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吉祥寺でボウリング [日本の旅(関東)]

10月下旬から京都旅行(9月下旬)の記事を書こうと思っていたのですが、
写真整理が全く進まず&他に下書き記事があったりで、気づけば11月。
2023年もあと2ヶ月、時の経つの早いとしみじみ感じます。

というわけでもうちょっとしたら旅記事をアップしようと思いますが、
その前に比較的最近の出来事をアップします。(10月下旬の話)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

酒友グループからボーリングのお誘いがあって久しぶりの吉祥寺。
ボーリング自体は20年以上ぶりくらいの超久しぶりです。
IMG_9244.JPG集合場所はゾウのはな子の前 
(花子68歳の2015年に会えたのは良い思い出です)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2015-05-04-2

今回10名でのボウリングですが、約1名、両国から総武線に乗って御茶ノ水で特快?に
乗り換えたところ、休日だったので吉祥寺に停まらず(高円寺も停まらないんですよね)
三鷹から折り返しで戻ってくるというので現地集合にしてもらうことにして残りの9名で
人がたくさんの商店街(吉祥寺ダイヤ街)の中などを歩くこと7分くらいで
ディグボウル吉祥寺に到着。
IMG_9245.JPGIMG_9247.JPGIMG_9248.JPG
とてもきれいで注文やスタッフ呼び出しがタブレット操作というのも
イマドキだなあと隔世の感を感じたのですが、一番感じたのは、
貸し靴がきれいだったこと。
学生時代の頃、池袋のボウリング場にたまに友人たちと出かけましたが
当時は貸し靴が汚くて(というか臭い(笑))いいイメージがなかったのが
今回とてもきれいな靴でそれだけでテンション上がりました。

あとここのボウリング場だけなのか今はそうなのか、よくわからないのですが、
学生時代は1ゲームあたりいくら、みたいな料金体系だったのが、
今回はレーンを1時間使うといくら、といった感じで、中年で順番が頻繁に
まわってくると疲れるので(笑)、2レーンに5人ずつ、で遊びました。
IMG_9251.JPG早速ハイネケン
6本まとめて注文するとお得なのでこんな感じで注文しましたが 
IMG_9252.JPG久しぶりのラッパ飲みもテンションあがります
とはいえ、自分のボウリング実力は低いので(;´Д`)無理のないように、
ありのままの実力でペケを狙うと宣言してから臨みました。

最初は個人戦、ガーター連発後にスペアとストライクを1回ずつ出せて、
もうそれだけで満足でしたが、なぜかブービーになってしまいびっくり。(笑) 
スペアとストライクの後にガーターにならなかったから、だと思います。
IMG_9255.JPG球速の早い同年代のおじさん
三鷹まで戻ってきたおじさん、既に軽く呑んでいたのですが、
ワックスでつるつるになっているレーンにまで踏み込んでしまい、
漫画でみるような(バナナの皮で滑って転倒するやつ)気持ち良い転び方をして
後頭部にたんこぶらしきものが出来たのですが、それでもなんとか投げ切った後、
IMG_9256.JPG眠ってました。(笑)
お酒が入るといつも途中でひと眠りして起きて復活、呑みなおす、という方なので
特に驚くこともなかったのですが、こんなところでも盛り上がるのが酒友です。

個人戦の後、グループ戦(5人が交互に投げる)でハイネケンビールをかけて
闘いましたが2ゲームで引き分け、仲良く割り勘となりました。 
IMG_9260.JPG2時間たっぷり楽しめました! 
IMG_9262.JPG1周年記念でくじ引きを引き
無料招待券や、1人だけA賞でどこかの良いお店の食事券が当たっていましたが、
昼過ぎ(というか夕方)からビール呑んで笑いながら(時に真剣に)ボールを投げて、
ちょっと学生時代に戻ったような心持になりました。

驚いたのは隣のレーンが若者の団体で賑やかだったこと。
今、若い人もボウリングやるんだ、と思ってなんだか嬉しくなりました。

この後は、打ち上げ会場に移動するのですが、予約の時間まで少しあったので
吉祥寺ダイヤ街をぶらぶらして、
IMG_9263.JPGメンチカツで有名なさとうへ
メンチカツを買うのに30分くらい並ぶそうですが、コロッケやメンチバーガーは
さほど並ばず買えるというので、幹事さんにコロッケをお願いすること10分。
IMG_9264.JPGその間、となりの小ざささんへ
テレビでよく紹介されているお店、始発前くらいから行列ができて
整理券があっと言う間になくなるという和菓子のお店。
整理券をもらって買えるのが羊羹で御手頃で美味しいそうですが、
夕方に買えるわけもなく、最中(1個102円!)を購入しました。

と、幹事さんがコロッケを買ってきてくれたので再び象のはな子の銅像の前で、
IMG_9265.JPGいただきまーす
若干冷めてはいましたが衣さくさく、小判状ではなくまん丸なボール状、
かなり食べ応えがありました。これから打ち上げにいくのに完食。(笑) 
IMG_9266.JPGはな子の近くにあったマンホール
シティハンターのマンホール、なぜ?と思ったら今年10月から観光促進を目的に
色々な漫画のイラストを使ったマンホールを設置した、ということらしいです。 

って、シティハンター、読んだことないんですが。(^^;

と、コロッケを食べていたら予約時間が近づいてきたので打ち上げ会場に向かいます。


(つづく)

タグ:吉祥寺
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東京観光ぶらぶら記2022~昼酒したら東京スカイツリー編~ [日本の旅(関東)]

久しぶりに会ったYちゃんと柴又帝釈天をぶらぶらした後、
私は柴又だし「鰻」を食べる気満々だったのですが、
Yちゃんは居酒屋ぽい感じのところでビールが呑みたいような雰囲気だったので、
以前一度だけ入ったことのある前野屋さん(日本そば)に行きました。
IMG_0693.JPG柴又駅から歩いて数分
前回(日曜)と違って平日のお昼だったせいか店内の混雑もさほどでなく、
4人掛けテーブル席に着席すると、前回対応してくれたおじいちゃんが
今回も注文をとってくれました。
IMG_0695.JPGはい、かんぱい♪
車がないとあちこちにいけない(電車の運行本数が少ない)地方住まいで
休みの日に呑むといっても近所か家しかない、という理由で、
今回の旅行中は「昼酒」したかったらしいです。
在宅勤務で引きこもりで歩かない話を私がしたら彼女も車移動ばかりで
一日数百歩しか歩かない日も多いとのこと、旅行中は毎日1万歩くらい歩いていて
非日常空間を楽しんでいる様子でした。(^-^) 
IMG_0697.JPG鯖の昆布〆 
前回来た時メニューで気になっていたお料理、Yちゃんも気になっていたらしく
注文しました。〆鯖をとろろ昆布で包んだようなお料理でした。
お上品に5切れくらいかと思っていたらこのボリューム、さすが下町です。
しっかり酢〆されている鯖に旨味のある昆布の味が良く合います。
記事を書きながら熱燗が合いそうだなあと思いました。
IMG_0698.JPGもつ煮
私が食べたくて注文しましたが、Yちゃん、普段あまり食べる機会がないらしく
美味しい美味しいとばくばく食べてくれました。 
IMG_0699.JPG日本酒も注文してしまった。(^-^)
夜の部もあるので軽くにしておきますが、こういう昼酒、憧れていたらしく、
結局お蕎麦屋さんにきていて食べずにお会計したのですが(笑)
お店のおじいちゃんに「お蕎麦屋さんなのにお蕎麦食べないでごめんなさい、
でもお料理美味しかったです!」と可愛らしく(60過ぎに見えない)挨拶して
おじいちゃんも嬉しそうだったので結果オーライです。
IMG_0700.JPG出前用スーパーカブ!
令和の時代にもまだ観られる(現役)と楽しい気持ちになります。
と、お蕎麦を食べなかった理由ですが、この後、高木屋さんで草団子を食べるため。
帝釈天に向かう参道に何軒もお団子やさんがあって目移りしていたようです。 
IMG_0701.JPGお店の模型がありました 
IMG_0709.JPG緑色(お団子生地)も見えます
IMG_0702.JPG入口で注文して(先払い)からテーブル席で待ちます。
平日の13時過ぎ、中途半端な時間だったかか先客1組、後客ゼロ。
非常にゆったりのんびり待ちながら店内を眺めます。 

IMG_0703.JPG寅さん出演者との撮影
IMG_0706.JPG蘭ちゃんもいました!(キャンデーズ世代です)
IMG_0704.JPG美味しいお団子 ごちそうさまでした 
この後は、京成線に乗って高砂駅経由で本所吾妻橋駅まで移動して、  
IMG_0712.JPG東京スカイツリーをめざします
押上駅の方が近いのですが、私の昔の勤め先が本所吾妻橋駅の近くだったので
自分が懐かしむためにその駅で降りた、というのと、本所吾妻橋駅から歩くと
東京スカイツリーの全体がよく見える(歩いていくと近づいてきてワクワクする)、
そんな理由もあって駅から歩きました。

インバウンドも本格的でないせいか(とはいえ意外と海外観光客多め)、
当日券が普通に購入できましたが、チケット購入に20分、エレベーターまで20分、
展望台まで一時間弱くらいはかかった感じです。 
IMG_0714.JPGあいにくの曇天ですが 
IMG_0715.JPG海ほたるがボンヤリ見えました
IMG_0716.JPG業平小
他の小学校もそうでしたが、屋上に学校名が書いてあるのですね。
緊急事態発生の時など空からも判別しやすいように、ってことなんでしょうか。 
IMG_0718.JPGIMG_0719.JPG 
薄暗い中でソラカラちゃんに久しぶりに会いました。
東京スカイツリーオープン前は、おしなりくんがテレビでも話題になっていましたが
(押上と業平橋と、近所の地名を足して2で割った名前)
オープン後は、すっかり公式キャラクターのソラカラちゃんが全面に出ていて、
おしなりくん、目立っていないのですが元気かなあ。
公式Twitterでは昨年大晦日まで呟いているので元気ぽい)
IMG_0721.JPG花やしきや浅草寺も見えます 
IMG_0722.JPGUR、アサヒビール、墨田区役所
アサヒビールの本社ビル(ビールジョッキをイメージ)が出来たころ
ド派手なビルだなあと思ったのですが(隣の金の炎も)
このビル、高さが100m以下(未満?)知り驚きました。
(東京スカイツリーの6分の1くらいなんですよね) 
IMG_0723.JPG東京ドームに  
IMG_0727.JPG遠くの方にTDRも見えました
30年以上前、はとバスツアーで行った東京タワーにのぼったとき、
霧で何も見えないのに「特別展望台にも行こうよ!」と張り切ったYちゃん、
別料金払ってのぼって更に何も見えない(眼下の東京プリンスホテルだけ少し見えた)
そんなことあったねぇ、と思い出し笑いしながら1つ下の階に降ります。 
IMG_0730.JPGIMG_0731.JPGスケスケです
思ったより狭いスペースしかないのでかなり混雑していましたが
Yちゃん、スケスケのところに立ってテンション上がっていました。
(私は縮みあがりそうなので軽く覗いて終了) 
IMG_0733.JPGYちゃん、しゃがんで写メしていました。
今回来られなかったダンナに自慢げに送っていましたが、
柴又帝釈天も東京スカイツリーも初めてで喜んでくれて一安心。

この後、歩き疲れたのでコーヒーでまったりして、夜の部会場へ移動します♪


(つづく) 


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東京観光ぶらぶら記2022~柴又帝釈天編~ [日本の旅(関東)]

以前、20年ぶりに会った友人と品川で呑んだ話を書きましたが、

(宮﨑県民を秋田料理のお店に連れていきました)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2018-07-08-1

この友人が一昨年定年退職したのですが、時間が出来た(&制限解除になった)から
東京に遊びにいくから会えない?と連絡をくれたので都内をぶらぶらしました。
彼女とはちゅーちゅーねずみーランドで一緒にバイトしていた頃(30年以上前)
一緒にはとバス(東京タワーや皇居をめぐる東京半日観光コース)に乗ったことが
ありますが、それ以外に都内をぶらぶらしたことがなかったので、行ったことが
なさそうなところに連れていくことにしました。

彼女が宿泊していた品川まで迎えに行き(現地集合が難しそうに思えたため)
一緒に京急線~都営浅草線~京成線と移動しながら、
IMG_0672.JPG柴又駅に到着しました 
寅さんの近くにはさくら(の銅像)もいます。
IMG_0670.JPG三松さん 
ネットでここのラーメン(そば、うどんがメインのお店です)が美味しそうで
一度食べたいと思いながら未訪です。
駅近くは店舗建て直しで小ぎれいになっていますが昔ながらの呑み屋さんも
あったりして下町感が出ています。
IMG_0673.JPG金のう〇こ販売店 
昨年柴又に来たときにもこのお店の写真を撮って記事に載せていますが
この賑やかというかざわざわというかなんとも言えない雰囲気、
いつも遠巻きに見てしまいます。(近づくと何か買いそうなので近づかない)
IMG_0675.JPGIMG_0676.JPGIMG_0677.JPG
おもちゃ博物館~高木屋~升本(亀有大根が食べられる)を観ながら 
IMG_0678.JPG帝釈天に到着
おまいりした後は、前回同様裏手に回って邃渓園(すいけいえん)を見学します。 

IMG_0680.JPGIMG_0681.JPGIMG_0682.JPG
アンティークのような照明(シャンデリア?)に見とれていた友人Yちゃん、 
IMG_0684.JPGIMG_0686.JPGIMG_0685.JPG
11月下旬に訪れたのでほんわか紅葉している池泉回遊式庭園を楽しみ
(甲羅干ししているカメさんたちものんびりしていました)
IMG_0687.JPGIMG_0688.JPGご神水
お酒がお供えしてありましたが、私もこのお水で己の汚れた心を洗い清めたい。
って、1回では無理ですね。(笑) 
IMG_0689.JPG庭園出口付近でみつけたお猿さん
前回来たときは気づかなかったのですがYちゃんが気づいてくれました。
ネットで調べてみたら、日蓮聖人上人が鎌倉の草庵で焼き討ちに遭った時に現れ、
岩山に導いて岩窟に身を潜めて救ったという伝説の白猿の石像だそうです。
この白猿さん、日蓮宗題経寺(柴又帝釈天)の使いとも言われているそうです。

この後、本堂裏手の素晴らしい木造彫刻を見学しました。
IMG_0690.JPGIMG_0691.JPGIMG_0692.JPG 
宮﨑の田舎に住むYちゃんには見るもの全てが新鮮らしく一つひとつ感激していて
連れてきた甲斐がありました。

ここで時間はちょうどお昼過ぎ、柴又だから鰻が食べたい、というかと思ったら、
ビールが呑みたい!というので(笑)以前いったお蕎麦屋さんに移動します。
IMG_0693.JPG前野屋さんで昼酒タイムです♪


(つづく) 

タグ:柴又
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柴又帝釈天ぶらぶら記② [日本の旅(関東)]

遼寧園の美しい庭を眺めた後は、帝釈天の本堂に施された彫刻を見に移動します。
IMG_7672.JPG彫刻ギャラリー
(庭園の入園券を提示すると入れます)
IMG_7673.JPG  
       IMG_7674.JPG
お寺にきても本堂の中は観ても外側を意識的に見ることがなかったのですが、
こうやってまじまじと見ると細かい細工、龍などが生き生きと見えます。IMG_7678.JPG本堂の下部
ここを歩いていってぐるっと曲がってから上に上がっていきます。
入ってすぐのところに帝釈堂の木彫について説明があったのでそのまま転記しますと、

帝釈堂の内外には数多くの木彫いがほどこされているが、
特に帝釈堂内陣の外側にある十枚の胴羽目彫刻は佛教経典の中で最も有名な「法華経」の
説話を選びだして彫刻したものである。
この法華経説話彫刻は、当山第十六世観明院日済上人の発願になるもので、
篤信者鈴木源次朗氏の丹誠協力を得て、大正末期より昭和九年に至る十数年の歳月を
費やして完成したものである。因みに大正十一年、まず加藤寅之助師が「法師守護の図」を
完成したが、氏の発案により残りの九枚を東京在住の名人彫刻師依頼することが決り、
大きな欅(けやき)の彫刻材が各師のもとに運び込まれた。しかるに大正十二年、
折からの関東大震災に遭って彫刻材を焼失したのである。そこで改めて欅の原材を
全国に求め、昭和初年ようやく巨大な欅材を得て、本格的な木彫工事がはじめられたので
ある。従って、得難い彫刻材と言い、木彫技術についても希有のもので文化財的価値の
極めて高いものである。


法華経説話彫刻を中心に堂の最上段には「十二支の図」その下に「天人図」
「説話彫刻図」「千羽鶴図」階下には「花鳥図」最下段には「亀図」が彫刻されている。
作者は複数の彫刻師によって刻まれたが、ことに「千羽鶴図」「花鳥図」「亀図」等は
千葉県鴨川出身の名人高石仙蔵師の彫りに成るものである。
従来、木彫は風雨塵埃にさらされ、金網等があり鑑賞しにくかったので、この度、堂周りに、
新たに廻廊をめぐらし、総ガラス張りの「彫刻ギャラリー」を完成したのである。
願くは参詣各位において充分に鑑賞されることを望むものである。

平成三年春、とあるので、30年くらい前に出来たギャラリーなんですね。
IMG_7679.JPG千羽鶴図と亀図かな
その場に作品名が書いてないので不明ですが、
最下段にあったのでそうかもしれない。いや、多分そうだと思います。
IMG_7684.JPG
帝釈天板本尊出現を描いた明治2(1869)年の絵馬だそうです。
絵馬というのでこんなに大きいなんて、と驚きました。
IMG_7685.JPG
祈願によって帝釈天が出現し、ご神水が湧き出る様子、の図だそうです。
帝釈天は仏教の守護神のひとつだそうですが、黒装束で無表情のお顔、
怒っても笑ってもいなくて不思議な表情でした。
IMG_7686.JPGIMG_7687.JPGIMG_7688.JPG年季の入った注意書き
彫刻に触って壊したらダメですよね。
有料とはいえこうやって見せていただけるだけでありがたいのに。
IMG_7689.JPG法華経の説話を見学します
(彫刻の下の文章は説明です)
IMG_7692.JPG
「常不軽菩薩受難の図」
常不軽菩薩は、「常に人を軽蔑しない」という修行をしていましたが、
却って迫害を受けました。
また、「法華経」は、寒さに火を得たように、子のところに母親が来たように、
渡りに舟を得たように、闇に灯りを得たように救いの道を示します。
IMG_7695.JPG

「病即消滅の図」
「法華経」は、全世界の人々の病の良薬です。もしある人が病にかかり、
この法華経を聞く幸運に恵まれたら、たちどころに病はなおり、
風呂漆の境地を得ることができるのです。
IMG_7698.JPG
「龍女成佛の図」
法華経では、女性が成佛できることを説示します。
今、龍王の娘で八才になる智慧にすぐれ弁舌さわやかなこの娘は多くの教えを理解し、
不動の境地に達しました。波の上にあって龍女が宝珠を佛に献げています。
IMG_7700.JPG
「多宝塔出現の図」
法華経を進行するところでは、多宝塔(多宝如来の塔)が地面から湧き出してきて
人々の信仰をほめたたえます。人々は歓喜にふるえ一心にその塔を礼拝します。
人々の顔には法悦のほほえみが浮かんでいます。
IMG_7701.JPG
「法師修行の図」
インドえは、法師たちは森の中や洞窟の中で独り静かに修行しています。
しかし、虎や狼の危険があり、心淋しく、修行はきびしいものです。
その修行者を励ますために、佛が立ち現れたり、象にのった普賢菩薩が姿を現すのです。
IMG_7703.JPG象に乗った普賢菩薩IMG_7704.JPG
「慈雨等潤の図」
佛の慈悲深い教えは、あまねく地上を潤す慈雨と同じです。
今、雷神と風神が現れて雨をふらし、大地には緑があふれ、さまざまな
花々が咲きほこります。天人さまたちも地上の楽園に舞いおりてきました。IMG_7705.JPG雷神と風神IMG_7708.JPG
「三車火宅の図」
三車とは、羊・鹿・牛がひく三種の車のことで、火宅とは、燃える家のことです。
われわれ凡夫は、火宅の中で遊びたわむれる子供と同じで何の恐れも感じません。
父親は、子供たちを救出ために三つの車を用意したのです。
IMG_7707.JPG羊・鹿・牛
IMG_7710.JPG
「供養塔の図」
今、日月燈明佛の眉間から光が放たれると、東方一萬八千の佛國土が照らし出されます。
それらの佛國土では、さかんに塔供養が行われているのが見えます。
このような光景が見られることは、法華経が演説される前ぶれです。

全てをじっくり見たわけではありませんが、こういうものを見ると、
日々真面目に生きていかなければいけないなという気持ちになります。
IMG_7714.JPGぐるっと回って彫刻ギャラリーを出ると
IMG_7716.JPG本堂の正面に着きました
(ここからも外に出られますが、靴を庭園入口に預けていたので
 結局そこまで戻りました(^-^;)
IMG_7717.JPGIMG_7718.JPG
元々はお蕎麦屋さんで昼酒が主目的で行った柴又でしたが、
裏に庭園があることを今回知って、四季折々の風景を見に来たいなと思いました。
この世界観、やっぱり寅さんを一度はちゃんと見ないといけないですね。
と、昼酒にお散歩に楽しめた柴又帝釈天でありました。


(これにて柴又ぶらぶら記 おわり)





タグ:柴又
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柴又帝釈天ぶらぶら記① [日本の旅(関東)]

瓶ビールで軽く酔ったところでここまできてお参りしないわけないし、で、
柴又帝釈天に向かいます。

寅さんは未だに観たことがないのですが、初めて帝釈天に来たのが8年前
その後殆どきていなかったのですが、江戸川を越えないといけませんが、
自宅からそんなに遠い東京でもないし、と今年に入ってからぽつぽつと
来るようになりました。
(コロナ前は物凄く混んでいて敬遠していたのもあります)
IMG_7616.JPG駅の近くの金のう●こ
テレビにもよく出るお店で、金運、なんでしょうね。
お店のお姉さんがとても親切そうで、通りがかる人と喋っているのを
良く観ますが、観光スポットも聞くと親切に教えてくれそうな雰囲気です。
IMG_7617.JPGlovin姐さんゑ
この顔出しパネルの後ろにある階段を上ると、「柴又おもちゃの博物館」。
土日祝日のみ開館していますが、ここもいずれ見学してみたいです。
柴又で博物館というと、以前「ザ・ノンフィクション(フジテレビ)」で紹介された
キャンディさんのコレクションが展示されているキャンディ・キャンディ博物館
(駅から数分の昭和レトロ喫茶セピアの2階にあるらしい)
ここも一度訪れてみたいと思っています。
IMG_7619.JPG寅さんサミット(◎_◎;)
寅さんを知っている世代って私よりちょっと若いあたりくらいまででしょうか。
(公式サイトがありました)https://torasan-summit.jp/timetable/

コロナ禍でこういうイベントも企画しては延期とか中止だったでしょうから、
今年は盛り上がるといいですね。
IMG_7620.JPGIMG_7621.JPG表参道を通って
IMG_7622.JPGお参り
いつもなら本堂でお参りしたらそのまま帰ってしまうのですが、
この日はなぜか本堂の裏手まで回ってうろうろして庭園があることに気づきました。
IMG_7625.JPG邃渓園
(すいけいえん、と読むそうです)https://garden-guide.jp/spot.php?i=suikeien

へぇ、帝釈天(正式には題経寺)の裏に庭園があるんだ、と驚いたのですが、
折角やってきたので入園料400円を支払って中を見学することにしました。
IMG_7627.JPG入口にて
萩や薄、秋の植物が綺麗です。(庭園にあるものを飾っているみたい)
昭和40年、向島の庭師、永井楽山によって造られた池泉庭園です。
IMG_7628.JPG廊下の左手には
IMG_7629.JPGお庭IMG_7632.JPG屏風絵は
IMG_7631.JPG横山大観でびっくり(下絵ですが)IMG_7635.JPG  
      IMG_7639.JPG
前にいたニイハオさん(日本に住んでいる方たちみたいでしたが)が
ポーズをとりながら写真を撮ったり(若い女性2人組)通路に座り込んだりして、
来園者の進路を防ぐようなのんびりペースでお過ごしになっていたので、
ああ、この人たちの先に入っていればよかったのに、、と思ったのですが、
あまりにマイペースだったので「ごめんなさい、通ります」というと、
「あ、スミマセーン」と日本語で謝って退いてくれました。
IMG_7641.JPGこういう明かりも風情がありますねIMG_7642.JPG屏風絵
折角なので反対の向きからも見てみました。
IMG_7644.JPGIMG_7646.JPG
お猿さん、帝釈天の使いだそうで、この絵もそういうご縁でここにあるのかな、
なんて思いました。
IMG_7647.JPG
      IMG_7651.JPG
あれだけ暑かったのがいつのまにか金木犀の香りに虫の声、そして萩、
すっかり秋ですね。(訪問したのは10月初め)
IMG_7652.JPG回廊を歩いて庭をめぐります
以前は大客殿から庭を眺めるだけだったそうですが、その後回廊が出来たので、
私のような来場者も庭を一周しながら楽しむことができます。
IMG_7653.JPG木を組み合わせ方が美しい
こういう繊細で綺麗な細工を見ると心落ち着きます。
IMG_7654.JPG更に先を進むと、
IMG_7656.JPG  
      IMG_7657.JPG
晴れていると緑が綺麗に見えます。(^-^)
IMG_7658.JPG岩の上にごつごつがいくつも
IMG_7659.JPG亀(かなり大ぶり)
亀の甲羅干しは良く観ますが、この亀は岩の窪みにすっぽりはまって
安心してくつろいでいるように見えました。
IMG_7660.JPGIMG_7661.JPG
入口からぐるっと回廊を渡って反対側に来ました。
池泉庭園だと、池をみながら緑を楽しめるのがいいですね。
(向こうに見える建物に横山大観の屏風絵が飾られています)
IMG_7662.JPG陶器の照明(カバー?)に
IMG_7663.JPG赤松を見ながら
IMG_7664.JPGIMG_7665.JPG
御神水があったので手を清めました。
(鬼殺しのパックが置いてあって思わずガン見してしまった(笑))
IMG_7667.JPG角度を変えると今度は小川も見えて
IMG_7668.JPG入口付近の木
IMG_7669.JPG片側だけもじゃもじゃしていました
IMG_7670.JPGIMG_7671.JPG
一周して入口まで戻ってきました。
帝釈天の本堂の裏にこういう庭園アルトは知りませんでしたが、
うろうろしたお陰で秋を感じながら緑たくさんの庭を楽しめました。

この後は、入場券で入れる彫刻ギャラリーに移動します。

(つづく)



タグ:柴又
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銚子&宗吾参道旅行記2022~宗吾霊堂であじさい祭り&船橋でおまけ編~ [日本の旅(関東)]

佐倉惣五郎にまつわる思い出を確認した後は、紫陽花が沢山咲いている時期だったので、
本堂の裏(よりもっと先)にある紫陽花まつりを見学して帰ります。
IMG_5748.JPGスターアライアンス10周年
スターアライアンスが出来たのってずいぶん前じゃないの?と思って調べたら
1997年なんですね。今年で25周年。
プライベートで北米に行くときは安いウナイテッドばかりを利用していた私ですが、
仕事でJALを使うようになってJGC会員になってからはラウンジが使えるのを理由に
ワンワールド一辺倒みたいになりました。とはいえ、最近海外にも行っておらず、
先日、久しぶりにシンガポールとか行けないかなとチケットを検索したら、
チケット代と同額位のサーチャージ(&税金)がかかるのを知り早々に諦めました。
もうちょっと気軽にチケットが買えるようになったらまたアジア圏でも旅したいですね。
IMG_5750.JPGIMG_5751.JPG
IMG_5752.JPG紫陽花って色々な形があるのが楽しいです
IMG_5753.JPG見分けられない。。IMG_5755.JPG隅田の花火(多分)IMG_5757.JPGサランピンク
IMG_5761.JPGカサノバブル―(恐らく)
カサノバブルーや隅田の花火などは紫陽花と言われなければ
紫陽花と思わずにきれいな花だな、と思ってしまいそうです。
IMG_5762.JPGかなり広くて歩くと滝汗でした
IMG_5763.JPGIMG_5765.JPG
IMG_5764.JPG中村勘九郎さんの札がありました
宗吾霊350年の時にいらっしゃったみたいですね。
IMG_5766.JPGと、広い敷地をぐるぐる歩いて
日頃そんなにたくさんみることがない紫陽花を堪能したら、
IMG_5767.JPG惣五郎さんのお墓に手を合わせて
次回は汗をかかない時期にお参りにこようと思いながら宗吾参道駅まで戻り、
実家に帰るはずが実家の駅をはるかに通り過ぎた船橋駅まで行きました。
この日、JR船橋駅に銚子電鉄の竹本社長がいらっしゃるのをTwitterで観て
これは会いにいかなければ!という気持で船橋まで上ってしまった次第です。
竹本社長はここ2年くらいの間にJRバス(銚子から東京や新宿行)に
銚子電鉄商品を載せて(貨客混載)自ら手売りしたり、JR銚子駅と一緒に
銚子へ来てください、的なキャンペーンを行っています。
(銚子駅まではJR、その先は銚子電鉄に乗ってくださいね、と言う企画)
IMG_5768.JPG竹本社長[ハート]
真ん中にいるのはJR東日本千葉支社のキャラクターの駅長犬、
その隣にはJR船橋?銚子の駅長さんで2人とも白いスーツですが、
竹本社長、さすがのエコルック、半袖シャツが素敵です。
IMG_5769.JPGIMG_5770.JPG
竹本社長に「今日、銚子に行ってきて、成田経由で船橋まで来ました!」と話しかけると
「ありがとうございます。ご自宅この辺ですか?」と竹本社長。
「トキ鉄の鳥塚社長のご近所なんです(去年直江津で聞いたらご近所だった)」と言うと、
「じゃあ、帰りはJRじゃなくて京成なんですね!JRも乗ってくださいね!」と言うので、
「松戸から銚子、銚子から成田まではJR乗ってますから今日は結構長距離です」と
傍からみればどうでもいいような会話にも竹本社長、ちゃんと乗ってくれました。
そんなところが好きです、竹本社長。(^-^)
ちなみに、竹本社長のそばに柏木常務がいらっしゃったのですが、
当日の朝、犬吠駅で観たときと同じアロハぽい装いでした。
IMG_5773.JPGありがとうございます!
IMG_5775.JPGと、一生懸命銚子を宣伝する竹本社長を見て
帰途につきました。

銚子だけ行くのではなくなにか他にも行けないかと思って今回40年以上ぶりに
宗吾参道で降りた私ですが、劣化しつつある人形の悲哀とともに惣五郎さんの人生を
垣間見せてもらって記憶の焼き直しが出来た銚子と宗吾参道の旅でありました。


(これにて、銚子&宗吾参道旅行記2022 おわり)




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銚子&宗吾参道旅行記2022~宗吾御一代記館編~ [日本の旅(関東)]

補正された思い出通り、って感じでもなかったお蕎麦を食べた後は、
IMG_5729.JPG宗吾霊堂へ
IMG_5732.JPGここは呑めるみたい
(と往路思ったのですが結局寄らずに帰ってしまいました(^^;)
IMG_5733.JPG紫陽花の季節(6月下旬)
IMG_5734.JPGIMG_5737.JPG影がない。。(´Д`)
(一応wikiも)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%8B%9D%E5%AF%BA_(%E6%88%90%E7%94%B0%E5%B8%82)
昨日も簡単に書きましたが佐倉(木内)惣五郎の霊が祀られているので宗吾霊堂と
呼ばれていて私も東勝寺というのは今回調べて知りました。
成田山新勝寺も成田山と呼び続けていて新勝寺であることを知ったのは社会人に
なってからですが、宗吾霊堂に関しては知ろうという頭がなかったみたいです。反省。
IMG_5739.JPGまずはお参りから
IMG_5740.JPGIMG_5741.JPG
本堂にもたくさんの紫陽花が飾られていました。
40年以上ご無沙汰していたことをお詫びしつつ、またお参り出来たことに感謝しながら
手を合わせました。

で、ここ。↓
IMG_5738.JPG
今回の旅の一番の目的はここ、宗吾御一代記館です。
小学校低学年の頃に来たきりなので40年以上ぶり(50年は経っていない)、
母方の祖母と大叔母さんと一緒にここを訪れたのですが、
将軍に直訴したため処刑される場面で2人が大泣きしながら、
「可哀想だぁ~可哀想だぁぁぁぁ~(:_;)」と言って、
小銭を惣五郎の蝋人形に向かって投げていたことが今でも記憶にあって、
あの場面、今みたらどうなんだろうか、と思ってやってきた次第です。
IMG_5742.JPGIMG_5743.JPG
本堂の裏手を進んでいくとひっそりしたところにあります。

中に入ろうとしたら、昭和の事務服って感じの制服を着たおばちゃんが、
「ちょっと前に入った人達が見学していますけど、5分くらい待ってもらうと
 他に誰もいないところで見学できますよ」
と親切にアドバイスしてくれました。(笑)
完全貸切状態を想像していたので先客がちょっと前にいることに驚いたのですが、
では、少し待たせてもらいますね、と入館料700円(⇐ちょっと強気)を支払って、
待っている間、おばちゃんに小学生の時に祖母と大叔母と来た時の話をしたら
「結構そういう方多いかもしれませんね。
 小さい頃みたけれど数十年ぶりに来たっていう方、多いです。」
私と同じような世代の方は幼いころの思い出ですりこまれているインパクトの強い場所、
なのかもしれません。

で、写真撮影はできますか?と聞くと、「撮影禁止なんです」と
申し訳なさそうに言われてしまい、残念ながら撮影できなかったのですが、
ネットで検索していたら撮影して丁寧な説明を書いている方がいらっしゃったので
リンクを貼っておきます。(当時は撮影できたのかもしれませんね)

(4travel) https://4travel.jp/travelogue/10864639

各場面、説明のパネルの他にボタンを押すと説明の音声が流れるのですが、
途中接触が悪くて音声が流れないところがあるのでそこは説明のパネルを読んでください、
と言われてしまい、え、修理しないの?と思ってしまったのですが、
この入館者数だと維持するのも大変で細かい修理まで手が回らないのかもしれません。。

と、5分入口で待ってから前後に誰もいない状態になったところで
足を踏み入れると漂う古い匂い。( 一一) 

66体の人形で描く佐倉惣五郎の義民伝、66体というのが多いのか少ないのか、
恐らく人形の数が多い(とはいえ、時折人を描いたパネルもあったりする)と
アピールしているのだと思いますが、私が小学生の頃に来たころから人形の入れ替えが
されていないのでは?と言う雰囲気でした。
最後の「第13景 供養の踊り」の女性の人形の顔が蜘蛛の巣状にひび割れていて
かなりホラーな雰囲気を醸し出していたりと、人形のお手入れも惣五郎を中心に行って
いるような(女性の人形は修復の優先順位が低そうな)そんな気がしました。

祖母と大叔母が大泣きしていた「第12景 悲しみの刑場」改めて見ると、
農民のために直訴したが故に子供たちも全員処刑される、
(従来処刑されない女子も男子名に改名の上処刑されたそうです)
五十路になった私も今見ると大泣きして小銭を投げていた2人の気持ちが分かるような
気がしました。といっても私は小銭は投げませんでしたが。(^^;

途中、天井からつるされたミラーボールがぐるぐる回ってる場面もあったりと、
古い施設内で工夫しているのは感じましたが、古い匂いに時の流れを感じるというか、
あの頃から40年以上も経つんだし、自分も年をとったな、としみじみ感じました。
また行くかと言われたら、あと1回くらいは行っちゃうかな、って感じです。

隣の霊宝殿にもちょっと立ち寄って(惣五郎の着物などの他に場所が近いからなのか
Qちゃんの色紙も飾られていました(笑))
IMG_5745.JPGIMG_5746.JPG
苑内の紫陽花をこの後は見学します。


(つづく)





タグ:宗吾参道
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銚子&宗吾参道旅行記2022~宗吾参道へ移動編~ [日本の旅(関東)]

袖山さんに会えた銚子電鉄往復も終わり、次の目的地に移動するのですが、
成田行まで時間があったのでしばし銚子駅前をぶらぶらしました。
IMG_5680.JPGSuica、使えません。
(Beicaはいつか使えるようになるかもしれませんが(笑))
IMG_5681.JPGIMG_5682.JPG
いつものJR銚子駅ツートップに挨拶して改札を出ると、
IMG_5683.JPG前回も観たパネル
ただよく見ると、下の部分が前回はあやめ、今回は菜の花?変わっていました。
IMG_5684.JPG大衆酒場ドリーム前のボンビー像に挨拶して
IMG_5685.JPGしばし歩いて銚子セレクト市場に到着
IMG_5686.JPGlovin姐さんゑ
開店したばかりでお惣菜がなかったのが残念でしたが、
IMG_5687.JPGこれをいただきます
ヤマサの醤油工場見学の際に売店で食べてから気に入っています。
醤油のコクがソフトクリームによく合います。(^-^)
IMG_5689.JPGこれも気になりますね
IMG_5691.JPG美味しかった!
と、のんびりしていたら成田行の出発時刻まで15分を切っていることに気づき、
(正確にはソフトクリームを食べ始めたのが13分前)
かなり焦って食べて(それでも美味しい)急いで駅に戻って先手間をすませて、
階段を上って成田線の電車が止まっているホームに急ぎました。 
IMG_5692.JPGIMG_5693.JPG
IMG_5694.JPG写メをとる余裕はなんとなくありました。(笑)
乗って1分くらいで無事発車した成田行、隣の松岸駅でいつもきになっているのが、
IMG_5697.JPG宮内食堂さん
地方の定食屋さんだと思うのですが、宮内食堂と書いている文字の上に、
小さく赤い文字で「ワンコップ」と書いてあるのがいつも気になって。
お姉さん二人が近くのボックス席でパンを齧ってるのを横目に爆睡し、
IMG_5702.JPGのどかな風景を眺めたら
IMG_5703.JPG成田駅に到着
ここから京成線の成田駅まで歩いて移動し、上りの電車に乗って、
IMG_5705.JPG宗吾参道駅
京成線の車両基地がある駅ですが、降りたのはおそらく40年以上ぶり。
IMG_5706.JPG目的地はここ、宗吾霊堂です
小さい頃、うつぼ家で車を買ってから初詣に成田山新勝寺に行くついでというかで、
宗吾霊堂にも寄ることがあったのですが、行かなくなって既に40年以上経ちます。
今回、銚子に行って、成田経由で実家に帰るなら寄ってみようかな、と思って
途中下車したのですが、駅から宗吾霊堂まで歩いて15分。
この日も猛暑日だったので汗だくになりそうです。(;_:)
IMG_5707.JPG義民ロードっていうのね
宗吾霊堂は、佐倉惣五郎(本名は木内惣五郎)を祀ったお寺(鳴鐘山東勝寺)のことで
佐倉市で育った私には、農民を救うため、将軍(徳川家綱)に直訴した英雄として
本を読んで学んだこともある方なわけですが、歌舞伎が好きな方だと、佐倉義民伝として
有名なのでご存じかもしれませんね。
今回、宗吾霊堂にお参りするほかに過去の思い出をたどる場所があるので向かいますが、
IMG_5708.JPGIMG_5709.JPGIMG_5710.JPG日陰なし
強風に吹かれながら日傘をさして坂道をひたすら上って
(途中のお店も廃業しているみたいで寂しい雰囲気)、
やっと参道ぽい雰囲気のところにやってくると、
IMG_5711.JPGお蕎麦やさん
昔あったのか記憶がないのですが、地元客と思しきひとたちでかなり賑わっていました。
ここでもいいかな、と一瞬心が揺れたのですが、いやいや思い出の場所へ、と
その先を歩いて、
IMG_5712.JPG船が見えたらお店です
IMG_5714.JPG甚兵衛そばさん
(食べログ)https://tabelog.com/chiba/A1204/A120402/12010622/
宗吾霊堂にお参りにくるとここで蕎麦を食べるのが贅沢に思えた場所です。
開店直後に入ったので口切客となりましたが、入口で食券を買うのも昔と同じ。
担当のおばあちゃん、40年以上前はもちょっと若くて食券売っていたのかも、
と思いながらお金を払って、着席。
IMG_5715.JPGIMG_5722.JPG
IMG_5723.JPG入口では米屋製品も販売されていました
昔は外で行列作って待ってでも食べたかったのですが今はどうなんでしょうね。
お正月は混みそうですが。

IMG_5716.JPG時節柄の値上がり
IMG_5719.JPG座った途端 おいていかれた3点
フロア担当のおばちゃんたちもここでの勤務歴が長そうな感じの人ばかりでした。
IMG_5717.JPGIMG_5718.JPG
メニューが少ないのでここでじっくり腰を据えて呑むという感じのお店ではないです。
IMG_5720.JPG割り箸入れも食堂とかラーメン屋さんみたい
IMG_5724.JPG5分くらいで到着
船の形をしているせいろ、甚兵衛の渡しがモデルになっているのですが、
甚兵衛さんという船乗りが直訴した惣五郎を逃がすために船を出した、
というのが(甚兵衛さんもその後自ら身投げ)甚兵衛の渡しと言われていて
小さいころはそんなことも知らずに船の形のせいろにのったお蕎麦、と
テンション上げていましたが(しかも2枚ぺろりと食べていた)、
大人になって渡し船の形、せつなく思えてしまいますね。
お蕎麦は乾麺ですが茹で方が巧いのでつるつるっとのど越しよく、
ただおつゆがぬるくて残念でしたが、思い出はきれいに補正されているのか
もっと美味しいと思っていたので普通に美味しい、という感じでした。
IMG_5725.JPGこのマーク
IMG_5728.JPG椅子にも刻まれています。
IMG_5727.JPG蕎麦湯の入れ物にネギがくっついていた(笑)
蕎麦湯をのんでいたらさげますねー、とおばちゃんがせいろを運んでいきました。
混んでいるときは分かりますが店内3組でもそれやるのね、と思いながら長居無用と
お店を出ました。

次回宗吾参道(宗吾霊堂)に来るときは手前にあったお蕎麦屋さんに行って
蕎麦前で呑んで〆にもりそばにしよう。(^^;

この後は、今回の旅の一番の目的の場所に向かいます。

(つづく)





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銚子&宗吾参道旅行記2022~銚子電鉄編②~ [日本の旅(関東)]

キャベツ畑がとうもろこし畑に変わっているものの、
既視感たっぷりの銚子電鉄記事ですが、終点外川駅まできたら折り返します。
(今回も銚子電鉄は一往復のみです)

IMG_5653.JPG澪つくし号!
関東地方で初めての観光遊覧車という説明を見ると、
当時の銚子市や銚子電鉄の勢いを感じます。(ドラマは1985(昭和60)年)
IMG_5654.JPG
一日4往復、ドラマを見た人たちがこぞって銚子にやってきていたんだろうな、と
今の銚子電鉄からは想像しづらいのですが満員御礼状態な様子を想像しました。
IMG_5655.JPGだよね
ヘッドマークは復刻しているのは知っていましたが、
そのうち、ルヴァン靖子さんと川野太郎さんがやってきて、
澪つくし再現的な場面が銚子電鉄で観られたら楽しいでしょうね。
IMG_5656.JPGIMG_5658.JPG
お約束の駅舎とコラボベンチを見たら電車に再び乗ります。
IMG_5660.JPGIMG_5661.JPG
銚子に戻るときは折角なのでピンクニュージンジャー号の車両ではなく、
きゃりーぱみゅぱみゅ号の車両に座ります。
IMG_5662.JPGこの先がきゃりーちゃん
IMG_5663.JPG思っていたより普通かも(^-^;
この車両だけだったらインパクトがあると思うのですが、
隣のピンクニュージンジャー号があまりにも凄すぎて、きゃりーちゃんの世界が
ひたすら普通に可愛らしく見えてしまう不思議。
IMG_5667.JPGIMG_5668.JPG
(外川駅、紫陽花がきれいでした)
IMG_5664.JPGIMG_5665.JPGIMG_5666.JPG銚子電鉄は問題ガール!(笑)
問題を逆手にとるというか自虐的にアピールすることで遠方の方にもファンが増えた、
と思っていますが、今回のきゃりーちゃんによる援軍はインパクトあるでしょうね。
ぱみゅぱみゅちゃんのアナウンス聴きながら(時折車掌の馬上さんアナウンスもあり)、IMG_5669.JPGIMG_5671.JPG
問題が車内にたくさん掲げてあったので見てみると、IMG_5672.JPG
関東の最東端で食品製造業。(笑)
商工リサーチでも食品製造業に分類されているのもある意味アピールポイントですね。
IMG_5673.JPGBeica(笑)
この話、昨年直江津のイベント(えちごトキめき鉄道との姉妹鉄道締結式)
竹本社長が話していて爆笑したのですが、その時の記事から抜粋しますと、

改札でBeicaを見せると、駅員がピッと言って改札を通れるシステムで、
たとえば、亀田製菓もよし、ポン菓子もよし、ポップコーンはダメ、
もし、外人のベイカーさんが来たら駅員が上司に連絡して1時間議論、
ベイカーさんも米菓の一部だろう、と、駅員がピッといって改札を通れる。


ベイカーさんの件で吹いたのですが、駅員がピッと言うという発想も
お金のない銚子電鉄ならでは、ですね。
IMG_5674.JPGIMG_5676.JPG
パンクっぽい鎖やとんがった形の風船もどこか可愛らしいなと思っていたら、IMG_5677.JPGあっと言う間に銚子駅
IMG_5678.JPGIMG_5679.JPG
今回、久しぶりのピンクニュージンジャー号&お初のきゃりーぱみゅぱみゅ号を
見ることが出来てよかった!と銚子電鉄でテンションが上がったところで
次の目的地に向かいます!


(つづく)




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銚子&宗吾参道旅行記2022~銚子電鉄編①~ [日本の旅(関東)]

昨日まで銚子旅行記2022(弐)を書いておりましたが、
この日帰り旅行の2週間後に訪れた銚子、と、このブログで書くのは初めての
宗吾参道を訪れた時の話をアップします。
銚子の既視感(笑)はどうぞご容赦の上読んでやってください。<m(__)m>

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

6月初めに銚子を訪れた時、車掌の袖山さんから7月からは運転がメインになると聞き、
車掌の袖山さんに会えるのも6月いっぱい、、、と思ったら急に銚子に行きたくなり、
リハビリ中でも安心な(知っているところだと不安が少ない)銚子に行きました。
IMG_5614.JPG我孫子駅の弥生軒
5時台なので当然開いていませんが、日が長くなって外はすっかり明るいです。

IMG_5616.JPG成田行に揺られて
IMG_5617.JPG米屋の看板が見えてきたらもうすぐ成田駅
IMG_5618.JPG到着
同じホームで銚子行に乗り換えるのですが20分以上ある&強風だったので、
階段を上がって待合室に行くと、
IMG_5619.JPGドアが常に開いていて冷気だだもれ
換気のためですから仕方ありませんね。
案の定奥の席から埋まっていたので、入口付近の席に座ってぼーっとした後、
IMG_5620.JPG乗車
冬は暖房が最弱なのか入っていないのか、凍えそうな寒さの銚子行、
夏は夏で冷房効きすぎで凍えそうなのですが、この日は冷房ゆるく、
窓も開いていたので、持参したパーカーを着ることもありませんでした。(^-^)
目の前に座るおじさんが大きなカバンを2つ横に置いてスマホを観ていたのですが
イヤホンをしていないので大音響でハングル語が聞こえていました。
私自身がイヤホンして音楽を聴き始めた&おじさんが笑いながらスマホを観ていたので
おじさんもなんだか楽しそうだし、まいっか、という気分になりました。
IMG_5622.JPG変わらぬ風景
今回、銚子に行くのは袖山さんの車掌姿を目に焼き付けるのが目的で、
どちらかといえばその後にいく宗吾参道がメイン、、かもしれません。
(理由は後述しますが40年以上ぶりに訪れる場所です)
千葉トクだったか、当時県民割みたいなのがあったので宿泊してもよかったのですが、
銚子の宿泊、意外と高いので、今回は軽く1往復のみです。
IMG_5625.JPG風車の羽根がとれた小屋を通り
IMG_5626.JPG乗車します
IMG_5627.JPGきゃりーちゃん♪
車掌は袖山さんでした。(^O^)/
2週前に来たときに来月から運転業務にシフトすると聞いてきました、と言いながら、
好物の透明な液体(白ワイン)と社員の皆さんへ焼き菓子を渡しました。
やっぱり今日来てよかったなあ、と銚子での大きな目的を果たせた気分です。(笑)
と、ご挨拶できた充実感に漲りながら先頭車両に向かいます。
IMG_5630.JPGニューピンクジンジャー号
IMG_5631.JPG天井にはなまめかしい光を放つライト
1月に乗った時はLEDが網棚上あたりに張り巡らされていた記憶なのですが、
その後、こういうライトも追加で設置したのかもしれませんね。
IMG_5632.JPGこの日の日付は袖山さんの手書きでした!IMG_5633.JPGIMG_5634.JPG
岩下の新生姜とSide Mのコラボ、銚子電鉄とのコラボから更に進んでコラボ先同士が
更にコラボするという、コラボの相乗効果のような、ここにきゃりーちゃんも
絡まないかな、いや絡まないだろうな、想像しても無理そうな気がします。(笑)IMG_5635.JPGIMG_5637.JPG
色褪せてきたアルパカちゃん(昨年初めごろからこの車両に乗り続けている)、
その色褪せを補うかのような天井のライト、お金がない中での工夫が感じられます。
IMG_5639.JPGIMG_5640.JPG
アルパカちゃんの上にSide Mのキャラクターが乗っていました。
これだけ銚子で観ていてSide Mについて全く知識がない自分もどうなんだろう、
とAmazonプライムとNetflix(加入している)で探したら見られず、
U-Nextなら見られるみたいですが、これ以上課金されるのも、、、でもみたい、、、
葛藤しています。(^-^;
IMG_5642.JPG笠上黒生駅で袖山さん(先頭に写ってる)は下車
タブレット交換後、銚子行に乗って折り返していきました。。
IMG_5645.JPGIMG_5647.JPG
最初見た時あまりのけばけばしさに驚いた私もすっかり慣れた車両です。(笑)IMG_5648.JPG外はとうもろこし
IMG_5649.JPG緑のトンネル通過中
緑のトンネル(車両の周りが木だらけ)を通っているとき、車内暗くなるので
ピンクのイルミネーションが日中なのになまめかしく映えました。(笑)
仲ノ町駅から新入社員の明賀さん(背の高い車掌さん)や、柏木常務が乗ってきて
通勤時間帯なんだと思っていたのですが、
IMG_5650.JPG柏木常務ほかみなさん、犬吠駅で下車
以前も、売店横から柏木常務がガタガタ(銚電シールが出てくるがちゃがちゃ)を
もって設置したのを見たことがあるので、朝一は犬吠駅に来て一仕事なのかな、
と思っているとあっと言う間に終点の外川駅。
IMG_5651.JPGデハ1000形を見たら折り返します。


(つづく)



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