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寿輔の「焼肉戦争」 [落語・お笑い]

昨年末、久しぶりに浅草演芸ホールに行きました。
寿輔師匠の後援会の皆さんと師匠の落語を聞いてから忘年会をしましょうとお誘いいただき、
「はいはい行きます!」てな感じで二つ返事で参加表明した次第。

で、大晦日も近い12月下旬、浅草演芸ホールに向かう途中、
折角だからお寺でお参りしていこうと浅草寺へ。

R0015029.JPG 外人観光客だらけ。。。
R0015030.JPG 因縁のある浅草寺のおみくじ

(8割以上は凶ではないかと思ってます)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2013-01-12-3

R0015031.JPG 四十五
R0015032.JPG え。。。 凶ぢゃない。

あれ、どうしたんだろう、一体なぜ凶でないんだ。。。
もしかして、凶がたくさん出るって噂で割合減らしたってことなのかしら。

「さー、どんと来い!凶!」と思いながら引いたので拍子抜けしましたが、
吉が出るというのは色々なことがあって落ち着いてきたってことかもしれない、、、
と思うことにします。(^_^)

で、今年も一年ありましたが、無事年を越せますとお参りしながら御礼して、
R0015033.JPG 本堂横の月桂冠に萌えながら
R0015034.JPG 木馬館の前を通って
R0015036.JPG 到着。。。 R0015037.JPG今輔さんが昼の主任なんだ。。
R0015038.JPG 師匠の出演時間が張り出されていて 

後援会の皆さんにご挨拶してから一緒に中へ。。。。

up_ph_b37.jpg 最初に観たのは桂枝太郎さん。 圓丸さんの代演らしいです。
観客に新作がいいか古典がいいか、挙手でアンケートをとって、新作希望の方が多いので、と
話し始めたネタが「老人ホームキャバクラ(というタイトルなのか謎だけどそんな感じ)」。
呆けちゃったお年寄りがたくさん入居している老人ホームが立ち退きの危機に遭って、
所長が危機回避にと考えた策が入居老人たちで経営するキャバクラ、という設定。
まあ面白いんだけど設定にちょっと無理があるかな、、、なんて感じで聞いていたら、
場内も同じような雰囲気で中途半端な笑い、、、、と、
枝太郎さんが「新作がいいって言ったの皆さんですからね!」と叫んで、なぜか場内大笑い。

ま、結果オーライです。(^_^.)

up_ph_b112.jpg 続いて三遊亭右左喜さん。
あんまり得意でない噺家さんで、マクラもよくきく話だったのですが、・・・。
ネタもなんだったか、、覚えていないという。。 

up_ph_b182.jpg 続いて登場したのが北見伸 up_ph_b185.jpgと、スティファニー。
声変わりしてすっかり成長した山上兄弟のお父さんですが、
期待にたがわぬ素敵な寄席奇術。 
ただ、スティファニー(瞳ナナさん)が若くなっていた(笑)というか、別人ぽいというか、
途中一人で手品を披露したんですが、なんか微笑ましい感じで。(ネタがばれそうなスレスレ感)
スティファニー、、、同じ名前で人が変わっていくのかな、なんて思いました。

100円ショップでも売っているような徳利で出来る簡単奇術を教えてもらって
これなら私もできそうだ、、なんて思ったところで終了。

up_ph_b95.jpg その次は桂小文治さんで「湯屋番」

(ネタはwikipediaで)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%AF%E5%B1%8B%E7%95%AA

この方は軽妙でもしっかりした語り口が結構好き。
バカな若旦那が銭湯で働いた時の自分を妄想している様が笑えました。

up_ph_b3.jpg で、三遊亭遊三さん。 この方もあまり得意でないかな。
「掛取り」だったと思うのですが、どこか中途半端な感じで終わりました。。。 残念。

up_ph_b173.jpg 続いて東京ボーイズさん[黒ハート]
謎かけ問答や三味線の六郎さんの独唱(演歌を英語直訳で歌うとか)など、
もう相変わらずの面白さで大爆笑しました。。。

で、この後、シャボン玉とんだ、の出囃子とともに、
 

寿輔師匠登場。 
ここのところ仕立てたばかりの水色羽織が多かったのですが、
この日は緑だったか黄色だったか。。。黄色だったかな。で登場。

いつものように出てきただけで場内盛り上がっていたのですが、
衣装で自虐的に「噺家が何百人いる中でテトロン着ているのは私だけ」、
「落語会で一番ビンボクサい噺家です」、「この衣装は夏暑くて冬寒い」などなど、
マクラで場内を沸かせた後に始めたネタが「焼肉戦争」。
2年前、反日デモのニュースなどを観て師匠が創作された作品とのこと。
尖閣諸島や竹島問題、領海侵犯などなどを、一つの網で焼肉を友人とするときに例えて
分かりやすく解説するような、、、そんな噺です。
一枚の網ながら、見えない境目(領土)があるってたとえが笑えるものの、
ああ、確かに国境を破ったら、、、みたいな話で、師匠、、意外に社会派、と思いました。

笑ったものの、どこか真面目な噺でちょっと意外だなあ、と思いながら寄席を出て、
(主任の今輔さんを観ずに出るという)
ここから後援会の皆さんと忘年会会場のある両国へ移動します。(^_^)

R0015040.JPG 寄席の外にいたパフォーマーさん
お金を入れると動いてポーズをとってくれます♪


ささ、両国へ!


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