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映画「アナと世界の終わり」を観る [映画(あ行)]

ミュージカルのカテゴリーで探したような記憶、、、の作品。



アナと世界の終わり[DVD]

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

あらすじはYahoo!映画さんより。

イギリスの田舎町リトル・ヘブンで父のトニーと2人で暮らす高校生のアナは、
世界旅行の資金を稼ごうとアルバイトに励んでいたが、
秘密にしていた旅行の計画をトニーに知られてしまう。
次の日、幼なじみのジョンと登校していたアナはゾンビに遭遇する。
二人はゾンビを撃退した後にクラスメートと合流し、学芸会の準備をしていて
校舎に取り残されてしまった生徒たちを救おうとする。



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イギリスらしい
青春ゾンビミュージカル。(笑)



青春ゾンビミュージカルというと、
ゾンビーズ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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これを観たのですが、さすがディズニーらしいハッピーエンドな作品でしたが、
今作はイギリスの映画ですからそんなにハッピーに予定調和的には進まない、
そんな印象を受けました。

当然主役は生き残りますが、主要なメンバーが逃げる途中でどんどんゾンビ化し、
そこで一緒に逃げられないと涙する、みたいな展開が続いていき、
気づけばこれだけしか生き残れなかったの?って感じで映画は終わりました。

怖くないゾンビ映画、探すと意外とあるんだなと今回思いましたが、
個人的には同じくイギリス映画の、
ショーン・オブ・ザ・デッド [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
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あまりにもおバカすぎる映画が好きな私には、
今作も特に事前知識なくみたものの楽しく見られました。

作品の中の音楽(歌)もよく、歌いながらゾンビを倒したりする場面でも、
笑ながらきれいなメロディに引き込まれておりました。

序盤の歌で、ハリウッドのようなエンディングは現実にない、と
ディズニーやハリウッドを揶揄する歌が登場して、さすがイギリスと思ったら、
映画自体の展開もまさにそんなノリで伏線のように入れた歌なのかな、なんて思いました。

↑のように、ハリウッド映画ではなくイギリス映画なので、ディズニーのような展開を
求めると全然面白くない映画だと思いますが、逆を求めるとツボにはまる映画です。

映画の中でいろいろな有名人の名前が出てくるのですが、
全世界に広がる感染(それでゾンビになるみたいな)で、
ジャスティン・ビーバーがゾンビになったとSNSを見て騒ぐ高校生たち、
ロバート・ダウニージュニアはゾンビになってもモデルをはべらせていそうだな、
と有名人をディスっている中で、テイラー・スイフトはどうなんだろうと、
一人が言い出すと、彼女は絶対ゾンビになるわけがない!と一人言い張る男子。
イギリスの若い男子(3年前の映画ですが)、テイラー・スイフト好きなんだな、と
へぇ、そうなんだ、と思う一方、高校で同性愛の女子(金髪短髪)が同級生の男子たちに
「男女(おとこおんな)」と言われる場面、英語では「アニー・レノックス」と言っていて、
ああ、見た目にてるし、世代的には私の頃の歌手をそうやって若い子は呼ぶんだな、
そういう本筋に全然関係ないところでも軽くツボにはまりました。

話は家族、友人、恋人、若い世代ならでは、で特に目新しい感じはありませんが、
ゾンビを田舎町の風景と絡めて盛り込んでおまけにメロディのきれいな歌を盛り込む、
出来としては悪くはないと思います。(私は☆4つくらい)
世界中にゾンビがいる中で生き残った彼らはどうするだろう、という終わり方、
続篇ができるならまた見ちゃうかな、と思った「アナと世界の終わり」でありました。





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