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骨と闘う2022~やっと入院編①~ [健康・お金]

骨折してから11日間の自宅待機の後、やっと入院する日となりました。

丈の短いソファベッドで寝たせいか背中が痛かったのですが、
ベッドで寝た婆1号が爽快な目覚めの様子だったのでほっとしました。(^-^)

軽く朝ごはんを食べたあと、タクシーGOで予約したタクシーで病院に移動して、
入院棟に到着すると、コロナ禍ということもあって、付き添い(婆1号)は
中に入れませんと言われて私だけ手指消毒、検温後、院内へ入りました。
と、コロコロキャリーケースに荷物を入れて持ってきたのをみたスタッフが
「キャスター付きはダメなので荷物を病室の収納に移したら
 もってかえっていただきたいんですが」と申し訳なさそうに言ってきたので、
入口外の椅子に座っている婆1号に電話して事情を説明してキャリーケースを
もって帰ってほしいとお願いしました。
大部屋でキャリーケースの保管場所がないこと、手術室から病室に戻るとき、
手術台から病室のベッドに移してもらって、そのまま病室に戻ってくるので、
ベッドの下にも保管できないこと、が理由だそうです。

個室ならそういう心配はないのですが大部屋だと規制があるものですね。(^^;

入院書類の確認後、入院の概算費用をきくと20万円くらいとのこと。
ネットで調べたら50万円くらいと書いてある記事もあったので用心して多めに
もってきたので拍子抜けしました。
(立替えないといけませんが健保から高額医療費の自己負担上限金額を越えた分は
 3か月後くらいに返金されたので財政的にはさほど逼迫しませんでした)

しかも退院日が休みの日で会計の人がいないという理由でその日は支払がなく、
後日、退院後の診察で病院に行ったときに支払ったので、
結果的には入院時に手持ち現金を準備して行く必要がありませんでした。(笑)

また、入院期間について(もじゃもじゃ先生には術後3日で退院と言われていた)
再度確認すると、術後3日目に退院です、と言われて更に拍子抜け。

術後3日くらい=術後3日間は病院にいてその翌日退院、と思い込んでいたのですが、
術後3日くらい=術後3日目に退院(自分の予想より1日短い)でした。

早く家に帰れるのは嬉しいのですが、術後の自分が想像できないので
この時点では不安もまだ渦巻いている状態でした。

この後、スタッフの方に病室まで案内してもらい、収納スペースに着替えなど、
セイフティボックスにPCや現金を入れて、空のキャリーケースを婆1号のところまで
運んでもらいました。(婆1号は受け取って再びタクシーでうつぼ宅へ帰宅)
IMG_5336.JPGこの風景 20年ぶり
(前回は石と闘いました)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2007-07-10
IMG_5338.JPG入院のしおりのようなものを熟読
IMG_5339.JPG購入品
買いそろえるのもメンドクサイと思って購入したのですが、
ティッシュボックス、ボディソープ、シャンプー、コップ、歯ブラシ、歯磨き粉、
これで確か1000円くらい、高いか安いかよく分かりませんが、余ったものは
自宅に持ち帰って使ったので勿体ないという感覚はありませんでした。

病院着に着替えてベッド周りを整理していると、
担当の看護師さん(30代後半くらい、屈強な体格で大声で笑う姿が豪快な姐さん)が
挨拶に来てくれたのですが、黒いアームホルダーを装着して左腕を吊っている私を見て、
このアームホルダーはどこで買ったんですか?と聞いてきたので、翌日配送のAmazonで
買いました、と答えると、「Amazonってなんでもあって便利ですよね!」と言いながら
豪快に笑っていましたが、その姿は周囲を飲み込みそうな勢いでした。(笑)

看護師さん全般が大きな声で話しかけてくるのは、高齢の患者さんが多いから、
なのだと思いますが、姐さんナースにも、
「一番痛い時のレベルが10として、今はどのくらいですか?」
と大きな声で聞かれました。

入院中、常に痛みについて質問されたのですが、
「骨折した翌日、と次の日の痛み(+不安込み)が10として、
 先が見えてきたことと痛み止めが効いているので今は5ぐらいでしょうか」
と答えたものの、0(無痛)に今後たどり着けるのかどうか、不安です。

姐さんナースとのやり取りが終ってから、同室の方々にご挨拶。
私(50代)以外は全員(3人)70代半ばでした。私、最年少。(笑)

Sさんは股関節に人工関節を入れる手術をして入院していましたが、
(以前右の股関節を手術、今回左を手術)
手術して痛みがなくなってサクサク歩けるようになったことが嬉しいと語る
明るいおばちゃんでしたが翌日退院というので私とほぼ入れ替わりな感じ。

斜め向かいのベッドのKさんは左の腱板を損傷して術後1週間経過、
(1年半前に転んで損傷してから暫く整骨院に通っていてよくならず
 この病院で診察してもらい2ヶ月待ちで入院、手術したそうです)
内視鏡で手術して痛みはなくなったものの、術後3週間は低反発クッションを
2つ重ねて体の前に置いてそこに手を回してベルトで固定しているのが大変そうで
しかも、リハビリを続けてこのクッションが1つとれる状態にならないと
退院できないらしく、私の骨折と比べて長期入院で大変そうに思えました。
(全く同じではないのですがこのサイトの外転装具のイメージです)https://www.souseikai.net/general/content/16

もう一人、私の隣のベッドのAさんはこの日手術(右の腱板損傷)、
私が入院した時はちょうど手術中で午後になってから病室に戻ってきました。

挨拶後、PCを立ち上げて仕事したのですが(病室では弱めながらWi-Fi使えた)、
入院の話をしておいた他部門のおじさんがこれからオンラインで打合せできる?と
メールしてきたり(入院してるから出来ないと返信すると、、あ、そうだった、
うつぼさん、入院だったね、ごめんごめん忘れてた!と明るい返事が返ってきた)、
会社の社長からTeamsでお見舞いメッセージが届いていたり(恐縮)
カーテンの向こうではSさんとKさんが井戸端会議、中村メイコと神津善行が
オシドリ夫婦でいいわね、なんて話をしていました。
数週間も入院しているとワイドショーネタが一番盛り上がるんだろうな、
振られたら私もこういう話をした方がいいんだなという気持ちに。(^^;

と、今度は薬剤師さんが登場し、術後の点滴についての説明がありました。
(術後直後は痛み止めと抗生物質を、その後は抗生物質を投与しますという説明)
20年前の入院時、こんなにあれこれと聞かれたり説明を受けたり、なんてことは
なかったのですが、病院側はきちんと患者に説明しているという実績作りなのか、
これも時代の流れなんでしょうね。
(あとは、説明することで医療費の点数を増やせるのかもしれないですね)

入院からあまり落ち着けない状況でしたがやっと12時。お昼ごはんです。
IMG_5343.JPG病院のご飯も久しぶり
IMG_5345.JPG結構豪華
IMG_5344.JPG常食です(一日3食で1600㌔カロリー)
20年前の胆石入院の際は、消化器系だったのもあって油禁メニュー、
術後は重湯から全粥まで少しずつ米粒の形が大きくなっていったので、
今回常食と言うのは腕はいたいけれど有難いなと思いながら、
ミートローフにサラダ、ごはんにもやしのお味噌汁を完食。
驚いたのは温かいものは温かく、サラダなどは冷たく、温度が違うことで
今の病院食ってこういう感じなのかな、と時の流れを感じました。


食後、婆1号にメールをすると、

「俎板の上の鯉の気持ちで頑張って下さい」

という返事が返ってきました。(笑)
鯉にしては巨大な私ですがこういう言葉も有難かったです。

不幸中の幸いというか、婆1号も骨折経験者だったので不安になっても
婆1号の言葉に救われることが多く、今こうやって記事を書きながら、
婆1号には感謝の言葉しかないしもっと優しくしないといけないな、と思いました。

お昼ごはんが終って12時半、就寝の夜9時まで長いな、と思ったのですが、
結構色々とやることがありました。


(つづく)


タグ:骨折 珍事
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骨と闘う2022~入院するまで自宅待機編②~ [健康・お金]

入院するまであと8日間。
(診察後まだ3日しか経っていない、いや、3日も経っている?)

夜のんだ痛み止めが切れると朝痛くて目が覚める、を繰り返し、
頭から洋服をかぶって着るのもつらいのでだぼだぼしたタイプの洋服を着て、
入院前までにやっておける仕事(タイピングつらかった)を続け、
近所のコンビニに腕吊り状態で買い物に行くと、
いつもお会計してくれるインド系の店員さんに
ウデ、ダイジョウブデスカ?」と心配され、
キッチンバサミ使いが格段に向上してマジックカットも怖くなくなり、
「俺の家の話」を観る度に笑って泣いて、
お酒が呑めない代わりに集中力はあるので自宅で映画をたくさん見て、
毎日、婆1号に電話して話がループするのを聴き続け、
友人からの絵文字デコメ盛りのLINEやメールに有難いと思いながらイラっとし
婆1号に入院を見送ったら帰るからと言われて慌て(手術の立ち合いが一番大事)
入院に必要な書類に書き込んだり入院4日前から検温記録をつけたり、
気づいたら、内出血が上腕から肘くらいまで広がっていて焦りました。
内出血.png紫に黄土色が混じるグラデーション
ちょっと食欲が戻ってきたのでコンビニでカツ丼を買って食べたら思いきりもたれて、
(転倒の衝撃で内蔵も損傷していると後日の入院後主治医に言われて反省)
内出血が更に広がって軽めのホラーになつてきて更に慌てて、
内出血2.png凄いことになっていました。(不安)
重力があるので内出血もそれに従って移動しているだけなのですが
理科の授業で学んだはずなのに当時はそんなことも分からず
自分の腕を紫と黄土色で埋め尽くす内出血の勢いにゾワゾワしました。
とはいえ、主治医に言われた通り、ぐーぱーぐーぱーを思い出しては繰り返して、
入院2日前にタクシーで病院に行ってPCR検査を受けて(無事陰性でした)、

アームホルダーしているからと急に歩きたくなって田舎道を30分歩いたりして、
でも転ぶのが怖くなってやっぱり電車に乗って帰宅して、
(Amazonで買ったアームホルダーのレビューに、
 三角巾を見てわざとぶつかってくる人がいると書いてあったのがずっと気になって
 暫くはタクシーで移動しようと思いました)
健保に電話して高額医療費の補助について確認して(労災でないことを念押しされた)
とりあえず仕事は同僚に割り振るはずの部分の殆どをやり終えて一段落した、と思って
ほっとしたら、内出血が手のひらにまで広がっていて、
手のひら.png観たことのないホラーの世界
ぐーぱーし過ぎが原因ではないと思ったのですが、見ているだけで凄い色。

そんなこんなで、やっと入院前日になりました。

夕方、婆1号が大汗をかきながらうつぼ宅に到着したものの、
(書いて渡した通りにちゃんと移動できてホッとしました)
オートロックに鍵を挿したもののそれを右に回さなかったためドアが開かず、
結局部屋番号を押して私がインターホンで開錠し(婆1号、惜しい)、
食料品を大量に持ってきてくれて感謝していると、
ここの環境に慣れないといけないからと近所のコンビニに出かけて買い物して
戻ってきた後、お見舞いをもらいました。

この歳になって80代半ばの親から見舞いをもらうなんて親不孝だな、と思いながら、
まだ仕事中なのにテレビをつけてガンガン話しかけてくるのに苦笑して
なんとか仕事を終えたところで2人で夕食。
自宅で揚げた天ぷらと炊いてきてくれたたけのこご飯、本当に美味しかった。感謝。

この後、私のベッドで婆1号が寝るというので、私はソファをベッド状態に倒して
いつもと違う環境に戸惑いながら就寝しました。

翌日はやっと入院日です。


(つづく)



タグ:珍事 骨折
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骨と闘う2022~入院するまで自宅待機編①~ [健康・お金]

「骨折して手術」と整形外科で言われて帰宅した翌日。(転んでから4日目)
3日続けてお酒抜きだったので、腕は痛いものの目覚めは良いものです。(笑)
が、この日は婆1号が病院に提出する保証書にサインをしにうつぼ宅にやって来る日。
(実家から兄宅に移動する途中で立ち寄る)

焦りました。( ゚Д゚)

それは家の中がちょっとしたカオスだったからです。(要は片付いていない)
いつも私が実家に帰っているので婆1号がうつぼ家に来るのは20年ぶりくらい。
家の中が汚いと「こんなに汚いところに住んでいるなんて」と言われそうだったので、
朝6時起き、軽く食べて痛み止めを飲んで落ち着いたところで(三角巾で腕を固定して)
せっせとごみ(酒瓶含む)を階下の集積場まで数往復して捨てた後は(腕痛かった)、
掃除機をかけてクイックルワイパーして洗濯して干して1時間ちょっと経ったところで
自分の限界がやってきたので諦めました。(笑)(それでもだいぶ綺麗になりました)
その後、仕事を始めたのですが、タイピングするのが大変で
(ほぼ片手、時々両手でタイピングしましたが、予測変換機能があって助かりました)
腕を下げている状態だと痛みが凄いので、三角巾をした左腕をクッションの上に置いて
上腕に刺激が来ないようにしながら仕事していると、
骨折について連絡した友人数人から「利き腕でなくてよかったね」という返事がきて、
まあ、確かにそういわれればそうなのですが、

どっちの腕でも痛いのは同じなんだってば。(:_;)

骨折の経験がなかった頃の自分なら同じことを言っていたと思いますので、
そういう返事も仕方ないのですが、痛み止めが多少効いているとはいえ、
痛いし精神的に不安定な状況の中、メールをいただくのは有難い一方、
そのメールが絵文字やデコメ盛り盛りだと(中年ってそういう傾向なんですよね)
悲しいというか辛いというかイラっとするというか。(V)o¥o(V)

おまけに、長時間タイピング(スマホもPCも)できないので細かく何度も聞かれると
心配してくれていると分かっていながらテンションが下がりました。
心配をかけている自分が悪いんですが、痛みで更に心が狭くなる小粒な私です。(反省)

と、お昼前、イライラモヤモヤしているところに婆1号がやってきました。
合鍵を持っているのでオートロックの設備に鍵を挿してドアが開いたら中に入って
部屋のある階までエレベータで上がってきてね、と言っておいたのですが、
ピンポーン♪となったインターホンの画面を見るとマンション入口のカメラに
ドアップで映る婆1号でした。(笑)

部屋までやってきた婆1号が開口一番「思っていたより部屋、きれいじゃないの」
と言ったので、そりゃ必死で片づけたもん、と心の中でつぶやきながら
保証書に署名捺印してもらい(感謝)しばらく話したのですが、
2年前に骨折している(しかも右腕)婆1号、どこか骨折の先輩のようで(笑)
「とにかく入院前にまた転ばないように、術後はリハビリ頑張るように」と
励ましてくれました。

その後、手術前日にうつぼ宅まで電車でくる方法をコピー用紙に大きな文字で書いて
説明して渡しましたがちゃんと来られるか心配です。( 一一)

保証書の署名など用事が済んだところで、近くの駐車場で待っている兄にも挨拶しようと
家を出ると、玄関の段差で婆1号がつまづきそうになって本人以上に私が慌てました。
自宅なら段差があるところが分かっているので転ばずに済んでいる婆1号ですが、
知らないところだと段差などに気づかないものなんですね。
兄にも挨拶したところで婆1号(と兄)は去っていきました。
煮物やピザ(実家近所のお店で私が好きなピザ)などを持ってきてくれたのですが、
プリンやゼリーなどのぶるぶるした食べ物をリクエストしたら、何種類かのプリンや
ゼリーの中に、プッチンプリンのジャンボサイズが入っていたのでこれでお昼。
IMG_5330.JPGジャンボじゃなくてハッピーだった
プッチンプリン、久しぶり~と嬉しくなってふたを開けてお皿の上にひっくり返すと、
IMG_5334.JPGプッチンする前に落ちてた(笑)
IMG_5335.JPG久しぶり、プッチン
懐かしい味、食欲が少しずつ戻ってきてホッとしました。
(プッチンプリン、こんにゃく粉とかも入っているんですね、びっくり)

その後、仕事に戻り(業務の大半を割り振られた同僚からの嫌味メールに凹み)、
業後、干した洗濯物を取り込んだのですが、干すときも大変だったものの、
洗濯ばさみを外して畳むのはもっと大変で( 一一)、見た目が畳んだような雰囲気に
なったので妥協し、夕飯の支度をしようとインスタント味噌汁の袋を開けようとすると、

マジックカット こちらのどこからでも切れます

と書いてあるのに、左手で袋をもって、右手で切ろうとすると、
ちょっと右手に力が入ったのが左手に伝わり激痛で切ることが出来ず、

マジックじゃない。(:_;)

自分の怪我が理由で思ったように切れないのはわかっているのですが、
この時の私にはマジックではないマジックカットに切ない気持ちになってしまい、
この頃から、ちょっとしたものでもキッチンバサミを使って切るようになりました。

もってきてもらった煮物と納豆で夕ご飯を済ませた後、三角巾の結び目(首の後ろ)が
意外と痛いな、と密林でアームホルダーをぽちり。
見た目はどれも同じなのですが、違いが良く分からなかったので、
レビューを読んで手頃で良さそうなものを注文しました。
三角巾と違って首の後ろが痛くならず、メッシュタイプだったのでさほど蒸れず、
親指をかけるところがあるので固定しやすかったので買ってよかった商品です。
(翌日配送のAmazonプライムに入っていてよかった、と思いました)

そして、この日から、
俺の家の話 DVD-BOX

俺の家の話 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2021/08/13
  • メディア: DVD
笑って泣きたい気持ちになってこれを観始めました。(一昨年一番はまったドラマ)
痛みはあるものの薬のお陰でかなり抑えられているので手術日に向けて気持ちは前向き、
前向きの気持ちでいないと入院日まで気持ちが持たないような気がして、このドラマを
見てひとり笑って泣いて気持ちを保っておりました。

とはいえ入院まであと8日。まだ道のりは長いです。


(つづく)


タグ:骨折 珍事
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骨と闘う2022~転んで骨折しちゃった編②~ [健康・お金]

(お知らせ)
昨日から書き始めた昨年の骨折の話ですが、長丁場になります。
おそらく、8月下旬手前くらいまで書き続けますので( ゚Д゚)、
「うわー、ずーっと骨折のこと書いてるー」と思わず適当に読んでやってください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


近所の整形外科から紹介された大きな病院で問診、レントゲンの後、
診察室に呼ばれて(病院に着いてから3時間半後)、診察室に入って座った途端、

「うつぼさん、これは手術ですね。」


開口一番、手術と言われました。


ですよねー。(^^;


ぐしゃっと折れているなら手術だろうと思っていたので驚きはありませんでしたが、
やっぱり入院して手術しないといけないんだな、同じ部署の人たちに迷惑をかけて
しまうことに申し訳なさを感じました。
左上腕近位端骨折(ひだりじょうわんきんいたんこっせつ)という診断ですが、
己のレントゲン(立体的でびっくり)で、肩についている上腕が従来丸いはずなのに
ぐしゃっとつぶれているのを見てそりゃ痛い訳だ、と納得しました。
IMG_5340.JPG
右のレントゲン画像は術後のイメージで、プレートを入れて固定すると言われました。
(私ではない他の人(同じ病名)の術後のレントゲン写真です)
骨折した上腕がずれていて(あるべき位置から下がっている)摩擦する度に痛いでしょ、
早く手術した方がいいから予約しましょうね、と、私の都合を聞くことなく、
もじゃもじゃ先生と手術室のスケジュールで調整できそうなところを探して、
他の先生に電話して、人工関節手術、私も手伝うからその後手術室を使いたいんだけど、
と交渉してスケジュール表に私の手術をねじ込んでいました。
手術は診察日から11日後(前日に入院)、超多忙な時期で申し訳なさを感じつつ、
この日を逃すと次はその2週間後と言われて、そんな長い間、こんなに痛いのは
我慢できないし(:_;)と思って先生の提示する日程で了承しました。

もじゃもじゃ先生には、自宅待機中は指をぐーぱーぐーぱー動かしてくださいね、
やらないと手が浮腫んで一生治らなくなっちゃいますからねと言われたのですが、
元々結構浮腫んでいて(飲みすぎ)、これ以上浮腫むのはいやだし、
治らないと言われたら尚更いやだし、己の転倒が発端とはいえ骨折したことが原因で
色々大変であることを感じました。

他になにかある?と聞かれたので、三角巾と痛み止めをお願いしますと言って、
その場で三角巾(給食当番で頭にかぶって以来の三角巾体験)で腕を固定してもらい、
痛み止めは処方箋だしますね、と言われて診察室を出たのですが、
この後、入院に向けて更にやることが山盛り。。。

処置室で身長体重測定(思っていたほど体重は減っていなくて残念)、
カップをもらって洗手間で検尿(水分をあまり摂ってなかったから凄い色だった)、
隣の入院棟に移動してCT(ビーズ付きでもOKでした)、そして再びレントゲン。
またあの感じ悪いおじさんで。( 一一) 
向こうもまたお前か、という表情で「洋服とるの手伝ってあげて」と言うとやってきた
のは先ほどの看護師さん。
「痛いのに何度もごめんなさいね」とタンクトップを脱がしてもらい、
なんとかレントゲン検査も無事終了しました。

その後、検査室で優しそうなおじいちゃん先生による諸々検査。
最初に指先にクリップ状の検査器をつけて酸素飽和度を測ると99
2桁表示で100が出ないから99は一番いい数値なんですよと、褒められ(嬉しい)、
血圧もいいですねぇ、え、お薬のんでるの?黙っていれば褒めたのにねぇ、と
和やかな空気の中(レントゲン室と真逆)、肺活量と心電図が終わり、
私も昔は40年前に骨を折ったんですよ(スポーツマンだったらしい)と
先生の話を聞いて終了。

これで終わりかと思ったら、違う部屋で採血(相変わらずとりづらいので手の甲で)、
その後、入院説明。

特別室でも差額3万円程度なのでそんなに高くないと思いますが、
もちろん差額ベッド代のかからない4人部屋をお願いしました。
入院時に必要なものを聞いて購入するものの希望を伝えて入院説明終了。
(入院2日前にPCR検査にきてくださいと言われました)

やっとお会計が済んだのが病院に着いて5時間半後。
近くの調剤薬局で痛み止めをもらってタクシーGOで呼んだタクシーで帰宅して、
所属している部署の方々とTeamsで今後のスケジュールと業務分担について確認し
(私の業務の大半を引き取る同僚がイライラしていて申し訳なかった)
婆1号に電話して説明すると、怒られるかなと思っていたら予想外の反応でした。


「折れちゃったものは仕方ないし、
  泣いたからって治るわけじゃないから、

   早く手術してしっかりリハビリやらないとね」


(:_;)(:_;)(:_;)



こういうときに母の言葉はとても重くて温かくてありがたいものですね。
翌日、実家から兄宅まで行く途中にうつぼ宅に寄って保証人のサインするから、
しっかりするのよ、と言われて、再び緊張の糸がぷっつり切れました。(;_:)
三角巾で固定していある分摩擦する回数も減ったので少し落ち着いた感あり、
納豆ご飯を食べて痛み止めをのんで、先の見えない不安が少し取り除かれて
痛みも多少和らいだ中、久しぶりに爆睡できました。

というわけで、入院までの10日間は自宅待機。
再び転ばないように気を付けながら過ごしました。


(つづく)





タグ:珍事 骨折
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骨と闘う2022~転んで骨折しちゃった編①~ [健康・お金]

ここのところ旅記事多めな感じで記事を書いておりましたが、
昨年の春骨折し、10か月間(実質9か月間)続いたリハビリ卒業の後、
先月(6月)半ば、主治医の診察で骨折治療から卒業できましたので、
己の備忘録として今回の骨折(珍事)について記していこうと思います。

ちなみに、今年の骨折はまだリハビリ中なので( ゚Д゚)
一区切りついたら別途記事にしたいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

骨折したのは昨年4月下旬、久しぶりに都内で友人と会って食事(呑み会)して
どしゃ降り&人混みの中、帰ろうと駅に向かっていたのですが、
横断歩道で信号待ちして青に変わったので横断歩道を渡っていると、
人が多くて傘がぶつかって、と思った瞬間に転んでいました。
酔っ払いで足元がふらついていたのと悪天候というのもあったかもしれませんが、
どうやって転んだのか、なんで転んだのか、などなど、
詳細を色々な友人知人に聞かれたものの(中には詰問する感じの人もいた)
転んだ瞬間とその前後については頭が真っ白で覚えていません。
(そういう瞬間を冷静に覚えていられればまず転んでないと思う(笑))

1人の女性が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたのではっと我に返り、
と同時にしっかりしないと自分!という気持ちになって、
「あ、大丈夫です!大丈夫です!ありがとうございます!」と答えて、
早く家に帰らないと、と電車に乗って最寄り駅から歩いてなんとか帰宅しました。

自宅に着いた途端、緊張の糸がぷつんと切れて、洋服を脱いでパジャマに着替えて
爆睡したのですが、夜中に腕の痛みで目が覚めて、冷湿布とフェルビナクみたいな
湿布を貼ってみたものの、痛みがどんどん増していくばかり。

(>_<)痛い。

その後はうとうとするものの熟睡できず気づけば外が明るくなっていました。
痛みは激しくなるばかり、立ち上がって洗手間に行こうとすると激痛が走る、
打撲にしては激しい感じとは思ったものの、この時点で骨折したという考えには及ばず
転んで腕を痛めたので実家には帰らないと婆1号に連絡した後は、横になっていました。
食欲も全くないのでこの日、口にしたのはお水のみ。
(あの痛みで救急車も呼ばず自宅でじっとしていた自分が今は信じられません)

転倒して2日目になると、湿布が効いたのか前日より痛みは少なくなっていたものの、
腕がまったく上げられない(指は動く)ことに気づきました。
婆1号に連絡すると、タクシーで自宅に行こうかと言ってくれたのですが、
同じ千葉県内とはいえ距離が離れているので大丈夫と答えてこの日も自宅引きこもり。
少々食欲もあったので、冷凍庫に入っていたアイス(クーリッシュ)を一つ食べて
翌日は半休をとって病院に行こうという気持ちになりました。

殆ど熟睡できずに気づけば転倒して3日目。
同じ部署の上司と同僚に転倒して打撲して痛みが引かないので病院に行ってきます、と
メールで連絡してから近所の整形外科に連絡し、なんとか身支度して病院へ。
(洋服を着ようとすると激痛が走って泣きそうだったというか泣いてしまった)
歩いて5分くらいのところにあるので何とか歩いて病院について待つこと1時間半。
レントゲンを撮ってる傍から「こりゃ、折れてるね」と言われて痛みが更に増し、
その後先生の診察で、
「骨折しています。上腕がぐしゃっと折れていて手術した方がいいかこちらでは
 判断できないので この辺りで一番大きい整形外科に行ってください。
 紹介状書きますからね。」

ぐしゃっと骨折。

あれだけ痛くても骨折と思っていなかった自分が本当にアホでした。(;_:)
30分くらい待ってお会計(基礎疾患(血圧)で通っている内科よりも割安感があった)
紹介状もいただいたので、そのまま紹介先の整形外科に行こうと思ったのですが、
タクシーに乗って15分くらいの距離、駅まで行ったら1台も停まっていなかったので
諦めて一旦自宅に戻り、

骨折してたんだ、私。(;゚Д゚)

五十路半ばの私うつぼ、半世紀以上生きてきましたが人生初の骨折です。
骨折している事実とおそらくこんな状態じゃ手術するんだろうなという諦めで、
1年の中で一番仕事が繁忙期に入る時期に大けがしてしまったことを反省しました。
もちろん、私くらいの社員がやっている仕事の代わりはいるのですが、
元々人数の少ない部署なので私の仕事といっても繁忙期の業務を割り振ると
一人当たりの業務が多くなるので(他部門には頼めない)申し訳ないことを、、、
と悶々としながら時間をつぶし(この日のお昼もクーリッシュ)
午後の診察が始まる30分前ごろに紹介先の病院に着けるようにタクシーを呼んで
(この時はじめてタクシーGOを使いましたがカード払いで簡単便利)
私が住んでいるエリアで一番大きいと言われる整形外科に到着し、
受付で紹介状と健康保険証を出して事情を説明してから問診票を書いて提出して、
新患担当の先生の診察室前で待つこと1時間半。

やっと呼ばれた。。。(:_;)

ちょっと腕を動かすだけで激痛が走るのでひたすらじっとしていましたが、
呼ばれて安堵しながら診察室に入ると、ラーメンズの片桐さんを地味にした風貌の
先生が座っていました。

「あれ、三角巾していなかったの?」

いきなり三角巾のことを聞かれたのですが、診察を受けるまで骨折していると思わず、
午前中に診察してもらった整形外科でも三角巾した方がいいですよと言われず、
腕をだらーんと下げた状態で診察室に入ったのですが、
先生の初っ端の一言に、そうか、骨折したら患部を固定した方がいいんだ、と、
初めての骨折体験にまだ慣れていない己を感じました。

もじゃもじゃ先生(⇐片桐さんの髪型に似ているので)も、予約患者の合間に
新患の私を診ているので、物凄くてきぱきとした感じで、

「鎖骨は大丈夫?」(大丈夫、痛くないです)

「腕は上がる?」 (いいえ、無理です)

「指は動く?」 (はい、動かせます)

「じゃ、レントゲン撮ってからもう一度診察しましょうね」とレントゲン室に行くと
担当は白髪中年のおじさん技師。
ビーズ付きのタンクトップにカーディガンのアンサンブルを着ていった私に
「ああ、そのビーズ、レントゲンダメだから」と面倒臭そうに言って、
看護師さんを呼んで「これ、とるの手伝ってあげて」と言って消えていきました。
歩くだけで激痛(なるべく振動がこないように左手を右手で押さえていた)なのに
なんかこのおじさん、面倒くさそうなリアクションで冷たいなあ、と思いながら
親切な看護師さんの手伝いで何とかタンクトップを脱いでレントゲン撮影。
もじゃもじゃ先生が診察するために色々な角度で撮らないといけないとはいえ、
感じ悪い上に撮影に時間がかかり、終わったら再び看護師さんに手伝ってもらって
なんとか洋服を着て(看護師さんに「痛くて大変よね」と言われた)
再び診察室の前に戻りました。

前日までは殆ど横になっていたのでじっとしていれば何とか我慢できましたが
この日、病院に行ったり歩いたりと、腕を下げていると本当に痛い。(:_;)
それもこれも自業自得なのですが、待合室で待っている間に考えていたのは、
早く痛み止めがほしい、ということでした。
痛みにはそこそこ強いほうだと思っていたのですが、これまで経験したことの無い痛み、
婆1号が3年前に骨折した時、婆1号も痛かっただろうに、そこまで想像が及ばずに
すぐ実家に行ってあげなかったことを今更ながら反省しました。

と、レントゲン撮影から1時間経ったところで、やっと診察室に呼ばれました。


(つづく)


タグ:骨折 珍事
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資産運用はじめました~こつこつ運用編~ [健康・お金]

さすがに本日で書き終えます。(^-^;

資産運用のセンスに長けた人が読んだら怒られそうな話をつらつら書いてきましたが、
一日中モニターにはりついてデイトレードして大儲けできても、神経をすり減らすような
生活は望んでいませんので(多分そんな根性もありません)、増えたり減ったりの繰り返しで
こつこつ増やしていければよいのかなという心持です。

若い頃に先物取引(大豆と小麦)で大損したという知り合いがいるのですが、
先物取引のイメージはハイリスクハイリターン、大儲けすると期待してずぶずぶに
のめりこんでいくような話を聞いて経験者の話はリアルに怖いなと思いました。
また、北の蟹工船企業にいたとき、将軍からの毎日のパワハラに精神が弱り、
FXを始めたら面白いように儲かった、、かと思ったら今度は大損、沼にはまって
退職した人がいて、そんなに簡単に儲かる話はないんだろうなとしみじみ思いました。
他にも、過酷な労働環境に耐えられずネズミ講的な(会員増やして商品売りつける)に
はまっていった友人の元ダンナのことも今回記事を書きながらふと思い出しました。

昔から詐欺商法が形を変えて連綿と続いていますが、預けたお金にそんなに利子がついて
大儲けできるわけないのに、と思う一方、何か精神的にコントロールされたら
自分も引っかからない可能性がゼロではないな、という気持にもなったりします。
とりあえず、そういう話があって迷ったら(今のところは迷いませんが)
家族や親しい友人に相談するようにしたいと思います。
まず、そういう精神状態にならないことが一番ですね。

話がそれてしまいましたが、これまで書いてきた資産運用と他に、
・生命保険(終身、養老)
・年金積立保険
60歳までの払込が続いている保険もある意味資産運用のひとつかと思っています。

生命保険、一つは新卒で入社後、会社でも取引のあった大手生保の外交のおばちゃんに
目を付けられたというか1年間営業を粘られ入ってしまったものですが、
20年ちょっと前に胆石で入院したときも手術と入院給付金がもらえたので、
(盲腸より手術給付金が高くて驚きました)
渋々入った保険ながらとりあえず入っておいてよかったと思っています。
もう一つは、ぷー太郎時代、家からちょっと距離のある郵便局にいって
普通から定期にお金をうつそうとしたのに熱心に勧められて思わず入ってしまった
ながいきくん」。(新がついていたかもしれません)
もう一つ、昔の勤め先の大手生保の外交(お姉さん)が社食の入口で配っていたチラシで
興味をもって、お姉さんの真面目な姿につい同情して入ってしまった養老保険。
これは15年払い込んで15年ほったらかしにしているとほぼ倍になって返ってくる、
という今ではあり得ない商品ですが既に払込は終わっていてほったらかし中なので、
60歳で払込が終わる終身を解約するの時期と合わせて満期返戻金をいただく予定です。

3つ合わせたら老後資金の足しになる、と思っていたら、税金引かれるんですね。
(なにかにつけ税金って取られているんだなと実感します)
それなら、ながいきくんに入らないで定期貯金にしていたのに、と悔やまれますが、
とりあえずゼロにはならないのでまあよしとしないとですね。

と書きながら税金計算をしてみたら、多分、そんなに引かれないような。
ここはもうちょっと真面目に調べて計算してみます。
(詰めの甘いままアップしても許して)

年金積立保険は60歳からの5年間、もらわないよりはもらった方がいい、という
程度でこれだけで暮らすのは到底無理な金額ではあるのですが、
以前の勤め先でもらったチラシ「自分の年金は自分で守れ」というフレーズに煽れて
入っておいてよかった、と思っています。

お金の入った袋のイラスト「円マーク」こつこつためます

お子さんがいらっしゃる場合、成人するまでにかかるお金は巨額だと思います。
(兄一家の子供たちを見るとお金がかかるんだなとしみじみ思いました)
そういう方が私自身の話を読んでイラつくかもしれませんが、
子供にかかる費用はないとはいえ扶養家族がいないと税率も高いので
そういう点では私も独り身なりに多めに負担しているものもあったりします。
老後を子どもに頼るという選択肢もないので(甥や姪には頼れないし)
その点で厚く備えておかないという気持もここ数年で強くなりました。

10年前に以前の会社を辞めるまでは毎年NYに遊びにいって(食事は自炊(笑))
結構な金額を航空会社とNY(市と州)、U.S.A.に支払っていたことを考えると
(20年くらい支払った費用を計算して我ながらびっくり(;゚Д゚))
そこから得たものも大きく、沢山の経験が出来たことはよかったと思っていますし、
それ自体を悔いているということではないのですが、体力的にも気力的にもきつい
長時間エコノミー移動の機会(長旅)は減りそうです。
(円安だし、海外は日本以上に物価高くなっていますもんね)

国内旅行であれば海外ほどお金もかからず楽しめる(銚子なら尚更)、
自分の好みにあった楽しみ方も見つけていけばいいのかな、と思っています。
(子育て一段落後に海外ツアーで頻繁に旅行していたうつぼ両親と真逆)

今回、自分の資産の棚卸を行って老後資金をどうするか、真剣に考えるきっかけを
いただいたkouさんには感謝しています。<m(__)m>


在宅勤務も3年目に入ると物欲が減るというか、外部とのオンライン会議で顔を晒すのに
顔色が悪すぎるので買ってしまったミニライト(笑)とか、どうしても、というものは
買いますが、それ以外でなにか買おうという気持が減った気がします。

最近お金を使う先として多いのは銚子電鉄(と銚子)ですが、それはまた物欲とは違う、
銚子電鉄を少しでも支えたいという気持あってこそのものなので、
銚子電鉄が黒字化した暁にはこの金額はもうちょっと減ると思います。(笑)
また、これまで買い込んだ大量のCDやDVDや本、とりあえずメルカリみたいなところで
ちびちび売却できればそれも何かの足し(期待し過ぎるとがっかりしそうですが)に
なるでしょうし、物を増やさず減らしていきながら年金生活でカツカツにならないように
日々の生活は工夫をしながら、でも、映画や旅、美味しいお料理やお酒は楽しんで、
資産運用も自分の管理できる範囲内でこつこつと行っていこう、そんな気持ちになった
今回の資産棚卸しでありました。


(これにて終わり)





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資産運用はじめました~投資信託編~ [健康・お金]

1回で書き終えるつもりが書き始めるとだらだら書いてしまう性格は相変わらずですが、
とりあえず今回と明日で資産運用の話は書き終えたいと思います。
投資内訳.png
投資全体の10%弱を占めるラップ口座についてから。


◎ラップ口座◎
 2年前に楽天証券のネット口座で個別銘柄の株式を購入した時、
 ちょっとだけやってみようかと思って申し込んだのがラップ口座で、
 (株式や債券、REITなどを組み合わせた投資をお任せできる)
 楽天証券の場合は、投資リスク(5段階)から選んで設定できますが、
 ハイリスクハイリターンを選べない小心者なので、2番目にローリスクの
 タイプで選びました。
 「下落ショック軽減機能(DRC機能)」という機能がついているので、
 暴落時に投資内容の比率を変更して下落ショックを和らげられる一方、
 暴騰時にも比率を変更するので大損しないけれど大儲けもない、という、
 人生そんなに攻めていない私にぴったりな機能がついています。
 現在のラップ口座の運用内容(配分比率)は、
 rap.pngこんな感じですが、
 2年間で2割弱増えているのでやはりプロにまかせると安心、というのがラップ口座です。
 年間12回、手数料なしで運用コースの変更が可能なので、運用状況をみながら変更可、
 これまで変更したことがなかったのですがこれまでの運用がまあまあよいので、
 先月からハイリスク方面へ基準を上げました。(5段階でちょうど真ん中のリスク度合い)
 この先の運用がどうなるのか、暫く気を付けてみようと思いますが、自分の投資リスクの
 許容範囲内で運用コースが選べるのは投資初心者の方にもよいのかと思っています。
 尚、手数料や成功報酬については、月次(運用管理手数料、投資顧問料)、
 年次(成功報酬)が引き落とされますが、それでこのくらいの運用益が出ていれば
 個別銘柄の株式投資より安定した運用ができるかもしれませんね。


◎投資信託◎
 投資の8割を占めている投資信託ですが、始めたのは10年前。
 https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2013-01-11
 公庫の住宅ローンの繰上返済手続きで某地銀(アルファバンクK葉銀行)に
 手続きに行った時、退職金金額を先に聞いていたのでまだ余剰があるだろう、と
 思った担当の若いお兄さんが投資信託を勉強しはじめたばかりなんですが、と 
 ノルマをちらつかせながら勧めてきたのに素直に乗ったのが最初です。
 
 ダイワ日本国債ファンド(毎月分配型)(大和証券)
 ◇エマージング・ソブリン・オープン(毎月決算型)為替ヘッジあり
  (三菱UFJ国際投信)

 
 この2つを退職金の中から充当して購入しました。
 今考えると銀行で購入すると手数料が高いのに、とか、分配金もらわないタイプにすれば
 よかったのに、と反省することしきりですが、当時私もよく投資信託のことが分からず、
 お兄さんのお勧めに素直に乗ってしまったわけです。

 2つの投資信託を10年近く持っていて思ったのは、日本国債は安定しているということ、
 日銀が買っているので安定しているわけですが、毎月の分配金も最初は少ないと
 思ったものの、さほど下がらずに10年間続いているので、基準価額が減っていても
 分配金込みで4%程度の利益が出ています。
 10年やってる割には少ないのですが、定期預金よりはマシかな、という感覚で、
 ローリターンながらこれは今後も暫く放置しておこうかと思っています。

 一方のエマージング・ソブリンは、最初こそ新興国の債券なので、
 世界の新興国の経済成長率も高いような時期で分配金もかなり多く、
 基準価額もさほど下がらなかったので買ってよかったと思っていたのですが、
 為替ヘッジがあるといっても運用報告書を読むと新興国の債券ポートフォリオを
 組み替えているものの購入時のようなハイリターンを期待するのは難しく、
 更に昨今のウクライナ・ロシアリスクを含めると特に東欧(旧共産圏)の経済が
 高成長というのは期待しづらいので、現在の基準価額に分配金を足して計算して
 日本国債よりは利益が出ている状態で(今後も基準価額は下がっていくと思われ)
 売却した方がよいかと思ったのは、今回の資産棚卸しで見えた一番の気づきでした。

 この2つが投資信託の8割くらいを占めていて、残りは2年前に楽天証券で始めたもの。
 NISAにしていないのですが非課税メリットを考えるとNISAにしないと、と
 (NISAの口座に変更しようと思ってまだ手続きしていません)
 kouさんの記事をみて反省しております。( 一一)

 楽天証券で取引している割に楽天は好きではないのですが、
 楽天市場、楽天トラベル、楽天証券、楽天カードで決済できてポイントがたまる、
 楽天のマーケティング戦略にまんまとはまっている利用者の1人で(笑)
 4つの投資信託を毎月楽天カード引き落としで購入積み立てしています。

 ◇たわらノーロード日経225(アセットマネジメントOne)
 ◇スパークス・新・国際優良日本株ファンド(スパークス)
 ◇eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(三菱UFJ国際投信)
 ◇MHAM新興成長株オープン(アセットマネジメントOne)

 この4つを2年間毎月積立て投資していますが、やはり米国株式は安定していて、
 4つの中では一番利益が出ています。(2年間で40%弱くらい)
 eMAXIS Slimは手数料も安いので安定運用できるとなれば選択肢に入れたほうが
 よいと思っています。(これはkouさんも運用していると知り安堵)
 たわらノーロード日経225は日経平均の動きを見ていればよいか、という安直な考えで
 選びましたがそこそこ順調、スパークスとMHAMはかなり日々の変動が大きく
 (上がるときは上がるけれど下がるときの下がり方もすごい)
 どちらかというと割安株と判断されている株式を組込んでいるので、
 組み込まれている企業が大化けすれば基準価額も化ける、その反対も然り、な感じで、
 私にしてはちょっと博打的に選んだ商品ですがスパークスは微減、MHAMは微増、
 どちらも手数料は高い商品なので、日々の変動幅を見て毎日ドキドキするのも嫌だし、
 どちらかは積み立てをストップしようと考えています。
 (5年間の運用で観るとスパークスの方が上がっていないのでこちらをやめると思う)

というわけで、投資信託の選び方でまだ迷走中なのですが、
証券会社のサイト(ネット口座)で自分の投資スタイルに合った投信商品を検索できて
様々な期間での
運用状況(直近1ヶ月、3か月、6か月、1年、3年、5年というスパン)
を確認できるのと積立内容の変更も簡単なので、自分で運用状況を確認しながら
こつこつためていくには
よい方法だと思います。

ETF(上場投資信託)への投資も考えたのですが、商品数の多さでいえば投資信託、
ETFは上場しているので一日の中で価格が変動するのを気にしてしまいそうなので、
やはりどちらかといえば投資信託の方がピリピリ感なく投資できるという点では
自分に向いていると思っています。

何も考えずに運用するのであれば、ラップ口座(色々手数料や報酬を引かれますが)が
よいと思いながら、自分の考え方で選んでみる投資信託も個別銘柄の株式投資よりは
リスクが少なくて良いと思っています。
最初に投資信託を適当に選んで失敗した経験もあるので、上に書いたように運用状況を
チェックしたり運用報告書を(軽くでも)読んだり、新聞をちゃんと読んで世の中の動きを
自分なりに把握したり、そういうクセをつけることで思っていたのと違う、ということには
なりづらいのが投資信託、ではないかと思います。

というわけで、投資内容の内訳について書いてみましたが、
もうちょっと書きたいことがありますので。


(あと1回だけ書きます)




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資産運用はじめました~株式投資編~ [健康・お金]

書き始めると緻密な内容でもないのに長引いてしまいます。(笑)
投資内訳.png今回はこの内訳について
資産運用(投資内容)について書いていきたいと思います。


◎株式投資(社員持株会)◎
 新卒で入った会社での社員持株会について昨日書きましたが、
 入社後に加入した社員持株会、人事担当者によれば、一口1000円に会社から補助が出て、
 おまけに当社の業界は今後も成長が見込まれる業界なので株価が上がることはあっても
 下がることはありません、という自信たっぷりな説明だったので迷わず入ったのですが、
 月2万円積み立ても数株しか買えなかった(当時超バブル)のがバブル弾けて株価暴落、
 買える株数は増えましたが、全体では大幅含み損、このまま大損を抱えたままで積立を
 続けているよりは他の資産運用があるのではないか、と一旦持株会を退会しました。
 が、その数年後、持株会担当から「毎月一株買えるくらいに積立額を設定したら?」と
 勧められるままに再入会し、当時は3000円で一株買えていたのですが、その後3桁まで
 株価がダダ下がりしていってそのまま退職した私です。
 単位未満の端株は持株会で売却してもらいましたが単位株をどうするか悩みつつ、
 配当性向は結構いいけれど辞めちゃた会社だし、このまま持ち続けていても、と思って
 成り行き売り(指値する気力なかった)で大損、おそらく最初の退会時と合わせると
 諭吉100人以上は損していたのではないかと思いますがこれも自己責任です。

 と、大損した社員持株会ですが、将軍がいた北の蟹工船企業でも入りました。
 上場(といってもマザーズ、現在はグロース市場のはず)したばかりの頃に入社したら、
 社員持株会を立ちあげると自慢げに社員に告げた将軍
 うちの株をもてることをありがたいと思え。
 と言われて、まるで踏み絵を踏まされるように半ば強制的に加入させられ、
 結果的には100株残したお陰で退職後に株主総会に参加して将軍に質問できたので
 入って良かったと思っています。(大損していますが)
 4桁で買った株も現在3桁、ほぼ10分の1の将軍株。
 平均買付単価まで戻ることはあり得ず紙屑になるのを見届けるまで持ち続けます。(笑)


◎株式投資(個別銘柄)◎
 最初に個別銘柄に投資したのは20年ちょっと前の話ですが、
 会社の先輩(仲良しKサン)が「F銀行の株を買おう」と誘ってきたのが最初です。
 F銀行でどこだかすぐ分かると思いますがシステム不具合で話題のMほ銀行の前身です。
 郵便局の定期を解約して390円で1000株(当時は1000株が最低単位が多かった)を
 購入したのですが、私を誘った仲良しKサンはF銀行を2000株買う予定だったのが、
 「株式は長期保有が原則だからね、それだったらH立がお勧めだよ」と
 株式投資で富を築いていた会社のおじさんにアドバイスされた途端、気持ちが変わり、
 H立の株を1000株買っていました。
 (当時は会社で取引のあった証券会社の営業の方に電話で売買注文するスタイル)

 その後、H立の株は下がりも上がりもせず、F銀行は毎日下がっていくばかり。
 毎日株価をみてはがっかりしていた私ですが、こんなにイライラしたり不安になるなら
 買わなければよかっただけの話、持株会でも損しているのに(学習していない)
 個別銘柄をわざわざ定期預金を崩してまで買ったのは自分の責任ですから、
 トントンになるまで長期保有するのがよいだろう、と思っていたら。

 その数か月後、奇跡(ミラクル)が起きました。

 F銀行、他の2行と合併してMほ銀行になるというニュースが流れ、株価暴騰。
 何が起きるか分からないものですね。急降下の株が一気に急上昇していきました。
 とはいえ、どこまでも上がるわけはないし、このまま持っているのは怖いし、と
 買い付け価格の1.5倍近くまで行ったところで急いで売却しました。
 配当権利確定日を過ぎての売却だったので配当もちゃんといただけてラッキー。(^-^)
 仲良しKサンは私を裏切って(笑)H立の株を買ったため、F銀行の奇跡を体験できず、
 上がらず下がらずのH立株をホールドしながら(証券会社の口座管理料を支払いながら)
 配当は受け取っていたものの、もう上がらないと見込んで売却していました。

 この時は結果的にプラスになったので結果オーライですが、
 余裕資金でもないお金で株を買って毎日ハラハラするくらいなら個別銘柄への株式投資は
 やめておいたほうがいいな、としみじみ思いました。
 
 と、これで個別銘柄の株式投資をやめた、、、わけではなく(凝りてない)
 2年前に在宅勤務が始まり、会社の給与体系が変わって毎月の手取り額が増えたところで、
 (賞与の固定分を12か月割で月額給与に振替)
 ちょっとは資産運用したほうがよいのでは、 ないか、という気持ちになって、
 口座開設しておいたまま放置していた楽天証券(ネット口座)で少しだけ個別銘柄の
 株式投資をすることにしました。 

 選んだのは、自分でも業績の動向が見え易いのではないか、という理由で、
 外食チェーン2銘柄(配当と優待狙い)と製造業(昔の勤め先のお客さん)の3銘柄。
 金額は将軍株の平均買付単価の2倍くらい、まさか10分の1になることもないだろうと
 買ってからそのまま2年間放置していますが、外食チェーン2銘柄はコロナ禍で減配、
 優待も内容縮小、協力金(営業外利益)でなんとか業績を保っているという感じで、
 株価も購入時より3~4割くらい下がっていますが、ある程度の株価の変動はありますし、
 コロナ終息後の戦略次第で外食チェーンは上昇する機会もあると思っていますので
 (とはいえ、1銘柄は開示資料を観ていると終息後もダメそうな気がしています)
 すぐ売却することもないのでそのまま放置するつもりです。

 ちなみに、将軍株は平均買付単価の9割減、超塩漬株状態です。(笑)
 
 もう一つの製造業は在職中大変お世話になって退職時もたいそうなお品物を先方から
 いただいてしまい(高価すぎて使えない高級グラスセット)申し訳ない気持ちと
 何か恩返ししたい、という自分でもよく分からないような理由で100株購入したところ、
 放置している内に半値以下になってしまい、(300円台が100円台)、やり方としては
 よくないと分かっていながらナンピンを2回、平均買付単価を100円台に調整したので
 現状では3割弱の下がり具合です。
 ここも開示資料を見ていますが、元々知っている業界なのと、本業での落ち込みを
 新規事業(本業につながるような展開も含めて)でカバーしていくような取り組みも
 行っているのでちょっとだけ配当も出ているし、このままホールドするつもりです。

 個別銘柄の株式トータルでは将軍株での大幅評価減がネガティブに作用して、
 5割弱の評価減ですが、投資全体の1割程度なのでよほどのことがなければこのまま、
 と思っています。

 個別銘柄といえば、かつては決算発表で好業績であれば上がる、悪ければ下がる、
 私が買ったF銀行のように業績がよくなかったものの合併となれば上がる、
 その企業(発行体)自身の成績表みたいなものが株価だったように思えますが、
 最近は好業績であっても地合い(相場)にひきずられて株価がさほど上がらない、
 企業の業績予想通り、またはそれを上回る好業績であっても、
 コンセンサス(発行体の予想ではなく第三者の予想を平均化した業績予想数値)に
 届かない数値だとがっかり感で株価が下がる、みたいなことがあるので、
 いくら世界情勢を新聞で読んで理解していても、企業の業界動向を予想して株価が
 上がると期待してもそうならないことが多いように思っています。
 将軍の会社は高成長だったころ(私が働いていたころ)は上場後の成長期待もあって
 株価がぐんぐん上がっていきましたが、その後成長がぱったり止まり、赤字になったり
 期待を下回る状態で株価が10分の1まで落ちて上がらない、という状態で、
 あのまま上がるわけないだろうと思っていたら業績連動で下がりっぱなし、と、
 これはある程度予想できていた結果だと思っています。

 開示資料の他にYahoo!ファイナンス掲示板の書き込みも参考程度に観ていますが、
 信用取引や空売り、ちょっとの株価変動で売買を繰り返す人達の書き込みを見ると、
 含み損が増えると「長期保有」と言っている割に下がると会社が悪い(役員無能)、
 すぐ暴言を吐く(ハンドルネームで書き込むので荒れているときはゲンナリします)、
 おそらく上がれば自分の見立てがよいと思うんでしょうが、下がっても自己責任なので
 こういう人達みたいにならないようにと思っています。
 まあ、私自身は個別銘柄の株式投資は現物取引のみ(信用取引は絶対やらない)、
 これ以上増やさないので投資信託を増やしていけば投資全体に占める割合も下がって
 いくと思っています。


株式投資はこんな感じ(ヘタ)ですが、長くなったので他の投資内容については
次回に~。



(もうちょっと続きまーす)


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資産運用はじめました~資産の棚卸し編~ [健康・お金]

はじめました、と書いてますが、老後の生活が少しずつ現実味を帯びてきた年頃、
最近、真面目にやらないといけないな、と思った話です。

と思っていたら、kouさんがきちんと調べて沢山記事を書かれていて、
(私はこんなに細かくたくさん記事を書ける頭がありません。。)

資産運用を考え始めて-1
資産運用を考え始めて-2
資産運用を考え始めて-3
資産運用を考え始めて-4
資産運用をするべき理由-1
資産運用をするべき理由-2
投資信託で選ぶもの


丁寧に調べて記事を書かれているのを読んでウンウンと頷きながら、
「こうやって記事を書ける人が仕事ができる人なんだろうな」と感心していたら、
私の記事がざっくり雑だということに気づいてアップするのをためらっておりました。
とはいえ、このブログ、己の備忘録ですので、やはりアップすることにしました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一人暮らしを始めて早四半世紀越えの私(五十路)ですが、
家計簿らしい家計簿をつけたことがなく(使ったお金を記録していたのみ)
昨年、kouさんの記事に感化され同じアプリをスマホに入れて記録しています。
(几帳面なkouさんの記事を読む度に己のザル管理を反省しています(´Д`))
家計簿アプリは使ったお金を入力するのに慣れればさほどの負担はなく、
ずぼらな私でも多少の入力漏れはあるかもしれませんが己の収支をグラフで
確認することができるので何にお金を使っているのか理解しやすいのが良いところです。
たとえば、ある月の支出を見ると、
IMG_4423.PNGこんな感じ
この月は旅行にいったので旅費(交通費)、外食などが多めです。
食費が多かったのは、北海道すなお水産で買い物をしたからと思われ
(美味しいお魚ですがその分お値段もちょっと張るので食費が上がる)
とはいえ、大体毎月こんな感じで推移しています。
支出する費用で毎月高いと思うのは社会保険料や税金で、
お給料がさほど増えないのに社会保険料は料率が上がって引かれる金額が
増えていき、最近は円安、物価上昇もあるわけで、
(そのあたり、上にリンクを貼ったkouさんの記事で丁寧に説明されています)
超低金利の中、銀行にお金をおいておくだけだと資産の実質的な価値が
目減りするのであれば、運用しないと増えない、という気持になります。
若い世代は自身の年金の一部を運用しなければいけなくなるので、
学校の授業でも資産運用について学ぶようになるのかと思いますが、
私の世代以上で「株」と聞くと「バブル」という言葉が浮かぶ人も多いのでは
ないかと思います。

私自身は、株ときくと「記者会見で泣く山一證券の社長」とか「尾上縫」とか
かつて東証でもみ合いへし合いで手でサインを出して売買する場立ちの人とか、
色々なものが思い浮かんでしまうのですが、株で明るいイメージにはなかなかなれず、
ネガティブなイメージがどうしても強いです。

うつぼ両親の資産運用はひたすら定期預金、興銀のリッキーなどで増やすのみ、
「株式投資なんて増えることもあるけれど減ったら大変じゃない!」という考えで
私が投資信託などをやっている話を聞く度に眉をひそめています。
80を超えた人がこういう考え方を変えられるとも思っていませんが、
バブル時代に株式投資をして弾けた人達も大変だったでしょうし
(不動産投資も弾けて大変だったでしょうね)
そういう記憶があると敢えて株式に投資しようとは思わなかったのだと思います。

という私の資産運用の歴史を振り返ると、新卒で入った会社で色々勧められるがままに
・財形貯蓄
・社員持株会
・年金積立保険(自分の年金は自分で守れ、というチラシを渡されて焦って加入)
・生命保険(終身、養老)⇐これは外交の人にしつこく営業されて
こんな感じで給与天引きでとりあえず資産運用していました。

20年ちょっと勤めた後、早期退職に手を挙げて退職する際、
財形貯蓄は解約しないといけないので積み立てた分を退職金と一緒に振り込み、
社員持株会は単位未満株を売却して同じく振り込んでもらいました。
年金積立(損保)と保険は団体扱いが個人取引に変わったので割引がなくなった分
支払額が少々増えましたが現在も満期(60歳)までは支払を続けています。

持株会で手元に残った単位株、当時は株価も市場全体が低いままで、
この先ずっと持っている気合もなく(既に退職した会社だという気持もあったし)
成行売りで注文を出して、平均買付金額の半分くらいで売却したのですが(所謂大損)
その半年後くらいにアベノミクスで株価が急上昇して唖然としたものの、
株式投資(というか投資全体)は自己責任」という気持なので、これについては残念と
いう気持はありますが自分の判断で売却したので後悔はありません。

「たられば」で投資していると精神状態が揺れっぱなしになりそうですし、
そこまでして投資に日々一喜一憂するくらいなら違うことに自分の気持ちを
もっていって楽しく過ごした方が人生折り返した自分には良いのだと思っています。

その後、退職金で住宅ローンを繰り上げ返済したり、投資信託を始めたり、
とはいえ、自分の資産管理というか運用もかなりおおざっぱな感じで
それほど細かく考えていなかったのですが、今回、kouさんの記事を読んで
自分の資産がどのくらいあるのか、棚卸してみました。
(思わず貯金箱の中も数えてしまった(笑))
資産内訳.png自分で思っていたより投資が多い
資産の8割を占める現預金の内訳は、
「普通・貯蓄」6割弱、「定期」3割弱、「その他」1割ちょっと。
「その他」というのは貯金箱、手持ち現金、外貨なのですが、
引き出しの中を探ったら封筒に入った外貨(米ドルとユーロ)が出てきて(笑)、
円安のうちに円転しようかな、と思っています。
(海外旅行に行く機会もこの先そんなになさそうですし)

で、資産全体の2割を占める投資の内訳は、
投資内訳.png8割が投資信託
kouさんのお陰で自分の資産について棚卸が出来たところで、
現在に至るまでの資産運用について振り返ってみます。


(長くなってしまったので次回に続きまーす)


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20年ぶりに胃カメラ [健康・お金]

呑み記事の翌日にアップするのもどうかと思ったのですが(笑)久しぶりの健康記事。
タイトルの通りなのですが、20年ぶりに胃カメラ検査を受けました。

(石と闘った時に初胃カメラ)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2007-01-11

毎年、今の勤め先が加盟している健保が提携しているクリニックで
健康診断を受けているのですが、昔の勤め先の所属する健保が万年赤字で
健康診断メニューがどんどん減っていくのと真逆で、
(おそらく今の健保は若い方が多く加入しているせいか赤字ではない)
50歳を超えてからの脳ドックを少ない自己負担で受けられる、とか、
(5万円くらいが1万円で受けられる)
年次の健康診断以外でも手厚くサポートしてくれる健保なので、
私も色々とお世話になったりしています。
健康診断も女性専用フロア、スタッフ・医師も全員女性というクリニックで
受けることが出来たりするのも健保のお陰です。
(といっても私はそこまでこだわっておりません(^-^;))

今回、40代以上は胃カメラが選択できるようになっていたので
(オプションを会社が負担してくれているのかもしれません)
バリウムをのんだあとの苦しさ、と、全部出きったかという不安に比べたら
胃カメラの方がよいだろう、と選択したら、胃カメラの予約がなかなかとれないのか、
年明けで設定されてしまい、えー、年明けの暴飲暴食後に健康診断?と思ったのですが、
私の場合、しょっちゅう暴飲暴食しているので季節は関係ないか、ということに
気づきました。(笑)

という訳で、三が日が明けて、ちょっとした新年会でしこたま飲んだ後は、
4日間休肝日(そして腹八分目)でお酒を飲まない状態で健康診断に臨みました。

注)往生際が悪いのは自覚しています。(^-^;

予約時刻の10分前に受付を済ませてピンク色の検査着に着替え、
スタッフの方に呼ばれて身長、体重からスタートしました。
健診スタートから胃カメラに至るまで、そしてその後の検査まで
今回の健康診断の流れを備忘録がてら書きますと。

①身長&体重&血圧測定
 洗手間ですっきりして(少しでも重量を減らすのが目的です)臨むつもりが
 着替えてすぐ呼ばれてしまい、急いで体重計に乗ったら朝より重い私。(?_?) 
 といっても数百グラムの違いなのですが、起きてから何も口にしていないのに
 なぜだと思っていたら、己のピンク検査着のポケットにスマホ(iPhone XR)が
 入ったままでした。(笑) 
 大体200gくらいあるらしいのでその分カサマシされたようで、
 たかが200g、されど200g、己の不覚を反省しました。後悔先に立たず。。
 身長は毎回微妙に縮んだり伸びたりなので想定の範囲内、血圧もお薬を
 飲んでいるので想定の範囲内。体重だけが想定の範囲外。(;_:)
 (スマホ気にするなら節酒して痩せろって声が聞こえてくるようです( 一一))

②血液検査 
 落胆した状態で計測終了してほどなくしてコールされて採血コーナーへ移動、
 担当の看護師さんに「腕ではなく、手の甲でお願いします」開口一番お願いしました。
 看護師さん、え?と驚かれたので、過去にここのクリニックの採血であざが出来て
 (めちゃくちゃ痛かった)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2014-11-29-2
 針を刺してあちこち血管探られるくらいなら手の甲ですぐ採れたほうがいいんです、
 と説明すると、それでも困惑されていたので、「最近は手首からもとりましたので、
 手首でもいいですよ」、と勢いよく言ってしまったら、看護師さん、じゃあ手首で、
 と、左手首の側面(内側)から採血していました。
 手首の側面って骨ばっているところなので、痛いといえば痛いのですが、
 自分の血がちゃんと採れているのを目視できて一安心。
 血管細い人あるあるだと思いますが、若い頃は献血も普通にやっていたので
 針も意外と平気で今回の採血もクリアできた感あり、です。

③腹部超音波
 無事採血も終わりほっとして間もなくコールされて検査室に入ると、
 30代くらいの女性検査技師だったのですが、物凄い不愛想(ぶっきらぼう)。(´Д`)
 仰向けに寝て検査が始まると、「はい吸って」「止めて」「はい戻して」と淡々と
 言いながらエコーの検査器具を物凄く強めにぐりぐりと当ててくる上に、
 途中、横向きに姿勢を変えて、というので横を向くと、側面をぐりぐりして背中の方に
 器具を移動させるのであまりの力強さに後ろに倒れそうになると、
 いきなりグーで私の背中を押し返し「ちゃんと横向いて!」と命令口調。
 ここのクリニック、過剰なくらい丁寧な物言いがデフォルトだったので、
 この人、何か嫌なことでもあってこんな態度悪いのかな、と思いながら、
 横を向いて(軽く横に向く程度は経験ありますが、真横を向くのは初めて)、
 仰向けに戻って、右手上げて、腰を少し浮かせて(こんな姿勢も初めて)、
 グリグリされて尻餅つきそうになると、ちゃんと腰上げて!と叱られて。(´Д`) 
 最後に、上半身を起こして手を後ろについて背中を反らせて、と言われて
 やってみたら、もっと反って!と怒られて。(;_:)
 体が柔らかい人ばかりじゃないのになんだよその言い方。(V)o¥o(V)
 終わった後に検査技師の方がお腹をティッシュでざっくり拭いてから、
 ウェットティッシュを渡してくれてあとは自分で拭いてください、というのが
 流れなのですが、それもなんだか雑。
 そして最後に、ロビーで待っててください、と言われて、入口の方ですか?と
 聞き返すと、さっき座ってたところです、とイラつかれました。
 このクリニック、エリアごとに色やデザインが異なる椅子が置いてあって、
 「オレンジ色の椅子に座ってお待ちください」といった感じで、
 椅子の特長(背もたれが黒い椅子、白い椅子、など)を言ってどこに座るか指示して
 くれるのですが、ロビーって言われたら入口だって思うだろうよ、ったく。
 と、最初不快だったのですが、ここまで態度悪いと一本筋が通ってるな(笑)、と
 なんだか笑えてきました。(^^;

④内科
 あまりにひどい検査技師の態度に怒ったり笑ったり呆れたりしていると、
 すぐ呼ばれて内科の診察室へ。
 女医さんの軽い問診と喉と腹部の触診に聴診器で胸の健診であっさり終了。

ここまでで受付してから1時間経過。

⑤胃カメラ検査(ここが今回のメインです、腹部超音波検査はメインじゃない(笑))
 女性専用の健診フロアから内視鏡検査のフロア(ここは男女混合)に移動して、
 暫し椅子に座って待ちながらちょっと遠くの検査室のドアを見ると、
 ドアの外の椅子に座るおじさん2人。検査前の問診と麻酔をここで受けるのですが、
 麻酔後にチューブを鼻に挿されて苦しそうな表情のおじさん、ああ大変そうだな、と
 次は自分なのに他人事のように見ていると、そのおじさん、同じ会社の人でした。
  〇〇さん!( ゚Д゚)
 しかも、在宅勤務が始まる前はいつも斜め前に座っていたおじさんでした。
 在宅勤務が始まってからも何度か呑んでいるので超久しぶりってほどでもないのですが、
 苦悶の表情を浮かべるおじさんをここで見かけるとは思っていなかったのでびっくり。
 大声を出さないと届かない距離で、おじさんの名前を他の人にも知らせるのもなあ、
 と結局そのおじさんには健診終了後にLINEしたのですが、「苦しかった。。」と
 いう返事がきました。その場で声をかけなくてよかった。。。(^-^;
 と苦しそうな表情でおじさんが検査室に入って行った後、今度は私がドア外の椅子に
 座り、問診の後、胃の中を見やすくする血管収縮剤を鼻から注入されて(苦い)
 目の前のパーテーションに貼られた注意書きを読んでいると、今度は麻酔。
 鼻からジェル状の麻酔薬を注入され、それをずるずる飲み込むと喉も麻酔が効く、
 そういう仕組みのようですが、結構ずるずるするのが大変な粘度の薬で、
 やっとのことで喉まで届いて痺れてきたところで鼻にチューブを挿されてから
 検査室に入り横向きに寝てカメラが鼻から入ってきましたが、
  ~>゜)~~~
 さっきまで挿していたチューブとはくらべものにならない太さでしたが、
 20年前、口からカメラを入れてえずきそうになって涙目になっていたのと比べると
 楽かもしれない、と思いながら己の体内をモニターで見学しておりました。
 今回、看護師さんが背中の上の方をずっとさすってくれて、
 20年前にぽっちゃりした男性看護師のお兄さんが大きな手で背中全体をさすりながら
 「大丈夫ですからねぇ、一緒にモニター画面見ましょうねぇ。」と小さい声で励まして
 くれたことを思い出し懐かしい気持ちになりました。
 カメラが行ったり来たりするときのずるずる感がなんともいえない気持ち悪さで、
 つばは飲み込まずに顔下に敷かれている給水シートにだらだら流してください、と
 いわれていたのでつばをだらだら垂らしながら、十二指腸壁はきれいだけれど、
 胃はちょっとお疲れ気味、暴飲暴食がいけないんだなよなあ、と己の日頃の行動を
 反省すること5分。
 カメラがずるずると口元まで引き抜かれ、放心状態で口元を拭いてから、
 先生の所見の説明を聞きましたが、特に問題はないけれど自覚症状が出たら
 今回の検査写真を持って近所のお医者さんに行ってくださいね、と言われました。
 非常に短い説明だったので重篤ではないのだな、と思って一安心。
 と、20年ぶりの胃カメラを無事終えて一山越えた感で女性健診フロアに戻りました。

⑥心電図&腹囲測定
 まだ麻酔が効いている感じのまま呼ばれて心電図、の前に、腹囲測定。(メタボ健診)
 測っている方もぽっちゃりしているので何だか安心しながら測定されましたが、
 前回よりちょっと腹回りが増えていました。
 想定の範囲内ですが喜ぶ話じゃないですね。( 一一)
 心電図はちゃちゃっと器具をつけてアッというまに終了。

このあたりで受付してから2時間経過。

⑦経腟超音波検査&子宮頸がん検診
 殿方と違って婦人科健診もあるので結構長丁場な健康診断ですが、最初に問診。
 より精密な検査を行うために、という理由で、やたらとオプションを勧められ、
 迷ったもののオプションを積み上げると1諭吉くらいになりそうだったのと、
 これまで特に異常もないし、とオプションを断って一旦外に出て検査で呼ばれるまで
 外で待機していると(その間、胃カメラ検査の影響で鼻がずっとズルズル)
 同じ婦人科健診待ちのお姉さんの手首と足首に☆やら太陽やら、ちょっと洋風な
 絵柄(タトゥー)がたくさん描かれているのを見てしまい目が釘付けでした。
 その後、コールされたので内診室に入って下半身すっぽんぽんで検査台に座り
 いますぐ検査Ok!状態になったところで、看護師さんが私のデータをなかなか
 入力できず、なんだか辱めに遭っているような状態(笑)で5分。
 この年になるとこのくらいのことで恥ずかしいという気持にならないので、
 看護師さんがパニックになっているのをずっと見ていましたが、
 毎日やっていてなんで私の時にエラーになるのか、私の日頃の行いが原因なのか、
 そうだったら看護師さん、ごめんなさい、の気分でいたらやっとデータが入力できて
 女医さんによる触診や超音波健診で例年通り2-3センチの筋腫が3個、という診断。
 筋腫が大きくなっていないから自覚症状がなければ問題ないですと言われて、
 ホッとして検査台をおりてパンツを履きました。

⑧胸部レントゲン
 あっという間に終了したのはよいのですが、このころ、胃カメラで胃に空気を入れたのが
 腸まで下がってきたのかお腹がゴボゴボするような膨満感で、おならをそっと小出しに
 していたのは内緒です。(^^;
 (胃カメラの注意事項のところに検査後はゲップとおならで空気を出すように書いて
  あったので問題ないと私は思ってます!)

⑨マンモグラフィ
 胸部レントゲンが終わってすぐ呼ばれたのですが、
 そうだ、忘れてた、マンモ。。。 胃カメラで気持ちが楽になっていましたが、
 まだ大きな山が残ってた。(´Д`) そんな気分です。
 検査技師のおばさんはとても丁寧で親切な方でしたが、痛さは変わらないですね。
 「大胸筋、探しますね~」「はい、いいですよ~」「乳腺、引っ張りますね~」
 こういわれるとちょっとリラックスするのですが、
 「痛かったらすぐ言ってくださいね」「我慢しないで!」と言われても、
 我慢しないと検査できないしなあ、と思いながら痛みに耐えました。
 今回改めて思ったのですが、縦挟み撮影より横挟み撮影の方が格段に痛い。
 そんなことに気づいてどうにもなりませんが、検査後「大丈夫でしたか?」と
 おばさんに聞かれて「痛いけれど大丈夫です、大きな山を越えた気分です」と
 答えると「そうよね、この検査、ものすごく痛いし好きな人いないですもんね」と
 笑って答えてくれました。
 時間は短いものの、胃カメラより段違いに痛い検査なので、変な達成感に包まれた
 私ですが、この検査は我慢してでも受けないといけないなあと改めて思いました。

⑩眼底&眼圧検査
 あのプシュっと目に飛んでくる風にはいつまで慣れません。

⑪視力&聴力検査
 3年目に入った遠近両用メガネで測った矯正視力、片方が0.8だったので、
 そろそろメガネ替えないといけないなあと改めて思いました。

と2時間半かけて検査終了。
このあと、検査結果(速報)をいただくのに30分待ってからクリニックを後に
しました。

肝機能、ちょっと下がったけれど、もうちょっと節酒しないと、です。( 一一)

若い頃は、バリウムは体に悪いからやらない、とか色々理由をつけて軽くみていましたが、
この年になると健康診断も真面目に受けないといけないな、いや、受けて結果に対して
自分がちゃんと向き合わないといけないなと(特に肝機能)思いました。
胃カメラも20年ぶりでかなりカメラがスリム化しているような印象でしたが、
今回特に問題がなかったとはいえ、年に1度はちゃんと検査を受けないといけないな、
と年明け早々、気持ちの引き締まる健康診断でありました。

この引き締めた気持ちを次の健診まで引き締め続けていきたいです。。(^-^;





 
 
 

 
 

 
 
 









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