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映画「パリ、テキサス」を観る [映画(は行)]

久しぶりにナスターシャ・キンスキーが見たくなり借りました。

パリ,テキサス コレクターズ・エディション(初回生産限定) [Blu-ray]

パリ,テキサス コレクターズ・エディション(初回生産限定) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: Blu-ray
あらすじはYahoo!映画さんより。

テキサス州の町パリをめざす男。
彼は失踪した妻を探し求めていた。
男は、4年間置き去りにしていた幼い息子との間にも親子の情を取り戻す。
そして、やがて巡り会った妻に、彼は愛するがゆえの苦悩を打ち明ける……。





30年以上も前の作品なんですねぇ。

20代前半で見た時、いまいちこの映画の味わいみたいなものが理解できず、
ナスターシャ・キンスキーの愛らしいのにどこか影のある姿だけが
自分の記憶に残っていただけなのですが、中年になってみるとまた違いますね。

乾いた土地に流れるライ・クーダーのスライドギターの音楽が
なんとも言えない雰囲気を醸し出しながら始まると、
くたびれた中年のおっさん(主人公のトラヴィス)が登場して、
あれ、こんな映画だったっけ、と見始め、
終盤にナスターシャ・キンスキーが登場してから静かな中でドラマが加速していく、
そんな映画でした。

記憶をなくしたトラヴィスが倒れて運ばれた病院で
弟に引き取られて弟の家につられていった後、
実の息子と再会して少しずつ自分のことを思い出していく場面、
トラヴィスに全然共感できずに見続けていくのですが、
その後、元妻の場所を探しあてて息子をつれて会いに行く、、
少しずつ少しずつトラヴィスが変わっていく様子に引き込まれ。

元夫婦が再会する場所が、どこか悲し気な場末のいかがわしいところですが、
元妻役ナスターシャ・キンスキーが脱いでしまうわけでもないので
そこはエロくはならず(^_^;)、2人の間にかつての愛情を思い出すような、
それも面と向かってなのに、マジックミラー越しという切ない再会。

決して元には戻れない2人が、互いのことを理解できたところで映画は終わりますが、
一点気になったのは、この2人に振り回されたトラヴィスの弟夫婦がなんだか気の毒で、
ってことでした。

まあ、ドキュメンタリーではなく、どこかおとぎ話のような雰囲気もあるので、
そういうことは気にしないでみるべき作品なんだと思いますが。。

おそらく、派手な演出でドラマチックな展開を求める人には、
かったるいと思われる作品ですが、中年になってから見てみると、
トラヴィスの気持ちも少しは理解できるし(我儘なんですけどね)
好き嫌いがはっきり分かれる作品とは思いますが、数年に一度くらいは見て
独特なヴィム・ベンダースの世界を感じたいと思った「パリ、テキサス」でありました。


ちなみに、パリといってもフランスではなくてアメリカ テキサスのパリ、のこと。
アメリカって移民が多いので、世界中の地名があって面白い!






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品川「響」で奥出雲椎茸 [呑んだり食べたり(割烹)]

ちょくちょくお邪魔している響さん記事です。
今回は11月初旬に訪問したときの呑み食べ。(^-^)


IMG_7616.JPG 最初は生ビールでスタート♪ 
IMG_7613.JPG 訪問日のおススメ
IMG_7614.JPG 季節のおススメ
島根の甘鯛と、
IMG_7615.JPG 奥出雲の椎茸。
甘鯛も好きですが、今日は椎茸かなあと注文。

で、ビールもあっという間に飲み終わったので、
IMG_7617.JPG 伯楽星をいただきました。
IMG_7619.JPG お通し
お澄まし、と小松菜煮浸し、とカリフラワー。 
ここは新鮮な野菜が出てくるのでお通しも楽しみ。

IMG_7621.JPG サラダ
生ハムとスライスチーズがのっている黒胡椒の効いたサラダで、
箸休め的な存在としてぴったり。

IMG_7622.JPG 奥出雲椎茸
3年熟成醤油で焼いた椎茸も美味しいのですが、
IMG_7623.JPG塩焼き
かさに残った旨みの水分も美味。

IMG_7625.JPG 鯖
豊後水道の鯖の一本炙り、、ってどういうのかな、と思って注文したら、
串に刺してこんがり焼けた状態で運ばれてきました。。
皮目のカリカリも香ばしくて美味しいのですが、身もほんわりふっくらで美味。
こういう形で鯖を食べる機会はなかなかないのですが、びっくり。

IMG_7626.JPG お代わりして
IMG_7627.JPG 山芋焼き
小麦粉が入っていないと思われ、かなり濃いずっしりふんわりの味。
日本酒によく合いました。


混雑していて、賑やか(ちょっとウルサイ)なのはありますが、
季節メニューなどで飽きずに食べて飲めて満足の響さんでありました。




タグ:伯楽星 品川
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映画「ハドソン川の奇跡」を観る [映画(は行)]

トム・ハンクスは好きではないのですが借りてみました。
(なんかこんな書き方ばかりしている気がする(笑))

ハドソン川の奇跡 [Blu-ray]

ハドソン川の奇跡 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • メディア: Blu-ray
あらすじはYahoo!映画さんより。

2009年1月15日、真冬のニューヨークで、安全第一がモットーのベテラン操縦士、
サレンバーガー機長(トム・ハンクス)は、いつものように操縦席へ向かう。
飛行機は無事に離陸したものの、マンハッタンの上空わずか850メートルという低空地点で
急にエンジンが停止してしまう。
このまま墜落すれば、乗客はおろか、ニューヨーク市民にも甚大な被害が及ぶ状況で
彼が下した決断は、ハドソン川への着水だった。





良くも悪くも。

最終的には人なんだなあ

って思いながら見終わりました。


実話を基にクリント・イーストウッドが監督した作品ですが、
結果が分かっているとはいえ、非常にドキドキして最後にはじわっとくる良作。


実際にハドソン川に着水した様子はニュースで見た記憶も強く残っています。

(一応wikiでも)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/US%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%BA1549%E4%BE%BF%E4%B8%8D%E6%99%82%E7%9D%80%E6%B0%B4%E4%BA%8B%E6%95%85

全員助かってよかった、と思っていましたが、
過剰な演出もなく、じわじわとドラマが進んでいくところで、
素直に見て行けたのですが、非常に丁寧に描かれているあたりが
さすがクリント・イーストウッド監督。

事故調査委員会でのシミュレーションで、空港に引き返して着陸出来た、
という結果を見せつけられた機長が、シミュレーション担当者が何回練習したのか、
機長と副機長が実際ハンドブックで確認し即座に判断する間の40秒間を
シミュレーションでも織り込むべきと意見したところから、
ドラマが急展開していく、その見せ方が素晴らしく、ぐっと引き込まれました。

当然、機長の判断、その判断をサポートする副機長が素晴らしいのですが、
CAの女性たちも保安要員としての使命を果たす姿が素晴らしかった。

私のblogで米系航空会社について、トラブルなく安全飛行中のCAさんについて
サービスする姿勢も雑な感じと書いているのは(日系がバカ丁寧なんだけど)
長らく読んでくださっている方はお気づきだと思いますが、
以前UAでアメリカに行ったときに経験したときに、緊急時でもちゃんと対応してくれれば
普段のサービスが雑でもまあ仕方ないか、と思ったのを思い出しました。

(急病人対応が非常にてきぱきして)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2008-05-06

今作でも、CAさんたちが非常に機敏に乗客を誘導している姿が非常に心強く、
最後の最後に機長が機体を離れて救命ボートに乗る場面で、
飛行機が通常はコンピュータ制御されていても、トラブル発生時に求められるのは
冷静さと判断力、最良のケースを想定していかに早く動けるか、
大勢の乗客の命を預かる立場として機械に頼れないときにどう行動できるのか、
緊急時であることを冷静に乗客に伝えることなどの大切さを垣間見られました。


サレンバーガー機長の姿に、こういう機長をはじめとしたクルーの皆さんのお陰で
飛行機に乗る度に安全に移動できているんだな、と改めて思った
「ハドソン川の奇跡」でありました。



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外苑前「ラザーニャラザーニャ」でラザーニャ [呑んだり食べたり(欧州料理)]

以前、私の生活圏外の外苑前へワインを飲みに行った話を書きましたが、
今回も同じメンバーで同じお店にまいりました。



IMG_7664.JPG 外苑駅から歩いて5分くらい。

(食べログ)→ https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13179927/

今回もワイン持ち込み、グラスシャンパン1杯付きのコースでいただきました。

IMG_7666.JPG シャンパンと白ワイン
IMG_7667.JPG サンセールの白
これは私が持参したワインですが、すっきり綺麗な味の白ワインです。

IMG_7668.JPGチーズたっぷりサラダ
ロメインレタスにチーズたっぷりのサラダ。白ワインが進みます。
IMG_7669.JPG白身のカルパッチョ
IMG_7670.JPG ハムの盛り合わせに
IMG_7671.JPGIMG_7673.JPG イタリアンの赤IMG_7674.JPG ゴルゴンゾーラペンネに
IMG_7675.JPGIMG_7678.JPGアメリカの赤IMG_7679.JPGラザーニャ♪
IMG_7681.JPGバローロと一緒に
IMG_7682.JPGいただきます♪
IMG_7684.JPG チーズ
これも今回参加メンバーのお姉さんが持ち込みましたが、
手前のトリュフが香るチーズと、奥のスティルトン(イギリスの青かびチーズ)が
軽やかな赤ワインにぴったり。 うまい♪

IMG_7687.JPG タリアータ
IMG_7689.JPGIMG_7691.JPGIMG_7693.JPG

スロベニアワインとポートワインに、、、あとなんだっけ。

コースメニューは前回と殆ど同じですが、
店名にもついているとおりラザーニャは本当に美味しいです。

メンバー8人で持ち寄ったので色々な国の色々なワインを、
お店のソムリエさんにお料理と合わせて出してもらえる贅沢を
堪能し、回を重ねるごとに参加メンバーとも目からウロコ的な話で
盛り上がれるようになって、楽しめたラザーニャラザーニャさんでありました。



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映画「LION/ライオン ~25年目のただいま~」を観る [映画(や・ら・わ行)]

予告編を見て気になっていた作品です。

LION/ライオン ~25年目のただいま~ [DVD]

LION/ライオン ~25年目のただいま~ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。

インドのスラム街。
5歳のサルーは、兄と遊んでいる最中に停車していた電車内に潜り込んで眠ってしまい、
そのまま遠くの見知らぬ地へと運ばれて迷子になる。
やがて彼は、オーストラリアへ養子に出され、その後25年が経過する。
ポッカリと人生に穴があいているような感覚を抱いてきた彼は、それを埋めるためにも
本当の自分の家を捜そうと決意。
わずかな記憶を手掛かりに、Google Earth を駆使して捜索すると……。







Google凄っ!


当然ながら、主人公のサル―がおぼろげな記憶を辿りながら
自分が乗った列車の速度なども計算しながら自分の家がどこだったか、
Google Earthを使って探っていくわけですが、
現代の便利なツールを使いこなす主人公に感心することしきりでした。

今だからこそ、見つけられた話(実話です)なのだと思いますし、
自分のルーツ探しをしたい気持ちも分かるのですが、
実の親なのか、育ての親なのか、、実の親も大事だけれど、育ててくれた親も大事、
でも自分はオーストラリア人なのか、インド人なのか、、葛藤する主人公の気持ちを
理解したいと思いながら見続けました。


ただ、前半が長すぎて。(+o+)


インドで兄とはぐれて長距離列車でどこにきたか分からない、
(話しかけられたものの言語が違っていて理解できない)
路上生活の子供たちと一緒に生活するようになったのも束の間、
仲間たちは人さらい(スラムドッグミリオネアでもこういうの、ありましたが)に
遭って連れていかれ、独りぼっちになって孤児院へ、、そして里親に引き取られて
オーストラリアへ。。

このあたりの件がかなり長くて、丁寧に描くのは理解できるものの、
もう少し短くてもよかったような、、気がします。
インドから同じ家族に引き取られた弟が落ちこぼれていって
里親やサル―との関係が悪化しているあたりをその分もう少し描いてくれると、
サル―が抱える複雑な感情をもう少し深く理解できるような気もしました。

って、見終わった後気になって調べたら、
主人公サル―を演じていたデヴ・パテルって、

スラムドッグ$ミリオネア [DVD]

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  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • メディア: DVD
マリーゴールド・ホテルで会いましょう [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
ここに出ていた人だと知り。。
スラムドッグミリオネアはクイズ番組で優勝する主役だし、
マリーゴールドホテルもホテルを立て直そうとする青年だし、
どうりでどこかで見た顔だと思った。(笑)


実話だと分かっていて見たので、最後は実の親に会える、
そう思いながら見ていても安心感はありつつ、
ただ、一体どうやって探していくのか、そういうドキドキな展開もあって、
ずっと待ち続けていた実の母と、サル―を受け入れて大事に育てた里親と、
自分のアイデンティティを探していくサル―本人と、
里親が実の母に会う実際の場面もエンドロールで流れるので、
ほっとしながらじわっと温かい気持ちになれた
「LION/ライオン~25年目のただいま」でありました。


(最後の最後に、タイトルにもなっているLIONの意味がわかります(^-^))







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白山「満津美寿司」で高菜巻き [呑んだり食べたり(満津美寿司(2019年閉店))]

以前、山谷ではしご酒した記事を書いたのですが、その時のメンバーで
(一名都合が悪くて違う人だったけれど)白山の満津美さんへ。

はしご酒していたときに、満津美さんに行きたい、と言われてご案内したのですが、
4人だったので今回は小上がり席。赤い毛氈が敷いてあってちょっとした特別席。(笑)


IMG_7696.JPG K-るさん入口撮影中
IMG_7697.JPG 軽くビールで乾杯♪
IMG_7699.JPGお通し
野菜の旨煮とむかご。むかごにK-る感激。

IMG_7700.JPG いかげそ
ツメに山葵という味付けが皆さんには新鮮だったようです。。
私も毎度これを食べないと落ち着きません。。。
IMG_7701.JPG レモンくらげ
お店のおばちゃんが食べる?と聞いてくれたので、出してもらいました。
K-るが説明してくれるまで全然気づいていなかったのですが、
くらげ、削ぎ切りされていて食感がいいんですよね。
今更ながら気づかされて感謝です。

IMG_7702.JPGIMG_7703.JPGで、元酒にスイッチしてIMG_7704.JPGお刺身
相変わらずきれいな盛り付けに美味しいお魚たち。

IMG_7705.JPG 鯵 葱と生姜がよく合います
IMG_7706.JPG こんな感じで呑み続けIMG_7708.JPG穴子
本当にここの穴子はほわほわで大好き。

で、今回人数が多いので、
IMG_7709.JPG 高菜巻き
高菜のシャキシャキと少し酸味のある味に、とろけるような中落ちがよく合います。

IMG_7710.JPG お寿司いろいろ

今回の参加メンバーの最年少、Mちゃんがエンガワが食べたいというので、
ああこのお店でエンガワって食べたことないし(私自身は注文しない)
大将の弟さんに聞いたらあるというのでお願いしたら、ちゃんと平目のエンガワ。
香ばしく炙ってあってMちゃんも喜んで食べていました。。

この後、しじみのお椀で〆ましたが、私以外のメンバーは初満津美さん。
あれだけ呑んでこれだけ食べてお会計がお財布にやさしくて、、喜んでいただけました。

年内あと1回は行きたい、、、満津美さんでありました。(^-^)


タグ:元酒 白山
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映画「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」を観る [映画(あ行)]

借りた理由を思い出せない作品です。

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う [Blu-ray]

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray
あらすじはYahoo!映画さんより。

ウォール街のエリート銀行員ディヴィス(ジェイク・ギレンホール)は順調に出世し、
リッチで何不自由のない生活をしていた。
ある日、交通事故で美貌の妻が他界するが、涙を流せず、感覚を失っていることに気付く。
彼は義父の言葉をきっかけに、身近なものを壊し始め……。





邦題を見ても一体どういう映画なのか分かりませんが、
終盤やっと意味が分かります。

原題が“Demolition”、破壊という意味で、これは主人公が妻を亡くして
物を分解して戻すと心が落ち着くと言われてその通りにしようと、
家やオフィスの中の色々なものを分解というより元に戻せず破壊する、
そんな状態が長々と続くので、そんな原題なのかと思いますが、
今回は邦題の方が見ていてシックリする感じ。(^-^)

日ごろ特に気にしていないものを失うと、その大切さが失ってからわかる、
そういうことは私自身もあったりしますが、
家のこと、妻のこともよく理解しようとせず、妻が亡くなってから
その大切さを破壊しまくってやっと気づいて、立ち直っていく男の話。

終盤に行くまで、主人公には全く共感できず、見るのを止めようかと思いつつ、
いやいや、最後まで、、と思って見続けたのですが、妻を亡くしても、
妻の死を悼んで周りが悲しんでいても、主人公にはそういう気持ちが湧かず、
おまけに破壊しまくって、途中で出会う女性の優しさにも感謝する姿勢がなく、
そんな状況が続くので見ていてイラッとします。(V)o¥o(V)

ただ、自分の知らない妻の様子を知るにつれ、
邦題と同じ言葉をふと見つけて、やっと妻のことを愛していたんだと気づく、
もう遅いんですが、そこから立ち直っていこうとする主人公。。。
そこに至るまでが長い(笑)ものの、最後まで見ていたお陰で、
ちょっとした拾い物をした気分になれました。

起承転結、という展開というより、ずるずるイライラした気持ちで見続けるので、
妙に気力を使う作品ですが、何気なく思っているものが実は自分にとって大切なもの、
そういうことは自分にもあるかもしれないし、日々出会う人たちとの時間は大事に
過ごしていきたい(嫌な人はそうではないけれど)と思った、
「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」でありました。





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門前仲町「海の幸」でばくだん [呑んだり食べたり(居酒屋)]

団体での飲み会で門前仲町に行きました。
門前仲町といえば、お散歩してから呑む「ぐるうつぼ」第一回のスタート
門前仲町だったのですが、それ以来の下車なのでもう6年ぶり。


IMG_7414.JPGIMG_7415.JPG 

店名からしてお魚が美味いんだろうと期待しちゃう。(^-^)

(食べログ)→ https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13032184/

私が着いたときに既に8人揃っていて先にスタートしていたので、
料理もそこそこ並べられていて。

IMG_7417.JPG ポテサラ 大盛です
IMG_7418.JPG お通し
海の幸ではなく小松菜の煮浸し。 優しいお味。 

IMG_7419.JPG ばくだん
お店一押しメニューとのことですが、うにといくらがのっていて豪華です。
ぱりぱりの焼きのりに巻いて。
IMG_7421.JPG うまい!
IMG_7422.JPG 牡蠣フライ
大ぶりで、衣カリッカリ、中とろ~ん。

IMG_7423.JPG お刺身盛合わせ IMG_7416.JPG

IMG_7424.JPG となるとお酒
伯楽星をいただきました。。。うまー。



IMG_7428.JPG次は南方をば。
IMG_7430.JPG いわしのつくね
向こうにあるのはなんだっけ。(2か月前の話で既に失念(^_^;))

IMG_7434.JPG お寿司!
お寿司は白山の満津美さんが一番好きですが、ここもネタが大きくて美味。
注文し過ぎて満腹太郎です。(^-^)

IMG_7436.JPG 御椀で〆。


大勢で行くと色々な料理が食べられるのが楽しいのですが、
店名通り、美味しいお魚と手ごろな値段設定の日本酒で、
楽しく美味しく話しながら盛り上がれた「海の幸」さんでありました。


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映画「素敵な遺産相続」を観る [映画(さ行)]

ジェシカ・ラングが出演しているというのを知って借りた作品。

素敵な遺産相続 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: Happinet
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。

夫を亡くしてふさぎ込んでいる元教師のエヴァ(シャーリー・マクレーン)を、
長年の親友マディ(ジェシカ・ラング)が元気づけていた。
ある日、エヴァは夫の保険金5万ドルを受け取るはずだったが、
保険会社のミスで500万ドルもの大金が入金される。
マディは返金しようとするエヴァを引き止め、
スペインのカナリア諸島へのバカンスを持ち掛ける。





邦題に遺産相続と入っているのですが、遺産相続ではなくて、保険金を不正受領する話で、
原題“Wild Oats(からすむぎ、とか、若い時の放蕩って意味らしいです)”を
そんな邦題にしちゃったのか、素敵とか凡庸な言葉を使ったりするのもイラつくのですが、
ミスリードするような邦題はよくないと、今回も邦題にがっかり。。。(*_*)


話はそんなに目新しくないし、冷めた目で見れば有り得ね~的な展開ですが、
そこはシャーリーン・マクレーンとジェシカ・ラングの競演、
女の友情、新しい世界での出会いなどなど(それで騙されたするんだけど(笑))
カナリア諸島の青い空に青い海、年をとっても前向きに過ごそうとするおばあちゃんを
シャーリーン・マクレーンが楽しそうに演じているのが見ていて楽しくて。


一方で。


デミ・ムーアが。(゚д゚)!


アシュトン・カッチャーと離婚した後、なんだか急に老け込んで、


チャーリーズ・エンジェル フルスロットル コレクターズ・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
  • メディア: DVD
久しぶりに出たこの映画ではお金かけて整形して出演していたみたいで、
それでもなんだかなあ、って感じだったのが、
今作では更に老け込んでしまって、生活に疲れている役柄にしても、
シャーリー・マクレーンの娘役なのになんだか悲しいお姿が。(:_;)

と本筋と関係ないところが気になって仕方なくてマイナス点になりますが、
ハッピーエンドになるだろうし、、と思いながら見られるので、
途中のハラハラもそんなにハラハラせず(笑)軽く見られました。


残りの人生が短いのなら、好きなように過ごしたい、
そういう気持ちを大金を手にして実現させようとするおばあちゃんたち、
もちろん正々堂々ともらってはいけないお金なので、道徳的にどうなのか、と
思ってみていると、そこは最後にちゃんときれいな落としどころがあって、
私ももうちょっと年をとった時、贅沢は無理にしても、我慢して生きるより、
日々楽しいことを探して生活していきたいな、なんて気持ちになった
「素敵な遺産相続」でありました。



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浅草「雷門き介」でおでん [呑んだり食べたり(居酒屋)]

久しぶりに会社の後輩、Qちゃん、と、最近登場していなかったKさんの3人で
浅草に呑みにいきました。


IMG_7503.JPG道を挟んでむぎとろさんの反対の
IMG_7504.JPG 雷門き介さん

(食べログ) → https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13052970/

Qちゃんが選んでくれたお店なのですが、人気店らしく、
祝日の18時30分に予約しようとしたら、2時間制で18時から、と言われ、
素直に18時に入店。

確かにお店に入った時点で店内はほぼ満席。人気店ですねぇ。

IMG_7505.JPG刺し身推し
今、撮った写真を見返すとそんな感じですが、
この時、何故かお刺身は注文していません。(笑)

IMG_7507.JPG はい、ビールで乾杯♪
IMG_7508.JPG お通し
しじみのお澄ましを最初に出してくれるあたり、
どんどん飲んでくれ、というお店の心意気を感じます。
もう一品は、揚げナスに辛肉みそがのっていて、これはビールにぴったり。

IMG_7510.JPGき介サラダ
一応、店名がついているサラダは間違いないだろうという、
それだけで注文したのですが、3人で食べるには大量過ぎました。(笑)
見た目がグリーン系でトマトの赤味があると明るくなっていいけれど、
これに店名がついているのがちょっと理解できませんでした。。

IMG_7511.JPG 鶏たたき
九条葱まみれ、みたいな名前だったかな。
最近、まみれ、って名の付くメニューが多いのですが、
これは上品に葱まみれな感じでした。。
鶏はかなり好みなレア加減で美味。(^-^)

IMG_7512.JPG 適度に歯応えありIMG_7513.JPG おでん盛合わせ
大根がかなりの厚みですが、柔らかく煮込まれていて味がしみていて美味。

IMG_7516.JPG で、南部美人を注文して  IMG_7519.JPG 舞茸天
新潟の五頭山麓のまいたけってメニューに書いてあって、
それが天然なのかよく分かりませんが、香りも味も濃いめ、
衣サクッと噛むときのこの味がじゅわっと広がって日本酒にぴったり。

IMG_7521.JPG 一人で大徳利。(笑)IMG_7522.JPGお新香盛合せ
こういう箸休めでホッとする年ごろです。(笑)
IMG_7524.JPG 串焼き盛合せ
もうちょっと焼いてくれるとよかったかなあ。。。

IMG_7527.JPG で、南部美人をお代わりしてIMG_7528.JPG デザート

普段呑みにいってデザートは食べないのですが、
今回、下戸のQちゃん、そんなに呑まないKさんがデザートっていうので、
私もなんだかつられてわらび餅を注文したら、
季節のジェラート(なぜか秋でカシス)、ほうじちゃアイスの盛りが、
一人前と思えなくて運ばれてきた途端に爆笑。


美味しいのですが、量を半分くらいにして値段下げてくれた方が、
お客さんも注文しやすいのではないかな。う
(一人前400円とか450円くらいだから、300円くらいにするとか)


2時間制と言われた割に、祝日だったせいか、2時間で追い出されることなく、
結局3時間ちょっと滞在してお会計。

店長さんとおぼしき男性は、かなり目配りしてくれるのですが、
女性スタッフで、お皿を提げるのが早い割に、それ以外の気配りがイマイチな人がいて、
質問してもいまいち要領を得ない感じでちょっとイラットしたのですが、
これ外食産業の人手不足なのか、、と思えばある程度は仕方ないのかな。

食べログの点はかなり高め(3.5点台)ですが、
お料理は値段を考えると妥当なのかな、と思いながら、
久しぶりのQちゃんも一緒での組み合わせで毒吐きまくりで盛り上がった
「雷門き介」さんでありました。




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