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映画「ジョイ」を観る [映画(さ行)]

借りた理由を思い出せない作品。

ジョイ [DVD]

ジョイ [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
あらすじはAmazonさんより。

子供の頃からモノづくりが大好きだったジョイは成長してシングルマザーとなり、
祖母と母と同居して2人の子供の面倒をみながら貧しく冴えない日々を送っていた。
そんなある日、割れたグラスを掃除したモップを絞っていて手を切ったことから、
触らずに絞れるモップを発明しようと思いつく。
父の恋人に投資を頼み、彼の経営する工場でモップを作り上げるがまったく売れない。
そんな折、元夫のつながりでショッピングチャンネルQVCのニールと知り合った彼女は、
モップを番組で紹介してもらえることになったが……。





面白いけれど前半長過ぎ。(-_-;)


2時間くらいの比較的長尺な作品ですが、
前半のダメダメ家族ぶりの描写が長すぎて、テンポが悪く、
ちょと早送りしてしまった自分もおりましたが(笑)
ジョイが発明したモップが売れていき、そこからの展開が短くて、
(かなり端折っている感じだった)
前半でダメな家族で大変なジョイが自分の力で売れていくあたりを
中盤手前までに描いてから、その後の特許問題など織り込んでいけば、
実話を基にしたドラマとしてもっと見ごたえが出たのではと思うと残念。

家族がみんな本当に酷いほどのダメぶりで、
仕事をして住宅ローンを払って子育てしながら、ダメな親の面倒も見る、
(家もダメ母のせいで修理が必要な状態になったりする)
ダメ男で離婚した元夫が、実はジョイが成功していくきっかけを作っていき、
他の家族は基本的にはダメなので、そこから自力で這い上がる、
そんな構図でアメリカらしい実話だなって思いました。


実際売れたのはQVCで、ここって日本でも展開していますが、
確かにこういう売り口上だと買いたくなるよなあ、って、
身近に感じながらジョイの努力を応援したくなります。

とはいえ、最初に書いたとおり時間配分とか演出がイマイチで、
折角の実話が活かされないまま、最後の成功したところなんてほんの一瞬、
えー、それだけー、って感じで終わってしまいました。

ダメ家族のせいで自分の為に時間を使えない、
余裕のない生活を送っていたジョイが、きっかけをつかんで成功していく、
そういう話なので、共感しながらみるためには90分くらいの尺にして、
もっとテンポよく作ってくれたらもっとよかったのに、、、と
結末にほっとしながら、残念感もぬぐえなかった「ジョイ」でありました。


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