広島旅行記2015~広島平和記念資料館編②~ [日本の旅(中四国)]
久しぶりに訪れた資料館、本館だけですが、投下直後以降の展示が続きます。
通路に並んだがれき(複製)を通ると、
投下直後の爆心地の様子が再現されています。
イヤホンガイド(300円)を借りると、この展示エリアは吉永小百合さんの音声で
当時の様子を詩をまじえて聞くことができます。
逃げ惑う人たちですが
皮膚が垂れ下がっている様子。
これなどが今後のリニューアルでなくなると聞いたので今回再訪したのですが、
原爆を投下された唯一の国として、こういう展示を今後なくしてしまう理由がよく分かりません。
事実は事実としてやはり残すべきでないのかな、と吉永小百合さんの朗読も併せて聞くと
更に思う私です。。
投下時刻で止った時計や
食べることがなかったお弁当
複製ですが原爆(実寸)
三位一体の服
銀行の階段についた人影
被曝した人たちの様子
今回特に思ったのが、前回訪問よりもずっとずっと外国人観光客が増えていたこと。
広島も今は国際的な観光都市になったのかな、と思いましたが、
原爆などのことも含めて海外の方がこうやって関心をもって訪れてくれるのは
良いことだと思いたいですね。
黒い爪
原爆で指先を失った方が、その後、血管の通った爪が指先から生え続け、
その爪を切ると血が出ていた、、、という説明がありました。
放射線によって人の体に異変が起きたというか無理矢理中を変えられたということなのかと思いましたが、
こういう研究も国によってされているのでしょうか。。。
学風で曲がった塀
爆風でくっついたさまざまなもの
これは縫い針 くっつくほどの威力だったんですね
このおりづる
前回もきたときにみましたが、被曝10年後に白血病でなくなった禎子さんの鶴。
私自身も戦後に生まれ、実体験がありませんが(うちの親が戦中派でしたが)
こういう記録は残していかないといけないものだと思います。。
そんなことを改めて感じた訪問となりました。。。
目の前もガイジンだらけ
被曝したのインタビューが見られます
手を合わせて
禎子像にも手を合わせ
学徒動員の慰霊碑だったかな 手を合わせ
原爆ドームに戻って
市電でホテルに向かいます。。。
(つづく)