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映画「シンデレラ」を観る [映画(さ行)]

映画記事ばかりを続けていると本当に引きが悪いので(笑)
本日までにします。明日からは旅記事をアップする予定です。(^-^)
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昨日アップした映画と比べてお気楽すぎる気がしているのですが
大好きなビリー・ポーターが出ていると知り公開すぐ鑑賞しました。
(記事をアップしている時点ではAmazonプライムのみでの公開です)
シンデレラ.jpg
作品の説明はAmazonさんより。

「ピッチ・パーフェクト」の脚本家ケイ・キャノンが、有名なおとぎ話を大胆に作り変えた
現代風ミュージカル映画「シンデレラ」。
大きな夢を抱く野心家のヒロイン(カミラ・カベロ)が、
ファビュラス・ゴッド・マザーの魔法の力を借りて夢を実現させようと奮闘する姿を描く。
イディナ・メンゼル、ミニー・ドライヴァー、ジェームズ・コーデン、
ニコラス・ガリツィン、ビリー・ポーター、ピアース・ブロスナンと、
共演者の顔ぶれも非常に豪華だ。


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楽しくない訳じゃないけれど。( 一一)

シンデレラ、と思ってみると素直に楽しみづらい、というか、
シンデレラみたいなもの、いや、別物、と思えばそこそこ面白いかな、
という作品でした。

監督にとって意欲作なのかもしれませんが、雰囲気としては、
グリーとピッチ・パーフェクトを足したような感じ、に思えました。(^-^;

シンデレラ、といえば、
シンデレラ スペシャル・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2005/10/21
  • メディア: DVD
やっぱりこのディズニーのイメージが強いのですが、

シンデレラ MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2019/05/25
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実写版で観たこれは色々と突っ込みどころがあってそんなに楽しめず、

Rodgers & Hammerstein's Cinderella (1997)

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  • 出版社/メーカー: Walt Disney Video
  • 発売日: 2003/02/04
  • メディア: DVD
ホイットニー・ヒューストンがフェアリー・ゴッドマザーを演じていた、
このシンデレラは楽しかった、という記憶。

懐かしい洋楽とオリジナルぽい音楽のミックスでミュージカル仕立てに展開していく、
ジャネット・ジャクソンの「リズムネイション」、クイーンの「愛にすべてを」、
マドンナの「マテリアルガール」(イディーナ・メンゼルが歌っていた!)などが
出てきて結構もりあがるのですが、オリジナルの曲と交互に出てくるので
逆に散漫な感じがしてしまいました。
オリジナルならオリジナルだけ、懐かしいポップスならポップスだけ、とか
揃えた方が私自身はもっと集中して聴けたような気がします。

Amazonの説明の通りかなり大胆にアレンジしているので、
シンデレラが強い女性というか、物おじしない態度に王子が惚れる、
いまの時代なのか(でも女性の地位が低い設定)昔なのか、
夢見るシンデレラが強い割に中途半端に気弱になるので
どっちなの?と見ながら少々イラっとしたのは内緒です。(笑)

配役については、王様が元007のピアース・ブロスナンのちょっと足りない感じ、
王妃のミニー・ドライヴァーの素っ気ない態度、2人はよかったと思いますが、
王子があまり好みではなく(すみません)、というかシンデレラも実はあまり
好みな感じではなかったので(もっとすみません)、おそらくアメリカで人気の
ある俳優を起用したと思うのですが、この2人が恋に落ちるのかあ、という
どこか冷めた目で最初から見ていたのも作品に没入できなかった理由かもしれません。

継母のイディーナ・メンゼルはミュージカルでは安定した存在ですが、
継母が優しいのか優しくないのか、この設定も中途半端で、おそらく苛め抜くと
今の時代には許されない演出になってしまうのでマイルドにしたのかな、
(最後の方では自分の叶わなかった夢の話をしてシンデレラの背中を押す)
そんな歪んだ見方をしてしまいました。

3匹のねずみのうちの1匹を演じたジェームズ・コーデンもピーター・ラビットの
声の方が活き活きしていた感じですし(今作では出番が少ないのでそこも残念)
唯一、ものすごい存在感を見せていたビリー・ポーターだけが今作で大満足、
のポイントでした。
所謂シンデレラを変身させ、カボチャを馬車に、ネズミを御者にする魔法使いの
おばあちゃん(ディズニーでは)の役ですが、フェアリー・ゴッドマザーならぬ、
ファビュラス・ゴッドマザーという役柄で、
ビリー・ポーターにピッタリ。(笑)
魔法をかけるときに歌う曲がEW&Fの「シャイニング・スター」でこれは思わず
唸ってしまいました。ビリー最高!

と、おそらく映画館で観たら画面の大きさに圧倒されてもうちょっと違う感想に
なったかもしれない(と思いたい)のですが、自宅のテレビで観ると、
あれー?な感じがして残念感の方が多かった「シンデレラ」でありました。


(こっちの方が個人的には面白かった)↓


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