映画「ハリー・ポッターと死の秘宝」を観る [映画(は行)]
度々の中断で申し訳ないのでございますが、、、
これもタイミングを逃すと(というか既に逃している感たっぷりなんですが)
って感じもしたりするので、またまた、旅行記をお休みしてひとつだけ記事をアップしまっす。
公開当日に行こうと思いながらタイミングを逃してしまい、
結局2週間後に行きました、ハリポタ。
二部作で次回作は来年の夏、、となると行こうとする気もイマイチになってしまうというか、
2年前に和訳本を読んでたりすると、一気に見たくなるのですが、
壮大なスケールを二部作、、、、気持ちも分からなくはないので(^_^.)、観ました。
で、原作本を読んだときに書いた記事もございますので、
一応リンクを貼ってお茶濁し。(笑)
Harry Potter and the Deathly Hallows
- 作者: J. K. Rowling
- 出版社/メーカー: Arthur a Levine
- 発売日: 2009/07/07
- メディア: ペーパーバック
原書を読んだ記事: http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2008-07-07
「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
- 作者: J. K. ローリング
- 出版社/メーカー: 静山社
- 発売日: 2008/07/23
- メディア: ハードカバー
和訳本を読んだ記事: http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2008-08-01-1
映画自体は大体原作に忠実に作られていたかと思うので、
今回のあらすじについては、以前本を読んだときの記事をそのまま転載しまっす。
(あらすじ)
ハリー17歳の誕生日を以って母リリーのかけた保護の呪文が解けてしまう
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呪文が解けるとヴォルデモートがやってくるので安全なところへ移動しよう(by不死鳥の騎士団)
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移動するとなると護衛するのはやはり不死鳥の騎士団の皆さんですね
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ポリジュース薬でハリーに変身した皆さんとともに「ハリーだらけ状態」で逃げるハリー
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スネイプが逃げる日をヴォルデモートに密告していたので死喰い人が追いかけてくる
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ハリーは安全な場所に到着できたが、騎士団メンバーで失踪者、負傷者発生
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自分のせいで皆に迷惑かけちゃうと悩むハリー
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(前作で亡くなった)ダンブルドアからの遺品を貰う
(ハリーは透明マント、ロンは火消しライター、ハーマイオニーは本「ビードルの物語」)
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ロンの兄ビルとフラーの結婚式に出ていたら死喰い人がやってきたのでハリー逃げる
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ロン、ハーマイオニーと3人でヴォルデモートの倒すための分霊箱を探す旅に出る
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ヴォルデモートが分霊箱を隠しそうな場所を探し移動を続ける3人
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魔法省で取敢えず一つ見つけるが壊し方が分からずそのまま持って移動し続ける
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ハリーの煮え切らない態度に業を煮やしたロンが離脱
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ハーマイオニーと分霊箱探しをしながら危険な目に遭っていたら季節は冬
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誰かの守護霊(牝鹿)の導きでロンと出会いグリフィンドールの剣を手に入れる
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死の秘宝の話をルーナの父ゼノフィリウスに聞く
3人の兄弟の話と3人が死からもらったもの(ニワトコの杖、甦りの石、透明マント)
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その後、思わず死喰い人に3人とも捕まるがドビーのお陰で逃げ延びる
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分霊箱がきっとあるはず、とホグワーツに向かう3人
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スネイプがヴォルデモートにニワトコの杖が理由で殺されてしまい
陰で目撃したハリーはスネイプから流れ出る記憶を憂いの篩で見てスネイプの本性を知る
更に、自分とヴォルデモートの関係も知ってショックを受ける
↓
マクゴナガル先生やホグワーツの生徒達(除くスリザリン生)がハリーの為に決起する
↓
ハリーはヴォルデモートと対決しニワトコの杖で撃たれ
↓
自分が死んでいるのか分からないまま彷徨っているところでダンブルドアと出会い
色々と話を聞いて再び現実の世界に戻り再びヴォルデモートと対決
↓
めでたしめでたし
今回は二部作の前半なので、当然ながらあらすじの途中で終わってしまいます。
私自身は、離脱したロンが戻ってきたら終わりかと思ったら、
その後、マルフォイ、レストレンジに捕らわれたハリー・ロン・ハーマイオニー他、が
ドビーのおかげで脱出し、ダンブルドア校長先生のお墓からニワトコの杖を手にした
ヴォルデモートが己の強力さをアピールしたところで一部は終了しました。
話自体は、ハリーがヴォルデモートを倒す為に
彼の魂が分割されて収められている分霊箱をひたすら探して破壊する、、、、という、
前作に続いた話であり、今回の前半も、ハリーのうだうだ感はやはり感じられました。
ま、二部作にしたのでこのあたりを敢えて描いているんだろうなあ、と思いましたが。(^_^.)
あと、話と全然関係ないんですが、
分霊箱のひとつであるロケットを破壊する際、の、幻想シーンがちょっとエロかったなぁ。
(ハリー役のダニエル・ラドクリフ君の胸毛にちょっとびっくりもしてしまいもした。。。)
分霊箱(horcrux)については念の為wikipedia先生の説明をどうぞ→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
この分霊箱は、
①トム・マールヴォロ・リドルの日記
②マールヴォロ・ゴーントの指輪
③サラザール・スリザリンのロケット
④ヘルガ・パッフルパフのカップ
⑤ロウェナ・レイブンクローの髪飾り
⑥ナギニ
⑦ハリー・ポッター(これは無意識のうちにそうなっちゃったんだな)
今回のシリーズ前に、分霊箱のうち①②の2つは破壊されているので、
最終作ではあと5つ、なんですが、⑦はね。(^_^.)
今回のパート1では、③のみ破壊されて終わってしまいます。。
ハリーが葛藤しながら前に進もうとして、やっとそのきっかけをつかむ、、
というところで前半が終わってしまうのですが、後半に盛り上がるでしょうから、
これは仕方ありませんね。。。。
また、今回の作品の感想なのですが、二部作である為、端折り過ぎな感も今までに比べると
だいぶ少ないような気がしました。。。
ただ、冒頭のダドリー一家とハリーとの別れのシーンは
もうちょっと彼らとハリーのやりとりを描いてもよかったかなーなんて思いました。
私自身は原作を読んでほろっとしてしまった場面なので、
今回あまりに淡白にお互いが離れ離れに別れてしまうのがちょっと物足りなく。。
また、ハリーの母親がハリーにかけた「保護の呪文」、
これが映画の字幕では「においがつく」となっていたのですが、「におい」って。(ーー;)
なんだかイマイチ感漂っていたのは私だけでしょうかねぇ。。。
(このあたりは本当に冒頭なのでさしたる影響はないにしても気になりまして(*_*))
私の中で一番のツボだったのは、
ロンも戻ってきて新たな気持ちで再出発、、の後、
3人がマルフォイ一族に捕らわれて逃げようとするときに現れたドビー。
屋敷しもべ妖精のドビーさん(手には靴下)
映画化の度に軽くあしらわれていた感あり(原作に出ているのに映画に登場しない、とか)、の
屋敷しもべ妖精のドビーですが、最終作では大役を仰せつかっているのでもちろん登場。
が、画面に登場した途端、その後死ぬのが分かっていただけにドビーの姿にウルウル。。。。
ドビーはハリーを助ける為、ハリーをかばって自らの命を落としてしまうのですが、
ハリーの腕の中で息絶えるドビーの姿に思わず涙。。(完全に泣きのツボでございました)
ちなみに、隣に座っていたおじちゃんも涙をぬぐっていました。。
最終作は、これまでの登場人物が豪華に登場する作品ですが、
私の中で一番のお気に入りキャラクター「ドビー」が前半で命を落としてしまうのには
仕方ないこととはいえ、個人的にはガッカーリ。。。。
多分、第二部ではもっと主要な人物が命を落とすので、
ドビーは第一部でサヨウナラだったのかもしれませんね。。。。
映画を見終わった後、思わず来年7月の第二部の前売り券を買ってしまいましたが(^_^.)
できることならもっと早く上映してほしいもんです。
と、書いていて思い出しました。
マクゴナガル先生(byマギー・スミス)が出てなかった。。。
後半には出てくると思いますが、一目だけでもお会いしたかった。。。
と記事を書きながら、
もう一回見ようかな、と思った「ハリー・ポッターと死の秘宝①」でありました。
明日からは再びシンガポール旅行記に戻りま~す。(^_^)