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ニューヨーク旅行記07~帰国編その1~ [北米の旅①]

だらだら長々書いていた旅行記も「帰国編」ですが、
帰りもまたまたちょっとしたことが起きましたので今回は“その1”です。

NY直行便がいつの間にかなくなってしまったユナイテッド航空なので、帰りも乗り継ぎ。
比較的空いていそうでアップグレードしやすそうな「ワシントンDC」経由を選択し、
まずは、国内線でワシントンへ行くことにしました。。。

10:15発の国内線なのでそんなに早く行くこともないのですが、
帰国前日に修理後動きが早くなったはずのホテルのエレベータが一基壊れてしまい、
翌朝エレベータがこなくて下りるのに時間がかかる可能性があるのと、
細いホテル前の道端でタクシー拾うのに時間がかかる可能性があるのと、
空港まで渋滞で時間がかかる可能性もあるので、7時には部屋を出ました。

と、すっとエレベータがやってきて、チェックアウトもスムーズに完了。
道端に出たらタクシーもあっさり拾えてしまい、拍子抜けしながら、一路JFK空港へ。

今回のドライバーはアラブ系で名前は「モハメド」。
頭には布をかぶって天辺に輪っかのようなものが乗っています。
ヒゲを生やしてガリガリな風貌&無表情がテ○○ストを連想させます。。。(考えすぎの私)
マンハッタンの街中は混んでいてなかなか進まずイライラしていると、
赤信号で停まったところでモハメドは車を降りてしまいました。。。

おぉーーーーい、何やってんんだよぉーーーーー。

アゼンとする私を置いて、モハメドは遠くの露店まで(走らず)歩いていき
バナナを買ってました。 しかも1本だけ。

その間、メーターは上がるし(数十㌣ですが)、信号青に変わってるし。

にも関わらず、モハメドは全く急ぐことなく歩いてタクシーに戻り、
私に詫びることなく何事もなかったかのようにバナナを食べながら運転を再開しました。

何やってんだよ、モハメド。 

とブチ切れたくなったのですが、教義の違う方とのコミュニケーションは慎重に、と己を諌め、
次に同じことやったら抗議することにしました。。。(意外と小心)

モハメドは、マンハッタンを抜けるといきなり猛スピードで走り始め、
マンハッタンでの渋滞がウソだったかのようにJFK空港に7:50に到着。

空港に着くと、丁寧に荷物を空港入口まで運んでくれるモハメドの姿を見たら
あの時ブチ切れて怒鳴らなくてよかったのかも、、、と思うのでありました。

カウンターはガラガラで(出発時刻まで2時間半近くあるし)、
行きのように自動チェックイン機でチェックインします。
日本に帰るだけなのですが、クレジットカードを入れて名前を読み込んだ後は、
滞在先の入力不要の代わりにパスポート№や有効期限をいちいち入力しなければならず
結構面倒くさいかも。 とはいえ、ほどなく搭乗券が出てきました。

帰りは(出発前から既に)アップグレード出来ているので、、

 国内線はファースト、国際線はビジネス!

うひひひぃ。 たまには運の良いときもあるのです。ヽ(^。^)ノ
  
帰りの方が飛行時間が長いのでアップグレード出来て有り難や有り難や。。

全く人気のない手荷物検査を通り、免税店で軽くお土産でも買おうと思うと、
「あなたは今日最初にワシントンに行ってから国際線に乗るのだから、
 ここで買っても免税にならないのよ、8.375%も課税されたら損でしょ、
 だから、ワシントンで買いなさいよ」と、レジのオバちゃんが丁寧に教えてくれました。
確かに1割近く税金払うのもなあ、と思い、NYでの買い物は諦め、エスカレータで2階へ。

 矢印に沿って奥に進み、
 ラウンジへ。 
 中に入ると、
 非常に広いのですが、ガラガラ。
会議室やビジネスセンターもあって、座席数もゆったりソファが70~80はありそうです。
NYはユナイテッドの主なハブ空港ではないのでシカゴに比べて運行本数が少ない上に、
NYの他の空港(ラガーディア、ニューアーク)でも国内線が運行されているので、
ここJFKでの運行本数は少ない模様。

とはいえ、寛ぐ側としては、人が少ないほうがノンビリできていいんですが。
私以外には7~8名が点在して寛いでいる程度で本当にゼイタク。。。。

ラウンジは、
 トイレには生理用品(中央奥)も完備。
(但し、この手の製品は日本製の方が質が格段に良いです・・・)

 コーヒーメーカーでは
PAPANICHOLAS”というブランドのコーヒーが飲めます。
普通のホット、デカフェ(カフェイン抜き)、エスプレッソ、カフェモカ、カフェラテなどなど。

 リンゴやベーグル、プレッツェルやクッキーなどなど。

因みに、日本の空港のラウンジだと午前中からお酒が飲めますが、
アメリカは法律で定められていて(10時か11時からしか外では飲めなかったような・・)、
私がラウンジについた朝8時過ぎでは、お酒、飲めません。(:_;)
一応バーがあって様々なボトルが置いてあるので、昼くらいからは飲めるようですが。。。
上司と一緒の出張で成田空港のラウンジを使わせてもらうと、
多くの人達が午前中から生ビールを飲んでいるのを思うと、「アメリカって厳しいのね」。

 そんな訳で、ノンアルコールのひと時を。

搭乗時刻(9:55)になったので、ゲートに向かうと、

「本日搭乗予定の機材がエンジントラブルで現在修理中しています。
 あとどのくらい時間がかかるか分かりませんので分かり次第アナウンスします。
 お待たせして申し訳ありません。」

というアナウンス。

ワシントンでの乗継時間は1時間ちょっとしかないので、
あまり遅れると日本に帰る飛行機に乗れないかもしれなーい。。。

行きは国内線が沢山飛んでいるから次の便に乗れたけれど、
帰りの成田行きは一日一便しかありません。逃したらタイヘーン。。。。。。 

20分後(定刻の10:15)、

「まだ、修理が終わりません。
 大きなトラブルではありませんので間もなく完了すると思いますが、出発時刻は未定です。
 お待たせてして申し訳ありません。」

とアナウンス。

周りを見渡すと日本人と思しき乗客は私を入れて3名のみ。 
仕方ないなーと待つものの、その後何の動きもないので
10:30、仕方なくカウンターまで行って、
「今日はワシントンで東京行きに乗り継ぐんですが、乗れますか?」と聞くと、
ノープロブレム」とカウンターのお姉さん。
「私が乗れたとしても、預けた荷物は問題ないの?」と更に聞くと、
ノープロブレム」とだけ答えるお姉さん。

本当に無問題なの? 疑いながらも待つしか術がないので、ゲート前で待つこと10分。

「お待たせしました。機材が直りましたので搭乗開始します。」 のアナウンス。

定刻を30分過ぎてから搭乗開始となりましたが、
離陸するまでにあとどのくらいかかるのかしら、と思いながら、
 飛行機に向かいまーす

と、思わせぶりなまま「帰国編その2」に続く。


タグ:UA 飛行機
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まみりん

アルコール時間制とは、意外と厳しいですよね。日本なんて朝一でもガンガン飲んでるおじちゃんいますよね(笑)
うちの方(ふくおか)では、焼酎が揃ってます。が、あれ臭いがキツイから、これから出張っぽいおっちゃん、それはまずいんじゃないの??と思うのですが・・・かまわずぐいぐい呑んでます(笑)タダだからね~。
by まみりん (2007-05-22 21:01) 

うつぼ

まみりんさん、こんばんは。
ラウンジも規制対象か分からないのですが、バーやレストランなどでは厳しいみたいですよ。(確かイギリスなども同様だったような)
上司と海外出張の時は私もオヤジ達に混じってラウンジで(上司に許可貰って)生ビール飲んで、酒にあまり強くない上司に「うつぼ、相変らずスゴイな」と褒められ(?)ます。福岡では焼酎が揃っているとはやはり土地柄ですね。私は焼酎(乙類)はちょっと苦手なので日本酒が揃っていればパラダイス。(笑)
by うつぼ (2007-05-22 23:16) 

堀越ヨッシー

ラウンジ内トイレの生理用品の解説までして頂けるとは...(苦笑)
滅多に見られないモノなんで、勉強になりました(^皿^)..オイオイ。
うつぼさんにおけるお酒って、まるで飛行機=燃料みたいですね(笑)。
by 堀越ヨッシー (2007-05-23 06:28) 

この後の展開は分かりませんが、なんとか日本行きに間に合うというシナリオなんでしょうか。緊張感と不安な気持ちなので、二幕を待つのがちょっと苦しい。なので勝手にシナリオつくってしまいましたよ。
by (2007-05-23 14:36) 

うつぼ

堀越ヨッシーさん、こんばんは。
ラウンジがあまりに人気がないのであれこれと写真を撮ってしまいましたが、生理用品の記述に反応したヨッシーさん、女性の心が理解できる漢とお見受けしました。(笑)
>飛行機=燃料
確かに仰る通りでございます。ふふ。
by うつぼ (2007-05-23 22:23) 

うつぼ

cocoa051さん、こんばんは。
行きと違ってハプニングのレベルがさほどでなく、ちゃんと乗れました。
これで乗れなかったら行きより怒っていたと思いますよ。一日足止めになってしまいますからね。とはいえ、こうやって日本に帰ってきたわけですし、何はともあれ結果オーライです。(笑)
by うつぼ (2007-05-23 22:24) 

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