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映画「エリック・クラプトン~12小節の人生~ 」を観る [映画(あ行)]

Queenに続いて今回はEric Claptonの自伝映画を観ました。

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あらすじはYahoo!映画さんより。

さまざまなバンドを経て、ギタリスト、アーティストとしての
人気を不動のものにしてきたエリック・クラプトン。
その裏ではドラッグとアルコールに溺れ、
息子のコナーを亡くすなど激動の私生活を送っていた。
彼の半生を、日記や直筆の手紙、
これまで世に出回っていない映像などを通じて振り返る。




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大画面では厳しい粗画面。( 一一)


エリック・クラプトンといえば、クリームもヤードバーズも世代的にはずれていて
(それはビートルズも同じです)
やはり代表的なのはレイラ。そして、



このあたりまで飛んでしまいます。。。
(これもどちらかといえばフィルコリンズ寄り)


今作は、幼少期(あまりにも奔放な母が原因で祖父母に育てられる日々)、
バンドを始め(ヤードバーズ、クリームなどで活躍する時代)、
ドラッグ、アルコール中毒に陥る時代(レイラもこの頃)、
最愛の息子を失い、そこから立ち直り現在へ至る、
という感じで構成されているのですが、
よくここまで映像を集めたなと思う一方、クラプトン本人のナレーションで
粗い画面が大写し、隣にいたおじさんがいびきかいて爆睡していたのも
どこか理解できました。

館内は、かつてクラプトンに憧れ、ギターも嗜んでいたであろう中年男性が9割くらい。
そんなファンのみなさんがこの作品をどう思ったのかな、なんて気になりましたが、
画質がもう少しよかったらいびきかくおじさんもいなかったかもしれません。

個人的には、幼少期で辛い思いをしていないので、
クラプトンの気持ちを理解できない、そのあたりのもどかしさもありつつ、
薬とアルコールの依存症になっているあたりで
(ヘロインをやるとピンクのコットンで包まれている気分になると言っていた)
レイラことパティ(ジョージハリスンの元嫁)も一緒に薬やアルコールをやっていて
彼女のことを大好きで歌までつくったクラプトンの気持ちが理解できず。
パティを観ていても同性としては魅力的に思えなかったからなのですが。

クラプトン自身、若い頃からブルースが好きで音楽(演奏)の才能はあるものの、
バンドとしてやっていくにはかなり身勝手だし、
女性にもかなりだらしないなあ、というイメージはありました。
ただ、そんな経緯があるので、今があり、クラプトンも音楽に育てられ、
それに救われた、というのがこの映画で言いたかったことなのかもしれません。

様々な環境の中で作った音楽はどれも素晴らしいです。
(本人はアルコール依存症時代の作品は聴くのが恥ずかしいと言ってました)

大好きだというBBキングやマディウォーターも登場し、
アレサフランクリンとのセッションなど私でさえもおぉ、、、と思う場面も
織り込まれています。(このあたりはかなりツボりました)

本人が今の生活に満足しているからこそこういう映画をつくろうとしたのであって
ナレーションまで担当しているのは理解しつつも、
依存症の頃のライブ映像などを見ていると、ライブにいったみなさんや、
クラプトンの依存症の影響であれこれと嫌な思いをしたひとは複雑な気持ちに
なるのかもしれないな、と思った
「エリック・クラプトン~12小節の人生~」でありました。


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lovin

姐さん、ボヘミアン・ラプソディ4回も行ってるのに、
他の映画もたくさん観てますね~~。すごい!
最近、観たい映画も映画館で観そこなってたり、
む~~。。

by lovin (2018-12-01 11:54) 

うつぼ

lovin姐さん、こんにちは。
今年は、映画はなるべく映画館で見ようキャンペーンを
一人で展開中(笑)なので時間があれば映画館ヘ、、です。
でも年間100本はいかない!
by うつぼ (2018-12-22 10:13) 

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