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映画「ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル」を観る [映画(は行)]

今年初めて観た作品です。
1本目はシネコンではないところで観ようと探した作品ですが、
ポスターの中にKISSぽいメイクを見つけたという理由だけで選びました。(笑)

heavy trip.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

フィンランド北部の村で暮らすトゥロがボーカルを務める結成12年のヘヴィメタルバンドは、
コピーバンドの域から脱け出せずにいた。
そんな状況を打破しようとオリジナル曲を完成させた彼らは、
ノルウェーで開催される巨大フェスの主催者と知り合う。
ところが、地元のライブハウスでトゥロが嘔吐(おうと)する失態を
さらしてバンドは解散し、さらにドラマーが事故死してしまう。
どうしても諦めきれないトゥロはバンドを再結成したのち、
ドラマーの棺桶を車に載せ、新たなドラマーを誘拐してフェスに向かう。




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終末シンフォニックトナカイ粉砕
反キリスト戦争推進メタル


音楽ジャンルが終末シンフォニックトナカイ粉砕反キリスト戦争推進メタル、
なのですが、音楽とこのジャンルの関連は不明です。(笑)

最初から最後まで、大爆笑しっぱなし。( *´艸`)

エアギターの国、フィンランド。

メタル人口も多いと聞いていましたが、自然がいっぱいの田舎町では、
メタル=ホモだったり、異端児だったり、どこか居づらかったりするわけで、
そんな中、ノルウェーの大きなメタルフェスに出るということで、
自分たちをバカにしていた人たちを見返そうとしたら、フェスに出られず、
そんな中でのメンバー突然死。

ここで諦めるかと思ったら、とにかくフェス会場に行こうと、
亡くなったメンバーの棺を車に乗せて出発してからの珍道中にも大爆笑。

彼らを救ったのがまさかのロード・オブ・ザ・リングというツボポイントもあり、
最後は世の中そんなに甘くはないけれど彼らにとってはハッピーエンドで、
エンドロール後には場内から拍手が起きるという、今までにない映画でした。

ハリウッド映画にはない笑いがイチイチ面白く、
特にスピードガンを悪用して撮ったバンドの宣材写真のエピソードは、
撮るときも撮った写真もどちらも大爆笑。

デスメタルなのに普段の彼らは至って真面目で逆におとなしいのですが、
一度演奏を始めると何か乗り移ったように爆音で唸るボーカル、
そのギャップにも大いに笑えましたが、彼ら4人とノルウェーまでの道中で
彼らと一緒に行動する男(ボーカルの勤め先に入院している精神疾患患者)も交えて
笑って笑って笑いまくって新年1本目から大爆笑できて大満足、
今年観た映画のベスト10入りは確実の
「ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル」でありました。



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