うつぼ家の年末年始

姪と甥が小さいころは年末年始のことも記事にしていたのですが、
姪が社会人、甥が大学生と大きくなってうつぼ実家には寄り付かなくなり、
毎年婆1号とのつましい年末年始になってしまいましたが、
こうやって過ごせるのもあと何年あるかな、なんて思ったので記事としてアップします。

今回の年末は兄が婆1号を連れてお墓参りにいってくれたのですが、
そのあと実家に泊まって帰った翌日に私が実家入り。

80を過ぎても家の掃除は普通にやっている婆1号、
高いところの作業くらいは私も手伝っていますが、本人が大丈夫だからと
やっているのでお手伝いは軽めです。

で、そんなぐーたらだと悪いし、特にどこかへ婆1号を連れていくわけでもないので、
今回は美味しいものを食べてもらいたいと、大晦日のお昼ごろ、予約した品をとりに、
本郷三丁目の北海道すなお水産さんへ向かいました。

実家が田舎なので片道1時間30分のちょっとした小旅行です。（笑）

水道橋から歩いて10分弱で
すなお号が目立ちます

水槽も年末向けに大量の仕入れで満杯状態。

カニ、うまそです。

お刺身などを予約したお客さんでごった返す店内ですなおさんにご挨拶、
昨年夏ごろからのお付き合いですが、美味しいお魚を紹介いただき感謝感謝です。

かつてないほどの金額をペイペイで支払ったあとは、再び実家に戻り、夜の部。

仕入れたのはこんな感じ。

マルハニチロのカニ課で培った調達力で美味しい蟹を仕入れてくれたので、
ズワイガニ、豪華刺し盛り、〆サバにいくら、あわびと超豪華。

これまでは近所のスーパーでズワイガニを買って後悔していましたが、
すなおさんのところで買ったカニは絶対満足するはず。（すなおさんもそう言ってる）



刺し盛りは婆1号と2人なので、といったら喧嘩しないように2切れずつ。
どれもこれも豪華すぎて驚くほどでしたが、ボリュームたっぷりで大満足。
カニ♪

2人で食べるには大きすぎるくらいのカニですが、きれいに捌いてくれたのを
実家の豪華そうなお皿に盛っただけ。（笑）
身もぷりぷり、かにみそたっぷりで、婆1号大喜びでもりもり食べていました。(^-^)

この後、普段はとっとと寝てしまう婆1号ですが、なぜか今回は起きていて、
年越しそばを食べないといけないからとお腹が空いてくるまでテレビを見たり、
大好きなパズルを解いたりしながらなんとか頑張って起きていました。

さすがに22時を過ぎたころにあと2時間で年越しだね、といったのですが、
お腹空いてないからもうちょっと、とさらに1時間。

結果的には、23時から婆1号は天ぷらを揚げ始め、23時30分過ぎから年越しそば。
写真は撮りませんでしたが、婆1号の揚げたじゃこのかき揚げが美味しくてお代わり。

こんな遅い時間なのに食べちゃった。(^-^;

そして、いつもは一人で見ているジルベスターコンサートを2人で見て、
一緒にカウントダウンして拍手してからお風呂に入り、就寝したのは2時ごろ。

そして元旦の朝。起きたは9時ちょっと前。

特に何をするわけでもないので、のんびり起きたあとは、簡素なおせちです。

すなおさんの鮑

こぶりですが大晦日に煮てから味をしみこませました。
超質素

お煮しめは食べたいとお願いしましたが、
あとは、2人なので食べないしと、鮑、いくら、数の子、
かまぼこ（私の好物）、ハムにブロッコリ。。

え、ブロッコリ？と聞いたのですが、イロドリだから、と並べて
確かにあった方がきれいで、と2人でお雑煮と一緒にいただきます。

一杯だけ　金箔を浮かべました

ここは豪華

ここはいつものように足の悪い婆1号を自宅に残して一人で近所へ初詣。
神社です

人口は増えていないものの、神社へのお参りは増えているみたいで、
お参りするまで並んで10分ちょい。

婆1号と一緒に無事新年を迎えられたことに対しての感謝、
今年も穏やかに過ごせるようにとお願いし、おみくじを引くと。

吉

今は冬だけれど神様にすがれば春が来る、みたいなことが書いてありましたが、

結構厳しい年になりそうです

まあ、このあたりも気持ちのもちようなんだろうと思いながら、
毎年のルーティーンで近くの沼を散策しにいくと、
かっぱ

遊歩道がきれいに舗装されている関係なのか、
かっぱ公園の札がなぜか倒されていました。
かっぱも撤去されてしまうのでしょうか、、、そうなったら寂しい。

和むし

人がほとんどいない遊歩道をぶらぶら歩きながら
沼

小さいころは水が汚くて臭かった沼も今はきれいになりました。
電線のない広い景色は心が穏やかになりますね。



今年の元旦も青空が見えてよかったな、としみじみ思いながら帰宅。。。

夜は豪華に黒毛和牛を奮発してすき焼きをいただきながら日本酒祭り。

婆1号も以前に比べて食べる量も呑む量も減っているのは時の流れだと思うと
少し寂しいのですが、こうやって自宅で2人で静かに新年を迎えられるのは
とてもありがたいことだと思いました。

私と比べて婆1号にとって季節の移り変わりは時の流れは、
こうやって来年も同じ景色を見られるかな、と真剣に思うほど
時間の経過がより大事に思えるようで、そんな彼女のことを考えると
私も時間を大事に過ごしながら婆1号との時間も有意義にしたいと思った
今回の年末年始でありました。