銀座「チッチョリーナ」のピザ

両国国技館での福祉大相撲を観た後は銀座に移動して夕食会。
ピザ好きの友人の誕生会を兼ねて訪れたのはコリドー街の「チッチョリーナ」。

チッチョリーナ
中央区銀座7-2-22 同和ビル2F　℡.03-3289-3555

店内は少々薄暗いものの、レンガ風というか小洒落た内装で良い雰囲気。
 　最初は生ビールでカンパイ。

料理に進む前に、、、

今回、どうしてこの店を選んだかというと理由は単純。
　主賓がバカ受けするのを狙ったまで。
２０代後半の会社後輩にチッチョリーナを知っているか聞いたところ
「なんですか？可愛らしい名前ですね～？」というリアクションで驚いた私ですが、
このご婦人を知っているかどうかで年代の線引きが出来そうです。(笑）
彼女は1951年ハンガリー生まれで本名はAnna Elena Staller、
今年で５６歳なのかと思うと時の流れを感じてしまいます。。
私のブログであれこれ書くのは今ひとつ気が引けるので「自粛」。
という訳で、彼女に関する詳細はゼヒwikipediaでどうぞ。
→　http://en.wikipedia.org/wiki/Cicciolina

と、今回受け狙いで選んだこの店、「主賓にバカ受け」でした。

因みに、お店の方に店名の由来をうかがったところ、
ピザを焼く釜のイメージ＝ぽっちゃり可愛い女性のイメージでつけたけれど、
オーナーが好きな女性がチッチョリーナだから、と２０代と思しき男性店員が
答えてくれたので、「そのチッチョリーナ、ご存知ですか？」と念の為聞いたら
「え、有名人なんですか？」と訝ったリアクションが返ってきてしまいました。
最近の若者は知らないんですねぇ、チッチョリーナ。

とはいえ、名前だけではなく、料理もなかなかでした。

　カプレーゼ
丸くくり抜いたモッツァレラチーズのサッパリ感と甘いトマトが美味。

　パルマ産生ハム
程よい塩気で美味。　お陰でお酒が進みます。
　赤ワイン（サがついた名前だったような、すっかり失念）
軽めの味でグッビグビ。

　ズッキーニと海老のフリット
アンチョビとニンニクの入ったソースがホワホワのフリットにぴったり

　たこの赤ワイン煮
びっくりするくらい柔らかくて美味。ワインが進みますなぁ～。

とはいえ、最初頼んだのはこの料理ではなく、ムール貝の白ワイン蒸し。
注文した後大分経ってから「売り切れです」とお店のオニイサンに言われて
代わりに「はまぐりのクリーム煮はいかがですか」を勧められたのですが、
貝は貝でも味付けが全然違うのでお勧めを断って
赤ワイン煮のタコにしたのですが、１８時半に店に入ったのに売り切れってナゼ？
他にも売り切れメニューがいくつかあったりしたので、
書いてあるメニュー（かなり沢山あった）で実際用意出来るのは2/3くらいかな、
と少々意地悪な目で見てしまいました。。。。。。

と、意地悪な気持ちはさておき、
　２本目のワイン（バルドリーノとかいう名前だった記憶）を
飲んでいると、主賓のピザ好き友人の為に注文したピザが登場。
　定番マルゲリータ
モッツアレラチーズ・トマト・バジルのピザ。
生地はそこそこの厚みがあるのですが表面カリカリで美味。　

　クアトロ　フォルマッジオ　
モッツアレラチーズ、ゴルゴンゾーラ、タレッジョ、
パルミジャーノ・レ・ジャーノの４種のチーズで、
　オプションで注文したルッコラと一緒にいただきます
よく行くピザの店で食べている方法なのですが、ルッコラでサッパリします。

　カプリチョーザ　
トマトソース、バジル、自家製サラミ、モッツァレラ、チェりートマトときのこ　
具沢山なピザでさすがにこれで満腹。　　　

誕生日特典（当事者へのデザートプレゼント、店員による歌、写真）を頼み忘れ、
当日昼に電話で幹事の友人がお願いしたところ、
「前日までに連絡いただかないと対応できません」という
意外にも木で鼻をくくったようなお返事だったのでデザートは個々に注文。
様々なデザートを大きなトレイにのせて見せながら説明してくれた中から
「濃厚プリン」とブレンドコーヒーを注文したのですが、
注文後５分くらいで飲み物が来た後、１５分経ってもデザート来ず、
猫舌の私以外の友人達は既に飲み物を飲み終わってしまい、
「デザート、忘れてないよねー」と心配顔。
テーブル前を通った男性店員に「デザート、まだでしょうか？」と確認したら
「今、お作りしてますから」と忙しそうに即答されてしまいました。
ケーキとプリンしか注文してないのだから、もう少し早く持って来れないの？
と友人共々少々不快な気分で待つこと５分。
さきほどの店員と先輩と思しき男性店員でデザートを持ってきたので、
「飲み物と同じくらいのタイミングで出してほしいんですよね。
もう２０分くらい経っているから飲み物終わっちゃいましたよ。」と言ってみたら
私たちには「あ、どうもすみませーん」と言うだけで、
「そんなに時間経ってるんじゃダメじゃん」と後輩を叱るだけの先輩店員。

結局、私以外の友人達3人は追加料金で飲み物をお代わりしながら
デザートをいただく羽目に。。

　プリンは濃厚で美味だっただけに
何となく釈然としない店員の対応が残念。

ランチで女性に人気のあるお店のようで、味はなかなか良かったのですが、
売り切れメニューが多かったり、店員によって対応にムラがあったりと、
改善してほしい点も多かったのが残念でした。
またこの店に来たいかというと、ここでなくても同じようなお店はあるかな、
と思ったのが正直な感想で、なんて書くと厳しいような気もするのですが、
パスタやピザのトラットリア系のお店は都内どこでも沢山あるので、
もう少し頑張らないと銀座じゃ厳しいかなー、と思った「チッチョリーナ」でありました。

タグ：銀座 チッチョリーナ

コメント 8

確かに、マスコミに露出した時期はあるタイミングだけなので、その頃にTVや新聞を見る年頃だったかどうかで、分かりますよね。「チッチョリーナ」を私はもちろん知っていますが。(笑)
急に混んでしまったり、キッチンでトラブルがあったりすることはやむをえないことだと思いますが、店員さんがどう気配りのできる対応をするかでかなり印象が異なりますよね。味が良かったようなので、それだけにちょっと残念な。
by kou (2007-02-19 00:10) 

なんとも意味深な名前にしたもんですね。それにしても覚えてる人もそれなりにはいるもんですね。
ピザは美味しそうですね。けっこう好きなんですが、このところカロリーのとり過ぎと注意されていて、ちょっと寂しいです。
by (2007-02-19 13:28) 

私も知ってますよー、チッチョリーナ。
で、このお店の対応は・・・ですね。
私だったら、次は他へ行こう、と思うでしょう。
接客って重要ですね。味だけではなかなか厳しいですよね。
by (2007-02-19 18:42) 

kouさん、こんばんは。
kouさんもご存知なんですね。ほっとしました。（笑）
外食する時は、内装などの雰囲気や味、他のお客さんも勿論大事ですが、
やはりお店の方々の気配りは大きいですね。もう一度行ってみたい気持ちもあるのですが、銀座なら他にも沢山あるしなーなんて思ったりして、多分もう行かないかもしれませんね。
by うつぼ (2007-02-20 00:21) 

cocoa051さん、こんばんは。
この名前、色々な人に聞いてみたのですが、３０代半ばくらいがボーダーラインのようですね。
ピザは美味でしたよ。カロリー食べ過ぎはいけないと思いながらバクバク食べてワインガブガブでした。（笑）
by うつぼ (2007-02-20 00:25) 

浦島太郎さん、こんばんは。
浦島太郎さんもご存知ですか。何だか心強い気分。。。。。
アットホームと馴れ馴れしいは違うとか、やはり接客は大事ですよね。
私も次回銀座でカジュアルイタリアンで食事、という機会があれば、違うところを探してしまいそうです。
by うつぼ (2007-02-20 00:28) 

チッチョリーナなんて店があったら我々の飲兵衛の仲間は突撃という感じだ。メニューを見てがっかりしたりしそう。まじめなイタリアンのようですから。
by michael (2007-02-20 15:53) 

あ、michaelさんがチッチョリーナに反応したぁ。。。。。
確かに、反応する中年より若者が集う店のようです。（笑）
メニューは至ってまじめなイタリアンでしたよー。
by うつぼ (2007-02-20 23:57)