映画「ココ・シャネル」を観る [映画(か行)]
観ようかどうしようか迷いつつ借りた作品。
あらすじはAmazonさんより。
1954年、パリ。
15年の沈黙を経て、復帰コレクションを開催したココだったが、
評論家や顧客たちに「過去から脱却できないシャネル」と酷評されてしまう。
そんな時ココは、孤児からデザイナーとしての地位を築いた日々を回想する。
それは自分のキャリアだけではなく、彼女を奮い立たせ、支え、
勇気づけてくれた数々の愛の思い出でもあった・・
フランスが舞台で英語。(^_^.)
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そんなこと言っちゃうと、これもどうなのって話ですが。
なんか、フランスが舞台だとフランス語がいいな、と個人的には思います。
あとはねぇ、、シャーリー・マクレーンがどうみてもシャーリー・マクレーンで。。。。
若いときのココ・シャネルを演じたバルボラ・ボブラーヴァはとてもいい感じなんですが、
そこがどうやったら晩年のシャーリー・マクレーンになっちゃうのって感じがして。。
やっぱりフランス語でフランス人俳優を使ったほうがもっといいと思うんですが。
って、この映画、もともとアメリカのテレビドラマで製作されたんですね。。
(今調べて知った事実)
それじゃあ、英語だよね。(笑)
とはいえ、それを知っても感想は同じです。。。。
上述したような残念ポイントを冒頭から引きずったまま観終わったので、
最初に残念、ってテンション下がってそれがちょびっと上がったけれど、
見始める前のテンションまで戻らずに終了って感じでした。
上にも書いた通り、若いココ・シャネルを演じている俳優さんはとてもよくて、
きっと若ければジュリエット・ビノシェとかオドレイ・トトゥとかも演じたかったかもしれないな、
なんて観ながら思いました。。。
と調べたら、オドレイ・トトゥ、演じている作品があるんですね。。。
これも観てみようかな。
シャーリー・マクレーン、、冒頭出てきて、最後の最後まで出てこない、
それなのに、彼女が出てきただけで舞台がフランスじゃなくなっちゃうその残念感。
実在の人物を演じるのって難しいと思うんですよ。
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これはねぇ、メリル・ストりープなのにサッチャーに見えたんだけど、
これはどうやってもナオミ・ワッツか、そっくりさんにしか見えなかったし。
きっと、フランス人俳優が晩年も演じていればもっといい作品になったはず、
いやなったと思います。そういう点では配役ミスだと思いました。
決して、シャーリー・マクレーンが嫌いじゃないんです。
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好きな作品も色々あるんですが、今作はどうもしっくりこなかった配役で。。
ココ・シャネルという女性の生き方としては、身寄りのない彼女が才能と運と出会った男性と、
色々な機会をうまく商売につなげていく、、そして愛する人も出来て、、でも結ばれず。
身分の違いとか、平和ぼけの日本人にはあまり理解できない部分もありましたが、
一人の女性の生き方として観るにはかなり面白い作品でありました。
(そこはちゃんと褒めます)
といってもやはり配役って大事なんだな、って実感した「ココ・シャネル」でありました。