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東北の旅2023~中尊寺編②~ [チームSの旅]

自分のために中尊寺について長々書いてしまいましたが、
ここからはサクサクと進みます。(^-^)
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月見坂を歩いて最初に目に入ってきたのが弁慶堂。
チームS東北旅2023 (75).jpegチームS東北旅2023 (80).jpeg
文政9年(1826年⇐江戸時代、中尊寺ホームページは文政10年の表記)に
再建された弁慶堂ですが、
藤原時代五万鎮守のため火伏の神として本尊勝軍地蔵菩薩が祀られていますが、
その傍らに義経公と弁慶の木像(文治5年(1189年)高館落城と共に主君のため最後まで
奮戦し衣川中の瀬に立往生し悲憤する姿)が安置されています。

弁慶というと、以前訪れた滋賀県の三井寺でのエピソードが印象深く、
巨大な鐘を三井寺から引き摺り上げて延暦寺にもっていったものの(弁慶力持ち)、
鐘が帰りたいコールをしたために谷底に投げ落としたという伝説。
その鐘を観て、弁慶の怪力ぶりに驚いたのですが、そこからはるか北の平泉で、
主君を守ろうと弁慶が奮闘している姿を想像しました。。。
弁慶 (手塚治虫漫画全集)

弁慶 (手塚治虫漫画全集)

  • 作者: 手塚 治虫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1978/12/11
  • メディア: コミック
手塚治虫先生も漫画で取り上げていらっしゃるので一度読んでみたいものです。
チームS東北旅2023 (77).jpegこの石道、結構長かった。。
チームS東北旅2023 (76).jpegフジカラーのロゴが懐かしい弁慶さん顔出し 
チームS東北旅2023 (78).jpegお堂の中の弁慶さんに手を合わせ
再び月見坂にもどって右手の方を見ると、 
チームS東北旅2023 (79).jpegかつては戦いもあった地
目の前に広がる風景を見ると今の時代は平和で有難い気持ちになります。
チームS東北旅2023 (84).jpeg続いて地蔵堂 
明治10年(1877年)に再建されたもので、本尊は地蔵菩薩。
弁慶堂に続いてここでも御朱印をいただいたのですが、
全部いただくとかなりの数になりそうだということに気づき(お財布大変)
ところどころスキップしました。
チームS東北旅2023 (85).jpegまだそこまでの食欲は戻っておりません。(笑) 
チームS東北旅2023 (86).jpeg薬師堂 
明治18年(1885年)の改築で、本尊の薬師如来、日光・月光菩薩と十二神将を安置し、
和歌山県の熊野より飛来したと伝えられる熊野権現の御神体を並び祀っているそうですが、
2年前に建て替えられたそうで、まだ新しくて木の香りがふわっと漂う感じでした。
チームS東北旅2023 (88).jpeg本堂に到着~ 
中尊寺というのはこの山全体の総称なんですね。
本寺である「中尊寺」と山内17ヶ院の支院(大寺の中にある小院)で構成される一山寺院。
本堂は一山の中心となる建物で、明治42年(1909年)に再建され、古くから伝わる法要儀式
の多くはこの本堂で勤められているそうです。
本尊は丈六(一丈六尺=約5メートル)の釈迦如来。
本尊の両脇にある灯籠には宗祖伝教大師最澄以来灯り続ける「不滅の法灯」が護持されています。
(以前訪れた比叡山延暦寺の根本中堂の法灯が分灯されたものなんですね)

表門をくぐって中に入ると、
チームS東北旅2023 (89).jpeg猫ちゃんが転がっていました。 チームS東北旅2023 (90).jpeg微動だにせず チームS東北旅2023 (91).jpegあ、ちょっと動いた チームS東北旅2023 (112).jpegチビ太ちゃん
本堂前の売店に貼ってあったのですが、Instagram、即フォローしました。
バスツアーも復活してきた頃だったので大手旅行会社のツアーと思しき方が
たくさん訪れていた本堂ですが、ガイドの女性が「人がいても平気なんですよ」と
嬉しそうに話しかけてきて、私も思わずチビ太の様子を暫く見ておりました。チームS東北旅2023 (92).jpegいい子だねぇ
(カメラマンの岩合さん風に心の中でチビ太に声掛けしてみました(笑))
人を疑わない猫ちゃんなんでしょうね。
人が往来してガヤガヤしていても自分が安心できる場所だと分かっているみたいで
お参りして門を出るころもまだこの状態で寝ていました。 
チームS東北旅2023 (93).jpeg本堂でお参り
今年もsnorita姐、けーすけ兄と3人で旅することが出来たこと、
2年連続で骨折してしまったものの、リハビリが順調であることに感謝し、
完治するまで頑張るので見守っていてくださいとお願いしました。
 
期せずして猫のチビ太くんに会って和やかな気持ちになれましたが、
緑の多い参道をじゃりじゃりと小石を踏みしめながら歩いていると
平安時代からの時の流れの中に自分もいるのだなあという気持になりますね。

この後は、お待ちかねの金色堂に向かいます。


(つづく)


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