映画「エイサーどんどん」を観る [映画(あ行)]
lovin姐さんが紹介されていた映画です。
(姐さんの記事)https://lovin-tiger1.blog.ss-blog.jp/2021-08-14-01
既に無料公開期間が終了してしまったので後手でタイミングの悪い記事と
なってしまいましたが(反省)折角みたので感想をアップします。
あらすじは沖縄市観光物産振興協会さんのホームページより。
(姐さんの記事)https://lovin-tiger1.blog.ss-blog.jp/2021-08-14-01
既に無料公開期間が終了してしまったので後手でタイミングの悪い記事と
なってしまいましたが(反省)折角みたので感想をアップします。
あらすじは沖縄市観光物産振興協会さんのホームページより。
沖縄全島エイサーまつり65周年記念特別動画「エイサーどんどん」は、
全島エイサーまつりに出場する青年達の成長と、
そこに関わる家族の絆をえがいたドラマ。
訳あって内地に行っていた息子がフラっと沖縄に帰ってきた。
地元で何かしたいとモヤモヤした先はエイサー。
かつては一緒に遊んでいた地元の仲間達が汗を流す姿に…。
全島エイサーまつりに出場する青年達の成長と、
そこに関わる家族の絆をえがいたドラマ。
訳あって内地に行っていた息子がフラっと沖縄に帰ってきた。
地元で何かしたいとモヤモヤした先はエイサー。
かつては一緒に遊んでいた地元の仲間達が汗を流す姿に…。
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沖縄に行きたくなりました。(^-^)
沖縄には30年くらい前(しかもツアー代金の安い冬)に一度しか行ったことがなく、
ホテルのロビーで観た沖縄舞踊くらいしか沖縄らしいものを見ていないということに
この映画で気づきました。
ブログを始めてlovin姐&スージー兄のライブに行ったことはあるものの、
根本的なところからの沖縄民謡(沖縄文化)への理解もなく、
楽しいなー、と思っていた程度だった自分が残念過ぎると思えたくらいです。(^-^;
この映画を観たからといって、沖縄のことが全てわかるわけもなく、
先日記事にした「ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記」で観た米軍基地の問題、
「カタブイ」で観た先祖を敬う沖縄の人々、本当に一端ではあるものの、
こういった映像を通じて沖縄のことを知る機会が持てたことに感謝しているのですが、
今作は、ドラマ仕立てとはいえ(突っ込みどころはぽつぽつありましたが(笑))、
沖縄の人にとってのエイサーはお盆に先祖を送り迎えするもの、
その伝統を頑なに守っていくのか、創作のエイサーも織り込みながら、
沖縄の人にとってのエイサーの大切さを少しだけですが知るよい機会となりました。
私自身、新興住宅地(昭和40年代だけどね)に引っ越して、地元の伝統行事が
あるのかどうか(町内会のお祭り程度しか記憶なし)、実家のお盆(7月)に
歌を歌いながらご先祖様を家の中に入れる、そして送りだす、みたいなことを
やっていたことはあるものの、何かそれが自分にとって一大イベントということもなく、
毎日、仏壇にお線香をあげて輪を鳴らす、というのと同じレベル、日常ではないけれど
年に一度、会ったこともない祖父母(私が生まれる前に他界)を迎えて送る、
そんなイベントだっただけに、沖縄の人にとってエイサーという大事な文化があるのが
羨ましく思えました。
映画のドラマ部分で、主役(息子 小浪津正光さんというお笑い?の方が演じていた)と
お母さん(沖直未さんという方が演じていた)の見た目の年齢差があまりない感じで
不自然ではないのか、とか、米軍憎しで外人見て怒るキャラが若干理解しづらい、とか、
手をケガしても気合で太鼓をたたく主人公はその後きちんとケガが治ったのか、とか、
そんな突っ込みどころはあったのですが、従来男性が演じるサナジャーをやりたいと申告して
活躍する女性(赤嶺かなえさんという方が演じていた)のエピソードは個人的には
観ていて温かい気持ちになりました。
お母さんの恋人役が吉本のクリスさん(ありんくりんというコンビ)という方で、
この方がいい感じにドラマを盛り立ててリラックスして笑わせる役割だったのが
よかったと思いますが、最後のエイサーの場面、他のグループと鉢合わせしたときの
バトルの様子も含め、先祖を大事にする沖縄のエイサーについて知ることが出来て
(いつもlovin姐さんの記事でエイサーというのは知っていましたが今回は意味も含めて)
紹介してくれたlovin姐さんには感謝感謝の「エイサーどんどん」でありました。