら兄の家(慣れない埼玉県)に行く、と言って
いますが、病院で長期間寝たきりになるくらいならということみたいなので、
本人が大丈夫と言っている限りは近所のおばちゃんのサポートもいただきながら、
好きなようにさせるのがいいのかな、なんて思いました。
夕食後、兄は自分の家に帰り、私は泊まって翌日は実家で在宅勤務。
新しい働き方として在宅勤務が選べる勤め先でよかったと思いながら2人で過ごし、
何かあったら我慢せず言ってほしいこと、平日も必要であれば実家に来るから
遠慮しないでほしいこと(婆1号、非常に我慢強いため念押し)を伝えて
私も自宅に戻りました。
という、珍事なのか分かりませんが、羽田空港から慌ただしかった2日間、
その後は、穏やかに過ごしている婆1号ですが、いつかは誰もが通る道、
自分の生活があるといっても婆1号の気持ちを尊重しながら見守らないと、
そんな気持ちになった青森旅行記となりました。
(これにて青森旅行記2023 おわり)
自分でもよく分からず、かといって「事件」ではないので(うつぼ家内の出来事なので)
「珍事」としました。
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着陸後、お多福さんが「オープンスポットに駐機します」とアナウンス。
後方に座るお客さんが「うまい言い方だよなあ」というのが聞こえましたが、
要は帰りも沖どめです。(笑)
確かにオープンスポット
青森と違って羽田は晴れていてホッとしました。
シートベルトサインが消えても隣のお兄さんが立ち上がらずずっと座っていたので、
すみません、とお兄さんの長い足をまたいで通路に出て頭上の棚から荷物をおろし、
階段を下りてターミナルまでのバスに乗って発車、、、したところで、
予想していないことが起きました。
バスに乗っている時、兄から電話がありました。
いつもならLINEでメッセージを送ってくるかLINE電話してくるか(年に一度くらい)、
普通に電話してくることがないのに(通話代が高いので)なぜ電話?と思いながら、
バスに乗っていてとることができず、旅行から戻ってきてバスに乗っていたから
電話に出られずごめんね、とLINEでメッセージを送ると、すぐ返事がありました。
婆1号が心臓が苦しいと救急車で近所の大きな病院に運ばれたという内容でした。
近所のおばちゃん(とても親切)がついていってくれたけれど、
俺もこれから病院に行くからお前も出来れば来い、という内容で、
実家に帰らずホイホイ旅に出たら、その間に婆1号の具合が悪くなっていたこと、
私の行いのせいかもしれない、なんというか罪悪感にかられるというか、
婆1号の様子が気になって急に不安になりました。
( ノД`) お母さんごめんなさい。。。
バスを降りてターミナル内を早足で歩いて高速バス乗り場に向かっている途中、
救急車に乗って婆1号に付き添ってくれている近所のおばちゃんから電話が。
「あ、うつぼちゃん?
お兄ちゃんから聞いてると思うけど、
いま、お母さんと一緒に○○病院に来ているのよ。
救急車の中でも会話が出来たから大丈夫よ、心配しないようにね。
うつぼちゃんは旅行に行ってるんだよね、もう帰ってきたの?
もし、こっちに来られるなら来てくれたらお母さんも安心すると
思うから来てちょうだいね。」
ちょうどかえってきて羽田空港にいること、兄がこれから病院に行くこと、
私は一旦帰宅して実家に泊まる支度をしてから向かうことを伝え、
いつも気遣ってくれてありがとうございます、と伝えました。
このおばちゃん、同じ団地内でもそんなに家が近いわけではないのですが、
(子供同士が同じ学校に通っていたものの同級生ではなく)
うつぼ父が脳疾患にかかった後、このおばちゃんのダンナさんも同じ病気で
それがきっかけで互いに相談しあうようになってから親しくさせていただいて、
父とおばちゃんのダンナが亡くなった後も未亡人コミュニティというかで
気遣ってもらっているとても親切な方です。
以前、何度電話しても(固定電話、携帯)婆1号が出ないと不安そうな兄に代わり
おばちゃんに家まで見に行ってもらえないでしょうか、とお願いして以来、
(携帯は電池切れ、固定電話は受話器があがっていて電話に出なかった)
「なんでもおばちゃんに相談しなさいね」と言ってくれて頼りにさせていただいています。
コロナワクチン(1回目と2回目)の接種予約の時も、
手伝おうかという私に「自分でやるから大丈夫」と頑なな態度だった婆1号が
ネットで予約(byおばちゃんの娘さん)しようか?とおばちゃんが声かけしたら
素直に予約してもらった、そのくらいの信頼関係を持っているので、
今回も心臓が苦しくて横になっても治らないからと、婆1号がおばちゃんに電話し、
かかりつけの病院に行ってこようと思うと伝えたところ、
「大きな病院に行った方がいいから救急車を呼ぼう」と呼んでくれたとのこと。
おばちゃん、ありがとう。。。。(;_:)
自宅に戻って実家に泊まって在宅勤務ができるようにPCを背負って向かっていると、
「病院にきておばちゃんに会ってから、お医者さんの説明を聞いて
これから会計だから、病院にこないでそのまま実家に帰ってこい」
兄からLINEで連絡がありました。
最寄り駅から実家に歩いている途中で軽自動車に乗った兄と婆1号に会ったので
そのまま乗って近所のスーパーに行って、夕食とおばちゃんへのお礼にと上寿司を買って
おばちゃん家に寄ってお寿司を渡し(青森土産のリンゴジュースもどうぞと渡した)
帰宅して3人で夕食(婆1号が無事だったので私たちもスーパーのお寿司)。
病院でCTなどの検査をしたものの、病気ということはなく、結局「年齢」が理由。
婆1号は年のせいにされたと怒ることなく病気でなくてよかったと思ったみたいです。
80代後半で1人暮らしさせているのも子供としてどうなんだろうと思うのですが、
本人が施設に入るほどよぼよぼではないし、長年住んだ実家、知り合いがいるのが
いいというのでそのままにしていますが、私や兄がいない時にぽっくり家で死ぬ、
そんな旅立ち方がいいのかな、と本人は思っているようです。
(自宅で亡くなると発見した私が警察の聴取を受けるのも仕方ないと言っている)
どうしても一人で動けなくなったら兄の家(慣れない埼玉県)に行く、と言って
いますが、病院で長期間寝たきりになるくらいならということみたいなので、
本人が大丈夫と言っている限りは近所のおばちゃんのサポートもいただきながら、
好きなようにさせるのがいいのかな、なんて思いました。
夕食後、兄は自分の家に帰り、私は泊まって翌日は実家で在宅勤務。
新しい働き方として在宅勤務が選べる勤め先でよかったと思いながら2人で過ごし、
何かあったら我慢せず言ってほしいこと、平日も必要であれば実家に来るから
遠慮しないでほしいこと(婆1号、非常に我慢強いため念押し)を伝えて
私も自宅に戻りました。
という、珍事なのか分かりませんが、羽田空港から慌ただしかった2日間、
その後は、穏やかに過ごしている婆1号ですが、いつかは誰もが通る道、
自分の生活があるといっても婆1号の気持ちを尊重しながら見守らないと、
そんな気持ちになった青森旅行記となりました。
(これにて青森旅行記2023 おわり)
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