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映画「BLUE GIANT」を観る [映画(は行)]

久しぶりのアニメ、田端のチュプキさんで鑑賞しました。
BLue.jpg
あらすじは映画.comさんより。

仙台に暮らす高校生・宮本大はジャズに魅了され、
毎日ひとり河原でテナーサックスを吹き続けてきた。
卒業と同時に上京した彼は、高校の同級生・玉田俊二のアパートに転がり込む。
ある日、ライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈と出会った大は
彼をバンドに誘い、大に感化されてドラムを始めた玉田も加わり
3人組バンド「JASS」を結成。
楽譜も読めずただひたすらに全力で吹いてきた大と、幼い頃からジャズに全てを
捧げてきた雪祈、そして初心者の玉田は、日本最高のジャズクラブに出演して
日本のジャズシーンを変えることを目標に、必死に活動を続けていく。
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もぅ、、、胸熱

田端のチュプキさんで上映されていたので観に行ったのですが、
週末は満席(キャンセル待ち)で行くことができない、と思っていたら
9月に上映延長(10月も延長上映されるそうです)となったので、
やっと行くことができた、、、くらいの人気作品、おそらくリピートする方も
多いんだろうなと思うような中毒性のある作品でした。

高校を卒業した18歳の3人が出会いジャズに向き合う姿、
世界一のジャズプレーヤーになるという大のキラキラした目を見ると、
ああ、自分なんて18歳の頃に夢を観ていたのかどうか(覚えていない)、
やりたいこと、めざしたいことがある人間のエネルギーは素晴らしい、
そんな気持ち(この歳になるとついつい子供を観る目線みたいな感じ)で
サックスの大をはじめピアノの雪祈、大と一緒に演奏したいという気持から
ドラムを始め下手と言われても一生懸命練習する玉田、3人の熱い気持ちを、
プロのジャズプレーヤーによる音楽(上原ひろみ、馬場智章、石若駿)で
盛り上げる、アニメ自体は2Dと3D(⇐モーションキャプチャー)の切り替えが
若干違和感あったりしましたが、演奏する3人のエネルギーが昇華していく様子を
アニメで表現している様子、非常に素晴らしく、私も引き込まれていきました。

彼らの目標がジャズ界の東京ドーム「S Blue」(⇐Blue Noteのイメージだった)、
このために非常識な行動に出てしまった雪祈の態度はピアノ演奏が素晴らしくても
行動自体は社会経験が少ない若者って感じでしたが、彼らの活動を温かく見守る人たち、
練習場所を提供してくれたジャズバーのオーナー(アイコさん)、ドラムがへたくそな
玉田の成長を見守るファンのおじちゃん、彼らの行動が周囲の人たちのサポートに
つながって目標に近づいていく様子、私も応援しながら見続けました。

BLUE GIANT SUPREME(1) (ビッグコミックススペシャル)

BLUE GIANT SUPREME(1) (ビッグコミックススペシャル)

  • 作者: 石塚真一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/03/24
  • メディア: Kindle版
漫画が原作だそうで、漫画ファンの方には2時間の映画におさめるために自分の好きな
エピソードがカットされてモヤモヤしている方もいらっしゃると思いますが、
漫画を知らずに映画を観た私には起承転結、悲しい出来事もありましたが、
大の成長を見守っていきたい(フィクションの方なんですが)という気持で観終わる、
胸が熱くなるとともにとても明るい気持ちになれた「BLUE GIANT」でありました。



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