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京都旅行記2021秋~飛行神社編~ [日本の旅(京都)]

早起きして清水寺をお参りしてホテルに戻った後は朝ごはんを食べて
8時ごろにチェックアウト、荷物を預けたら帰りの飛行機までもうちょっと散策します。

まず向かったのは飛行神社。
(ホームページ)https://www.hikoujinjya.com/
一昨年、snorita姐、けーすけ兄と愛媛を旅した時、八幡浜市の大正湯近くで
IMG_9289.JPG見つけた二宮忠八の碑
(大正湯 おすすめの銭湯です!)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2020-10-24
その後、京都に神社を建てたというのもwikiで観たので気になっていたら、
昨年初めて訪れた成田航空科学博物館で、
IMG_6466.JPGこのパネルを見つけて
こんな形なんだと興味が湧いて、今回の旅で神社まで行ってみることにしました。

宿題、一つ片付けます。(笑)

四条から電車に乗り丹波橋で京阪に乗り換え(どっちのホームか分からず暫し迷子)、
伏見桃山(油長さん最寄り駅)で降りたい気持ちを抑えながら、
(途中、淀駅から京都競馬場がみえて降りたくなりました(^^;)
IMG_0205.JPGのどかな風景を見ながら 
IMG_0206.JPGIMG_0207.JPG石清水八幡宮駅に到着
この駅、昨年春に流れ橋を観に行くときに降りた駅です。
(流れ橋を歩くのは一度で十分なのでもう行くことはなさそうですが(笑))IMG_0208.JPG駅前の地図で確認IMG_0209.JPG方向感をつかんで出発
IMG_0210.JPG駅からは徒歩5分
と、Googleマップ先生の導きに従って
IMG_0212.JPG川を渡ってIMG_0213.JPG渋いアパートの斜め前に
IMG_0214.JPGIMG_0215.JPG発見したのですが、

手前のアパートの駐車場から突っ切って神社に行くことができず
結局途中まで戻り、大通りを歩いて大回りして、
IMG_0217.JPGやっと到着しました
Googleマップ先生も時にこんなことがあるんですね。(^-^;
IMG_0219.JPGなんか洋風にモダンな神社です
そうだ 京都、いこう、さんの説明を転記しますと、
大正4年(1915)、航空安全と航空事業の発展を祈願し、
二宮忠八により創建された神社。
忠八は愛媛県に生まれ、明治24年(1891)、ゴム動力のカラス型飛行機の飛行に成功。
日本で初めて飛行原理を発明、「日本の航空機の父」とも呼ばれる。
古代の空の神・神饒速日命(にぎはやひのみこと)とともに、
全世界の航空殉難者・航空関係者の英霊を祀る。
資料館には1000機のプラモデルなど、飛行機関係の資料を展示。


というちょっと他の神社とは違う感じがしていたのですが、
事前予習通り、拝殿はギリシャ神殿風(リンクを貼ったサイトで観られます)で
ホントにこんな感じなんだ、と実物を見てなんだか感激。
IMG_0218.JPG飛行機のエンジンが入口に飾られています
IMG_0220.JPG空の神饒速日命(にぎはやひのみこと)
と航空事故の犠牲者などを祀っている神社です。
IMG_0221.JPG手水鉢に近づくと
IMG_0222.JPGJAL
IMG_0223.JPGANAにスカイマーク
IMG_0225.JPGIMG_0226.JPG700円です
(今思えば買って御手水に浮かべればよかったかなと後悔( 一一))
IMG_0227.JPGIMG_0228.JPG中へ入りましょう
宮司さんと思しきおじさんに資料館の入館料(300円)を支払って、
御朱印をお願いしてから、資料館の中に入りましたが、撮影禁止で写真なし。

(二宮忠八さんの人生)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%AE%AE%E5%BF%A0%E5%85%AB

二宮忠八さんの生涯についての展示と飛行機関連(自衛隊とか)の展示で構成される資料館で
最初に忠八さんの生涯の展示から見学しました。
身長が足りず兵隊になれなかった忠八さんは看護卒として入隊、
その後、カラスを見て飛行機の原理を思いつき、カラス型飛行器をつくり、
次に玉虫型飛行器(有人飛行前提)を実際作ろうと軍に資金提供お願いするものの却下、
その後、資金を稼ぐために大日本製薬株式会社に入社し役員にまで上っていきます。
(そこに武田製薬、田辺製薬、塩野義製薬の創業者もいたと書いてありました)
その後ライト兄弟も飛行機を発明し、飛行実績も作ってしまう。(;_:)
(というところを見学していたら宮司さんが御朱印帳持ってきてくれました)
その事実を知った忠八、飛行器開発を断念し、製薬の仕事に専念したという、
読んでいてチャンスとタイミングに恵まれなかったのかなあという気持になりました。
その後、飛行機の発明以降、航空事故が多いことに心を痛めて京都に神社を設立、
それが飛行神社なのですが、忠八さんが開発した飛行機が世界初の有人飛行、だったら、
とたられば的に考えてしまいましたが、歴史も変わっていたかもしれませんね。

と一通り展示を見て、宮司さんにお礼を伝えながら、八幡浜で二宮忠八さんのことを知って
ここの神社におまいりにきました、と伝えると、え、愛媛から来たんですか!と驚かれ、
いえいえ、住んでいるのは千葉ですが、愛媛に旅行したときに碑を見つけて
それで存在を知りました、と説明すると、へぇ、そうなんですか、、と
こういう訪問理由が珍しいパターンなのかやはり驚かれました。

忠八の玉虫型飛行機は結局忠八の手によって有人飛行されることがなかったのですが、
1991年、八幡浜市で実際作って飛ばしたそうです。
鳥人間コンテストみたいな感じですね。(^-^)

と、見学すること30分ちょっと、宿題の場所に来られて充実感みなぎる中、
宮司さんにお礼を言って神社を後にしました。

このあとは、石清水八幡宮にお参りします。(^-^)


(つづく)



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