映画「エドワード・ヤンの恋愛時代」を観る [映画(あ行)]
台湾のクラシック映画、という宣伝を観て映画館へ観に行きました。
あらすじは映画.comさんより。
急速な西洋化と経済発展が進む1990年代前半の台北。
企業を経営するモーリーは、自分の会社の経営状況も、
婚約者アキンとの仲も上手くいかずにいる。
モーリーの会社で働く親友チチは、モーリーの仕事ぶりに振り回され、
恋人ミンとはケンカが絶えない。
そんなモーリーとチチの2人を中心に、同級生・恋人・同僚など10人の男女が
2日半という時間の中で織りなす人間模様を描き、心に空虚感を抱える彼らが
自らの求めるものを見いだしていく姿を映し出す。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
共感しづらかったかなあ。。。( 一一)
30年前、日本がバブルの頃の映画なので、台北もそんな感じだったのかなあ、と思いつつ、
リアルタイムに観ていたら年代の近い登場人物にもうちょっと感情移入できたかな、
そんな気持ちで観終わりました。
恋愛、友情、人との感情の交流を通した成長譚を描いた群像的にも見えましたが、
どこかウディ・アレンぽい雰囲気も感じるような作品というか、
日本のトレンディドラマ(石田純一が巨大な携帯電話を持っている頃(^-^;)を
連想するような舞台設定、大量の会話で繰り広げられるドラマ、四捨五入すると60代の
私が初見で観るには理解がなかなか及ばないというのが正直な感想でした。
まだ夢を観ていたような20代ではなく、この先への不安などが渦巻く中年(私)、
実家が資産家で会社を設立、好きなことをやっているものの
(モーリー自身はクリエイターとしての才能はあるみたいですが)
経営者としての才能がなく会社経営に苦戦するモーリー、
その主人公のペースに巻き込まれて悶々としながらも言えない友人のチチ、
この2人の関係性をメインの軸にして様々な人が登場しては色々問題が起きる、
その問題もちょっと冷めた目で見てしまった自分がいたのですが、
おそらく日本とは違う環境である台湾にいるからこそ存在する問題もあるのだろう、
と思います。
リアルタイムで観た方(同年代)と思しき方々も多かったようで、ところどころで
笑いが起きるのもなぜ?と理解できなかったのは、おそらくエドワード・ヤン監督の
作品に触れたことがなかったからかもしれません。
(監督の作風が分かっていれば理解できることもあったりするので)
色々な人が出てくるものの、混線してこんがらがってまとまらない感じもして、
このまま終わるのかと思いきや、最後の最後はホッとする終わり方でしたが、
エドワード・ヤン監督の作品も鑑賞してもうちょっと理解してみたい、と思った
「エドワード・ヤンの恋愛時代」でありました。
急速な西洋化と経済発展が進む1990年代前半の台北。
企業を経営するモーリーは、自分の会社の経営状況も、
婚約者アキンとの仲も上手くいかずにいる。
モーリーの会社で働く親友チチは、モーリーの仕事ぶりに振り回され、
恋人ミンとはケンカが絶えない。
そんなモーリーとチチの2人を中心に、同級生・恋人・同僚など10人の男女が
2日半という時間の中で織りなす人間模様を描き、心に空虚感を抱える彼らが
自らの求めるものを見いだしていく姿を映し出す。
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共感しづらかったかなあ。。。( 一一)
30年前、日本がバブルの頃の映画なので、台北もそんな感じだったのかなあ、と思いつつ、
リアルタイムに観ていたら年代の近い登場人物にもうちょっと感情移入できたかな、
そんな気持ちで観終わりました。
恋愛、友情、人との感情の交流を通した成長譚を描いた群像的にも見えましたが、
どこかウディ・アレンぽい雰囲気も感じるような作品というか、
日本のトレンディドラマ(石田純一が巨大な携帯電話を持っている頃(^-^;)を
連想するような舞台設定、大量の会話で繰り広げられるドラマ、四捨五入すると60代の
私が初見で観るには理解がなかなか及ばないというのが正直な感想でした。
まだ夢を観ていたような20代ではなく、この先への不安などが渦巻く中年(私)、
実家が資産家で会社を設立、好きなことをやっているものの
(モーリー自身はクリエイターとしての才能はあるみたいですが)
経営者としての才能がなく会社経営に苦戦するモーリー、
その主人公のペースに巻き込まれて悶々としながらも言えない友人のチチ、
この2人の関係性をメインの軸にして様々な人が登場しては色々問題が起きる、
その問題もちょっと冷めた目で見てしまった自分がいたのですが、
おそらく日本とは違う環境である台湾にいるからこそ存在する問題もあるのだろう、
と思います。
リアルタイムで観た方(同年代)と思しき方々も多かったようで、ところどころで
笑いが起きるのもなぜ?と理解できなかったのは、おそらくエドワード・ヤン監督の
作品に触れたことがなかったからかもしれません。
(監督の作風が分かっていれば理解できることもあったりするので)
色々な人が出てくるものの、混線してこんがらがってまとまらない感じもして、
このまま終わるのかと思いきや、最後の最後はホッとする終わり方でしたが、
エドワード・ヤン監督の作品も鑑賞してもうちょっと理解してみたい、と思った
「エドワード・ヤンの恋愛時代」でありました。