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バーミンガム出張記~往路機内編~ [欧州の旅(その他)]

世の中、平日に海外に行く人がこれほど多いとは、と驚きながら、                                                                         3人掛けの通路側に着席。                                                                                           隣は4人家族で乗っているパパと小学校高学年くらいの息子。                                                                             (ママともう一人の息子は前列)                                                                                  ドアが閉まる寸前、パパが「あー、ちょっと」と高飛車に乗務員を呼びとめ、                                                                              「息子が気持ち悪がってるから空いている席に移動したいんだけど」と言い出した。                                                                                                                                息子、離陸前からゲーゲー状態。空港に来るまでに車酔いしたらしい。              

このままゲーゲー続けられると私も困るからどうか移動して下さい、                                                   と心の中で祈ってみる。

が、乗務員は「本日ほぼ満席で後ろの4人掛の真ん中2席しか空いてません。                                                                                                                                               今なら降機できますがどうなさいますか?」と意外に冷たい。

降機、と言われて慌てたのか、「じゃ、いいです、いいです」とパパ。

「降機できますよ、どうなさいますか?それとも、座席移動しますか?」と乗務員。

「いえいえ、このままの席でいいです、いいです」と焦るパパ。

結局、真ん中2席が空いている4人掛けの通路側に座るオバサンが、                                                                          冷たい乗務員の態度とゲーゲーする息子の姿を見るに見かねて、                                                       「いいですよ、私が席替わりましょう」と申し出て、親子と座席を交換。                                                          席を替わって貰ったにも関わらず大した礼も言わず、                                                           3席をゆったり使うパパ&息子の姿に少々憤慨気味のオバサンに対して                                                                       急に低姿勢で丁寧に接する乗務員と心の中で礼を言う私であった。

離陸後、

ジントニックを飲んだり、

今ひとつの機内食を食べたりし乍ら、

「ホッキョクグマのピース」を繰り返し観てはウルウルし、

(とべ動物園H.P.)→ http://www.tobezoo.com/shiiku/peace/index.htm

 

「The Family Stone」と

「Walk The Line」を鑑賞。

「The Family Stone」は、アメリカ映画によくある「クリスマス」&「家族」もの映画。                                                                       「Walk The Line」は、カントリー歌手ジョニー・キャッシュの半生を描いた映画。

どちらもなかなか、と思っていたら、着陸2時間半前の軽食として、

柔らかボンゴレスパゲッティの配給。

パリに到着後、

エールフランス(BAe146型機)に乗り換え、

眼下に広がる景色と海を眺めながら、

バーミンガム国際空港に到着。

ここから車で30分、隣町のホテルに着いたのが夜8時半。日本は翌朝4時半です。                                                                                                                              ということで、自宅を出てから既に21時間経ちました。

いやはや、長い移動日となりました。   (続く) 


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ikkoy

 実は、昔、バーミンガムに住んでおりました。アルケデディアだか何だか名前は忘れましたが、中華街の話や空港の写真を、とても懐かしく拝見しました。
 ちなみにバーミンガムは、市内運河がヨーロッパで一番長いらしいです。
by ikkoy (2006-04-12 22:33) 

bone-shaker

ロンドン経由でなくパリ経由で行かれたんですね。
ロンドン経由だとそこから陸路になるし、バーミンガムならなるほどパリ経由の方がかえって早そうだと妙に納得しました(苦笑)。
それにしても、国際線乗るとその手の高飛車な乗客ってたまにいますよね~。
私も3人掛けの通路側に一人で乗ったとき、隣の中高年夫婦の振る舞いに辟易させられたことがありますよ。
by bone-shaker (2006-04-13 00:12) 

うつぼ

ikkoyさんはバーミンガムに住んでいたことがあるのですか。
町中には電車で一度しか繰り出さなかったせいか運河に気づきませんでした。ゆっくり散策出来れば発見も多かっただろうな、と思うのですが。残念です。
by うつぼ (2006-04-13 21:40) 

うつぼ

bone-shakerさん、
パリ経由で荷物紛失者が相次ぎ私もドキドキしながらの乗り継ぎでしたが、
私の荷物は無事出てきました。ただ、乗り継ぎ時間の長さ、ターミナル移動
などを考えると、ロンドンから陸路で車で移動する方が荷物紛失の確率も
低くなりますし、もしかしたら気分的には楽かもしれませんね。
by うつぼ (2006-04-13 21:46) 

/m

以前も何かでたどり着いたことがあり、今回2回目の漂着です。(今回のトリガーは、溜池のウィーン菓子)

出張ネタにも共感。

タカビーな親子も変ですが、客室乗務員もおかしい。
本当に、げーげーやっているのであれば、トイレのそばに座っている人たちと入れ替えてあげるべきだと思います。

とにかく、お疲れ様でした。
(しかし、上司がFCでutsubohanさんがECというのも、結構不思議...)
by /m (2006-04-17 13:20) 

うつぼ

/mさん、こんばんは。
2度目の漂着ということですがコメントどうも有難うございます。
タカビー親子は空港までの道のりが大変だったようで、ゲーゲーの峠は越えていたようでした。(それでも隣にいるのは嫌でしたが)
それが分かっていたのか、それとも座席がトイレに近かったのもあったからか、乗務員もあまり真剣に取り合っていないように見えました。
どこにいってもトラブルはつきもの、かもしれません。
上司と私の座席クラスに格差があるのは、上司は所属部署の天辺の役員、
私はその部署の底辺社員、という訳で厳然たる事実で致し方無しです。
by うつぼ (2006-04-17 21:02) 

席代わってもらってその態度・・・こんな親にはなりたくないですね。
子供も、そういう親になっちゃいますよね。
オバサンの怒る気持ち、よくわかります。
無事、機内を過ごせてよかったですね。
by (2006-04-25 19:33) 

うつぼ

浦島太郎さん、、
確かに子供がつらそうだったので替わって欲しい親御さんの気持ちも分かるの
ですが、頼み方は大事ですよね。
といっても、私はお陰で安心したのですが。
by うつぼ (2006-04-25 21:38) 

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