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新宿「エル・フラメンコ」でフラメンコ [舞台・ミュージカル]

新宿伊勢丹会館6階の「エル・フラメンコ」に行きました。

といっても、プロのフラメンコダンサーの踊りを観るのではなく、
会社後輩(といっても随分昔に転職したので一緒に働いている訳ではないのですが)の
フラメンコ発表会を観るのが目的。

新宿というと、寄席の末廣亭以外に普段殆どご縁のない場所、、、なので、
駅からの道のり、あまりにも人が多くてビクビクです。(笑)

後輩が通っているのが「阿部碧里フラメンコ教室」。
その発表会でレストランを使うというのが斬新というかオサレというか、、ですね。

13時開演なので早めに行ったのですが非常に混んでいて座れたのは真ん中くらいの席。
しかも、テーブルのない(椅子のみの)席で今ひとつ落ち着きません。
後輩から貰ったチケットでワインかウーロン茶が一杯飲める、ということで、
ウーロン茶(前日の新年会で然程呑まなかったものの体調今ひとつだったので)をいただくのですが
テーブル無く、グラスを手で持ったまま鑑賞するのがちょっと厳しそう。。。。 
おまけに、周りのテーブル席に着席する人達は皆々がパエリアやらサラダやらを注文して
食べているのが羨ましい。。。 美味しそうな匂いが漂ってるし。。。。 
一緒に行った友人と「テーブル無いと食べられないから終わってからにしようね」と
周囲の皆さんの食べっぷりを観ながら我慢するのでありました。

時間通りに開演し、初級クラスのちょっと微笑ましい踊りから上級者の踊りまで
皆さんが日頃から一生懸命練習した成果を披露している姿にジーンと来たのですが、
やはり後輩の踊る姿に目頭が熱くなった私。。。。

後輩がフラメンコを始めた頃(10年ちょっと前の話)の発表会に行ったきりだったので、
初級者でカスタネットをチャチャチャと叩きながら踊る微笑ましい後輩の姿を観た後の今回。
普段はホワ~ッとした性格の後輩が妖気というかオーラを出しながら情熱的に熱く踊る姿を観て、
ああ、成長したわねぇ。。。 しみじみ思う私と友人でありました。

最後に先生の踊りも拝見しましたが、やはりプロは違いますね。。見入ってしまいました。

休憩を挟んで2時間の発表会後、後輩に挨拶するといつものホワ~ッとした表情に戻っていて
「ありがとうございます(*^_^*)」とニコニコ笑ってくれたのですが、
(但し、顔自体は舞台化粧でマツゲバシバシだったので間近だと凄かった、笑)
踊っていたときの表情とのギャップに驚きつつ、
一つのことを長く続けて極めていこうとする後輩の姿に心を打たれたというか、
私も「継続は力なり」を見習わないといけないわね、などと思ったフラメンコ発表会でありました。

 

 

(おまけ)
発表会で歌(カンテ)を担当されていた石塚隆充さん、という方の声に魅了されました。
日本人の声質でも目を閉じるとまるでスペイン人のような歌いぶりにウットリ。。。
↓のようにCDも出されているようですので今度買ってみようかな、と思いました。
 

Nacimiento[ナシミエント]~誕生~

Nacimiento[ナシミエント]~誕生~

  • アーティスト: 沖仁, 矢幅歩, 山田里香, Saigenji, Domingo Ortega, 石塚隆充, 川上ミネ
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: CD

 
私の中では、フラメンコというと踊り手よりも先に
スペインの有名なフラメンコギタリストのビセンテ・アミーゴが思い浮かぶのですが
日本でのコンサートを観にいって情熱的な演奏に、私すっかり彼のファンに。(^^)
今まで多くの作品を発表していますが↓、おススメです。

魂の窓

魂の窓

  • アーティスト: ビセンテ・アミーゴ, パコ・デ・ルシア
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1997/08/21
  • メディア: CD


我が心を風に解き放てば

我が心を風に解き放てば

  • アーティスト: ビセンテ・アミーゴ
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1998/10/21
  • メディア: CD

ポエタ

ポエタ

  • アーティスト: ビセンテ・アミーゴ, コルドバ・オーケストラ, レオ・ブローウェル
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 1997/12/12
  • メディア: CD

イデアの街

イデアの街

  • アーティスト: ビセンテ・アミーゴ
  • 出版社/メーカー: アリスタジャパン
  • 発売日: 2000/10/04
  • メディア: CD

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コメント 6

エル・フラメンコ、気になってます。
伊勢丹よく行くのでアイカードの会誌にもよく載ってるんですよね。

そういえば以前2度ほどホアキン・コルテスのライブに行きました。
一度目は情熱的だなぁと思ったけど、2度目はさほど感動しません
でした(^^;
by (2008-01-22 00:06) 

kikuzou

ワタシの結婚式でヨメのお友達のフラメンコダンサーの方に踊っていただきましたがすっごい迫力で驚きました~
床抜けそうって思っちゃいましたよ。
by kikuzou (2008-01-22 10:16) 

うつぼ

little_snowさん、こんばんは。
ホアキン・コルテス、ご覧になったとは羨ましいです。私も彼がもっと若かった頃に生で見ておけばよかったと今更後悔しております。。
今回は踊りもよいものの、やはりギターとカンテの歌に魅了されてしまいました。たまに聴くと元気が出るのでこれからもまめにコンサートなどに行こうかあな、、、と思った次第です。
by うつぼ (2008-01-22 21:49) 

うつぼ

kikuzouさん、こんばんは。
結婚式でフラメンコとは。それはそれは情熱的だったでしょうね。。
膝の弱い人は絶対ムリ、という足捌きに今回もビックリしたのですが、情熱的な国のダンスなんでしょうね。。今回もしみじみ思いました。。。
by うつぼ (2008-01-22 21:50) 

gohan

スペイン語圏の方が英語圏より庶民的な感じがして、そういうのが好きです。フラメンコもそういう感じなのでしょうか。実際に見たり聞いたりしたことがないので。そういう方のことにも手を出してみようかなと思っていたのですが(もちろん鑑賞する方ですよ、踊る方でなくて^_^)、どの辺りから手を出したらいいのかなと思っていた所でした。うつぼさんの紹介しているCDでも一つか二つくらい買ってみようかなと思いました。それにしても、うつぼさんは多趣味ですね。後輩さんが踊る時に変わる話は面白いです。知り合いの中にも、そういう感じの人がいます、、、「えっ、こんな人だったの」って感じで。
by gohan (2008-01-23 02:19) 

うつぼ

gohanさん、こんばんは。
日本人が踊るので時に??という人もいますが、やはり情熱的でよいですね。十分に楽しみましたから。東京ではフラメンコを観ながら食事が出来るお店、結構あるようですが、アメリカだと探すのも難しそうですね。(^_^.)
ビセンテ・アミーゴのCDもアメリカだと探すのが難しそうですが、現代のフラメンコギタリストといえば、パコ・デ・ルシアですし、この方のCDの方が見つかるかもしれません。。。。
by うつぼ (2008-01-23 21:06) 

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