一之輔「どっさりまわるぜ2017」で居残り佐平治 [落語・お笑い]
徳島旅行記を無事アップ出来たところで久しぶりに落語記事。
今回は飲み友達のFちゃんに誘われて、初の一之輔さん独演会。
春風亭一之輔さん (落語協会HPより拝借)
千葉県出身というので親近感ありあり。
(ねんのためwiki)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E9%A2%A8%E4%BA%AD%E4%B8%80%E4%B9%8B%E8%BC%94
春風亭一之輔さん (落語協会HPより拝借)
千葉県出身というので親近感ありあり。
(ねんのためwiki)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E9%A2%A8%E4%BA%AD%E4%B8%80%E4%B9%8B%E8%BC%94
寿輔師匠が好きな私、普段は師匠が所属している落語芸術協会メインで寄席に行くわけで、
もう一つの落語協会(海老名一家はこちらの団体)はピンポイントで落語会に行く程度。
とはいえ、落語協会所属で好きな噺家さんも結構います。
喬太郎さん、白鳥さん、権太楼さんなどなど。
一之輔さんは若手で人気がある噺家さん、という程度の認識でしたが、
チケットも手に入りにくいと聞いていて自分から落語会に行く気力もなかったところ、
イープラスのプレリザーブでチケットをゲットしたFちゃんが誘ってくれて。
Fちゃん、誘ってくれてありがとう♪
で、会場は7月初旬の土曜日のよみうりホール。
いつもこの一つ上の階の角川シネマにはくるのですが、よみうりホールは初めて。
チケットは完売で、プレリザーブでゲットした席は2階席。
いつもこの一つ上の階の角川シネマにはくるのですが、よみうりホールは初めて。
チケットは完売で、プレリザーブでゲットした席は2階席。
落語会なので予定通り13時30分開演。
当日の演目
最初はオープニングトーク。
チェックシャツにジーパン姿の一之輔さんが登場し、
遅れて入ってきた観客が落ち着くくらいのタイミングまで笑いをとりながら、
ダフ屋を儲けさせないために、転売チケットは買わないように、
転売する人は観に来るつもりはない人たち、買えなかったら見に来なくていいから、
と、転売で値段が吊り上がる現状に苦言。
あとは、全国ツアーの落語会なので、イープラスがつくったTシャツを宣伝。
確かにホワイエで物販凄いな、って驚いたのですが、
興行元が稼げるときに稼いどけ、なのかと思いました。(笑)
チェックシャツにジーパン姿の一之輔さんが登場し、
遅れて入ってきた観客が落ち着くくらいのタイミングまで笑いをとりながら、
ダフ屋を儲けさせないために、転売チケットは買わないように、
転売する人は観に来るつもりはない人たち、買えなかったら見に来なくていいから、
と、転売で値段が吊り上がる現状に苦言。
あとは、全国ツアーの落語会なので、イープラスがつくったTシャツを宣伝。
確かにホワイエで物販凄いな、って驚いたのですが、
興行元が稼げるときに稼いどけ、なのかと思いました。(笑)
とフリートークが終わって、最初に出てきたのが一蔵さん。
落語協会HPにこんな写真で紹介(笑)
一之輔さんの弟弟子で、趣味はダイエット特技はリバウンド、と笑いをとりながら、
中学生の娘が落語に興味を持ち始めてYoutubeで落語を見まくっている中で
気に入っているのが一之輔さん、とごまをすった(笑)後に「猫と金魚」。
中学生の娘が落語に興味を持ち始めてYoutubeで落語を見まくっている中で
気に入っているのが一之輔さん、とごまをすった(笑)後に「猫と金魚」。
私自身は寿輔師匠で聴くことが多いネタですが、
二つ目とはいえなかなかうまくてさすが落語協会と感心。
次に一之輔さんが登場。
過去の全国ツアーではゲスト(喬太郎さんなど)を呼んでいたけれど、
今回は一人で3席やります!とオープニングトークで宣言していた通り、
吉原ネタを3席(前半2席、後半1席)。
二つ目とはいえなかなかうまくてさすが落語協会と感心。
次に一之輔さんが登場。
過去の全国ツアーではゲスト(喬太郎さんなど)を呼んでいたけれど、
今回は一人で3席やります!とオープニングトークで宣言していた通り、
吉原ネタを3席(前半2席、後半1席)。
最初は「千早振る」。
吉原の人気花魁が数年後落ちぶれてなぜド田舎にやってくるのか、という
突っ込みどころに自ら突っ込んで笑いをとりながら、丁寧に話していました。
続いて、「お見立て」。
(お墓をお見立て)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E8%A6%8B%E7%AB%8B%E3%81%A6
このネタは寿輔師匠で何度も聞いていて好きなネタですが、一之輔さんも非常に面白く、
訛りを繰り返すところがちょっとしつこいかと思いつつ、師匠以外もいいな、と
思ってしまいました。(寿輔師匠、ごめんなさい。(^-^;)
訛りを繰り返すところがちょっとしつこいかと思いつつ、師匠以外もいいな、と
思ってしまいました。(寿輔師匠、ごめんなさい。(^-^;)
仲入り後は、「居残り佐平次」。
吉原を3席と言ってましたが、これは品川の噺ですね。
(お代を払えず居残る人の噺)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%85%E6%AE%8B%E3%82%8A%E4%BD%90%E5%B9%B3%E6%AC%A1
吉原を3席と言ってましたが、これは品川の噺ですね。
(お代を払えず居残る人の噺)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%85%E6%AE%8B%E3%82%8A%E4%BD%90%E5%B9%B3%E6%AC%A1
最初に聞いたのが、今はすっかりご無沙汰の圓遊さんですが、
居残り佐平次の生き生きとした姿が目に浮かぶような話ぶり。
3席目でも語り口は非常に軽やかでさすが若手の実力派、
(何席もやるとだんだん口が回らなくなる噺家さんもいたりします)
古典をちゃんと話しながら、現代風の話題も盛り込み、
軽く(笑)とりながらひきつけていく話術はなかなかいい感じでした。
様々な業界での世襲制の否定、親なのに子供を芸名で呼ぶなど、
落語界での某ファミリーを揶揄するようなネタも盛り込み
(このあたりのネタ、同じ協会の噺家さんもよく話しますが)
一之輔さんをきっかけに落語に興味をもつ人が増えるのも納得だな、と思った、
「どっさりまわるぜ2017」でありました。
軽く(笑)とりながらひきつけていく話術はなかなかいい感じでした。
様々な業界での世襲制の否定、親なのに子供を芸名で呼ぶなど、
落語界での某ファミリーを揶揄するようなネタも盛り込み
(このあたりのネタ、同じ協会の噺家さんもよく話しますが)
一之輔さんをきっかけに落語に興味をもつ人が増えるのも納得だな、と思った、
「どっさりまわるぜ2017」でありました。